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こんにちは!気象予報士ののぶやんです。
大型で猛烈な台風第30号(チャンパー)は、23〜24日に先島諸島へ近づいたあと、25日(日)に東シナ海を北上し、26日(月)3時には対馬近海に達する予報になりました(気象庁 21日6時45分発表)。九州の方からすると「こっちにも来るの?」「週末の予定は大丈夫?」が気になるところだと思います。
そこでこの記事では、元気象庁職員の気象予報士として、気象庁の予報円の中心から九州・山口の各地と台風の距離を計算し、週間天気予報と並べて表示するツールを作りました。さらに、気象庁のベストトラックで10月中旬以降に東シナ海から九州北部・対馬の近くへ北上した台風を75年分探し、そのとき九州で実際に何mmの雨が降ったかを、気象庁の観測データで確かめています。
- 台風30号は25日3時に東シナ海(985hPa)、26日3時に対馬近海(998hPa)へ進む予報。九州に近づくころには勢力がかなり弱まる見込み
- 予報の最終時刻の26日3時の時点で、対馬(厳原)約120km、長崎約200km、福岡約210km。その後も北東へ進む予報なので、対馬や福岡には26日朝にかけてさらに近づく可能性がある。26日3時の予報円は半径460kmで、進路はまだ大きくぶれる
- 九州北部の週間予報は23日(金)〜26日(月)に雨の確率50〜70%。台風が離れていても、台風の東側から流れ込む暖かく湿った空気で雨が続くパターン
- 25日(日)の朝の気温は平年より6〜9℃高い予報(福岡の最低気温21℃・平年14.4℃、佐賀22℃・平年12.9℃)。季節外れの蒸し暑さ
- 10月中旬以降に東シナ海を北上し、九州北部(福岡・長崎・対馬)の300km以内に近づいた台風は75年で3個だけ。最も新しい2024年の台風21号のときは、福岡で2日間に259.5mm(11月の平年の2.8倍)の大雨
九州の台風30号チェッカー(台風との距離と週間予報を自動表示)
地点を選ぶと、気象庁の最新の台風情報からその地点に最も近づく時刻と距離を計算し、同じ地点の週間天気予報(天気・降水確率・最低/最高気温と平年との差)を並べて表示します。ページを開くたびに最新の発表を読み込みます。
台風30号の進路予想:先島のあと東シナ海を北上、26日に対馬近海
| 日時 | 中心位置 | 中心気圧 | 最大風速 | 予報円の半径 |
|---|---|---|---|---|
| 21日6時 | 17.6N 130.9E | 900 hPa | 60 m/s | (実況) |
| 21日18時 | 19.0N 128.7E | 900 hPa | 60 m/s | 45km |
| 22日6時 | 20.1N 126.8E | 905 hPa | 55 m/s | 65km |
| 23日3時 | 21.9N 124.9E | 940 hPa | 45 m/s | 100km |
| 24日3時 | 24.3N 122.7E | 965 hPa | 40 m/s | 220km |
| 25日3時 | 27.8N 122.0E | 985 hPa | 30 m/s | 370km |
| 26日3時 | 33.7N 128.1E | 998 hPa | 18 m/s | 460km |
台風は24日3時に先島諸島近海で965hPaの「強い」勢力のあと、25日3時には東シナ海で985hPa・最大風速30m/s、26日3時には対馬近海で998hPa・最大風速18m/sと、北上しながら急に弱まる予報です。北緯30度より北の東シナ海は海面水温が下がり、上空の偏西風の影響も受けるため、台風はふつうこのあたりで勢力を落とします。先島諸島への影響は台風30号は先島諸島にいつ最接近?で、900hPaという気圧の珍しさは中心気圧900hPaはどのくらい強い?で解説しています。
予報円の中心どおりに進むと、予報の最終時刻(26日3時)の時点で、九州の各地との距離は対馬(厳原)約120km、長崎約200km、福岡約210km、鹿児島は26日2時ごろの約330kmが最も近い計算です。台風はそのあとも北東へ時速35kmで進む予報なので、対馬や福岡・山口には26日朝にかけてさらに近づく可能性があります。26日3時の予報円の半径は460kmもあり、九州全体がすっぽり入る大きさです。予報円の東寄りを通れば九州に上陸・通過するおそれもあり、西寄りなら朝鮮半島の南西の海上を通ることになります。
26日3時の予報には暴風警戒域がなく、最大風速18m/sまで弱まる見込みなので、九州で心配なのは風より雨です。ただし、台風が温帯低気圧に変わる途中では風の強い範囲が広がることもあり、油断は禁物です(温帯低気圧になれば安心?)。
九州・山口8地点の週間予報(24〜26日)
| 地点 | 24日(土) | 25日(日) | 26日(月) | 平年の最低気温 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡 | くもり時々雨 70% 18℃(+3.6) | くもり一時雨 60% 21℃(+6.6) | くもり一時雨 50% 19℃(+4.6) | 14.4℃ |
| 佐賀 | くもり時々雨 70% 18℃(+5.1) | くもり一時雨 60% 22℃(+9.1) | くもり一時雨 50% 20℃(+7.1) | 12.9℃ |
| 長崎 | くもり時々雨 70% 18℃(+3.1) | くもり一時雨 60% 22℃(+7.1) | くもり一時雨 50% 20℃(+5.1) | 14.9℃ |
| 熊本 | くもり時々雨 70% 19℃(+5.9) | くもり一時雨 50% 22℃(+8.9) | くもり一時雨 50% 20℃(+6.9) | 13.1℃ |
| 大分 | くもり時々雨 70% 18℃(+4.4) | くもり一時雨 50% 21℃(+7.4) | くもり 40% 20℃(+6.4) | 13.6℃ |
| 宮崎 | くもり時々雨 70% 21℃(+6.9) | くもり 40% 22℃(+7.9) | くもり 40% 21℃(+6.9) | 14.1℃ |
| 鹿児島 | くもり一時雨 60% 23℃(+6.6) | くもり 40% 25℃(+8.6) | くもり 40% 22℃(+5.6) | 16.4℃ |
| 下関 | くもり時々雨 70% 18℃(+2.5) | くもり一時雨 60% 21℃(+5.5) | くもり一時雨 50% 19℃(+3.5) | 15.5℃ |
各地点と台風の中心の距離(予報円の中心どおりに進んだ場合)
| 地点 | 予報の範囲内で最も近い距離 | 時刻 | そのころの中心気圧 |
|---|---|---|---|
| 福岡 | 約211km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 佐賀 | 約210km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 長崎 | 約196km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 熊本 | 約262km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 大分 | 約330km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 宮崎 | 約366km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 鹿児島 | 約330km | 26日2時ごろ | 997hPa |
| 山口(下関) | 約262km | 26日3時ごろ | 998hPa |
| 対馬(厳原) | 約123km | 26日3時ごろ | 998hPa |
距離で見ると、九州でいちばん近いのは対馬で、福岡・長崎・佐賀は26日3時の時点で200km前後、宮崎・大分は300km以上離れる計算です。とはいえ、雨の量は距離だけでは決まりません。下で紹介する過去の例のように、台風の中心から300〜400km以上離れた福岡や下関で、2日間に200mmを超える雨が降ったこともあります。
図解:台風が離れていても九州で雨が続くしくみ
台風の雨は、中心の近くだけで降るわけではありません。台風が九州の西の東シナ海を北上するとき、九州は台風の東側(進む向きの右側)に入ります。ここでは、台風の反時計回りの風と、日本の東の高気圧の縁を回る風が重なって、南から暖かく湿った空気が流れ込み続けます。この空気が前線や九州の山地にぶつかると雨雲が発達し、台風の中心から数百km離れていても大雨になることがあります。詳しいしくみは「台風が前線を刺激する」とは?で解説しています。
同じ理由で気温も上がります。福岡の週間予報(20日17時発表)では、25日(日)の最低気温が21℃、26日(月)が19℃で、この時期の平年(最低14.4℃)より25日は6.6℃、26日は4.6℃高い予報です。長崎・佐賀・熊本は25日の最低気温が22℃(平年12.9〜14.9℃)で、平年より7〜9℃高く、10月下旬としては季節外れの蒸し暑い朝になりそうです。10月の暑さの傾向は10月なのに暑いのはなぜ?にもまとめています。
10月中旬以降に東シナ海を北上した台風は75年で3個
気象庁のベストトラック(1951〜2025年)で、10月15日以降に東シナ海(北緯25〜32度・東経119〜127度)を台風の強さで通り、そのあと(温帯低気圧になってからも含めて)福岡・長崎・対馬(厳原)のいずれかから300km以内に近づいた台風を探すと、75年で3個しかありませんでした。10月後半に東シナ海を北上して九州北部に近づく台風は、かなり珍しいことがわかります(10月1日以降まで広げると14個で、2013年の台風24号、2016年の台風18号、2018年の台風25号などがあります)。
| 台風(期間) | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 厳原 | 熊本 | 大分 | 鹿児島 | 下関 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1998年 台風10号(ゼブ) 10月16〜18日 | 73.5mm | 82.5mm | 104.5mm | 55.5mm | 107.5mm | 295.5mm | 172.5mm | 87.0mm |
| 2000年 台風20号(サンサン) 10月31日〜11月2日 | 125.0mm | 118.0mm | 146.5mm | 106.5mm | 135.5mm | 56.0mm | 37.0mm | 101.5mm |
| 2024年 台風21号(コンレイ) 10月31日〜11月2日 | 259.5mm | 134.5mm | 89.0mm | 218.5mm | 101.5mm | 48.5mm | 9.5mm | 227.5mm |
いちばん新しい2024年の台風21号(コンレイ)は、台湾に上陸したあと東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線を活発にしました。福岡では11月1日に131.5mm、2日に128.0mm、2日間で259.5mmと、11月の平年の1か月分(91.4mm)の2.8倍の雨が降りました。下関でも227.5mm、対馬の厳原で218.5mmです。中心は長崎から約260km(ベストトラックの記録が終わる11月2日9時の位置)と離れていて、しかも温帯低気圧に変わっていたのに、九州北部ではこれだけの大雨になりました。
2000年の台風20号(サンサン)は温帯低気圧に変わりながら九州南部を横断し、福岡で125.0mm(11月の平年の約1.4倍)、長崎で146.5mm、熊本で135.5mmの雨が3日間で降りました。1998年の台風10号(ゼブ)は鹿児島県に上陸したため、大分で295.5mm(17日だけで276.5mm)、鹿児島で172.5mmと、九州の東部・南部で雨が多くなっています。
3つの例を見ると、台風の中心から200km以上離れた地点でも100mmを超える大雨になることがあり、とくに台風の東側で湿った南風が当たる九州北部〜山口で雨が多くなっています。今回も、九州北部〜山口は台風の東側に入る予報なので、24日ごろから雨が降りやすくなり、とくに25日(日)〜26日(月)は局地的に雨が強まるおそれがあります。
| 地点 | 10/31 | 11/1 | 11/2 | 3日間 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡 | 0.0mm | 131.5mm | 128.0mm | 259.5mm |
| 長崎 | 0.0mm | 20.5mm | 68.5mm | 89.0mm |
| 厳原 | 0.0mm | 155.0mm | 63.5mm | 218.5mm |
| 佐賀 | 0.0mm | 35.5mm | 99.0mm | 134.5mm |
| 下関 | 0.0mm | 146.0mm | 81.5mm | 227.5mm |
| 地点 | 10/31 | 11/1 | 11/2 | 3日間 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡 | 6.5mm | 55.0mm | 63.5mm | 125.0mm |
| 長崎 | 16.0mm | 84.0mm | 46.5mm | 146.5mm |
| 厳原 | 12.0mm | 66.0mm | 28.5mm | 106.5mm |
| 佐賀 | 13.5mm | 53.5mm | 51.0mm | 118.0mm |
| 下関 | 4.5mm | 45.5mm | 51.5mm | 101.5mm |
2つの例を日ごとに見ると、台風の中心が九州にいちばん近づく日だけでなく、その前日から雨が強まっていることがわかります。2024年は福岡で11月1日に131.5mm、2日に128.0mmと2日続けて100mmを超えました。2000年は11月1日と2日に雨が分かれて降っています。今回も、台風が対馬近海に達する26日(月)より前の24〜25日から雨に備えるのが安全です。
| 地点 | 10月の平年の降水量 | 11月の平年の降水量 |
|---|---|---|
| 福岡 | 94.5mm | 91.4mm |
| 佐賀 | 90.1mm | 89.4mm |
| 長崎 | 102.1mm | 100.7mm |
| 厳原 | 120.8mm | 100.6mm |
| 熊本 | 87.1mm | 84.4mm |
| 大分 | 144.8mm | 72.9mm |
| 鹿児島 | 104.6mm | 102.5mm |
| 下関 | 83.7mm | 81.9mm |
九州の10月下旬の天気と、雨のデータ(サイト内ツール)
福岡の10月25日前後の天気の傾向(過去の晴れ・雨の割合や気温)は、日付と地点を選んで確かめられます。週末の予定の参考にどうぞ。
都道府県ごとの台風の接近数を比べるツールです。10月の福岡県・長崎県の数字も確かめられます。
福岡県の過去の水害の記録は福岡県の水害の歴史、福岡・長崎・鹿児島の気候は福岡の気候・長崎の気候・鹿児島の気候、今日どこで雨が多かったかは今日の雨が多かった所ランキングで確認できます。
日ごとの見通しと、週末の予定の考え方
23日(金)〜24日(土):前線の雨。季節外れの暖かさのはじまり
福岡・佐賀・長崎の週間予報は、23日が「くもりのち雨」、24日が「くもり時々雨」で降水確率60〜70%です。台風はまだ先島諸島の近くですが、台風の北東側の湿った空気が前線に向かって流れ込み始めます。屋外の行楽は、雨具を持って出かけるか、日程を前倒しするのがおすすめです。九州の紅葉の名所の見頃はくじゅうの紅葉 見頃2026でも紹介しています。
25日(日)〜26日(月):台風が東シナ海を北上。雨と南寄りの風が強まるおそれ
台風が九州の西を北上するタイミングです。最低気温は21〜22℃前後と10月下旬としては異例の高さで、湿った南風が続きます。予報円が大きいため、雨の強さや時間帯は、「台風に関する九州北部地方気象情報」が発表された場合はその内容や、府県天気予報で確認してください。線状降水帯の半日前予測が出たときの考え方は線状降水帯直前予測とは?にまとめています。対馬・壱岐・五島の船便は、うねりの影響で25日ごろから乱れる可能性があります(飛行機・電車・船が止まる風速の目安)。
27日(火)以降:台風が離れて天気は回復、気温は平年に近づく
27日は「くもり」、降水確率30〜40%と、台風が日本海〜朝鮮半島方面へ離れて天気は回復に向かう見込みです。最低気温は15〜17℃と平年に近づきます。急な気温の変化には寒暖差チェッカーも使ってみてください。
25日(日)は京都競馬場で菊花賞、11月1日(日)には東京競馬場で天皇賞(秋)があります。関西・関東の週末の天気は菊花賞2026の天気・天皇賞(秋)2026の天気で最新の予報を自動表示しています。
雨の週末に備えるチェックリスト
- 24日(土)までに:側溝・ベランダの排水口の落ち葉を取り除く(10月下旬は落ち葉で詰まりやすい)
- 24日(土)までに:ハザードマップで自宅と職場・学校の浸水想定を確認
- 25日(日)の予定:屋外のイベント・行楽は雨天の扱いを確認。山や川辺は前日の雨で増水していることも
- 26日(月)の通勤・通学:朝の雨のピークにあたる可能性。交通機関の運行情報を前の晩に確認
- 船・飛行機:対馬・壱岐・五島航路はうねりで欠航しやすい。25〜26日の移動は振替の手段を確認
- 服装:朝でも20℃前後と蒸し暑い一方、27日以降は平年に近づいて下がるので、羽織りものも用意
浸水のリスクは、上で紹介した福岡県の水害の記録からもイメージできます。服装の目安は福岡10月の服装と天気も参考にしてください。
よくある質問
Q. 台風30号は九州に来ますか?
気象庁の21日6時45分の予報では、25日3時に東シナ海、26日3時に対馬近海へ進みます。予報円の中心どおりなら、予報の最終時刻の26日3時の時点で対馬(厳原)の約120km、長崎の約200km、福岡の約210kmにあり、そのあとも北東へ進むため、対馬や福岡には26日朝にかけてさらに近づく可能性があります。中心気圧998hPa・最大風速18m/sまで弱まる見込みですが、26日3時の予報円は半径460kmと大きく、進路はまだ変わる可能性があります。
Q. 台風30号で九州はいつ雨が降りますか?
九州北部の週間予報(20日17時発表)では、23日(金)から26日(月)まで降水確率50〜70%の雨の予報です。台風の東側から暖かく湿った空気が流れ込むため、台風の中心が離れていても雨が続くパターンです。
Q. 週末の九州は暑くなりますか?
福岡の25日(日)の最低気温は21℃の予報で、平年(14.4℃)より6℃以上高くなっています。長崎・佐賀・熊本は22℃(平年より7〜9℃高い)で、10月下旬としては季節外れの蒸し暑い朝になりそうです。
Q. 10月下旬に台風が東シナ海を北上するのは珍しいですか?
1951〜2025年の75年で、10月15日以降に東シナ海を台風の強さで通り、福岡・長崎・対馬の300km以内まで北上した台風は3個だけです(1998年10号、2000年20号、2024年21号)。
Q. 過去に同じようなコースの台風で九州はどのくらい雨が降りましたか?
2024年の台風21号では、福岡で11月1〜2日の2日間に259.5mm(11月の平年の2.8倍)、下関で227.5mm、対馬の厳原で218.5mmの大雨になりました。2000年の台風20号でも、長崎で146.5mm、熊本で135.5mmの雨が3日間で降りました。
Q. 台風30号は温帯低気圧に変わりますか?
気象庁の21日6時45分の予報では、26日3時の時点でも「台風」の扱いですが、中心気圧998hPa・最大風速18m/sまで弱まり、北緯30度より北の冷たい海の上に出るため、温帯低気圧の性質を帯びていく可能性があります。温帯低気圧に変わっても、雨や風の範囲が広がることがあるので注意が必要です。
Q. 対馬・壱岐・五島の船は欠航しますか?
台風が東シナ海を北上する25日ごろから、九州の西の海上ではうねりが高まる可能性があります。対馬は26日3時の時点で台風の中心から約120kmと九州でいちばん近く、そのあとさらに近づく可能性もあるので、25〜26日に移動する予定がある方は、運航会社の最新情報と振替の手段を確認しておくと安心です。
Q. 九州で風は強くなりますか?
26日3時の予報では最大風速18m/sまで弱まり、暴風警戒域はありません。陸上で暴風になるおそれは今のところ小さいものの、台風の東側では南寄りの風がやや強まり、海上ではうねりが入ります。最新の予報を確認してください。
- 台風30号は25日に東シナ海、26日3時に対馬近海へ。そのころは998hPaまで弱まる予報
- 26日3時の時点で対馬約120km・長崎約200km・福岡約210km。その後も北東へ進み、対馬・福岡には26日朝にかけてさらに近づく可能性。予報円は半径460kmと大きい
- 九州北部は23日〜26日に雨の予報。心配なのは風より雨
- 25日の朝の気温は平年より6〜9℃高い季節外れの暖かさ
- 10月中旬以降に東シナ海を北上した2024年台風21号では福岡で2日間259.5mm。中心が離れていても大雨に注意
出典:気象庁「台風情報」(2026年10月21日6時45分発表)、気象庁「天気予報」(週間天気予報、10月20日17時発表)、気象庁「過去の気象データ検索」(日降水量・平年値)、気象庁 RSMC Tokyo ベストトラック(1951〜2025年)。距離・過去の台風の抽出・雨量の合計は当サイトの計算。

