河口湖の紅葉 見頃2026はいつ?今年は平年より5日遅いペース|もみじ回廊・御坂峠(天下茶屋)の標高別予想ツール【毎日自動更新】

気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

紅葉と富士山をいっしょに楽しめる名所といえば河口湖。「今年の河口湖の紅葉はいつが見頃?」「もみじ回廊に行くなら11月のどの週末?」と迷っている方も多いと思います。

河口湖には、湖の南東側に気象庁の河口湖特別地域気象観測所(標高860m)があり、毎日の気温を測っています。この記事では、その1996年からの毎日の最低気温を使い、湖畔の「もみじ回廊」(約835m)と、湖の北の御坂峠にある「天下茶屋」(約1,300m)の標高の差から、紅葉の「色づきのスイッチ」が入る日を推定しました。その結果、もみじ回廊付近で最低気温が8℃を下回ったのは今年は10月11日ごろで、平年(10月6日ごろ)より5日遅いペースです。見頃のスイッチの5℃にはまだ届いていません。行く日を選ぶとスポットごとの色づきがわかるツールも置いています(毎日の観測を自動で反映)。

この記事の結論(30秒で読める版)
  1. 2026年の河口湖の紅葉は平年より5日ほど遅いペース。もみじ回廊付近の推定最低気温が「色づき始め」の目安8℃を下回ったのは10月11日ごろで、平年(10月6日ごろ)より5日遅い。ただし直近10年の平均(10月13日ごろ)と比べると、むしろ2日早いくらいです。
  2. 今年の見頃予想:河口湖畔・もみじ回廊 11/10〜11/24(平年の計算では11/5〜11/19)、御坂峠・天下茶屋 10/28〜11/11。最低気温5℃に届く日の17〜31日後として計算しています。
  3. 天下茶屋はもう「見頃へのスイッチ」が入った。推定最低気温が10月11日に5℃を下回り、予想は実績にもとづくものに切り替わっています。もみじ回廊の5℃はまだで、平年の5℃到達日は10月19日ごろです。
  4. 遅れは縮むことが多い。過去30年で、もみじ回廊の8℃到達が5日以上遅れた9年は、5℃到達の遅れが平均1〜2日に縮んでいます。10月後半に冷え込めば、見頃は予想より数日早まる可能性があります。
  5. 9月の夜は平年より暖かかった。河口湖の9月の最低気温の平均は16.4℃で、平年(15.2℃)より1.2℃高く、1996年以降の31年で7番目に高い記録でした。
  6. 見頃のころの朝は2℃前後、昼でも13℃台。どちらのスポットも冬物の上着が必要です。下のツールで「行く日」を選ぶと、2スポットの色づきが一覧で出ます。

河口湖の紅葉 見頃判定ツール(2スポット・毎日自動更新)

スポットを選ぶと、そのスポットの推定最低気温(今年と平年)のグラフ、8℃・5℃に届いた日、今年の進み具合と見頃予想が出ます。「行く日」を選ぶと、2スポットの色づきの状態が一覧になります。今年の線は、河口湖の観測が更新されるたびに自動で伸びていきます。

河口湖の紅葉 見頃判定ツール(河口湖の観測データ+標高補正)
スポット
行く日
読み込み中…

ツールの「例年」は観光情報などで一般に紹介されている時期です。もみじ回廊は観測所とほぼ同じ高さ(約25m低い)なので、推定の最低気温は観測所より約0.15℃高いだけ。観測所の値をほぼそのまま使えるのが、河口湖の予想の強みです。天下茶屋は観測所より約440m高く、朝の気温は約2.6℃低いと推定しています。

図解:紅葉は御坂峠から湖畔へ「下りてくる」

紅葉は、朝の最低気温がおよそ8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回るころから見頃に向かうといわれます(紅葉が最低気温8℃で色づく仕組み)。気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるので、標高差が約465mある天下茶屋ともみじ回廊では、同じ朝でも約2.8℃の差があります。そのため河口湖周辺では、10月下旬の御坂峠から始まり、11月中旬の湖畔へと、2週間ほどかけて紅葉が山を下りてきます。

標高差約465mで、見頃は12〜13日ずれる河口湖御坂峠・天下茶屋 1,300mもみじ回廊 835m河口湖の観測所 860m朝の気温の差 約2.8℃見頃の予想と平年天下茶屋もみじ回廊10/2011/111/1511/30今年の予想平年の計算天下茶屋 10/28〜11/11(平年 10/24〜11/7)もみじ回廊 11/10〜11/24(平年 11/5〜11/19)標高はおおよその値。山の形は模式図(北の御坂峠から南の湖畔へ)
河口湖周辺の2スポットの標高と、河口湖の観測から推定した2026年の見頃予想(最低気温5℃到達日の17〜31日後)。灰色は1996〜2025年の平均から計算した平年の見頃。気温は標高100mにつき約0.6℃下がるとして計算

なぜ箱根の「7〜21日後」ではなく「17〜31日後」なのか

このシリーズの箱根の紅葉の記事では、見頃を「5℃到達日の7〜21日後」としました。同じ日数を河口湖に当てはめると、もみじ回廊の平年の見頃は10/26〜11/9、天下茶屋は10/14〜10/28となり、観光情報で紹介されている例年の見頃(もみじ回廊は11月上旬〜中旬、天下茶屋は10月下旬〜11月上旬)より1週間以上早く出てしまいます。

河口湖の観測所は、周りを山に囲まれた湖畔の、盆地のような地形にあります。晴れて風の弱い夜は冷たい空気がたまりやすく、最低気温が下がりやすい場所です。気温のスイッチが早めに入るぶん、葉の色が追いつくまでの日数を長めに見る必要があると考え、例年の見頃に合うよう「17〜31日後」に調整しました。正直にいえば、これは理論から出した日数ではなく、例年の見頃に合わせた経験的な調整です。

データ①:標高別に、平年はいつ8℃・5℃になる?

河口湖の1996〜2025年の30年分の最低気温に標高差の補正をかけ、各スポットで最低気温が初めて8℃・5℃以下になった日の平均(平年)を計算しました。見頃の平年値は「5℃到達日の17〜31日後」で、観光情報で紹介されている例年の見頃と並べています。

スポット標高8℃到達(平年)5℃到達(平年)見頃の計算(平年)例年の見頃(観光情報)
御坂峠・天下茶屋約1,300m9月26日10月7日10/24〜11/710月下旬〜11月上旬
河口湖畔・もみじ回廊約835m10月6日10月19日11/5〜11/1911月上旬〜中旬
河口湖特別地域気象観測所(標高860m)の日最低気温(1996〜2025年)を標高100mにつき0.6℃で補正して筆者が計算。例年の見頃は観光情報サイトなどで一般に紹介されている時期の目安

2スポットとも、計算の見頃と例年の見頃がほぼ重なります。直近10年(2016〜2025年)だけで平均すると、天下茶屋の8℃到達は10月3日・5℃到達は10月13日、もみじ回廊の8℃到達は10月13日・5℃到達は10月21日ごろで、30年平均よりそれぞれ2〜7日遅くなっています。「昔より紅葉が遅くなった」という実感は、データの上でも裏づけられます。

なお、河口湖そのものの月ごとの気温や晴れの日の割合は河口湖の気候と天気出現率で、山梨県の中心地との違いは甲府市の気候と天気出現率で確かめられます。

データ②:2026年はなぜ遅い?9月の「夜の暖かさ」

色づきのスイッチを遅らせるのは、日中の暑さより夜(朝)の気温の高さです。河口湖の9月の最低気温の平均は16.4℃で、平年(1996〜2025年の平均15.2℃)より1.2℃高く、31年で7番目の高さでした。上位3つは2024年(18.3℃)・2025年(17.6℃)・2023年(17.3℃)で、直近3年がそろって並んでいます。10月1〜16日の最低気温の平均は11.1℃で、平年(10.8℃)よりわずかに高い程度です。

今年の8℃到達の遅れは、天下茶屋付近で12日(31年で6番目に遅い)、もみじ回廊付近で5日(同13番目)です。天下茶屋の遅れが大きく見えるのは、9月の暖かさで9月下旬のスイッチが入らず、10月に入ってからの冷え込みで一気に8℃・5℃を続けて下回ったためです(8℃到達10月8日、5℃到達10月11日)。5℃到達で比べると、天下茶屋の遅れは平年(10月7日)より4日にとどまっています。

ちなみに、もみじ回廊の8℃到達はぎりぎりでした。10月8日の河口湖の最低気温は8.0℃で、もみじ回廊の推定値は8.15℃。わずかに届かず、11日の7.2℃(推定7.35℃)で初めて8℃を下回りました。8℃に初めて届く日は1回の冷え込みで決まるので、年ごとのばらつきが大きい点には注意が必要です。

直近10日の河口湖の朝の気温:もみじ回廊の5℃まであと少し

10月7〜16日の河口湖の最低気温は、7日12.5℃、8日8.0℃、9日9.5℃、10日9.7℃、11日7.2℃、12日8.4℃、13日11.7℃、14日11.1℃、15日10.8℃、16日8.3℃でした。10日間で一番低かったのは11日の7.2℃です。もみじ回廊で5℃を下回るには、観測所の最低気温が4.8℃以下になる必要があり、いちばん冷えた11日でも、まだ2.4℃足りませんでした。

とはいえ、平年のもみじ回廊の5℃到達日は10月19日ごろで、もうすぐです。強い寒気が入って晴れた風の弱い朝が来れば、河口湖では一晩で気温が大きく下がることがあります。ツールのグラフの橙色の線が5℃の点線に触れた日が、今年のもみじ回廊の「見頃へのスイッチ」です。その日から17〜31日後が見頃の目安になります。

もっと長い目で見ると、河口湖の9月の最低気温は1996〜2005年の平均14.9℃に対し、2016〜2025年は16.2℃と約1.3℃高くなっています。標高にすると約220m分の差です。全国の紅葉の遅れは紅葉が遅いのはなぜ?、10月の暖かさの理由は10月なのに暑いのはなぜ?でまとめています。

年天下茶屋 8℃天下茶屋 5℃もみじ回廊 8℃もみじ回廊 5℃
2026年10/810/1110/11まだ
2025年10/1810/2210/2210/23
2024年10/910/1010/1010/21
2023年9/2510/1310/1310/22
2022年10/110/710/710/20
2021年9/2010/1710/1710/18
2020年9/289/309/3010/18
2019年10/910/1010/1011/1
2018年9/2810/2010/1910/21
2017年9/3010/1810/1710/18
2016年10/1110/1210/1210/15
2015年9/2410/410/410/12
2014年9/199/209/2010/17
各スポットの推定最低気温が初めて8℃・5℃以下になった日(河口湖特別地域気象観測所の日最低気温から標高補正で推定。2026年は10月16日まで)

年によって3週間以上の差があります。たとえば2019年はもみじ回廊の5℃到達が11月1日と遅く、2014年は8℃到達が9月20日と早い年でした。2025年はもみじ回廊の8℃到達が10月22日、5℃到達がその翌日の23日と、寒気が入って一気にスイッチが2つ入った年です。

今年に近い年は?8℃到達が10月10〜12日だった6年

もみじ回廊付近の8℃到達が今年(10月11日ごろ)と同じ10月10〜12日だった年は、1996年以降に6回(1998・1999・2009・2016・2019・2024年)あります。この6年のもみじ回廊の5℃到達は10月15日〜11月1日と2週間以上の幅があり、平均は10月23日ごろでした。ツールが今年の5℃到達の目安としている10月24日ごろとほぼ同じです。

一方、もみじ回廊の8℃到達が5日以上遅れた9年(2007・2010・2012・2016・2017・2018・2021・2023・2025年)では、8℃到達の遅れが平均11日だったのに対し、5℃到達の遅れは平均1〜2日に縮んでいました。ツールの予想は「今年の遅れ(5日)がこの先も続く」として計算しているので、10月後半に冷え込めば、実際の見頃は予想より数日早まる可能性があります。反対に暖かい日が続けば予想どおりか、さらに遅れます。ツールは5℃到達の実績が出た時点で予想を切り替えるので、出かける週の前に開き直してください。

参考までに、過去30年でもみじ回廊の5℃到達が10月16日までにあったのは8年だけです。今の時点で「まだ」なのは珍しいことではありません。いちばん早かったのは2001年の9月23日、いちばん遅かったのは2006年の11月7日でした。

データ③:見頃のころの河口湖は何℃?朝2℃・昼13℃

今年の見頃予想の期間について、河口湖の1996〜2025年の観測に標高補正をかけ、平年の朝(最低気温)と昼(最高気温)の気温を計算しました。見頃のころの朝は、どちらのスポットも2℃前後まで下がります。

スポット今年の見頃予想朝(最低気温)昼(最高気温)
御坂峠・天下茶屋10/28〜11/11約1.9℃約13.4℃
河口湖畔・もみじ回廊11/10〜11/24約2.2℃約13.5℃
見頃予想の期間の平年の気温(河口湖特別地域気象観測所1996〜2025年の日最高・最低気温を標高100mにつき0.6℃で補正)

朝と昼の差は11℃ほど。朝の2℃は、霜が降りてもおかしくない冷え込みです(初霜・初氷はいつ?)。昼は13℃台まで上がりますが、湖の上を渡る風や日陰では体感温度がぐっと下がります。最低気温ごとの服装の目安は最低気温10度・15度の服装は?、紅葉の名所と街の気温差は紅葉狩りの服装は?でまとめています。

紅葉の色を左右する3つの天気

  • 朝の冷え込み(最低気温):色づき始めと見頃の時期を決める、いちばん大事な条件です。8℃・5℃のスイッチはこの記事のツールで追えます。
  • 昼の日差しと、朝晩の寒暖差:晴れて日中に光合成が進み、夜に冷え込むと、葉の中に赤い色素(アントシアニン)がつくられやすく、色が鮮やかになるといわれます。内陸で晴れやすい河口湖は、寒暖差が大きくなりやすい場所です(寒暖差が大きいのはいつ?)。
  • 雨と強い風:見頃の時期の強い雨風は葉を落とします。夏の高温・少雨で葉が傷むと、きれいに色づく前に茶色く枯れることもあります。

紅葉と富士山をいっしょに見るには

河口湖の紅葉の魅力は、なんといっても背景の富士山です。富士山は空気が乾いて晴れる日の朝ほどよく見え、昼に近づくと雲がかかりやすくなります。河口湖から富士山が見える確率を月別・日別にまとめた富士山が見える確率(河口湖)と、河口湖・富士山11月の天気と服装もあわせてどうぞ。

山頂が白くなった富士山と紅葉の組み合わせをねらうなら、初冠雪のニュースもチェックしておきましょう。今年の初冠雪の見通しは富士山の初冠雪2026はいつ?と9月が暑い年は初冠雪が遅れる?にまとめています。富士山に笠雲やつるし雲がかかったときは天気が崩れる前ぶれのことがあります(富士山に笠雲・つるし雲ができると天気が下り坂?)。東京など遠くから見える条件は富士山が東京から見える確率で解説しています。

11月の見通し:1か月予報は「気温が高い」

気象庁の1か月予報では、11月にかけて全国的に気温が平年より高い見込みです(11月は暖かい?2026年の1か月予報)。冷え込みが弱いと、もみじ回廊の5℃到達もさらに遅れるため、見頃が予想の後半に寄る可能性もあります。遅れが縮みやすいこと(データ②を参照)と合わせて、予想期間の中ごろで考えておくと外しにくいでしょう。もみじ回廊なら11月中旬、11/14〜11/21あたりの週末が中心です。

過去の11月の山梨県の天気は、次のツールで日付を選んで確かめられます(ツールで選べる山梨県の地点は甲府です。甲府は河口湖より標高がずっと低い盆地の街で、河口湖の朝は甲府より数℃低くなる点に注意してください)。紅葉狩りに行く日を決めるときの参考にどうぞ。

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山梨県の11月の気温の傾向は、ほかの県とも比べられます。

スポット別:見どころと見頃のサイン

  • 御坂峠・天下茶屋(約1,300m):河口湖の北、御坂峠の旧道沿いにある茶屋で、作家の太宰治が滞在したことでも知られます。峠の上から河口湖と富士山を見下ろす景色と、まわりの山の紅葉が見どころ。河口湖周辺でいちばん早く色づくエリアで、今年はすでに見頃へのスイッチ(5℃)が入りました。見頃の予想は10/28〜11/11、そのころの朝は平年で2℃前後です。
  • 河口湖畔・もみじ回廊(約835m):河口湖の北岸、梶川沿いのモミジの並木が赤いトンネルのようになる、河口湖の紅葉の代表的な名所です。晴れた朝は、湖の向こうに富士山と紅葉が並ぶ景色も楽しめます。見頃の予想は11/10〜11/24。ここの5℃到達(平年は10月19日ごろ)が、見頃の時期を決めるいちばんのサインです。

もみじ回廊一帯では、毎年秋に「富士河口湖紅葉まつり」が開かれます。例年11月上旬〜下旬ごろに開かれ、期間中はもみじ回廊で夜のライトアップも行われるのが恒例です。2026年の日程やライトアップの時間は、出かける前に公式情報で確認してください。まつりの期間中は週末を中心にとても混み合います。

週末カレンダー:11月の土日・祝日はどこが見頃?

今年の見頃予想(10月16日時点)を、10月末と11月の土日・祝日に当てはめました。2026年は11月3日(火)が文化の日、11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)が三連休です。判定はツールと同じで、見頃予想の開始10日前から(または8℃到達後)を「色づき始め」、予想期間を「見頃」、終わりから10日間を「見頃過ぎ」としています。予想は今後の冷え込みで前後するので、ツールで最新の状態も確かめてください。

日付御坂峠・天下茶屋河口湖畔・もみじ回廊
10月31日(土)見頃色づき始め
11月1日(日)見頃色づき始め
11月3日(火・祝)見頃色づき始め
11月7日(土)見頃色づき始め
11月8日(日)見頃色づき始め
11月14日(土)見頃過ぎ見頃
11月15日(日)見頃過ぎ見頃
11月21日(土)見頃過ぎ見頃
11月22日(日)落葉見頃
11月23日(月・祝)落葉見頃
11月28日(土)落葉見頃過ぎ
11月29日(日)落葉見頃過ぎ
10月16日までの観測にもとづく見頃予想(天下茶屋10/28〜11/11、もみじ回廊11/10〜11/24)を土日・祝日に当てはめたもの。状態の区分はツールと同じ

10月31日(土)〜11月8日(日)の週末と文化の日は、天下茶屋が見頃。もみじ回廊は色づき始めのころです。11月中旬の週末(14〜15日)からは主役がもみじ回廊に移り、三連休(21〜23日)も見頃の予想です。今年の予想では、2スポットの見頃が重なるのは11月10〜11日の平日だけ。週末に両方を回るなら、11月7〜8日(天下茶屋は見頃の後半、もみじ回廊は色づき始め)か、14〜15日(天下茶屋は見頃過ぎ、もみじ回廊は見頃)が候補です。どちらか1か所にしぼるなら、もみじ回廊は11月14〜23日、天下茶屋は10月31日〜11月8日がねらい目です。

日帰りなら朝は湖畔の富士山、紅葉は「午後3時」までに

11月の河口湖付近の日の入りは、1日が16時51分、15日が16時40分、30日が16時33分ごろ(筆者の天文計算)。周りを山に囲まれているので、実際には日の入りより早く日が陰り、紅葉を明るく見られるのは午後3時ごろまでと考えておくと安心です。富士山は朝のほうが見えやすいので、富士山と紅葉の組み合わせをねらうなら朝いちばんに湖畔へ。天下茶屋は峠道の運転もあるので、明るい時間帯のうちに回りましょう(日の入りが一番早い日はいつ?)。

紅葉狩りで「外さない」ための4つのコツ

  • 上から下へ、時期で行き先を変える。10月下旬〜11月上旬は御坂峠・天下茶屋、11月上旬〜中旬は湖畔のもみじ回廊。今年はどちらも平年より4〜5日ほど後ろへずらすイメージです。
  • 晴れた日の午前中に。紅葉は日が当たると色が鮮やかに見え、富士山も朝のほうが見えやすい傾向があります。当日の空はライブカメラで確かめられます。
  • 強い雨・風のあとは要注意。見頃のころに低気圧や台風の強い雨風があると、一気に葉が落ちます。
  • 朝晩の寒さに備える。見頃のころの朝は、どちらのスポットも平年で2℃前後、昼でも13℃台です。朝と昼の差が11℃ほどあるので、重ね着が基本です(紅葉狩りの服装は?名所は街より何℃寒い・最低気温別の服装の目安)。

車で行くなら:11月の河口湖周辺の路面

見頃のころの朝は2℃前後まで下がるので、峠道や日陰の道路では、11月下旬になると朝に路面が凍る日も出てきます。御坂峠のような標高の高い道を通る場合はスタッドレスタイヤはいつから?や初雪はいつ?も確認しておきましょう。紅葉まつりの期間の週末は湖畔の道路が混みやすいので、早朝の到着や、周遊バスとの組み合わせもおすすめです。

よくある質問

Q. 河口湖の紅葉の見頃は2026年はいつですか?
河口湖の観測から推定すると、今年は平年より5日ほど遅いペースです。見頃の目安は、河口湖畔・もみじ回廊が11/10〜11/24、御坂峠・天下茶屋が10/28〜11/11です(10月16日までの実況にもとづく予想。最低気温5℃に届く日の17〜31日後として計算)。
Q. 今年の河口湖の紅葉は遅いのですか?
もみじ回廊付近の推定最低気温が色づき始めの目安の8℃を下回ったのは10月11日ごろで、1996〜2025年の平年(10月6日ごろ)より5日遅れました。9月の最低気温の平均が16.4℃と平年より1.2℃高かったことが一因とみられます。ただし直近10年の平均(10月13日ごろ)と比べると早いくらいで、大きな遅れではありません。
Q. もみじ回廊と天下茶屋はどちらが先に色づきますか?
標高約1,300mの御坂峠・天下茶屋が先です。湖畔のもみじ回廊(約835m)より朝の気温が約2.8℃低く、見頃は12〜13日ほど早くなります。天下茶屋は例年10月下旬〜11月上旬、もみじ回廊は11月上旬〜中旬が見頃の目安です。
Q. 富士河口湖紅葉まつりはいつですか?
例年11月上旬〜下旬ごろに、もみじ回廊一帯で開かれています。2026年の日程やライトアップの時間は、出かける前に公式情報で確認してください。
Q. 紅葉の時期の河口湖は何℃くらいですか?
河口湖の30年分の観測から推定すると、今年の見頃予想の期間の平年の気温は、もみじ回廊で朝が約2.2℃・昼が約13.5℃、天下茶屋で朝が約1.9℃・昼が約13.4℃です。冬物の上着と重ね着がおすすめです。
Q. 紅葉と富士山をいっしょに見るコツは?
空気が乾いて晴れた日の朝がねらい目です。昼に近づくと富士山に雲がかかりやすくなるので、午前中に湖畔へ行くのがおすすめです。
Q. ツールの見頃予想はどうやって出していますか?
各スポットの推定最低気温が5℃に届いた日(まだなら平年の5℃到達日に今年の遅れを足した日)の17〜31日後を見頃としています。箱根の記事(7〜21日後)より長いのは、河口湖の観測所が夜に冷え込みやすい湖畔の盆地のような地形にあり、同じ日数では観光情報の例年の見頃より早く出てしまうため、例年の見頃に合うよう調整したからです。毎日の観測を自動で反映します。
Q. どこの気温データを使っていますか?
気象庁の河口湖特別地域気象観測所(標高860m)の日最低気温です。各スポットの気温は、標高100mにつき0.6℃の補正をかけて推定しています。
まとめ
  • 2026年の河口湖の紅葉は平年より5日ほど遅いペース。もみじ回廊付近の8℃到達は10月11日ごろ。
  • 見頃予想はもみじ回廊11/10〜11/24、天下茶屋10/28〜11/11。天下茶屋はすでに5℃のスイッチが入りました。
  • ねらい目は予想期間の中ごろ。冷え込めば前半、暖かい日が続けば後半に寄ります。ツールは毎日の観測で更新されます。
  • 富士河口湖紅葉まつりは例年11月上旬〜下旬ごろ。2026年の日程・ライトアップ時間は公式情報で確認を。
  • 見頃のころの朝は2℃前後。冬物の上着を忘れずに。

出典:気象庁「過去の気象データ」(河口湖特別地域気象観測所の日最低気温・日最高気温、1996〜2026年。ツールでは最新の観測を自動で読み込み)、気象庁「1か月予報」。標高による気温の補正(100mにつき0.6℃)、8℃・5℃到達日と見頃の計算、日の入り時刻の計算は筆者。例年の見頃は観光情報サイトなどで一般に紹介されている時期の目安。各スポットの標高は約の値。

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