しし座流星群2026は見える?11月18日未明が見ごろ、見ごろの時間は月明かりなし|過去37年・51地点で「晴れた夜」は43%、あなたの街の見ごろ時間チェッカー

気象

※記事内にはアフィリエイト広告(PR)を含みます

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

11月の流星群といえばしし座流星群。国立天文台によると、2026年は11月18日9時ごろに極大となり、見ごろは18日の未明(17日の夜遅く〜18日の明け方)です。天の川が見えるような暗い空なら1時間に5個程度。上弦の月(17日)は夜半前に沈むので、今年は月明かりの条件が良い年です。

では、その夜に晴れるのか。この記事では、気象庁の夜の天気概況(18時〜翌6時)を使って、全国51地点で過去37年(1989〜2025年)の11月17日の夜が晴れた割合を集計しました。あわせて、地点ごとに月が沈む時刻・放射点が昇る時刻・空が明るくなり始める時刻を計算し、「何時から何時までが見ごろか」がわかるツールにしています。

【すぐわかる答え】しし座流星群2026の見ごろは、東京なら11月17日23時10分ごろ〜18日4時50分ごろ。過去37年でこの夜が晴れたのは東京51%、全国51地点の平均43%。晴れやすいのは大分・静岡(59%)、晴れにくいのは金沢・札幌・鳥取(24%)でした。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 極大は11月18日9時ごろ(国立天文台)。日本では昼間になるので、見ごろは18日の未明。暗い空で1時間に5個程度
  • 月の条件は良い:17日が上弦で、月は東京で17日23時10分ごろに沈む(国立天文台)。それ以降は月明かりのない空
  • 放射点(しし座)は東京で22時55分ごろに昇り、明け方4時には高さ約60°。月が沈んでから空が白み始める4時50分ごろまでがいちばんの見ごろ
  • 過去37年で11月17日の夜が晴れた割合は全国平均43%。太平洋側・瀬戸内は約5割、日本海側は約3割と、冬型の気圧配置の影響がはっきり
  • 方角は東の空を中心に空全体。放射点は東北東から昇り、明け方には東〜南東の高い所に。流星群の活動は11月6日〜30日ごろ(国際流星機構)で、極大の前後の夜も少しは見られる
  • 16〜18日の3晩のうち1晩でも晴れた割合は、東京86%・大阪89%・福岡89%。予備日も含めて狙うのがおすすめ
  • 見ごろ・晴れ率チェッカーで、あなたの街の見ごろの時間・晴れた年・11月17日の予報(11月10日ごろから)を確認できます

▶ あなたの街の見ごろは何時? しし座流星群チェッカーへ

しし座流星群チェッカー:あなたの街の見ごろの時間と、晴れた年

地点を選ぶと、11月17日夜〜18日明け方の「月が沈む時刻」「放射点が昇る時刻」「空が明るくなり始める時刻」を計算し、いちばんの見ごろを表示します。グラフでは放射点の高さと月が出ている時間がひと目でわかります。下段には過去37年の11月17日の夜の天気と、最新の週間予報(17日が予報の範囲に入る11月10日ごろから)を自動で表示します。

読み込み中…
読み込み中…
51地点の晴れやすさランキング
晴れた割合:気象庁の夜の天気概況(18時〜翌6時)が「晴」「快晴」で始まる夜の割合。1989〜2025年の37年(千葉・与那国島は記録のある年のみ)。時刻:放射点を赤経152°・赤緯+22°として当ブログで計算(国立天文台の東京の月の入り23時10分と1〜2分以内)。「空が明るくなり始める」は天文薄明の始まり(太陽の高さ−18°)。

ツールの「いちばんの見ごろ」は、月が沈んでから、空が明るくなり始めるまでの時間です。流星は放射点が低い時間にも流れますが、数は少なめ。放射点が高く昇る明け方の3時〜4時台(東京は4時50分ごろまで)が、いちばん多く見えるチャンスです。

東京の「しし座流星群の夜」の時間割(11月17日〜18日) 月明かりあり いちばんの見ごろ 23:10〜4:51 薄明 18時 21時 0時 3時 6時 22:55 放射点が昇る 23:10 月が沈む 4:51 空が明るくなり始める 6:19 日の出/放射点の高さは0時に約12°→4時に約60°
図1 東京の11月17日夜〜18日朝。月が沈む23時すぎから、空が明るくなり始める4時50分ごろまでがいちばんの見ごろ(東京の月の入り・日の出は国立天文台、その他は当ブログの計算)

2026年のしし座流星群はいつ? 極大・見ごろ・月の条件

項目内容
極大11月18日9時ごろ(国立天文台。国際流星機構の予報にもとづく)
見ごろ11月18日の未明(17日の夜遅く〜18日の明け方)
見える数の目安1時間に5個程度(天の川が見えるような暗い空。街明かりの中では数分の1)
月の条件良い。上弦は11月17日、満月は24日
東京の月の入り11月17日23時10分(国立天文台)
放射点しし座の頭(「ししの大がま」)のあたり。東京で22時55分ごろに昇る(当ブログの計算)
母天体テンペル・タットル彗星(約33年で太陽のまわりを回る)
表1 しし座流星群2026の基本データ
出典:国立天文台「ほしぞら情報 2026年11月」「暦計算室」。

極大の時刻(18日9時)は日本では明るい時間帯ですが、流星群は極大の前後にも見えます。18日の未明(見ごろの時間)は極大の約4〜10時間前にあたり、日本ではこの時間がいちばんの観察のチャンスです。

主な都市の見ごろの時間

都市放射点が昇る月が沈む空が明るくなり始める4時の放射点の高さいちばんの見ごろ
札幌22:2822:534:52約58°22:53〜4:52
仙台22:4423:034:49約60°23:03〜4:49
東京22:5523:104:51約60°23:10〜4:51
名古屋23:0823:245:02約58°23:24〜5:02
大阪23:1523:315:07約57°23:31〜5:07
広島23:2823:445:19約55°23:44〜5:19
福岡23:3823:535:27約53°23:53〜5:27
鹿児島23:4223:555:24約54°23:55〜5:24
那覇0:050:145:30約51°0:14〜5:30
石垣島0:230:315:42約48°0:31〜5:42
表2 主な都市の11月17日夜〜18日朝の時刻(当ブログの計算)
那覇・石垣島の放射点・月の入りは18日0時台。空が明るくなり始める時刻は天文薄明の始まり(太陽の高さ−18°)。東京の月の入りは国立天文台の値、それ以外は当ブログの計算(±2分程度)。

今年は、どの都市でも放射点が昇るのと月が沈むのがほぼ同じ時刻(差は10〜25分ほど、沖縄は10分弱)です。つまり「放射点が出てきたころに月明かりがなくなる」という好都合な並びになっています。西の地域ほど時刻が遅く、福岡では23時53分ごろ、那覇では18日0時14分ごろに月が沈みます。

明け方ほど多い理由:放射点の高さと見える流星の数

流星群の流星は、空の1点(放射点)から飛び出すように流れます。放射点が地平線近くにあるときは、ちりの帯の多くが地面の下に向かってしまい、見える数が少なくなります。目安として、見える数は放射点の高さの「サイン(sin)」に比例します。放射点が真上(90°)にあるときを100%とすると、30°で50%、60°で87%です。

時刻札幌東京福岡那覇
23時5°(9%)1°(2%)地平線の下地平線の下
0時16°(27%)12°(21%)4°(7%)地平線の下
1時26°(44%)24°(41%)16°(28%)12°(20%)
2時37°(61%)36°(59%)28°(47%)25°(41%)
3時48°(74%)48°(75%)41°(65%)38°(61%)
4時58°(85%)60°(87%)53°(80%)51°(78%)
表3 しし座流星群の放射点の高さと、見える数の目安(11月17日夜〜18日朝)
かっこ内は放射点が真上にあるときを100%とした見える数の目安(sin(高さ)、当ブログの計算)。空の暗さや雲は考えていません。

東京では、0時の放射点の高さは約12°(見える数の目安21%)ですが、4時には約60°(87%)まで上がります。同じ空の暗さなら、4時台は0時台の約4倍見える計算です。西の地域ほど放射点が昇るのが遅く、福岡は4時に約53°、那覇は約51°。九州・沖縄の方は、とくに明け方に絞って観察するのが効率的です。

ただ、空が明るくなり始めると暗い流星から見えなくなります。「放射点が高い」と「空が暗い」の両方を満たすのは、空が明るくなり始める前の1〜2時間。東京なら3時〜4時50分ごろがベストです。

地方別:しし座流星群の夜のおすすめ

地域(地点)晴れた夜雲の切れ間も含むひとこと
太平洋側(水戸・千葉・東京・横浜・静岡・名古屋・津・大阪・神戸・和歌山・徳島・高知・大分・宮崎)50%75%冬型でも晴れやすい。街明かりを避ければ好条件
瀬戸内(岡山・広島・高松・松山)53%78%51地点の中でもとくに晴れやすい地域
内陸(前橋・熊谷・宇都宮・甲府・長野・岐阜・京都・奈良)45%75%空気が澄んで暗い空を探しやすい。冷え込みに注意
日本海側(札幌・青森・秋田・山形・新潟・富山・金沢・福井・鳥取・松江)30%50%冬型で時雨やすい。高気圧に覆われる夜を狙う
沖縄・奄美(那覇・名瀬・宮古島・石垣島・与那国島)34%48%雲が流れ込みやすい。雲の切れ間に期待
表4 地方別の11月17日の夜が晴れた割合(1989〜2025年、主な地点の平均)
それぞれの地点の晴れた割合を単純に平均した値。この表に入っていない地点(盛岡・仙台・福島・彦根・下関・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島)はチェッカーで確認できます。

同じ県の中でも、山沿いと海沿いで天気が違うことはよくあります。日本海側にお住まいの方は、冬型が弱まって高気圧に覆われる夜が狙い目。前日から当日にかけての天気図で、等圧線の間隔が広がっているかを確かめてみてください。天気図の見方は「星空観測に向く天気の見方」、11月の各地の晴れやすさは「11月の天気ランキング」にまとめています。

データ検証:しし座流星群の夜は晴れる? 過去37年・51地点

気象庁の地点ごとの日別の天気概況のうち、夜(18時〜翌6時)の天気概況を使い、11月17日の夜について「晴」「快晴」で始まる年を晴れた夜、「曇時々晴」「薄曇後晴」など途中に晴れが入る年を雲の切れ間がある夜として数えました。夜の天気概況が今の形で残っているのは1989年以降なので、37年分です。

順位地点晴れた夜雲の切れ間も含む16〜18日の3晩で1晩でも晴れ
1大分59%84%95%
2静岡59%76%89%
3前橋57%89%95%
4高知57%86%95%
5岡山54%81%92%
6高松54%78%89%
7広島54%76%95%
8熊本54%76%95%
9横浜54%73%84%
10東京51%84%86%
表5 11月17日の夜が晴れた割合 上位10地点(1989〜2025年)
順位地点晴れた夜雲の切れ間も含む16〜18日の3晩で1晩でも晴れ
42山形32%49%57%
43名瀬32%41%59%
44与那国島32%37%53%
45富山30%51%57%
46福井30%51%62%
47秋田30%49%62%
48新潟30%46%57%
49鳥取24%54%62%
50札幌24%51%65%
51金沢24%43%54%
表6 11月17日の夜が晴れた割合 下位10地点
千葉は1989〜2009年、与那国島は1989〜2007年の記録のみ(参考値)。晴れた割合が同じ地点は、雲の切れ間も含む割合の高い順に並べています。

晴れやすいのは大分・静岡(59%)、前橋・高知(57%)、そして岡山・高松・広島・熊本・横浜(54%)。晴れにくいのは金沢・札幌・鳥取(24%)、新潟・秋田・福井・富山(30%)と日本海側が並びます。地域ごとに平均すると、太平洋側(関東〜九州の14地点)50%、瀬戸内53%、日本海側(10地点)30%、沖縄・奄美34%でした。

なぜ日本海側は晴れにくい?

11月中旬になると、日本付近では西高東低の冬型の気圧配置が現れ始めます。冬型になると、日本海を渡ってくる冷たい北西の季節風が海から水蒸気をもらって雲をつくり、日本海側は曇りや時雨(しぐれ)、山を越えた太平洋側は乾いた晴れになります。しし座流星群の夜の晴れやすさの差は、この冬型のしくみそのものです。冬型がいつから始まるかは「冬型の気圧配置はいつから?」で、58年分の天気から調べています。

沖縄・奄美の晴れにくさは別の理由で、11月は北東の季節風に乗って雲が流れ込みやすく、夜も「曇時々晴」になりやすいためです。雲の切れ間も含めると那覇57%と、まったく見えない夜ばかりではありません。

晴れた年・曇った年:全国の何割が晴れた?

晴れた地点が多かった年割合少なかった年割合
1995年86%2000年6%
2003年84%2015年6%
2016年84%1993年8%
2020年82%1999年8%
1992年75%2025年8%
表7 11月17日の夜に晴れた地点の割合(51地点中)

全国の8割以上で晴れた年(1995・2003・2016・2020年)もあれば、1割以下しか晴れなかった年(1993・1999・2000・2015・2025年など)もあります。その年の天気図しだいで「全国どこでも見える年」と「ほとんど見えない年」があるのが、流星群の天気の特徴です。去年(2025年)は8%と、晴れた地点がごくわずかでした。

東京の最近12年

年判定
2014年雲の切れ間
2015年雲の切れ間
2016年晴れ
2017年見えにくい
2018年雲の切れ間
2019年雲の切れ間
2020年晴れ
2021年晴れ
2022年雲の切れ間
2023年晴れ
2024年雲の切れ間
2025年雲の切れ間
表8 東京の11月17日の夜の天気(2014〜2025年)
気象庁の夜の天気概況(東京)から判定。

東京は37年で晴れ19回(51%)、雲の切れ間も含めると84%。最近12年は「晴れ」が4回(2016・2020・2021・2023年)、「雲の切れ間」が7回で、雲に覆われて見込みのなかった夜は2017年の1回だけでした。

サイト内のツールで、11月中旬の夜空をもっと調べる

月ごとに「夜が晴れた日」の割合を比べると、11月から冬にかけて太平洋側の夜空が澄んでいくのがわかります。

項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
東京42.1%35.4%28.8%25.7%20.7%14.6%20.2%27.1%20.8%24.6%32.8%42.9%
名古屋39.4%38.9%33.9%30.3%26%16.8%22.2%29.5%25.1%32.5%38.2%40.5%
大阪38.4%35.5%31.2%30.2%24%17.1%25.2%31.8%26.4%33%36.6%39.7%
広島33.2%32.7%32.1%30.9%28.1%19.8%27.3%33.2%27.6%36.7%38%35.9%
福岡26.6%28.9%31.2%30.4%28.1%18.4%27.8%34.9%29.4%36.7%35.8%30.8%
仙台35.3%36.4%35%30.4%24.5%17.6%13.8%17.9%18.6%28.6%34.4%34.7%
札幌18.4%19.8%24.9%27.9%25%22.4%20.8%22.9%29.5%30.9%21.6%18.5%
新潟7.7%11.9%20.5%25.2%24.4%18.4%19.4%27.9%21.8%23.9%18.7%9.1%
那覇22.2%22.8%25.2%24.4%20.7%24%41.3%41.8%40.6%38.3%29.1%25.5%
各月の「夜が晴れた日」の割合(1968〜2025年の平均、%)

都道府県ごとの11月の晴れやすさはこちら。

過去の11月17日の東京の天気を、前後の日と並べて見ることもできます。

読み込み中…

11月中旬の夜は寒い:明け方の最低気温と服装

地点最低気温
札幌0.4℃
長野2.4℃
仙台4.6℃
前橋6.1℃
名古屋7.7℃
広島8.0℃
大阪9.1℃
東京9.2℃
福岡9.8℃
鹿児島11.7℃
那覇20.4℃
表9 11月18日の最低気温の平均(1996〜2025年の30年)
気象庁の日別値から当ブログで計算。最低気温は多くの日で明け方に出ます。

見ごろの明け方は1日でいちばん冷える時間です。東京や大阪でも平均9℃前後、札幌は0℃近く、長野は2℃台。じっと空を見上げていると体感はさらに低くなります。冬のコート、手袋、帽子、レジャーシートの下に敷く断熱マットがあると安心です。北海道の方は「札幌11月の服装と天気」も参考にしてください。

PR
明け方の流星観察に、寝転べるアウトドアチェアや断熱マットを
流星は空のどこに流れるかわからないので、首を痛めない「寝転べる姿勢」がいちばん。リクライニングできるチェアや、地面の冷えをさえぎる銀マットがあると、長い時間でも楽に観察できます。リクライニングチェアをAmazonで見る 銀マットを楽天市場で見る

しし座流星群を見るコツ

  • 放射点を探さなくていい:流星は放射点(しし座)から四方に飛び出すように流れます。空全体を広く見渡すのがコツ。東の空を中心に、なるべく高い所を見上げましょう
  • 目を暗さに慣らす:暗い所に出てから15分ほどで、暗い流星も見えるようになります。スマホの画面を見ると元に戻るので、明るさを最小に
  • 街明かりを避ける:国立天文台の「1時間に5個」は天の川が見えるような暗い空での数。街なかでは数分の1になります。公園やグラウンドなど、まわりに明かりが少ない場所へ
  • 最低30分は見る:1時間5個は「平均して12分に1個」。流星はまとめて流れたり、しばらく流れなかったりするので、30分〜1時間は粘りましょう
  • 速い流星が多い:しし座流星群は地球に向かって正面からぶつかるように飛び込んでくるため、速くて明るい流星が多く、痕(こん)が残ることもあります

星空に向く天気の見方(雲・月・湿度の3条件)や、天気図で晴れる夜を見分ける方法は「星空観測に向く天気の見方」でくわしく解説しています。

観察プラン:1週間前から当日までのチェックリスト

いつやること
11月10日ごろ週間予報に17日が入る。この記事のチェッカーで17日の天気と降水確率を確認
11月14〜15日週間予報の信頼度(A・B・C)も確認。晴れの予報が続いていれば観察場所を決める。曇りや雨なら16日・18日の夜も候補に
11月17日の昼府県天気予報で「夜の天気」と降水確率を確認。雲の多い地域は雲の動き(衛星画像)も
17日 22〜23時防寒の準備をして出発。月が沈む23時すぎ(東京)から本番
18日 0〜3時放射点が昇るにつれて流星が増えていく時間。眠ければ仮眠をとって3時に起きるのも手
18日 3時〜明け方放射点が高く、空も暗い、いちばんのチャンス。空が白み始めたら終了
表10 しし座流星群2026の準備スケジュール

週間予報がどれくらい当たるかは「2週間・10日間予報は当たる?」で、日数ごとの的中率を確かめられます。雲の様子は「衛星画像の読み方」も参考に。

スマホやカメラで撮るなら

流星は一瞬なので、肉眼で楽しむのが基本です。写真に残したいときは、三脚に固定して、広角で、長い露出(数秒〜30秒)を何枚も連続で撮るのが定番です。最近のスマホには夜景モードや星空モードがありますが、流星が写るかは運しだい。撮影に夢中になって空を見逃さないようにしましょう。

しし座流星群とは:33年ごとに大出現することがある流星群

しし座流星群は、テンペル・タットル彗星が通り道に残したちりの帯に、地球が毎年11月中旬に飛び込むことで見られる流星群です。この彗星は約33年で太陽のまわりを回っていて、彗星が戻ってくる前後の年には、とくに濃いちりの帯にぶつかって流星雨(大出現)になることがあります。最近では2001年11月19日未明に日本でも1時間に数千個という大出現が見られました。

次に彗星が戻ってくるのは2030年代の前半です。今年は「いつもの年」の出現数ですが、月明かりの条件が良いので、暗い空で数個〜10個ほど見られれば十分に楽しめる年です。

よくある質問

Q. しし座流星群2026はいつ見られますか?

国立天文台によると、極大は11月18日9時ごろで、見ごろは18日の未明(17日の夜遅く〜18日の明け方)です。暗い空では1時間に5個程度の流星が見込まれます。

Q. 何時ごろに見るのがいいですか?

月が沈んでから空が明るくなり始めるまでが見ごろです。東京では17日23時10分ごろに月が沈み、18日4時50分ごろから空が明るくなり始めます。放射点が高くなる明け方の3時〜4時台(東京は4時50分ごろまで)が、いちばん多く見えるチャンスです。

Q. 月明かりは邪魔になりませんか?

今年は条件が良い年です。17日が上弦の月で、月は夜半前(東京で23時10分ごろ)に沈むため、見ごろの時間には月明かりがありません。

Q. しし座流星群の夜は晴れますか?

気象庁の夜の天気概況で過去37年(1989〜2025年)の11月17日の夜を調べると、晴れた割合は全国51地点の平均で43%、東京は51%でした。大分・静岡が59%で最も高く、金沢・札幌・鳥取が24%で最も低くなっています。

Q. 日本海側で見るにはどうすればいいですか?

日本海側は冬型の気圧配置で曇りやすく、晴れた割合は約3割です。冬型が弱まる夜(高気圧に覆われる日)を週間予報で探すか、16日・18日の夜も候補に入れましょう。山を越えた太平洋側は晴れやすい傾向があります。

Q. どの方角を見ればいいですか?

流星は空のあちこちに流れるので、方角はあまり気にしなくて大丈夫です。放射点(しし座)は東北東の地平線から昇り、3〜4時には東〜南東の高さ50〜60°に来ます。放射点そのものより、そこから少し離れた空の広い範囲をぼんやり見渡すのがコツです。

Q. 18日の夜や、ほかの日でも見られますか?

国際流星機構によると、しし座流星群の活動は11月6日〜30日ごろです。極大の前後の夜にも流星は流れますが、数は少なくなります。今年は17日の夜(18日未明)がいちばんのチャンスで、16日・18日の夜が予備日の候補です。なお18日の夜は月の入りが19日0時すぎなので、0時までは月明かりがあります。

Q. 11月17日の天気予報はいつわかりますか?

気象庁の週間予報に17日が入るのは11月10日ごろです。この記事のチェッカーは、予報の範囲に入ると自動で17日の天気と降水確率を表示します。

まとめ
  • しし座流星群2026は11月18日9時ごろ極大、見ごろは18日未明。暗い空で1時間に5個程度
  • 月は東京で17日23時10分ごろに沈み、月明かりの条件は良い。見ごろは月が沈んでから4時50分ごろまで
  • 過去37年で11月17日の夜が晴れた割合は全国平均43%。太平洋側・瀬戸内は約5割、日本海側は約3割
  • 明け方は冷えるので冬の服装で。予備日の16日・18日の夜も候補に
  • チェッカーで、あなたの街の見ごろの時間・晴れた年・最新の予報を確認できます

出典:国立天文台「ほしぞら情報 2026年11月」、国立天文台 暦計算室(東京の月の出入り・日の出入り)、気象庁「過去の気象データ検索」(日別の天気概況・最低気温)、気象庁「天気予報」(週間予報)。放射点・月・太陽の時刻は当ブログの計算です。

タイトルとURLをコピーしました