こんにちは!気象予報士ののぶやんです。
九州を代表する紅葉の名所、くじゅう連山と九重“夢”大吊橋(大分県九重町)。「今年の見頃はいつ?」「この週末はもう色づいている?」「山の上と吊橋、どちらに行けばいい?」と気になっている方も多いと思います。くじゅうの紅葉は、標高1,700mほどの大船山・御池から、牧ノ戸峠、長者原、そして標高777mの夢大吊橋へと、1か月ほどかけて山を下りてきます。
そこでこの記事では、九重町に近いアメダス玖珠(標高331m)の1991〜2026年の毎日の最低気温を使い、4つのスポットの朝の気温を標高で補正して、「紅葉のスイッチ」といわれる8℃・5℃を下回った日を年ごとに数えました。結論からいうと、2026年のくじゅうの紅葉は、山頂近くの御池こそ平年より9日ほど遅れたものの、牧ノ戸峠から下はほぼ平年どおりのペース。山の上は見頃の後半に入り、夢大吊橋は10月22日ごろから11月5日ごろが見頃の計算です。気象庁の観測を毎日読み込んで、行く日の状態を判定するツールも置いています。
- 九重“夢”大吊橋(約777m)の見頃は10月22日〜11月5日ごろの計算。推定最低気温が10月15日に5℃を下回り、見頃へのスイッチが入りました。10月19日現在は色づきが進んでいる段階です
- 長者原・タデ原湿原(約1,040m)は10/15〜10/29ごろで、いま見頃。牧ノ戸峠(約1,333m)は10/10〜10/24ごろで見頃の終盤、大船山・御池(約1,700m)は10/9〜10/23ごろの計算で、そろそろ見頃が終わります
- 今年は牧ノ戸峠・長者原・夢大吊橋が平年(1996〜2025年)の計算とほぼ同じ時期(御池だけ約9日遅い)。玖珠の10月1〜18日の最低気温の平均は11.7℃で、平年(12.6℃)よりやや低めでした。全国的に紅葉が遅れている今年としてはめずらしい「平年並み」です
- ねらい目は10月24〜25日の週末(長者原と夢大吊橋の両方が見頃)(週間予報の信頼度はCで、天気は変わりやすい段階)、吊橋だけなら10月31日〜11月3日まで。11月7日以降は吊橋も見頃過ぎの計算ですが、標高の低い九酔渓などは11月中旬まで楽しめることが多いです
- 見頃のころの夢大吊橋付近は朝5.2℃前後・昼17.0℃前後。長者原から上は朝に霜が降りる日もあり、冬用の上着があると安心です
※見頃の状態は日ごとに進みます。下のツールは気象庁の観測を毎日読み込んで自動更新されるので、出かける日を選んで最新の判定を確認してください。
くじゅうの紅葉 見頃判定ツール(4スポット・毎日自動更新)
スポットと行く日を選ぶと、その日の紅葉の状態(色づき前・色づき始め・見頃・見頃過ぎ・落葉)と、2026年の見頃の計算、今年の8℃・5℃の到達日が表示されます。グラフの橙の線は今年の推定最低気温で、気象庁のアメダス玖珠の最新の観測を毎日自動で読み込んで更新されます。
ツールの見頃の目安(5℃到達日の7〜21日後)は、箱根や鳴子峡の紅葉の記事と同じです。4スポットとも同じアメダス玖珠の値をもとに、標高100mにつき0.6℃で補正しています。たとえば夢大吊橋は玖珠より約450m高いので、朝の気温を約2.7℃低く、御池は約1,370m高いので約8.2℃低く見積もっています。玖珠は盆地で、晴れた夜は放射冷却で冷え込みやすい場所なので、実際の山の上の朝は、この計算より少し高めになる日もあります。
図解:くじゅうの紅葉は「山の上から吊橋へ」1か月かけて下りてくる
紅葉は、朝の最低気温がおよそ8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回るころから見頃に向かうといわれます(2026年の紅葉はいつ?最低気温8℃のしくみ)。気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるので、標高差が1,000m近いくじゅうでは、山の上と吊橋で6℃ほど朝の気温が違います。そのぶん、紅葉の見頃も上から順に下りてきます。
平年の計算では、大船山・御池の5℃到達(9/23ごろ)から夢大吊橋(10/15ごろ)まで約22日の差があります。9月末〜10月上旬は山の上、10月中旬は牧ノ戸峠〜長者原、10月下旬〜11月上旬は夢大吊橋と、時期によって「いちばんきれいな場所」が変わるのがくじゅうの紅葉の特徴です。行く日が決まっているなら、その日に見頃の標高を選ぶのがコツです。
データ①:平年はいつ8℃・5℃になる?4スポットの比較
| スポット | 標高 | 8℃到達(平年) | 5℃到達(平年) | 見頃の計算(平年) | 5℃到達(1996〜2005年) | 5℃到達(2016〜2025年) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 大船山・御池 | 約1,700m | 9月13日 | 9月23日 | 9/30〜10/14 | 9月22日 | 9月25日 |
| 牧ノ戸峠 | 約1,333m | 9月21日 | 10月3日 | 10/10〜10/24 | 9月29日 | 10月7日 |
| 長者原・タデ原湿原 | 約1,040m | 9月26日 | 10月9日 | 10/16〜10/30 | 10月11日 | 10月10日 |
| 九重“夢”大吊橋 | 約777m | 10月5日 | 10月15日 | 10/22〜11/5 | 10月16日 | 10月17日 |
平年の見頃の計算は、大船山・御池が9/30〜10/14、牧ノ戸峠が10/10〜10/24、長者原が10/16〜10/30、夢大吊橋が10/22〜11/5。登山・観光情報で紹介されている例年の見頃(大船山・御池は10月上旬〜中旬、牧ノ戸峠・長者原は10月中旬〜11月上旬、九酔渓は10月下旬〜11月中旬)と、おおむね合っています(牧ノ戸峠・長者原は、11月上旬まで色が残る年もあります)。
20年前との比較では、牧ノ戸峠の5℃到達が9/29→10/7と約8日遅くなった一方、長者原(10/11→10/10)や夢大吊橋(10/16→10/17)はほとんど変わっていません。色づき始めの8℃到達は、4スポットとも3〜11日遅くなっています。全国の紅葉の遅れは紅葉が遅いのはなぜ?でまとめています。
データ②:2026年は?「平年並み」で、吊橋も5℃のスイッチが入った
玖珠の今年の9月の最低気温の平均は18.7℃で、平年(1996〜2025年の平均18.1℃)よりやや高め。ところが10月に入ると、3日の9.6℃、7〜9日の8〜9℃台、14〜17日の7〜9℃台と冷え込む朝が続き、10月1〜18日の平均は11.7℃と、平年(12.6℃)より低くなりました。
夢大吊橋付近の推定最低気温は、10月3日に8℃を下回り(平年10/5)、10月15日に4.8℃と5℃を下回りました(平年10/15)。どちらも平年とほぼ同じ日です。紅葉情報サイトでも、10月18日時点で近くの九酔渓は「色づき始め」と伝えられています。山の上の大船山・御池は、9月の暖かさで5℃到達が10月2日(平年9月23日)と約9日遅れましたが、牧ノ戸峠(10月3日、平年10月3日)から下は、10月の冷え込みで平年のペースに追いつきました。
| 年 | 8℃到達 | 5℃到達 | 見頃の計算 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | 10/3 | 10/15 | 10/22〜11/5 |
| 2025年 | 10/27 | 10/27 | 11/3〜11/17 |
| 2024年 | 10/12 | 10/13 | 10/20〜11/3 |
| 2023年 | 10/5 | 10/18 | 10/25〜11/8 |
| 2022年 | 10/8 | 10/18 | 10/25〜11/8 |
| 2021年 | 10/3 | 10/18 | 10/25〜11/8 |
| 2020年 | 9/20 | 10/18 | 10/25〜11/8 |
| 2019年 | 10/8 | 10/10 | 10/17〜10/31 |
| 2018年 | 10/2 | 10/13 | 10/20〜11/3 |
| 2017年 | 9/25 | 10/1 | 10/8〜10/22 |
| 2016年 | 10/11 | 10/15 | 10/22〜11/5 |
| 2015年 | 10/3 | 10/8 | 10/15〜10/29 |
| 2014年 | 10/6 | 10/8 | 10/15〜10/29 |
夢大吊橋付近の5℃到達は、1996〜2025年の30年のうち16年で10月15日までに来ていて、今年はちょうど真ん中くらいです。ここ数年では、2025年が10月27日と遅く、計算上の見頃は11/3〜11/17でした。2025年は九酔渓の見頃が11月10日〜25日ごろと伝えられていて、谷の低い九酔渓は吊橋よりさらに遅れる傾向があるようです。今年は2025年より12日早いペースです。
気象庁の週間予報(10月18日17時発表)では、大分の最低気温は20日20℃・21日18℃と高めのあと、22日16℃・23日15℃と下がる見込みです。20〜21日はいったん暖かくなりますが、すでに5℃のスイッチは入っているので、見頃の予想は変わりません。ツールは観測を毎日読み込むので、出かける前にもう一度開いてみてください。
データ③:見頃のころは何℃?服装の目安
| スポット | 今年の見頃(計算) | 朝(最低気温) | 昼(最高気温) |
|---|---|---|---|
| 大船山・御池 | 10/9〜10/23 | 約2.8℃ | 約14.2℃ |
| 牧ノ戸峠 | 10/10〜10/24 | 約4.7℃ | 約16.2℃ |
| 長者原・タデ原湿原 | 10/15〜10/29 | 約5.3℃ | 約16.8℃ |
| 九重“夢”大吊橋 | 10/22〜11/5 | 約5.2℃ | 約17.0℃ |
見頃のころの朝は、山の上で2〜5℃、夢大吊橋で5℃前後まで下がり、昼は14〜17℃ほど。朝と昼の差が10℃以上あります。くじゅうの高原は風が強く、吊橋の上は谷を吹き抜ける風で体感温度がさらに下がるので、薄手のダウンや防風のジャケットがあると安心です。最低気温ごとの服装の目安は最低気温10度・15度の服装は?、名所と街の気温差は紅葉狩りの服装は?名所は街より何℃寒いで確かめられます。玖珠の月ごとの気温や晴れの割合は玖珠の気候と天気出現率、近くの観測所は湯布院の気候・竹田の気候で見られます。
過去の同じ時期の大分県の天気は、次のツールで日付を選んで確かめられます(選べる地点は大分です。くじゅうの朝は、吊橋付近で大分より約8℃、山の上では10℃以上低くなります)。
スポット別:見どころと見頃のサイン
- 大船山・御池(約1,700m):火口湖の御池をドウダンツツジなどの紅葉が囲む、くじゅうでいちばん有名な紅葉の景色。長者原から坊ガツル経由で片道3〜4時間ほどの本格的な登山になります。今年の見頃の計算は10/9〜10/23で、10月19日現在は見頃の終盤です
- 牧ノ戸峠(約1,333m):やまなみハイウェイの最高地点にある登山口。登山口から沓掛山にかけての尾根の紅葉は、短い歩きで楽しめます。今年の計算は10/10〜10/24で、24日ごろまでが見頃です
- 長者原・タデ原湿原(約1,040m):三俣山や硫黄山を背に、湿原の草紅葉と山の紅葉が広がる高原。木道の自然研究路は平らで歩きやすく、車でも行けるのが魅力です。今年の計算は10/15〜10/29で、いま見頃です
- 九重“夢”大吊橋(約777m):長さ390m・高さ173mの歩行者専用の大吊橋。真下の鳴子川渓谷と、日本の滝百選の「震動の滝」を囲む紅葉を見下ろせます。今年の計算は10/22〜11/5。10月下旬〜11月上旬の週末が本番です
- 九酔渓(吊橋の下流):吊橋から湯平・天ケ瀬方面へ下る渓谷沿いの紅葉。吊橋より標高が低く、2025年は11月10日〜25日ごろが見頃と伝えられました。吊橋の見頃が過ぎても、九酔渓は11月中旬ごろまで楽しめることが多いです
山の上の2スポットは登山道を歩くことになるので、天気が崩れる日は無理をせず、長者原や吊橋に切り替えるのがおすすめです。くじゅうは火山なので、硫黄山付近の噴気など、気象庁の火山情報も出かける前に確認しておくと安心です。
見頃の時期の天気:雨は4日に1日、朝の霜と路面凍結に注意
玖珠の1996〜2025年の観測で、夢大吊橋の見頃の計算にあたる10/22〜11/5に1mm以上の雨が降った日の割合は26%。およそ4日に1日の計算で、10月下旬〜11月上旬は九州でも晴れやすい時期です。
| 日付(前後2日を含む) | 1mm以上の雨が降った日の割合 |
|---|---|
| 10月24日(土) | 33% |
| 10月25日(日) | 31% |
| 10月31日(土) | 21% |
| 11月1日(日) | 22% |
| 11月3日(火・祝) | 23% |
| 11月7日(土) | 29% |
| 11月8日(日) | 34% |
| 11月14日(土) | 23% |
| 11月15日(日) | 22% |
11月3日の文化の日は「晴れの特異日」として知られますが、玖珠でも前後2日を含めた雨の割合は23%と低めです。もうひとつ気をつけたいのが朝の冷え込みで、玖珠で最低気温が初めて3℃以下になる日(霜が降りやすくなる目安)の平年は11/2ごろ、0℃以下(氷が張る目安)は11月中旬ごろです。標高の高い長者原や牧ノ戸峠では、これより2〜4週間早く霜や凍結が始まります。やまなみハイウェイを車で上るなら、早朝の路面に注意してください(スタッドレスタイヤはいつから?・初霜・初氷はいつ?2026年)。
週末カレンダー:10月下旬〜11月の土日・祝日はどこが見頃?
| 日付 | 大船山・御池 | 牧ノ戸峠 | 長者原 | 夢大吊橋 |
|---|---|---|---|---|
| 10月19日(月・きょう) | 見頃 | 見頃 | 見頃 | 色づき始め |
| 10月24日(土) | 見頃過ぎ | 見頃 | 見頃 | 見頃 |
| 10月25日(日) | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃 | 見頃 |
| 10月31日(土) | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃 |
| 11月1日(日) | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃 |
| 11月3日(火・祝) | 落葉 | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ | 見頃 |
| 11月7日(土) | 落葉 | 落葉 | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ |
| 11月8日(日) | 落葉 | 落葉 | 見頃過ぎ | 見頃過ぎ |
| 11月14日(土) | 落葉 | 落葉 | 落葉 | 見頃過ぎ |
| 11月15日(日) | 落葉 | 落葉 | 落葉 | 見頃過ぎ |
10月24日(土)は長者原・牧ノ戸峠・夢大吊橋の3か所が見頃と、山の上と吊橋を1日でめぐれるいちばんのチャンス。25日(日)も長者原と吊橋が見頃です。10月31日〜11月3日は夢大吊橋が見頃で、長者原は見頃過ぎの計算。11月7日以降は吊橋も見頃過ぎになりますが、九酔渓など谷の低い所はまだ色が残っていることが多い時期です。
くじゅうの紅葉を楽しむコツ
- 朝いちばんの吊橋:見頃の週末は夢大吊橋の駐車場が混み合います。開場時刻に合わせて着くと、谷に朝の光が差し込む時間に渡れます
- 山の上は晴れた日の午前に:11月1日の九重町付近の日の入りは17時24分ごろ(筆者計算)。山の上は午後になると雲が出やすく、気温も早く下がるので、登山は午前中の行動が基本です(日の入りが一番早い日はいつ?)
- 朝晩の寒暖差が色を鮮やかにする:晴れて日中に光合成が進み、夜に冷え込むと赤い色素がつくられやすいといわれます(寒暖差が大きいのはいつ?)。見頃のころの強い雨や風は葉を落とすので、天気予報もあわせて確認を
- 温泉とセットで:長者原・筋湯・湯布院など、くじゅうのまわりは温泉地がそろっています。湯布院の10〜11月の服装と天気は湯布院・別府10月の服装と天気・11月の服装と天気へ
- 雨の日の代わりの計画を:山の上は霧で何も見えない日もあります。そんな日は吊橋や九酔渓など、低い所の紅葉に切り替えるのがおすすめです
11月にかけての気温の見通しは、気象庁の1か月予報(10月15日発表)で全国的に「平年より高い」見込みです(11月は暖かい?2026年の1か月予報)。大分県とほかの県の11月の気温は、次のツールで比べられます。
出かける前に確認したい天気の3つ(山の紅葉の場合)
くじゅうのような山の紅葉は、街の天気予報が「晴れ」でも、山の上は霧や強い風ということがよくあります。気象予報士として、出かける前に次の3つを確認しておくのをおすすめします。
- ①数日前:週間予報の「信頼度」:週間予報には日ごとにA・B・Cの信頼度がついていて、Cの日は予報が変わりやすい日です。10月18日17時発表の大分県の予報では、24日・25日がC。予報の当たり方の目安は2週間・10日間予報は当たる?でまとめています
- ②前日:気圧の変化と風:前線や低気圧が近づいて気圧が下がる日は、山の上で雲がかかりやすく、風も強まります。全国の気圧の変化は今日の気圧の変化で見られます。吊橋の上や尾根は、風速が1m/s強まるごとに体感温度がおよそ1℃下がるといわれます
- ③当日の朝:ライブカメラと雨雲:出発前に現地のライブカメラで霧や雲のかかり方を確かめると、山の上に行くか、吊橋や九酔渓にするかを決めやすくなります(全国ライブカメラ実況モニター・ライブカメラで今の天気を見る方法)
とくに大船山や牧ノ戸峠に登る場合は、午後に天気が崩れる予報なら、早めに出発して早めに下りる計画にしてください。秋の山は日が短く、夕方の冷え込みも急です。
よくある質問(FAQ)
Q. くじゅうの紅葉の見頃は2026年はいつですか?
当サイトの計算では、大船山・御池(約1,700m)が10/9〜10/23、牧ノ戸峠(約1,333m)が10/10〜10/24、長者原(約1,040m)が10/15〜10/29、九重“夢”大吊橋(約777m)が10/22〜11/5ごろです。山の上から順に見頃が下りてきます。
Q. 九重“夢”大吊橋の紅葉はいつが見頃ですか?
2026年は10月22日〜11月5日ごろの計算です。吊橋付近の推定最低気温が10月15日に5℃を下回り、平年とほぼ同じペースで進んでいます。10月24〜25日と10月31日〜11月3日の週末・祝日がねらい目です。
Q. 今年のくじゅうの紅葉は遅いのですか?
牧ノ戸峠・長者原・夢大吊橋は平年(1996〜2025年)の計算とほぼ同じ時期で、山頂近くの大船山・御池だけ約9日遅れました。玖珠の10月1〜18日の最低気温の平均は11.7℃と平年(12.6℃)よりやや低く、全国的に紅葉が遅れている今年としては平年並みのペースです。
Q. いまくじゅうは色づいていますか?
10月19日現在、計算では長者原が見頃、牧ノ戸峠が見頃の終盤、大船山・御池は見頃の終わりごろ、夢大吊橋は色づきが進んでいる段階です。紅葉情報サイトでも10月18日時点で九酔渓は「色づき始め」と伝えられています。
Q. 長者原と夢大吊橋を1日で両方見られる日は?
計算では10月24日(土)は長者原・牧ノ戸峠・夢大吊橋の3か所が見頃、25日(日)も長者原と吊橋が見頃です。
Q. 紅葉を見に行くときの服装は?
見頃のころの夢大吊橋付近は朝5℃前後・昼17℃前後、長者原から上は朝2〜5℃まで下がります。風が強いので、重ね着に加えて防風のジャケットや薄手のダウンがあると安心です。
Q. なぜ最低気温で紅葉の時期がわかるの?
葉の緑の色素が分解され、赤い色素がつくられるのは朝晩の冷え込みがきっかけで、最低気温が8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回ると一気に進むといわれます。この記事では、アメダス玖珠の毎日の最低気温を標高で補正して判定しています。
- 2026年のくじゅうの紅葉は、御池を除いて平年並みのペース。夢大吊橋付近は10月15日に5℃を下回り、見頃は10月22日〜11月5日ごろの計算
- いま見頃は長者原(10/15〜10/29)。牧ノ戸峠は見頃の終盤、大船山・御池はそろそろ終わり
- 10月24日(土)は3か所が見頃。吊橋だけなら10月31日〜11月3日まで、谷の低い九酔渓は11月中旬まで
- 見頃のころは朝2〜5℃・昼14〜17℃。風が強いので防風の上着を。早朝の山道は凍結にも注意
出典:気象庁「過去の気象データ検索」(アメダス玖珠の日最低・最高気温・降水量、1991〜2026年)、気象庁「大分県の週間天気予報」(2026年10月18日17時発表)、ウォーカープラス「九酔渓の紅葉」(例年の見頃・2025年の見頃・現在の色づき)、YAMA HACK「くじゅう連山の紅葉」(大船山・御池・牧ノ戸峠・長者原の例年の見頃と標高)。標高はおおよその値で、見頃の期間は当サイトの推定です。実際の色づきは樹木の状態や天候で変わります。日の入りの時刻は筆者の天文計算による概算です。
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