【偏差値つき】雪の日数ランキング|日本一雪の日が多い都道府県・市町村はどこ?(年間・月別・ドカ雪)

気象

「日本でいちばん雪の日が多いのはどこ?」——降る量(cm)のランキングはよく見かけますが、「何日雪が降るか」という回数のランキングは意外とありません。

雪かきの回数も通勤の憂鬱も、量より「日数」で決まるのに、です。

今回は雪の日数ランキングを2つのデータで作りました。都道府県は当ブログ独自のほぼ60年分(1968〜2025年)の天気出現率から換算した「雪の日」の日数。

地点別は気象庁平年値の降雪1cm以上/10cm以上(ドカ雪)の日数で、雪を観測する全国372地点を検索できます。もちろん偏差値つきです。

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このランキングの作り方

  • 都道府県ランキング……各気象台の観測記録から「その日の主な天気が雪だった日」の出現率を1968〜2025年の58年間で独自集計し、日数に換算(詳しくは天気出現率の記事
  • 地点別ランキング……気象庁平年値(1991〜2020年)の「降雪の深さ1cm以上の日数」を使用。10cm以上のドカ雪日数にも切り替え可能
  • 地点別は積雪計のある全国372地点(気象台+アメダス)が対象
  • なお気象庁の公式な「雪日数」(みぞれ含め雪が降った日)とは定義が異なります。この記事は「雪が主役の日」「雪が積もるほど降った日」の日数です
  • 偏差値は「全国平均を50」として、その期間内でどれだけ突出しているかを表します

【都道府県】雪の日が多いランキング(年間・月別切替)

まずは都道府県ランキングです。「年間」「各月」のボタンで切り替えられます。バーの色の濃さは、その期間内での雪の日の多さ(相対)を表します。

期間:
少ない多い

年間の一覧表はこちら。雪が本格化する1月・2月も並べました。

雪の日が多い都道府県ランキング(年間日数・58年間の天気出現率から換算)
順位都道府県(地点)年間偏差値1月2月
1位北海道(札幌)90.5日79.722.8日20.1日
2位青森県(青森)85.2日77.424.5日20.3日
3位秋田県(秋田)75.7日73.323.4日18.9日
4位山形県(山形)64.4日68.520.5日16.8日
5位岩手県(盛岡)64.2日68.417.9日15.5日
6位新潟県(新潟)49.8日62.317.4日14.6日
7位長野県(長野)49.2日62.015.9日13.4日
8位福島県(福島)46.1日60.715.2日13.2日
9位石川県(金沢)39.2日57.714.3日12.4日
10位富山県(富山)38.4日57.414.1日12.1日
11位福井県(福井)37.6日57.114.0日12.2日
12位宮城県(仙台)35.2日56.010.9日10.2日
13位鳥取県(鳥取)30.4日54.011.3日10.0日
14位島根県(松江)28.8日53.310.7日9.2日
15位滋賀県(彦根)23.3日51.08.5日8.3日
16位京都府(京都)16.9日48.26.2日6.5日
17位山口県(下関)13.9日46.95.5日4.1日
18位広島県(広島)13.8日46.95.2日4.4日
19位岐阜県(岐阜)12.7日46.44.9日4.4日
20位福岡県(福岡)11.8日46.04.9日3.2日
21位奈良県(奈良)10.9日45.73.4日4.7日
22位佐賀県(佐賀)10.2日45.44.1日3.1日
23位三重県(津)9.9日45.23.4日4.3日
24位兵庫県(神戸)9.6日45.13.3日4.0日
25位長崎県(長崎)9.5日45.13.8日3.0日
26位愛知県(名古屋)7.9日44.42.9日2.8日
26位和歌山県(和歌山)7.9日44.43.2日2.8日
28位香川県(高松)7.7日44.32.9日2.9日
28位熊本県(熊本)7.7日44.33.0日2.5日
30位栃木県(宇都宮)7.5日44.22.3日2.7日
31位大阪府(大阪)7.4日44.22.2日3.3日
32位徳島県(徳島)7.1日44.02.5日2.9日
33位岡山県(岡山)6.9日43.92.6日2.7日
34位群馬県(前橋)6.6日43.82.0日2.5日
35位愛媛県(松山)6.4日43.72.6日2.2日
36位茨城県(水戸)5.5日43.31.9日2.1日
36位山梨県(甲府)5.5日43.31.9日2.0日
36位大分県(大分)5.5日43.32.2日2.0日
39位東京都(東京)4.6日43.01.5日1.9日
40位埼玉県(熊谷)4.4日42.91.3日1.8日
41位神奈川県(横浜)4.3日42.81.5日1.7日
42位千葉県(千葉)3.2日42.41.1日1.4日
43位鹿児島県(鹿児島)2.9日42.21.1日1.2日
44位高知県(高知)2.6日42.11.0日1.1日
45位静岡県(静岡)1.1日41.50.5日0.4日
46位宮崎県(宮崎)0.6日41.30.2日0.3日
47位沖縄県(那覇)0.0日41.00.0日0.0日

1位は北海道の90.5日。「量の青森、日数の札幌」

雪の日の多さ1位は北海道(札幌)の年間90.5日。2位の青森85.2日をわずかに上回りました。面白いのは、降雪量ランキングでは青森567cmが札幌479cmに大差をつけて1位だったこと。つまり「ドカッと降る青森、シトシト(?)と毎日降る札幌」——量と日数で日本一が入れ替わるのです。

3位以下は秋田75.7日、山形64.4日、岩手64.2日、新潟49.8日。冬の3か月(90日)前後が「雪の日」という北日本の日常が数字に表れています。一方、東京はわずか4.6日、最下位の沖縄は0.0日でした。

【市町村(地点)別】雪の日数ランキング 全国372地点

続いて地点別です。「雪の日(1cm以上)」と「ドカ雪(10cm以上)」を切り替えられます。

検索ボックスにあなたの街や近くの地点名を入れてみてください。

指標:
期間:
少ない多い
1位酸ケ湯
青森県 青森市
116.1日偏差値 73.5
2位倶知安
北海道 倶知安町
114.9日偏差値 73.1
3位音威子府
北海道 音威子府村
110.6日偏差値 71.7
4位朱鞠内
北海道 幌加内町
104.4日偏差値 69.8
5位幌加内
北海道 幌加内町
101.2日偏差値 68.7
6位旭川
北海道 旭川市
100.0日偏差値 68.4
7位稚内
北海道 稚内市
98.9日偏差値 68.0
7位北見枝幸
北海道 枝幸町
98.9日偏差値 68.0
9位肘折
山形県 大蔵村
98.2日偏差値 67.8
10位留萌
北海道 留萌市
97.8日偏差値 67.7
11位美深
北海道 美深町
96.5日偏差値 67.2
12位喜茂別
北海道 喜茂別町
95.6日偏差値 67.0
13位只見
福島県 只見町
94.5日偏差値 66.6
14位上川
北海道 上川町
94.2日偏差値 66.5
15位桧枝岐
福島県 檜枝岐村
93.5日偏差値 66.3
16位大滝
北海道 伊達市
93.0日偏差値 66.1
17位名寄
北海道 名寄市
91.6日偏差値 65.7
18位寿都
北海道 寿都町
91.5日偏差値 65.6
19位下川
北海道 下川町
91.4日偏差値 65.6
19位大井沢
山形県 西川町
91.4日偏差値 65.6
……下書きプレビュー用の表示(年間・雪の日1cm以上の上位20位)です。公開ページでは全372地点を指標・月別切替、検索できます……
表示 20 地点(下書きプレビュー)/年間の降雪1cm以上の日数
雪の日(降雪1cm以上)が多い地点トップ20(平年値)
順位地点(都道府県・市町村)年間日数偏差値
1位酸ケ湯(青森県・青森市)116.1日73.5
2位倶知安(北海道・倶知安町)114.9日73.1
3位音威子府(北海道・音威子府村)110.6日71.7
4位朱鞠内(北海道・幌加内町)104.4日69.8
5位幌加内(北海道・幌加内町)101.2日68.7
6位旭川(北海道・旭川市)100.0日68.4
7位稚内(北海道・稚内市)98.9日68.0
7位北見枝幸(北海道・枝幸町)98.9日68.0
9位肘折(山形県・大蔵村)98.2日67.8
10位留萌(北海道・留萌市)97.8日67.7
11位美深(北海道・美深町)96.5日67.2
12位喜茂別(北海道・喜茂別町)95.6日67.0
13位只見(福島県・只見町)94.5日66.6
14位上川(北海道・上川町)94.2日66.5
15位桧枝岐(福島県・檜枝岐村)93.5日66.3
16位大滝(北海道・伊達市)93.0日66.1
17位名寄(北海道・名寄市)91.6日65.7
18位寿都(北海道・寿都町)91.5日65.6
19位下川(北海道・下川町)91.4日65.6
19位大井沢(山形県・西川町)91.4日65.6

1位は酸ケ湯の116日。旭川は「都市なのに100日」

降雪1cm以上の日数1位は酸ケ湯の年間116.1日——1年の3分の1近くが「積もる雪の日」です。2位は倶知安114.9日、以下、音威子府・朱鞠内・幌加内と北海道内陸の名だたる豪雪地が続きます。

注目は6位の旭川の100.0日。人口30万人を超える都市で、1年の100日に雪が積もる——除雪体制も含めて、世界的に見ても稀有な「雪と生きる都市」です。

ドカ雪(降雪10cm以上)の日数トップ10(平年値)
順位地点(都道府県・市町村)年間日数
1位倶知安(北海道・倶知安町)38.4日
2位酸ケ湯(青森県・青森市)29.2日
3位肘折(山形県・大蔵村)27.5日
4位新庄(山形県・新庄市)26.8日
5位岩見沢(北海道・岩見沢市)26.0日
6位青森(青森県・青森市)22.8日
7位大井沢(山形県・西川町)22.4日
8位津南(新潟県・津南町)22.1日
9位守門(新潟県・魚沼市)20.7日
10位小樽(北海道・小樽市)20.3日

ドカ雪日本一は倶知安の38.4日——ニセコ、ここでも最強

一晩で10cm以上積もる「ドカ雪」の日数になると、1位は倶知安(ニセコエリア)の38.4日

総合1位の酸ケ湯(29.2日)を大きく引き離します。

最深積雪ランキングでも2位だった倶知安は、「ひと冬に40回近く10cm超の新雪が積もる」——毎朝ふかふかのパウダースノーが約束された、スキーヤーの理想郷であることが数字で証明されました。

3位の肘折27.5日、4位の新庄26.8日と山形県勢も強く、「日数の北海道、一発の大きさの本州日本海側」という傾向はここでも健在です。

雪の日数も市町村単位——同じ県で「毎日」と「年に数回」

新潟県では津南が88.4日なのに対し新潟市は30.0日、青森県では酸ケ湯116.1日に対し八戸は33.3日と、同じ県内で3倍前後の差があります。

雪との付き合い方は市町村単位で決まる——引っ越しや冬の旅行では、上のツールで目的地に近い地点を確かめてください。

まとめ

今回の内容についてまとめました。

まとめ
  • 都道府県1位は北海道(札幌)の年間90.5日。降雪量1位の青森(85.2日)と逆転する「量の青森、日数の札幌」
  • 地点別1位は酸ケ湯の116.1日(1年の3分の1)。旭川は都市なのに100日という世界的に稀有な「雪の都」
  • ドカ雪(10cm以上)日本一は倶知安(ニセコ)の38.4日……ひと冬に40回近い新雪。パウダースノーの聖地をまた裏付け
  • 東京の雪の日は年4.6日、沖縄は0日。同じ国で「100日と0日」が同居
  • 都道府県は58年間の天気出現率から独自換算、地点別は降雪1cm/10cm以上日数(平年値)と、2つのデータを使い分け
  • 雪を観測する全国372地点を、雪の日・ドカ雪×年間・月別で検索可能。偏差値つきはこの記事だけ

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以上が、「雪の日数ランキング」でした。

読んでいただきありがとうございました。

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