白馬に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは10月(晴れ49.2%)、いちばん晴れにくいのは1月(7.7%)です。
白馬八方尾根・五竜・岩岳など、後立山連峰の麓に並ぶ日本最大級のスキーエリア。標高差が大きく、山麓と山頂で雪質がまったく違います——その差を数字で示します。
気象庁が白馬で観測した1979〜2025年の47年分・17,166日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の長野県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
白馬のベストシーズンはいつ?|12月〜4月の月別データ総まとめ
スキー・スノーボードは「雪があること」と「晴れて視界がいいこと」の両立が肝心です。気象庁白馬の47年分で見ると、白馬のシーズン(12月〜4月)で雪や雨の日がもっとも多いのは1月(91.1%)——降雪が多くパウダーを狙いやすい反面、視界は悪くなりがちです。逆にいちばん晴れやすいのは4月(晴れ47.9%・平年最高14.4℃)。雪質重視なら1月、景色と滑りやすさ重視なら4月が目安です。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 7.7% | 91.1% | 1.2℃ | -7.1℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 8.3% | 91.1% | 2.2℃ | -7.0℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 3月 | 23.7% | 73.3% | 6.7℃ | -3.4℃ | 雪シーズン |
| 4月 | 47.9% | 44.7% | 14.4℃ | 1.9℃ | 雨・雪が多め |
| 5月 | 47.3% | 37.7% | 20.3℃ | 7.7℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 30.2% | 41.6% | 23.3℃ | 13.3℃ | 雨・雪が多め |
| 7月 | 30.1% | 50.8% | 26.6℃ | 17.7℃ | 雨・雪が多め |
| 8月 | 42.4% | 37.7% | 28.2℃ | 18.7℃ | 真夏日が多い |
| 9月 | 38.4% | 40.6% | 23.3℃ | 14.6℃ | 雨・雪が多め |
| 10月 ★ | 49.2% | 34.2% | 17.3℃ | 7.3℃ | 気温は快適 |
| 11月 | 45.9% | 43.9% | 11.2℃ | 1.1℃ | 雨・雪が多め |
| 12月 | 22.2% | 73.4% | 4.4℃ | -4.0℃ | 雪シーズン |
白馬の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 7.7% | 91.1% | 1.2℃ | -7.1℃ | 141.2mm |
| 2月 | 8.3% | 91.1% | 2.2℃ | -7.0℃ | 126.7mm |
| 3月 | 23.7% | 73.3% | 6.7℃ | -3.4℃ | 136.2mm |
| 4月 | 47.9% | 44.7% | 14.4℃ | 1.9℃ | 129.6mm |
| 5月 | 47.3% | 37.7% | 20.3℃ | 7.7℃ | 141.4mm |
| 6月 | 30.2% | 41.6% | 23.3℃ | 13.3℃ | 209.5mm |
| 7月 | 30.1% | 50.8% | 26.6℃ | 17.7℃ | 282.4mm |
| 8月 | 42.4% | 37.7% | 28.2℃ | 18.7℃ | 183.9mm |
| 9月 | 38.4% | 40.6% | 23.3℃ | 14.6℃ | 185.5mm |
| 10月 | 49.2% | 34.2% | 17.3℃ | 7.3℃ | 128.2mm |
| 11月 | 45.9% | 43.9% | 11.2℃ | 1.1℃ | 107.1mm |
| 12月 | 22.2% | 73.4% | 4.4℃ | -4.0℃ | 134.2mm |
数値は白馬の47年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
白馬に行くならいつ?47年データで見る12月〜4月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら4月(47.9%)、3月(23.7%)、12月(22.2%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。12月〜4月のなかでは4月が平年最高14.4℃ともっとも高く、1月は平年最低-7.1℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
白馬の天気を左右するもの
白馬は日本海から約40kmの内陸にあり、北アルプスの西斜面に位置します。
冬型のとき、日本海で水蒸気を得た気流が山脈にぶつかって強制上昇し、大量の雪を降らせます。これが白馬の豪雪の理由です。
白馬の特徴は標高差。八方尾根は山麓760mから山頂1831mまで約1000mの標高差があります。気温は標高100mで約0.6℃下がるので、山麓と山頂で約6℃違う。
このページは白馬(山麓側)の観測値です。山頂部は表示値からさらに6℃前後低いと考えてください。
山麓と山頂で6℃違う|「下は雨、上は雪」が起きる日
■ 標高差が生む現象
白馬で頻繁に起きるのが「山麓は雨、中腹から上は雪」という状況です。
雨と雪の境目はおおむね気温2〜3℃。山麓が5℃なら、標高を400〜500m上げれば雪になります。
つまり「白馬駅前が雨だから今日はダメ」は誤り。上部リフトまで上がれば良い雪の日があります。
このページの各月の最高・最低気温を見て、そこから標高差ぶんを引き算するのが正しい読み方です。
■ 積雪の推移
12月:オープン。上部から滑走可能に。
1〜2月:積雪のピークで、雪質も最良。
3月:積雪量は多いまま、晴天率が上がる。北アルプスの絶景を見るなら3月。
4月:春スキー。上部のみ。ザラメ。
■ 白馬の「見える日」
八方尾根の山頂からは白馬三山・不帰ノ嶮・唐松岳が一望できます。ただし1〜2月の冬型の日は雲の中。
景色が見えるのは移動性高気圧に覆われた日で、これは2月下旬〜3月に増えます。このページの月別の晴れ出現率で確認できます。
■ 強風とリフト
八方尾根は稜線に近い区間があり、風でゴンドラ・リフトが止まりやすい。滑走可能エリアが大きく制限される日があります。
雨の白馬|「暖気」と「フェーン」の日
これがフェーン現象を伴うと、山を越えた風が乾いて昇温し、1月でも山麓が10℃近くまで上がることがあります。雪面が一気に緩みます。
このページの冬季の雨の出現率と最高気温を見てください。白馬は雪の割合が圧倒的ですが、暖気で雨になる日が年に数日あることが分かります。
雨の後に冷え込むとアイスバーンになり、初心者には最も滑りにくい状態になります。
滑れない日の代替は白馬八方温泉・みみずくの湯など。強アルカリ性のぬる湯で知られ、荒天の日の逃げ場になります。
春(4月)は朝は締まった雪、昼はザラメ、夕方は再凍結と一日で3回変わります。午前中が最も滑りやすい時期です。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1979〜2025年の47年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
白馬の天気 よくある質問
白馬はいつ行くのがおすすめですか?
白馬で雨が多いのは何月ですか?
白馬の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
白馬 各月の詳細ページ
- 白馬1月の服装|真冬日11.9日の寒さを47年データで(最低-7.1℃)
- 白馬2月の服装|真冬日9.4日の寒さを47年データで(最低-7.0℃)
- 白馬3月の服装|真冬日2.2日の寒さを47年データで(最低-3.4℃)
- 白馬4月の服装と天気|冬日9.9日を47年データで(最低1.9℃)
- 白馬5月の服装と天気|47年データで(晴れ47.3%・最高20.3℃)
- 白馬6月は雨が多い?天気を47年データで(雨41.6%・晴れ30.2%)
- 白馬7月は雨が多い?天気を47年データで(雨50.8%・晴れ30.1%)
- 白馬8月の服装|真夏日11.1日の暑さを47年データで(最高28.2℃)
- 白馬9月は雨が多い?天気を47年データで(雨40.6%・晴れ38.4%)
- 白馬10月の服装と天気|47年データで(晴れ49.2%・最高17.3℃)
- 白馬11月の服装と天気|冬日12.9日を47年データで(最低1.1℃)
- 白馬12月の服装|真冬日4.4日の寒さを47年データで(最低-4.0℃)
白馬の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
雪上での行動は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。ここは標高1831m級なので、平地より明確に強くなります。
- 反射:雪面は紫外線の約80%を反射します。上と下の両方から浴びることになり、ゲレンデは屋外で最も紫外線が強い場所のひとつです。
各月のページに、白馬の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
