草津国際スキー場に行く日を決めるための、天気のデータをまとめました。いちばん晴れやすいのは11月(晴れ58.3%)、いちばん晴れにくいのは2月(13.1%)です。
草津温泉のすぐ上、標高1200〜2171mのスキー場。日本を代表する温泉地と直結した数少ないゲレンデです。ただし白根山の火山活動によって営業範囲が変わるという、他にない事情があります。
気象庁が草津で観測した1978〜2025年の48年分・17,530日を独自に集計しています。月をクリックすると、その月の日付別データ(1日〜31日それぞれの晴れる確率)まで開きます。
出発直前は「今の予報」を確認(気象予報士のおすすめ)
このページは過去データの統計です。旅行が近づいたら、気象庁の群馬県の天気予報(今日・明日・週間)→ 2週間気温予報 → 当日は雨雲の動き(雨雲レーダー)の順に見るのが確実です。統計で日程を決めて、直前は予報で微調整——これがいちばん失敗しない使い方です。
草津国際スキー場のベストシーズンはいつ?|12月〜4月の月別データ総まとめ
スキー・スノーボードは「雪があること」と「晴れて視界がいいこと」の両立が肝心です。気象庁草津の48年分で見ると、草津国際スキー場のシーズン(12月〜4月)で雪や雨の日がもっとも多いのは2月(85.7%)——降雪が多くパウダーを狙いやすい反面、視界は悪くなりがちです。逆にいちばん晴れやすいのは4月(晴れ41.4%・平年最高11.2℃)。雪質重視なら2月、景色と滑りやすさ重視なら4月が目安です。
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 13.5% | 84.8% | -0.6℃ | -7.5℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 2月 | 13.1% | 85.7% | 0.2℃ | -7.4℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 3月 | 17.1% | 80.6% | 4.4℃ | -4.2℃ | 真冬日多め・雪装備 |
| 4月 | 41.4% | 52.5% | 11.2℃ | 1.4℃ | 雨・雪が多め |
| 5月 | 44.4% | 38.9% | 16.7℃ | 6.6℃ | 気温は快適 |
| 6月 | 21.5% | 51.4% | 19.4℃ | 11.3℃ | 雨・雪が多め |
| 7月 | 20.2% | 58.9% | 23.0℃ | 15.6℃ | 雨・雪が多め |
| 8月 | 26.8% | 51.8% | 24.0℃ | 16.5℃ | 雨・雪が多め |
| 9月 | 29.9% | 49.3% | 19.5℃ | 12.6℃ | 雨・雪が多め |
| 10月 | 46.9% | 35.1% | 14.1℃ | 6.0℃ | — |
| 11月 ★ | 58.3% | 33.9% | 8.8℃ | 0.7℃ | — |
| 12月 | 30.9% | 66.0% | 2.8℃ | -4.5℃ | 真冬日多め・雪装備 |
草津国際スキー場の月別の天気と服装|12か月まとめ
| 月 | 晴れ | 雨・雪 | 最高 | 最低 | 降水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 13.5% | 84.8% | -0.6℃ | -7.5℃ | 60.7mm |
| 2月 | 13.1% | 85.7% | 0.2℃ | -7.4℃ | 65.7mm |
| 3月 | 17.1% | 80.6% | 4.4℃ | -4.2℃ | 91.8mm |
| 4月 | 41.4% | 52.5% | 11.2℃ | 1.4℃ | 110.4mm |
| 5月 | 44.4% | 38.9% | 16.7℃ | 6.6℃ | 149.5mm |
| 6月 | 21.5% | 51.4% | 19.4℃ | 11.3℃ | 218.0mm |
| 7月 | 20.2% | 58.9% | 23.0℃ | 15.6℃ | 265.4mm |
| 8月 | 26.8% | 51.8% | 24.0℃ | 16.5℃ | 245.3mm |
| 9月 | 29.9% | 49.3% | 19.5℃ | 12.6℃ | 243.4mm |
| 10月 | 46.9% | 35.1% | 14.1℃ | 6.0℃ | 143.3mm |
| 11月 | 58.3% | 33.9% | 8.8℃ | 0.7℃ | 66.6mm |
| 12月 | 30.9% | 66.0% | 2.8℃ | -4.5℃ | 53.5mm |
数値は草津の48年平均です。「晴れ」「雨」は気象庁の天気出現率と同じ定義(雪>雨>くもり>晴れ)で1日ずつ判定しました。
草津国際スキー場に行くならいつ?48年データで見る12月〜4月の比較
晴れやすさだけで選ぶなら4月(41.4%)、12月(30.9%)、3月(17.1%)の順です。ただし、晴れる=過ごしやすい、ではありません。12月〜4月のなかでは4月が平年最高11.2℃ともっとも高く、1月は平年最低-7.5℃。晴れやすさと気温の両方を見て決めてください。
草津スキー場の天気を左右するもの
草津は関東の内陸、標高1200mの高原にあります。
雪の供給は日本海からの気流が谷川連峰・草津白根山を越えるとき。群馬県北部の山沿いは関東でありながら日本海側の気候を持ちます。
参照観測点は草津(標高約1220m)。スキー場の上部(本白根2171m)は表示値より5〜6℃低いことになります。
このページの1〜2月の最低気温を見てください。氷点下10℃前後まで下がり、関東とは思えない寒さです。この低温が雪質を支えています。
そして草津温泉の湯畑は毎分4000L超の自然湧出。日本有数の湧出量です。
関東で「日本海側の雪」が降る場所|そして温泉が近すぎる
■ 関東なのに雪が多い理由
群馬県北部(草津・みなかみ・尾瀬)は、県境の山を越えてきた雪雲が最初に届く場所です。
関東平野(前橋・熊谷)は乾いた「からっ風」で晴れますが、山を越える手前の草津では雪が降ります。同じ群馬県で、天気が正反対という現象が日常的に起こります。
このページの各月の雪の出現率を、前橋や熊谷のデータと比べてみてください。差は歴然です。
■ 滑ってすぐ温泉、の距離感
草津国際スキー場は温泉街から歩ける距離にあります。午前中に滑って、午後は湯畑と外湯という組み合わせが無理なく成立します。
草津の湯は強酸性(pH2前後)。殺菌力が高い反面、肌の弱い人はしみます。長湯は避けてください。
■ 火山という前提
草津白根山は活火山です。噴火警戒レベルによって立入規制がかかり、スキー場の営業範囲が変わることがあります。
これは天候とは別のリスクなので、行く前に気象庁の噴火警戒レベルと公式の営業情報を確認してください。他のスキー場にはない確認項目です。
■ 月別
12月:オープン。1〜2月:本番、氷点下10℃級。3月:晴天率上昇。4月:春スキー。
吹雪と、温泉街の路面凍結
雨のリスクは標高1200mという高さに守られて低めです。このページの冬季の雨の出現率を見てください。関東でありながら、雪の割合が高いことが分かります。
むしろ実務上の問題は温泉街の路面です。湯畑周辺は坂と石畳で、湯気で濡れた路面が夜に凍ります。宿からの往復で転倒する人が少なくありません。滑り止めのある靴は、スキー装備と同じくらい重要です。
滑れない日の代替は湯畑・西の河原露天風呂・熱乃湯の湯もみショー。温泉街だけで一日過ごせるので、荒天時の受け皿は十分です。
確認事項は①リフト運行、②風速、③噴火警戒レベル。3つ目は草津固有です。
晴れ・くもり・雨の数字はどうやって出しているか
気象庁の各管区気象台が公表する「天気の出現率」と同じ順番で、1日ずつ天気を1つに決めています。①雪(雪の現象があった日)→②雨(日降水量1.0mm以上)→③くもり(日平均雲量8.5以上)→④晴れ。上から順にあてはめ、最初に該当したところで確定します。雲量は公開データにないため日照時間÷可照時間で代用しており、実際に雲量を観測している気象台の公表値との誤差は1ポイント前後です。
気象庁の平年値は直近30年ですが、このページは1978〜2025年の48年分を使っています。期間が長いほど、たまたま雨が多かった年の影響がならされます。集計方法は「全国837地点の天気出現率」に詳しく書きました。
草津国際スキー場の天気 よくある質問
草津国際スキー場はいつ行くのがおすすめですか?
草津国際スキー場で雨が多いのは何月ですか?
草津国際スキー場の一番暑い月と寒い月は?
このデータはどこのものですか?
草津スキー場 各月の詳細ページ
- 草津スキー場1月の服装|真冬日17.7日の寒さを48年データで(最低-7.5℃)
- 草津スキー場2月の服装|真冬日14.0日の寒さを48年データで(最低-7.4℃)
- 草津スキー場3月の服装|真冬日6.0日の寒さを48年データで(最低-4.2℃)
- 草津スキー場4月の服装と天気|冬日10.9日を48年データで(最低1.4℃)
- 草津スキー場5月は雨が多い?天気を48年データで(雨38.9%・晴れ44.4%)
- 草津スキー場6月は雨が多い?天気を48年データで(雨51.4%・晴れ21.5%)
- 草津スキー場7月は雨が多い?天気を48年データで(雨58.9%・晴れ20.2%)
- 草津スキー場8月は雨が多い?天気を48年データで(雨51.8%・晴れ26.8%)
- 草津スキー場9月は雨が多い?天気を48年データで(雨49.3%・晴れ29.9%)
- 草津スキー場10月の服装と天気|48年データで(晴れ46.9%・最高14.1℃)
- 草津スキー場11月の服装と天気|冬日13.8日を48年データで(最低0.7℃)
- 草津スキー場12月の服装|真冬日8.0日の寒さを48年データで(最低-4.5℃)
草津スキー場の紫外線対策|月別ページに時間別UVを載せています
雪上での行動は屋外で過ごす時間が長くなります。日焼けだけでなく、目の疲れや体力の消耗にもつながるので、行く月の紫外線の強さを知っておくと備え方が変わります。
紫外線は「季節・時刻・標高・地表の反射」の4つで大きく変わります。
- 季節:ピークは7〜8月。ただし4〜5月にはすでに真夏の8割前後まで上がります。「まだ春だから」がいちばん油断しやすいところです。
- 時刻:正午前後が最大。午前10時〜午後2時に一日の約6割が集中します。
- 標高:標高1000mにつき約10%増。ここは標高2171m級なので、平地より明確に強くなります。
- 反射:雪面は紫外線の約80%を反射します。上と下の両方から浴びることになり、ゲレンデは屋外で最も紫外線が強い場所のひとつです。
各月のページに、草津スキー場の「6時〜18時の時間別UVインデックス」を載せています。行く月のページで、出発前に確認してみてください。
紫外線そのものの仕組みや全国の比較は、こちらで詳しく解説しています。
