ホワイトクリスマスの確率は?全国47都市ランキング|12月24・25日に雪が降った年を過去58年で数えた

雪が舞う日本地図に降雪量の色分けとホワイトクリスマス確率の棒グラフを重ねたイメージ おでかけ・服装の天気

「クリスマスに雪は降る?」——気象庁の観測データで12月24日・25日のどちらかに雪が降った年の割合を47都道府県の気象台ごとに数えると、札幌93.1%・青森89.7%・秋田84.5%と北日本は「ほぼ毎年ホワイトクリスマス」、いっぽう東京は3.4%(58年で2回)、大阪8.6%、福岡24.1%でした。太平洋側の大都市では「一生に数回」レベルの珍しさです。

この記事では、1968〜2025年の58年分の観測から都市別のホワイトクリスマス確率ランキング、東京・大阪・名古屋・福岡で実際に雪が降ったクリスマスの記録、そして「なぜクリスマスの雪は日本海側に集中するのか」を気象予報士が解説します。数字は毎年の観測が追加されると自動で更新されます。

のぶやん
のぶやん

私は気象庁で働いていた気象予報士です。東京のクリスマスの雪は58年で2回だけ。1970年と2021年で、どちらも「曇時々雪」程度の弱い雪でした。関東で本格的な雪が降りやすいのは1月後半〜2月で、クリスマスはまだ「早すぎる」んです。

【ツール】クリスマスの過去58年の天気を地点別に調べる

地点と日付を選ぶと、1968年以降のその日の「晴れ・雨・雪」の割合と、直近の記録が表示されます。12月24日・25日だけでなく、自分の帰省先や旅行先の年末の天気を確かめるのにも使えます。

読み込み中…

「前後±3日」にすると、クリスマス前後1週間の平均的な天気がわかります。

ホワイトクリスマスの確率ランキング(47都市)

12月24日または25日に降雪の記録がある、または天気概況に「雪」が含まれる年を「ホワイトクリスマス」と定義し、58年分の観測で割合を出しました。積雪が残っているかどうかではなく「当日に雪が降ったか」の確率です。

順位地点ホワイトクリスマス確率該当年/データ年最近該当した年最高/最低気温の平均
1札幌(北海道)93.1%54/58年2025・2024・2023・2022・2021・20201℃/-5.4℃
2青森(青森県)89.7%52/58年2025・2024・2023・2022・2021・20203.5℃/-2.7℃
3秋田(秋田県)84.5%49/58年2024・2023・2022・2021・2020・20194.8℃/-1℃
4盛岡(岩手県)81%47/58年2025・2024・2023・2022・2021・20203.3℃/-3.6℃
5山形(山形県)75.9%44/58年2025・2024・2023・2022・2021・20205.3℃/-1.6℃
6長野(長野県)60.3%35/58年2024・2022・2021・2020・2018・20175.1℃/-2.8℃
7福島(福島県)56.9%33/58年2024・2022・2021・2020・2018・20177.8℃/-0.2℃
8仙台(宮城県)50%29/58年2021・2020・2014・2013・2012・20117.4℃/0℃
9新潟(新潟県)50%29/58年2024・2022・2021・2020・2017・20147.6℃/1.5℃
10福井(福井県)34.5%20/58年2022・2021・2014・2012・2011・20108.7℃/1.6℃
11富山(富山県)32.8%19/58年2022・2021・2014・2012・2011・20108.5℃/1.3℃
12金沢(石川県)32.8%19/58年2023・2021・2014・2012・2011・20109.2℃/2.3℃
13松江(島根県)31%18/58年2021・2012・2011・2010・2008・200510℃/2.5℃
14鳥取(鳥取県)31%18/58年2021・2012・2011・2010・2008・20059.9℃/2.1℃
15彦根(滋賀県)27.6%16/58年2022・2021・2012・2011・2008・20058.9℃/2.1℃
16広島(広島県)24.1%14/58年2025・2021・2012・2011・2010・200811℃/2.7℃
17福岡(福岡県)24.1%14/58年2025・2022・2021・2012・2011・201011.4℃/4.5℃
18京都(京都府)20.7%12/58年2022・2021・2012・2011・2008・200510.6℃/2.6℃
19佐賀(佐賀県)20.7%12/58年2025・2022・2021・2012・2010・200211℃/2.8℃
20岐阜(岐阜県)20.7%12/58年2022・2012・2011・2010・2008・200510.4℃/1.7℃
21下関(山口県)19%11/58年2025・2022・2021・2012・2011・201011.1℃/5.6℃
22熊本(熊本県)15.5%9/58年2025・2022・2012・2011・2010・199511.7℃/2.2℃
23長崎(長崎県)15.5%9/58年2022・2011・2010・1995・1984・198312℃/4.9℃
24名古屋(愛知県)13.8%8/58年2022・2011・2008・2000・1995・199210.5℃/2℃
25奈良(奈良県)13.8%8/58年2010・2005・2002・1995・1992・198510.4℃/1.3℃
26松山(愛媛県)13.8%8/58年2025・2010・2002・1995・1992・198411.6℃/3.7℃
27前橋(群馬県)12.1%7/58年2022・2008・1995・1992・1980・197610.1℃/0.6℃
28(三重県)10.3%6/58年2012・2002・1995・1992・1985・198310.9℃/3.1℃
29高松(香川県)10.3%6/58年2011・2010・2000・1995・1992・197311.1℃/3℃
30和歌山(和歌山県)8.6%5/58年2023・1995・1992・1983・197311.4℃/4℃
31大阪(大阪府)8.6%5/58年2012・2010・2005・1995・198311.2℃/4.1℃
32甲府(山梨県)8.6%5/58年2001・2000・1990・1980・197610.1℃/-1.2℃
33大分(大分県)6.9%4/58年2022・1995・1980・197312℃/3.3℃
34宇都宮(栃木県)6.9%4/58年1995・1991・1976・19709.7℃/-1.6℃
35徳島(徳島県)6.9%4/58年2022・2010・1995・197311.3℃/4℃
36水戸(茨城県)6.9%4/58年1995・1992・1983・197010.4℃/-0.9℃
37熊谷(埼玉県)6.9%4/58年2022・1991・1980・197010.9℃/0.3℃
38神戸(兵庫県)6.9%4/58年2010・1995・1992・198310.7℃/4.1℃
39岡山(岡山県)3.4%2/58年1995・197310.8℃/1.7℃
40東京(東京都)3.4%2/58年2021・197011.3℃/3.7℃
41横浜(神奈川県)3.4%2/58年2021・197611.4℃/3.8℃
42高知(高知県)3.4%2/58年1995・197313.5℃/2.9℃
43鹿児島(鹿児島県)3.4%2/58年1995・197314.1℃/5.2℃
44静岡(静岡県)1.7%1/58年199513.3℃/3.3℃
45千葉(千葉県)0%0/58年なし11.2℃/3.3℃
46宮崎(宮崎県)0%0/58年なし14.3℃/3.7℃
47那覇(沖縄県)0%0/58年なし20.5℃/15.4℃
12月24日・25日のどちらかに雪が降った年の割合(1968〜2025年、気象庁の日ごとの値を集計)

ランキングを見ると、北海道・東北・北陸・山陰の日本海側は50〜90%台、太平洋側と九州・沖縄は一桁〜20%台と、日本列島がくっきり二分されます。長野60.3%・福島56.9%と内陸の県も高めです。

東京・大阪・名古屋・福岡はどのくらい珍しい?

都市確率58年間の該当年数何年に1回
東京3.4%2回約29年に1回
横浜3.4%2回約29年に1回
名古屋13.8%8回約7年に1回
大阪8.6%5回約12年に1回
福岡24.1%14回約4年に1回
札幌93.1%54回ほぼ毎年
主要都市のホワイトクリスマス確率(確率と回数は自動更新)

東京で雪が降ったクリスマスは、1970年12月25日(曇時々雪)と2021年12月25日(曇後一時雪)の2回だけ。どちらも積もるような雪ではありませんでした。関東の南岸低気圧による大雪は1月下旬〜2月に集中するため、12月下旬はまだ「雪の季節の入口」に当たります。

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雪と寒さの季節に

降雪日の多い地域では、スタッドレスタイヤと防滑の靴が「行けるかどうか」を決めます。乾燥する太平洋側の冬は加湿器が風邪予防と体感温度の両方に効きます。

東京で雪が降ったクリスマスの記録

年月日昼の天気夜の天気降水量降雪最高/最低気温
2021年12月25日晴一時雨後時々曇曇後一時雪3.5mm0cm14.1℃/4.7℃
1970年12月25日曇時々雪時々雪1mm0cm8℃/0.6℃
東京(東京都)で雪が降ったした年の記録(対象日:12-24,12-25、1968〜2025年)

福岡は58年で14回(24.1%)と、実は東京の7倍の確率です。冬型の気圧配置になると九州北部にも日本海からの雪雲が流れ込むためで、クリスマス寒波の年は玄界灘沿いで雪がちらつきます。

年月日昼の天気夜の天気降水量降雪最高/最低気温
2025年12月25日曇時々雨みぞれ時々雨後曇一時雪20mm0cm13.6℃/5.5℃
2022年12月24日曇一時雪、みぞれを伴う雨時々曇1.5mm0cm5.7℃/2.2℃
2021年12月25日晴一時曇晴後曇時々雪0mm0cm11.9℃/3.2℃
2012年12月24日雪時々曇一時晴曇後みぞれ0mm0cm5.2℃/1.5℃
2011年12月25日曇時々晴一時雪曇後晴一時みぞれ0mm0cm5.9℃/3.9℃
2010年12月25日雪時々曇みぞれ時々曇0mm0cm4.8℃/2.2℃
1995年12月25日曇時々雪一時晴晴後曇0mm0cm3.9℃/-0.7℃
1995年12月24日曇時々雨一時雪曇一時雪後時々晴0.5mm0cm11.2℃/2.9℃
1984年12月25日時々雪0mm0cm3.9℃/0.7℃
1984年12月24日1.5mm0cm5.1℃/1.1℃
1983年12月25日曇時々雪降水なし0mm0cm3.4℃/0.7℃
1983年12月24日曇時々雪時々雪3.5mm0cm6.7℃/1.8℃
1979年12月25日曇時々雪降水なし5.5mm0cm6.9℃/2.5℃
1977年12月25日曇時々雨一時雪1.5mm0cm9.8℃/2.8℃
1975年12月24日一時雨9.5mm1cm6℃/0.3℃
福岡(福岡県)で雪が降ったした年の記録(対象日:12-24,12-25、1968〜2025年)

なぜクリスマスの雪は日本海側に集中するのか

12月下旬は冬型の気圧配置(西高東低)が強まり始める時期です。シベリアからの寒気が日本海の上を渡るときに大量の水蒸気を受け取り、筋状の雪雲になって日本海側の地方に雪を降らせます。その雪雲は脊梁山脈を越えると水分を失い、太平洋側は乾いた晴天になります。北海道〜北陸のホワイトクリスマス確率が高く、関東・東海・瀬戸内が低いのはこの構造そのものです。

太平洋側で雪が降るには、南岸低気圧が本州の南を通り、しかも上空1500m付近の気温が−3℃前後まで下がっている必要があります。この条件がそろうのは1月後半〜2月が中心で、12月の南岸低気圧はまだ暖かく雨になりやすいのです。

クリスマス寒波として記憶されている年(例:2022年12月24日前後、2010年12月25日)は、強い冬型で日本海側が大雪、九州北部や山陰でも積雪となりました。「寒波が来る=関東に雪」ではなく、「寒波が来る=日本海側が雪、関東は乾いた晴れ」が基本です。

12月の雪の日の割合(月別・都市別)

クリスマス当日に限らず、12月全体で「雪が降った日の割合」を見ると地域差がさらにわかります。1月・2月と比べて12月がまだ低いことにも注目してください。

項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
札幌87.9%84.4%64.6%13.8%0.2%0%0%0%0%1.7%35.7%76.8%
新潟63.3%59.1%26.4%1.1%0.1%0%0%0%0%0%2.4%31.7%
金沢53.3%50.7%19.7%0.9%0%0%0%0%0%0%1.1%23%
長野66.9%62%33.8%4.5%0%0%0%0%0%0%5.9%41.4%
仙台48.3%47%26%1.7%0%0%0%0%0%0%3.2%26.9%
東京6.3%9.5%3.4%0.2%0%0%0%0%0%0%0.1%1.1%
名古屋13.1%13.8%3.6%0.1%0%0%0%0%0%0%0.2%5.8%
大阪7.6%12.7%4.6%0.1%0%0%0%0%0%0%0%2.1%
福岡16.4%12.8%2.6%0%0%0%0%0%0%0.1%0.2%8.6%
各月の「雪が降った日」の割合(1968〜2025年の平均、%)

都道府県別の雪データを指標で切り替える

年間の降雪量・雪の日数・12月の値などを都道府県ごとに切り替えて確認できます。「雪の日数」で12月を選ぶと、クリスマス前後の目安になります。

ホワイトクリスマスを狙うならどこへ行く?

  • 確実性重視:札幌(93%)・青森(90%)・秋田(85%)・盛岡(81%)。ほぼ毎年雪の中のクリスマス
  • 都市の華やかさ+雪:札幌(ホワイトイルミネーション)、金沢(33%)、長野(60%)
  • 雪景色の温泉:山形(76%)、新潟(50%)、福井(35%)。日本海側の温泉地は積雪も期待できる
  • 東京から日帰り圏で雪を見たい:確率は下がるが、長野・新潟方面へ新幹線で1〜2時間。東京都内で待っていても3%

旅行の計画には、行き先の地点ページで12月の平年値と天気出現率も確認しておくと安心です(例:札幌の気候ページ金沢の気候ページ)。

集計方法:気象庁「過去の気象データ」の日ごとの値(47都道府県の気象台、1968〜2025年の58年分)を当サイトが集計しています。「晴れ」は気象庁の天気概況(昼=6〜18時/夜=18〜翌6時)が「快晴」または「晴」で始まる日、「雪」は降雪の記録があるか天気概況に雪が含まれる日、「雨(1mm以上)」は日降水量1.0mm以上の日です。千葉の天気概況は2010年までしか公開されていないため、千葉は参考値です。

指標別ランキング|東京は各指標で何位?

12月の雪の日数:東京は41位

順位都道府県雪の日数(12月)偏差値
1位北海道19.1日79.8
2位青森県19.1日79.8
3位秋田県16.9日75.5
4位岩手県13.6日69.0
5位山形県13.6日69.0
6位長野県9.8日61.5
7位新潟県9.6日61.1
8位福島県8.9日59.8
9位石川県6.6日55.3
10位宮城県6.5日55.1
41位東京都0.3日42.9
12月の雪の日数ランキング(平年値)

東京都は41位(0.3日、偏差値42.9)。1位は北海道(19.1日)、47位は沖縄県(0.0日)、全国平均は3.9日です。比較:北海1位(19.1日)・大阪37位(0.6日)・福岡18位(2.7日)。詳しくは雪の日数の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

年間の降雪量:東京は25位

順位都道府県年降雪量偏差値
1位青森県567cm89.8
2位北海道479cm82.7
3位山形県285cm67.1
4位秋田県273cm66.1
5位富山県253cm64.5
6位岩手県209cm61.0
7位福井県186cm59.1
8位長野県163cm57.3
9位石川県157cm56.8
10位鳥取県140cm55.4
25位東京都8cm44.8
年間の降雪量ランキング(平年値)

東京都は25位(8cm、偏差値44.8)。1位は青森県(567cm)、47位は沖縄県(0cm)、全国平均は72cmです。比較:北海2位(479cm)・大阪36位(1cm)・福岡34位(2cm)。詳しくは年降雪量の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

12月の平均気温が低い県:東京は27位

順位都道府県年平均気温(12月)偏差値
1位北海道-0.9℃24.3
2位岩手県0.8℃29.9
3位青森県1.4℃31.8
4位長野県2.3℃34.8
5位山形県2.4℃35.1
6位秋田県2.8℃36.4
7位福島県4.3℃41.3
8位宮城県4.5℃42.0
9位栃木県5.1℃43.9
10位新潟県5.3℃44.6
27位東京都7.7℃52.4
12月の平均気温が低い県ランキング(平年値・低い順)

東京都は27位(7.7℃、偏差値52.4)。1位は北海道(-0.9℃)、47位は沖縄県(19.0℃)、全国平均は7.0℃です。比較:北海1位(-0.9℃)・大阪36位(8.7℃)・福岡41位(9.1℃)。詳しくは年平均気温の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

12月の晴れの日の割合:東京は10位

順位都道府県晴れの日の割合(12月)偏差値
1位群馬県75.3%65.1
2位埼玉県74.7%64.8
3位山梨県74.1%64.5
4位栃木県71.9%63.3
5位高知県69.3%62.0
6位静岡県68.9%61.8
7位宮崎県67.4%61.0
8位茨城県67.1%60.9
9位三重県65.7%60.1
10位東京都65.2%59.9
12月の晴れの日の割合ランキング(昼の天気概況)

東京都は10位(65.2%、偏差値59.9)。1位は群馬県(75.3%)、47位は秋田県(8.3%)、全国平均は45.9%です。比較:北海40位(19.2%)・大阪17位(57.4%)・福岡34位(37.1%)。詳しくは晴れの日の割合の都道府県ランキングで全47都道府県と市町村の順位を確認できます。

東京の月別データ(雪・気温・晴れ)

指標1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
雪の日数
年間39位
1.51.90.90.10.00.00.00.00.00.00.00.3
年降雪量
年間25位
440000000000
年平均気温
年間22位
5.46.19.414.318.821.925.726.923.318.012.57.7
晴れの日の割合
年間22位
68.358.848.343.740.325.131.342.432.439.552.665.2
雨の日の割合
年間28位
9.414.424.130.429.436.030.325.435.129.520.612.6
東京の月別平年値(日・cm・℃・%)。単位は指標ごと

東京の雪の日数は12月0.4日・1月2.8日・2月3.6日と、クリスマスより1〜2月に集中しています。

クリスマス寒波が来た年はどうなる?

「クリスマス寒波」という言葉が使われるのは、12月下旬に強い冬型の気圧配置になった年です。このとき日本海側は大雪になりますが、太平洋側の東京・大阪・名古屋は乾いた晴天になり、雪はほとんど降りません。つまり寒波の年ほど太平洋側のホワイトクリスマスは遠のくという、直感に反する関係があります。

太平洋側で雪が降るのは、寒気が残っているところに南岸低気圧が通るときで、これは冬型が緩んだ直後に起こります。クリスマスにこの条件がそろうのは数十年に一度で、東京の1970年・2021年の雪はどちらも弱い南岸低気圧によるものでした。

ホワイトクリスマスを狙って日本海側へ行く場合は、逆に「寒波が来る年ほど確実」です。札幌・青森・秋田は寒波の有無にかかわらず9割前後の確率で雪ですが、金沢・福井・鳥取(30%台)は寒波の年に一気に確率が上がります。

クリスマス当日の気温と過ごし方

東京の12月25日の最高気温の平均は11℃前後、最低気温は3〜4℃です。イルミネーションを見る夜は5℃前後まで下がり、風があれば体感は0℃近くになります。雪が降らない代わりに空気は乾燥し、晴れた夜は放射冷却で冷え込みます。

札幌の12月25日は最高1℃・最低−5℃前後、日中も氷点下の真冬日が多く、路面は圧雪かアイスバーンです。雪のクリスマスを見に行くなら、滑り止め付きの靴と、屋内外の温度差に対応できる脱ぎ着しやすい服装が必要です。

よくある質問

東京でホワイトクリスマスになる確率は?

過去58年(1968〜2025年)で12月24日か25日に雪が降ったのは2回、確率3.4%です。1970年と2021年で、いずれも一時的な弱い雪でした。

ホワイトクリスマスの定義は?

この記事では「12月24日または25日に降雪の記録があるか、天気概況に雪が含まれる」年をホワイトクリスマスとしています。積雪が残っているかは問いません。

日本で一番ホワイトクリスマスの確率が高い都市は?

47都道府県の気象台では札幌が93.1%で最高、次いで青森89.7%、秋田84.5%、盛岡81.0%です。

クリスマスに東京で雪が降る年の特徴は?

強い寒気を伴う南岸低気圧が本州の南を通る年です。ただし12月下旬は上空の寒気が不十分で雨になることが多く、本格的な雪は1月後半〜2月に集中します。

数字は更新されますか?

はい。気象庁の観測データが追加されると、表の数値は当サイトのデータベースから自動的に再計算されます。

クリスマス寒波の年は東京でも雪が降る?

ほとんど降りません。寒波は冬型の気圧配置で、日本海側が大雪、太平洋側は乾いた晴れになります。東京の雪は冬型が緩んだあとの南岸低気圧によるもので、クリスマスにその条件がそろうことは数十年に一度です。

クリスマスに雪が降りやすい都市へ行くなら何を持っていく?

札幌・青森・秋田は日中も氷点下で路面が凍ります。滑り止め付きの防水ブーツ、手袋、ネックウォーマー、カイロと、屋内では脱げる重ね着が基本です。

あわせて読みたい

まとめ
  • ホワイトクリスマスの確率は札幌93%・青森90%・秋田85%、東京3.4%・大阪8.6%・福岡24.1%。日本海側と太平洋側で明確に二分
  • 東京で雪が降ったクリスマスは58年で1970年と2021年の2回だけ。関東の本格的な雪は1月後半〜2月
  • クリスマス寒波は「日本海側が雪、関東は乾いた晴れ」が基本。太平洋側の雪には南岸低気圧と強い寒気が必要
  • 確実に雪のクリスマスを見たいなら北海道・東北・北陸へ。数値は観測の追加で自動更新

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