沖縄旅行のベストシーズンはいつ?月別の台風・梅雨・海・紫外線・気温データで「泳げる月」「晴れる月」「安い月」を決める

南の海の色の日本地図に気温の色分けと那覇の月別の晴れの割合の折れ線を重ねたイメージ おでかけ・服装の天気

沖縄(那覇)の気象データで見ると、晴れやすく台風が少なく海にも入れるのは4月と10月海を最優先なら7月(晴れ率55%・台風接近1.5回)安さと過ごしやすさなら1〜2月と6月後半(梅雨明け直後)が狙い目です。沖縄の天気は「梅雨(5月10日〜6月21日)」「台風(7〜10月、8月がピーク)」「冬の曇りと北風」の3つで決まります。

この記事では、那覇の月別の気温・雨・晴れ率・台風接近数・紫外線・湿度・風のデータを1枚の表にまとめ、目的別(海・観光・費用・子連れ)のおすすめ月、避けたほうがよい月と理由、月ごとの服装を気象予報士が解説します。

のぶやん
のぶやん

沖縄の晴れ率は7〜10月が55%前後で、冬は30%前後。つまり「沖縄=いつも晴れ」ではなく、冬の沖縄は東京より曇りが多いんです。逆に夏は台風さえ来なければ本当によく晴れる。台風の確率と晴れ率のバランスで月を選ぶのがコツです。

【ツール】旅行の日程の過去58年の天気を調べる(那覇)

旅行予定の日付を選ぶと、那覇でその日に雨が降った割合・晴れた割合・真夏日や熱帯夜の割合と、直近の記録が表示されます。初期表示は今日の日付です。「前後±3日」で旅行期間全体の傾向を見てください。地点を「宮古島」「石垣島」に変えると離島の傾向も確認できます。

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那覇の月別データ一覧

平均気温降水量昼が晴れ雨の日台風接近紫外線湿度海の目安
1月17.3℃102mm35%34%0回3.166%水温21℃前後・泳ぐには寒い
2月17.5℃115mm33%37%0回4.369%同上
3月19.1℃143mm36%37%0回5.671%海開きは3月下旬〜。水温22℃前後
4月21.5℃161mm39%34%0回6.175%水温23〜24℃。晴れれば泳げる
5月24.2℃245mm36%38%0.4回6.678%梅雨入り(平年5/10)。水温25℃
6月27.2℃284mm42%38%0.6回7.583%梅雨明け(平年6/21)後は本格的な夏
7月29.1℃188mm66%31%1.5回8.878%水温28〜29℃。ベストの海
8月29.0℃240mm66%41%2.2回8.478%水温29℃。台風の接近が最多
9月27.9℃275mm64%39%1.9回7.175%水温28℃。台風が多く雨量は年間最多
10月25.5℃179mm60%28%1.1回5.772%水温26〜27℃。まだ泳げる
11月22.5℃119mm46%28%0.3回4.069%水温24℃前後。晴れれば海遊びも
12月19.0℃110mm42%29%0回3.167%水温22℃。北風が強い
気温・降水量・湿度・紫外線・台風接近数は平年値(1991〜2020年、台風は沖縄地方)、晴れ・雨の日の割合は1968〜2025年の観測の集計。海の水温は那覇周辺の目安

表を縦に読むと、晴れ率は7〜10月が60%超で圧倒的、11〜5月は30〜40%台。台風は8月2.2回・9月1.9回・7月1.5回で、7〜9月に年間の7割が集中します。降水量は梅雨の5〜6月と台風の9月が多く、1〜2月と11〜12月が少なくなります。

目的別のおすすめ月

海で泳ぐのを最優先するなら:7月(次点6月下旬・10月)

7月は晴れ率66%、水温28〜29℃、雨の日31%と年間で最も海に向いた月です。台風接近は1.5回で8〜9月より少なめ。梅雨明け直後の6月下旬〜7月上旬は太平洋高気圧に覆われて安定した晴れが続く「沖縄の夏のベスト期間」で、航空券も8月より安いことが多い時期です。10月は水温26〜27℃で十分泳げ、台風は1.1回に減ります。

観光・写真・晴れを優先するなら:4月・10〜11月

4月は気温21.5℃で汗をかかず、台風もなく、梅雨前で花や新緑がきれいな時期です。晴れ率39%は夏より低いものの、雨の日も34%と少なめ。10〜11月は台風が減り、晴れ率60%(10月)・46%(11月)、雨の日28%と年間で最も雨が少ない時期に入ります。紫外線も夏の6〜7割に落ちます。

費用を抑えるなら:1〜2月、6月前半、GW明け〜梅雨

航空券・ホテルは年末年始と夏休み、GWが高く、1月中旬〜2月と梅雨時が安いのが一般的な傾向です。1〜2月は気温17℃前後で「日本で最も暖かい冬」を楽しめますが、晴れ率33〜35%と曇りが多く北風が強い点は覚悟が必要です。梅雨(5月10日〜6月21日)は雨の日38%で、本土の梅雨より短時間の強い雨が多く、晴れ間も出ます。

子連れ・年配の方と:4月、10月、11月

真夏日が9割の7〜9月は、日中の観光が体力的にきつく熱帯夜も続きます。4月と10〜11月は最高気温25〜28℃で、屋外の観光と海遊びの両方が無理なくできます。

避けたほうがよい月と理由

  • 8〜9月:台風接近が最多(8月2.2回・9月1.9回)。飛行機の欠航と離島への船の欠航リスクが年間で最大。行くなら旅行保険と予備日を
  • 5月中旬〜6月中旬:梅雨。雨の日38%、湿度78〜83%。ただし費用は安く、晴れ間の海はきれい
  • 1〜2月:晴れ率33〜35%、北風が強く体感は気温より寒い。海には入れない。「暖かい冬」を期待しすぎない
  • 3月:気温は19℃と過ごしやすいが、晴れ率36%で雨の日も37%。春休みで混雑

沖縄の台風リスクを数字で

沖縄地方への台風接近数は年7.7回で全国最多(全国平均3〜4回)。月別・県別の接近数は次のツールで切り替えられます。8月に行く場合、1週間の滞在で台風の影響を受ける確率は概算で3〜4割です。

台風が来ても「直撃」でなければ1〜2日の欠航・休業で済むことが多く、直撃時は2〜3日動けません。沖縄の台風シーズンの詳しい傾向は沖縄の台風シーズンはいつ?月別の接近数と対策、石垣・宮古は石垣島・宮古島の台風シーズンをどうぞ。

月別の暑さ・雨の割合(那覇の観測)

項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
1mm以上の降水33.8%36.5%36.9%34.3%38.2%38.3%31.1%41.1%38.6%27.8%28.4%28.6%
10mm以上の降水11.9%12.7%14.7%15.5%20.2%20.6%12.3%16.8%15.5%11.2%11%10.3%
真夏日(30℃以上)0%0%0%0.1%5.9%48.1%88.5%86.3%67.1%15.9%0.5%0%
熱帯夜(25℃以上)0%0%0%0.2%6.5%51.3%90.1%89%69.3%18.2%0.6%0%
昼が晴れ35%32.5%35.9%39%35.7%42.3%65.8%65.7%63.6%59.5%45.7%42.2%
那覇の各月の割合(1968〜2025年の平均、%)。7〜9月は真夏日・熱帯夜が9割前後

月別の服装

時期服装の目安
12〜2月長袖+薄手のジャケット。北風の日はウインドブレーカー。最低気温は14〜15℃
3〜4月長袖シャツ1枚〜半袖+羽織り。日差しは強く日焼け止め必須
5〜6月半袖+雨具。湿度が高くレインコートは蒸れるので折りたたみ傘と速乾素材
7〜9月半袖・短パン。帽子・サングラス・日焼け止め(紫外線指数8〜9は「非常に強い」)。冷房対策の薄手の羽織り
10〜11月半袖+薄手の長袖。朝晩は20℃前後まで下がる日も
那覇の平年値と天気出現率をもとにした目安

都道府県別の気候データを指標で切り替える

気温・降水量・湿度・風速・日照時間・紫外線・台風接近数は気象庁の平年値(1991〜2020年)、晴れ・雨・真夏日などの割合は気象庁の日ごとの値(1968〜2025年)を当サイトが集計。海水温は那覇周辺の一般的な目安で、年により1〜2℃前後します。航空券・宿泊の価格傾向は一般的な傾向であり、実際の価格は時期・予約時期で変わります。

指標別ランキング|沖縄は各指標で何位?

台風の接近数(年平均):沖縄は1位

順位都道府県台風の接近数偏差値
1位沖縄県7.7回107.3
2位宮崎県3.9回57.4
3位鹿児島県3.9回57.4
4位山口県3.8回56.1
5位福岡県3.8回56.1
6位佐賀県3.8回56.1
7位長崎県3.8回56.1
8位熊本県3.8回56.1
9位大分県3.8回56.1
10位岐阜県3.5回52.1
台風の接近数(年平均)ランキング(地方別平年値)

沖縄県は1位(7.7回、偏差値107.3)。1位は沖縄県(7.7回)、47位は北海道(1.9回)、全国平均は3.3回です。比較:鹿児島3位(3.9回)・東京25位(3.3回)・北海47位(1.9回)。詳しくは台風の接近数の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

紫外線(UVインデックス年平均):沖縄は1位

順位都道府県紫外線偏差値
1位沖縄県5.8687.5
2位鹿児島県4.7565.5
3位宮崎県4.7064.5
4位熊本県4.4359.1
5位長崎県4.4158.7
6位徳島県4.3958.3
7位高知県4.3858.1
8位大分県4.3256.9
9位和歌山県4.2856.1
10位愛媛県4.2755.9
紫外線(UVインデックス年平均)ランキング(平年値)

沖縄県は1位(5.86、偏差値87.5)。1位は沖縄県(5.86)、47位は北海道(2.83)、全国平均は3.97です。比較:鹿児島2位(4.75)・東京32位(3.83)・北海47位(2.83)。詳しくは紫外線の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

1月の平均気温(暖かい冬):沖縄は1位

順位都道府県年平均気温(1月)偏差値
1位沖縄県17.3℃90.0
2位鹿児島県8.7℃62.9
3位宮崎県7.8℃60.1
4位山口県7.2℃58.2
5位長崎県7.2℃58.2
6位静岡県6.9℃57.2
7位福岡県6.9℃57.2
8位高知県6.7℃56.6
9位大分県6.5℃56.0
10位徳島県6.3℃55.3
1月の平均気温(暖かい冬)ランキング(平年値)

沖縄県は1位(17.3℃、偏差値90.0)。1位は沖縄県(17.3℃)、47位は北海道(-3.2℃)、全国平均は4.6℃です。比較:鹿児島2位(8.7℃)・東京21位(5.4℃)・北海47位(-3.2℃)。詳しくは年平均気温の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

年間の平均湿度:沖縄は12位

順位都道府県平均湿度偏差値
1位富山県76%68.6
2位青森県75%65.8
3位福井県75%65.8
4位島根県75%65.8
5位岩手県74%63.0
6位山形県74%63.0
7位茨城県74%63.0
8位滋賀県74%63.0
9位鳥取県74%63.0
10位宮崎県74%63.0
12位沖縄県73%60.1
年間の平均湿度ランキング(平年値)

沖縄県は12位(73%、偏差値60.1)。1位は富山県(76%)、47位は群馬県(62%)、全国平均は69%です。比較:鹿児島21位(70%)・東京42位(65%)・北海22位(69%)。詳しくは平均湿度の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

年間の晴れの日が少ない県:沖縄は18位

順位都道府県晴れの日の割合偏差値
1位秋田県27.9%28.2
2位青森県29.3%30.4
3位新潟県30.3%31.8
4位富山県31.4%33.4
5位山形県31.6%33.8
6位石川県32.6%35.2
7位福井県32.7%35.4
8位北海道33.4%36.4
9位岩手県33.7%36.9
10位鳥取県34.3%37.8
18位沖縄県41.0%47.7
年間の晴れの日が少ない県ランキング(少ない順)

沖縄県は18位(41.0%、偏差値47.7)。1位は秋田県(27.9%)、47位は山梨県(52.2%)、全国平均は42.5%です。比較:鹿児島24位(45.2%)・東京26位(45.6%)・北海8位(33.4%)。詳しくは晴れの日の割合の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

沖縄県の月別データ(気温・雨・晴れ・台風・紫外線・湿度)

指標1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
年平均気温
年間1位
17.317.519.121.524.227.229.129.027.925.522.519.0
年降水量
年間8位
102115143161245284188240275179119110
晴れの日の割合
年間30位
30.429.632.536.333.338.155.049.851.153.641.939.2
台風の接近数
年間1位
0.00.00.00.00.40.61.52.21.91.10.30.0
紫外線
年間1位
3.104.305.606.106.607.508.808.407.105.704.003.10
平均湿度
年間12位
666971757883787875726967
沖縄の月別平年値(℃・mm・%・回・)。単位は指標ごと

沖縄は年間の晴れの日の割合が全国で最も低い県の1つで、夏(7〜10月)に晴れが集中しています。冬の沖縄が曇りがちなのは大陸からの寒気が海上で雲を作るためです。

沖縄の「雨の降り方」は本土と違う

沖縄の雨の日の割合は年間31%で東京と大きく変わりませんが、降り方が違います。本土の雨が「1日しとしと」なのに対し、沖縄の雨は短時間の強い雨が通り過ぎて晴れ間が戻るパターンが多く、雨の日でも半日は外で動けることがよくあります。

特に梅雨の後半(6月上旬〜中旬)と夏場のスコールは、雨雲レーダーで30分先まで読めます。「雨の日=1日中室内」と決めつけず、雨雲の切れ目で動くのが沖縄流です。ただし台風接近時と梅雨前線が停滞したときは本降りが続きます。

離島(宮古・石垣)は那覇と何が違うか

宮古島・石垣島は那覇より南にあり、気温は年間を通じて1〜2℃高く、海の透明度と水温も高めです。台風の接近数は石垣島・宮古島のほうが多く、8〜9月の直撃リスクは那覇以上です。冬は北風が強く、那覇より体感が寒い日もあります。

梅雨入り・明けは那覇とほぼ同じですが、梅雨明け後の晴天の安定度は八重山のほうが高い傾向があります。離島の月別の台風データは石垣島・宮古島の台風シーズン、地点別の気候は石垣島の気候ページで確認できます。上のツールで地点を切り替えると、離島の日別の傾向もわかります。

よくある質問

沖縄旅行のベストシーズンは?

晴れ・台風の少なさ・海のバランスなら4月と10月、海を最優先なら7月(晴れ率66%、台風1.5回)、費用重視なら1〜2月と梅雨時です。

沖縄の梅雨はいつ?

平年の梅雨入りは5月10日、梅雨明けは6月21日です。本土より1か月早く、梅雨明け直後の6月下旬〜7月上旬は安定した晴れが続きます。

沖縄で台風が多い月は?

8月(接近2.2回)、9月(1.9回)、7月(1.5回)の順です。年間7.7回で全国最多です。

沖縄の海はいつまで泳げる?

海開きは3月下旬〜4月、水温は7〜9月に28〜29℃、10月でも26〜27℃です。11月も晴れれば海遊びは可能ですが、水温は24℃前後まで下がります。

冬の沖縄は暖かい?

平均気温17℃前後で日本で最も暖かい冬ですが、晴れ率は33〜35%と曇りが多く、北風が強い日は体感が気温より寒くなります。

沖縄の雨は1日中降る?

本土と違い、短時間の強い雨が通り過ぎて晴れ間が戻るパターンが多く、雨の日でも半日は外で動けることがよくあります。台風接近時と梅雨前線の停滞時は本降りが続きます。

宮古島・石垣島は那覇と天気が違う?

気温は年間1〜2℃高く、台風の接近は那覇より多めです。梅雨明け後の晴天は八重山のほうが安定する傾向があります。

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まとめ
  • 沖縄のベストシーズンはバランスなら4月と10月、海なら7月、費用なら1〜2月と梅雨時
  • 晴れ率は7〜10月が60%超、冬は30%台。台風は7〜9月に年間の7割(8月2.2回)
  • 梅雨は5/10〜6/21。梅雨明け直後の6月下旬〜7月上旬が安定した晴れの「隠れたベスト」
  • 8〜9月は台風で欠航リスクが最大。1〜2月は暖かいが曇りと北風を覚悟
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