2026年10月の天気・気温はどうなる?1か月予報は全国で「高い」、晴れが多い|地方別の確率と11都市35年の10月で読み解く

気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

【最新】2026年10月1日発表の1か月予報にもとづいて作成。次回の更新は10月8日(木)14時30分の発表です。

10月に入りましたが、「今年の10月も暑いの?」「三連休や紅葉の時期の天気は?」と気になっている方も多いと思います。気象庁が10月1日に発表した1か月予報(10月3日〜11月2日)では、平均気温は全国的に「高い」見込みです。北日本と西日本では「高い」確率が60%と、季節予報としてはかなり強い表現になっています。

また、高気圧に覆われやすく、東日本太平洋側・西日本・沖縄奄美では晴れの日が多い予報です。この記事では、予報の数字の読み方を元気象庁職員の目線で解説し、全国11都市の過去35年の10月の気温と並べて「今年の10月はどのくらい暖かくなりそうか」を確かめられるツールを作りました。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 10月3日〜11月2日の気温は全国的に「高い」。「高い」確率は北日本・西日本60%、東日本・沖縄奄美50%(気象庁1か月予報)。
  • 晴れの日が多い。日照時間は西日本・沖縄奄美で「多い」確率60%、東日本太平洋側で50%。降水量は西日本太平洋側・沖縄奄美で「少ない」確率50%。
  • 三連休を含む2週目(10/10〜16)は全国的に晴れが多い見込み。3〜4週目(10/17〜30)は北・東・西日本で「高い」確率60%。
  • 「高い10月」は最近増えている。11都市中9都市で2024年10月が観測史上最も暖かく、2025年も福岡・那覇で記録を更新。平年より1℃以上高い10月は、名古屋・広島・高松・鹿児島で最近10年に5回(1991〜2000年は1〜2回)。
  • 暖かい=夏服のままでよい、ではない。朝晩は着実に冷えるため、寒暖差と衣替えのタイミングに注意。
東京の10月の天気2026:平年と今年の予報
平年値(1991〜2020年):平均気温18.0℃、最高気温22.0℃、最低気温14.8℃、降水量234.8mm。
関東甲信の1か月予報:気温「高い」50%、降水量「平年並か少ない」、日照時間「多い」50%。
最近10年(2016〜2025年)の東京の10月は平均18.5℃で、2024年は観測史上最高の20.6℃でした。

あなたの街の10月はどうなる? 1か月予報チェッカー

都市を選ぶと、その都市を含む地方の1か月予報(気温・降水量・日照時間の確率と週ごとの気温)と、1991〜2025年の10月の平均気温の推移が表示されます。赤い棒が多いほど「暖かい10月」が多かったことを示します。

2026年10月 あなたの街の「1か月予報」チェッカー
過去35年(1991〜2025年)の10月の平均気温
※予報は気象庁の1か月予報(2026年10月1日発表、対象10月3日〜11月2日)。都市の気温は気象庁の観測値(月平均気温)、平年は気象庁の平年値(1991〜2020年)、平年差・回数は当サイト計算。予報は「地域の平均」の確率で、都市の気温そのものの予報ではありません。

図解:週ごとの「気温が高い」確率

週ごとの「気温が高い」確率(気象庁 1か月予報 10月1日発表) 1週目 10/3〜9 2週目 10/10〜16 3〜4週目 10/17〜30 北日本 高い 60% 高い 40% 高い 60% 東日本 高い 40% 高い 50% 高い 60% 西日本 高い 40% 高い 60% 高い 60% 沖縄・奄美 高い 50% 高い 50% 高い 40% 平年並の確率は残り。「高い」が50%以上なら「高い見込み」、40%なら「平年並か高い見込み」
週別の平均気温が「高い」となる確率(気象庁 1か月予報、2026年10月1日発表)

1週目(10月3〜9日)は北日本と沖縄・奄美で「高い」見込み、東・西日本は「平年並か高い」見込みです。2週目(10月10〜16日)は東・西日本で「高い」確率が50〜60%に上がり、3〜4週目(10月17〜30日)は北・東・西日本そろって「高い」確率60%です。月の後半ほど、平年より暖かい傾向がはっきりする予報といえます。

天気は、2週目に「全国的に天気は数日の周期で変わりますが、高気圧に覆われやすいため、平年に比べ晴れの日が多い」とされています。10月10日(土)〜12日(月・スポーツの日)の三連休はこの週に入るので、行楽にはよい流れです。ただし、台風27号(チョーイワン)が小笠原近海を北上する予想になっているため、最新の台風情報も確認してください(台風27号の進路予想)。

地方別の確率一覧:気温・降水量・日照時間

気象庁の地方ごとの1か月予報を一覧にしました。数字は「低い(少ない):平年並:高い(多い)」の確率(%)です。

地方気温
低:並:高
降水量
少:並:多
日照時間
少:並:多
北海道10:30:6030:30:4020:40:40
東北10:30:6030:40:3020:40:40
関東甲信10:40:5040:40:2020:30:50
北陸10:40:5040:30:3020:40:40
東海10:30:6040:40:2020:30:50
近畿10:30:60日本海側 40:40:20
太平洋側 50:30:20
10:30:60
中国10:30:6040:40:2010:30:60
四国10:30:6050:30:2010:30:60
九州北部(山口県含む)10:30:6040:40:2010:30:60
九州南部・奄美九州南部 10:40:50
奄美 20:40:40
50:30:2010:30:60
沖縄20:30:5050:30:2010:30:60
地方別の1か月予報(2026年10月1日発表、10月3日〜11月2日)。数字は確率(%)、50%以上を強調。気象庁「季節予報」より

気温は、関東甲信・北陸・九州南部・沖縄が「高い」確率50%、奄美は40%(平年並か高い)、そのほかの地方は60%です。降水量は、近畿の太平洋側・四国・九州南部・沖縄で「少ない」確率50%と、雨が少ない予報が目立ちます。日照時間は中国・四国・九州・沖縄と近畿で「多い」確率60%です。西日本ほど「晴れて暖かく、雨が少ない」色合いが強いのが今回の予報の特徴です。

地方ごとの見通し:北・東・西日本と沖縄・奄美

北日本(北海道・東北):気温は「高い」確率60%。太平洋側は期間を通じて平年に比べ晴れの日が多い予報です。日本海側は前半は晴れの日が多いものの、後半は低気圧や前線の影響で「平年と同様に曇りや雨の日が多い」見込みです。札幌の10月の平年気温は12.1℃、最近10年の平均は12.5℃でした。旭岳の初冠雪(10月2日)のように、山では冬の便りも届き始めています。

東日本(関東甲信・北陸・東海):気温は「高い」確率50〜60%。太平洋側は日照時間が「多い」確率50%、降水量は「平年並か少ない」予報です。9月に長雨が続いた関東などでは、晴れの多い秋になりそうです。名古屋は最近10年で平年より1℃以上高い10月が5回あり、東日本でも暖かい10月が増えている地点です。

西日本(近畿・中国・四国・九州):気温「高い」60%、日照時間「多い」60%と、今回の予報でいちばん「晴れて暖かい」色が強い地域です。太平洋側は降水量が「少ない」確率50%。広島・高松・福岡・鹿児島は2024年・2025年と2年続けて記録的に暖かい10月で、今年もその流れが続く可能性があります。

沖縄・奄美:気温「高い」50%、降水量「少ない」50%、日照時間「多い」60%。那覇は2025年10月が28.0℃で観測史上最も暖かく、平年(25.5℃)を2.5℃も上回りました。晴れの日が多い予報なので、10月でも日差しが強い日は熱中症や紫外線への対策をしておくと安心です。

1か月予報の上手な使い方

1か月予報は「この日が晴れる」を当てる予報ではなく、期間全体の傾向を確率で示すものです。行事の日の天気は、1週間前からは週間天気予報、前日・当日は天気予報で確かめるのが基本です。一方で、衣替えや暖房器具の準備、農作業や行楽の計画など、数週間先の準備を決めるときには頼りになります。予報は毎週木曜日に更新されるので、週ごとに見直すのがおすすめです。

なぜ暖かい? 予報の根拠を読み解く

気象庁の解説資料によると、1か月平均の海面気圧は大陸から日本付近にかけて平年より高く、期間の前半を中心に全国的に高気圧に覆われやすい予想です。また上空約1,500mの気温は北・東・西日本で平年より高く、暖かい空気に覆われやすいとしています。沖縄・奄美は上空の気温が平年より低いものの、海面水温が高い影響で地上付近の気温は高い見込みです。

一方で、北海道の北には気圧の谷があり、北日本では期間の後半に低気圧や前線の影響を受けやすいとされています。北日本日本海側の天気が「後半は平年と同様に曇りや雨の日が多い」となっているのはこのためです。

季節予報は、少しずつ条件を変えた多数の数値予報(アンサンブル予報)を使い、その結果のばらつきから確率を出しています。60%という確率は、3つの階級の「もともとの出やすさ」(それぞれ約33%)の2倍近くで、季節予報としては自信を持って「高い」と言える水準です。

「高い」「平年並」はどのくらいの差?

季節予報の「平年並」は、1991〜2020年の30年間で3つの階級がそれぞれ約3分の1ずつ出るように決められています。今回の予報期間(10月3日〜11月2日)の地域平均気温の「平年並」の範囲は次のとおりです。

地域1か月1週目2週目3〜4週目
北日本−0.3〜+0.5℃−0.5〜+0.6℃−0.6〜+0.7℃−0.4〜+0.4℃
東日本−0.3〜+0.4℃−0.5〜+0.6℃−0.5〜+0.5℃−0.3〜+0.3℃
西日本−0.3〜+0.4℃−0.4〜+0.4℃−0.4〜+0.5℃−0.3〜+0.4℃
沖縄・奄美−0.4〜+0.4℃−0.4〜+0.3℃−0.4〜+0.4℃−0.4〜+0.4℃
地域平均気温の平年差の「平年並」の範囲(気象庁「予報期間の平年値」、1991〜2020年のデータに基づく)

つまり、東日本なら1か月の地域平均気温が平年より0.4℃を超えて高ければ「高い」です。0.4℃と聞くと小さく感じますが、これは広い地域の1か月平均です。30年のうち上位3分の1に入る暖かさで、日々の気温でいえば平年より暖かい日が多い月になります。

なお、9月18日に発表された3か月予報(10〜12月)でも、気温は北・東・西日本と沖縄・奄美のすべてで「高い」確率50%でした。秋全体として暖かい見通しが続いています。日ごとの気温の見通しは、気象庁の「2週間気温予報」や、かなりの高温・低温が予想されるときに出る「早期天候情報」で確かめられます。

データ検証:最近の10月はどれくらい暖かい? 11都市35年

予報を「自分ごと」にするために、全国11都市の10月の平均気温を1991〜2025年の35年分集計しました(気象庁の観測値)。

都市10月の平年最近10年の平年差+1℃以上の10月
2016〜25年 / 1991〜2000年
最も暖かい10月2026年9月の平年差
札幌12.1℃+0.4℃4回 / 2回2024年 13.8℃+0.5℃
仙台15.7℃+0.5℃3回 / 1回2024年 18.0℃+0.2℃
新潟16.7℃+0.3℃2回 / 2回2024年 18.7℃+0.3℃
東京18.0℃+0.5℃3回 / —(移転前)2024年 20.6℃−0.6℃
名古屋18.6℃+0.7℃5回 / 2回2024年 21.6℃+0.3℃
大阪19.5℃+0.5℃3回 / 2回2024年 22.1℃−0.1℃
広島18.8℃+0.8℃5回 / 1回2024年 21.3℃+0.9℃
高松19.0℃+0.8℃5回 / 1回2024年 21.6℃+0.5℃
福岡19.6℃+0.9℃4回 / 1回2025年 22.4℃+0.7℃
鹿児島21.6℃+0.9℃5回 / 1回2024・2025年 24.6℃+1.0℃
那覇25.5℃+0.9℃4回 / 1回2025年 28.0℃+0.4℃
全国11都市の10月の平均気温(気象庁の観測値から当サイト集計)。平年は気象庁の平年値(1991〜2020年)、平年差・回数は当サイト計算(小数第1位で判定)。東京は2014年以前が移転前の大手町の値のため1990年代との比較は不可。「最も暖かい10月」は観測記録の残る全期間での順位

目立つのは2024年10月です。11都市のうち9都市(札幌・仙台・新潟・東京・名古屋・大阪・広島・高松・鹿児島)で、観測記録の残る期間で最も暖かい10月でした(鹿児島は2025年と同じ24.6℃)。2025年も福岡(22.4℃)と那覇(28.0℃)が最高を更新し、大阪・広島・高松は2024年に次ぐ2位でした。

平年より1℃以上高い10月(平年差を小数第1位で+1.0℃以上)の回数を、1991〜2000年と最近10年(2016〜2025年)で比べると、名古屋・広島・高松・鹿児島は5回(1991〜2000年は1〜2回)、福岡・那覇は4回(同1回)でした。西日本と南の地域ほど「暑い10月」が当たり前になりつつあることがわかります。今回の予報で西日本の「高い」確率が60%なのも、この流れと合っています。

なお東京の観測所は、2014年12月に大手町から北の丸公園へ移転しました。気象庁の平年値(10月18.0℃)は移転後の場所に合わせて補正されていますが、2014年以前の観測値は大手町のもので、移転後より高めに出ます。このため東京は、1990年代との回数比較はできません。移転後の最近10年(2016〜2025年)の平均は18.5℃で、平年より0.5℃高くなっています。2026年9月は平年より0.6℃低く、記録的な長雨(東京34日連続の雨)で日差しが少なかったことが影響したとみられます。

サイト内ツールで、10月の気温と三連休の天気を確かめる

都道府県ごとの10月の平均気温を全国で比べたいときは、次のツールが便利です。

三連休の中日、10月11日の過去の天気は次のツールで確かめられます。地点と日付を変えれば、運動会や旅行の日の「晴れやすさ」もわかります。

読み込み中…

今年の秋の気温が、去年や平年と比べてどうなっているかは次のツールで比べられます。

読み込み中…

お出かけ先の天気はお出かけ天気、全国で今日いちばん暑かった場所は今日の日本一暑い場所、気圧の変化は今日の気圧でチェックできます。

暖かい10月の過ごし方:注意したい5つのこと

  • 朝晩の冷え込みと寒暖差。平均気温が高くても、晴れた日は放射冷却で朝が冷えます。晴れが多い予報は、寒暖差が大きくなりやすいということでもあります(寒暖差が大きいのはいつ?)。
  • 衣替えは「最高気温」で決める。日中は半袖でも、朝の通勤・通学には羽織るものを(秋の衣替えはいつ?)。
  • 紅葉は遅れやすい。色づきには最低気温の低下が必要なため、暖かい10月は紅葉が遅れがちです(2026年の紅葉はいつ?)。今年の全国最初の初冠雪は10月2日の旭岳で、目視観測時代の平年日(9月25日)より7日遅い日付でした(旭岳で初冠雪、次はどこ?)。
  • 雨が少ない地域は乾燥・水不足に注意。西日本太平洋側と沖縄・奄美は降水量が「少ない」確率50%です。畑や庭の水やり、火の取り扱いに気をつけましょう。
  • 台風シーズンはまだ終わっていない。10月も台風が日本に近づくことがあります(10月に台風は来る?)。

暖房や寝具の切り替えどきは、暖房はいつから?と羽毛布団はいつから?で地点ごとに確かめられます。なぜ10月なのに暑い日が続くのかは10月なのに暑いのはなぜ?で詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 2026年10月の気温は高いですか?
A. 気象庁が10月1日に発表した1か月予報(10月3日〜11月2日)では、全国的に「高い」見込みです。「高い」確率は北日本・西日本60%、東日本・沖縄奄美50%です。

Q2. 10月の天気は晴れが多いですか?
A. 高気圧に覆われやすく、北日本日本海側の期間後半を除いて、平年に比べ晴れの日が多い予報です。日照時間は西日本・沖縄奄美で「多い」確率60%です。

Q3. 10月の三連休(10月10〜12日)の天気は?
A. 2週目(10月10〜16日)は全国的に「平年に比べ晴れの日が多い」予報です。具体的な天気は、直前の週間天気予報で確認してください。

Q4. 東京の10月の平年気温は?
A. 気象庁の平年値(1991〜2020年)で、東京の10月は平均気温18.0℃、最高気温22.0℃、最低気温14.8℃です。2024年10月は平均20.6℃で、観測史上最も暖かい10月でした。

Q5. 1か月予報の「高い確率60%」はどのくらい確かですか?
A. 3つの階級はもともと約33%ずつ出るので、60%はその2倍近くです。季節予報では、予測の信頼性が高いときだけ60%以上の確率が付けられます。

Q6. 「平年並」とは何℃くらいの範囲ですか?
A. 今回の予報期間では、東日本の1か月平均気温で平年差−0.3〜+0.4℃が「平年並」です。これより高ければ「高い」になります。

Q7. 次の1か月予報はいつ発表されますか?
A. 1か月予報は毎週木曜日の14時30分に発表されます。次回は10月8日(木)です。

まとめ
  • 2026年10月3日〜11月2日は、全国的に気温が「高い」見込み。北日本・西日本は「高い」確率60%。
  • 高気圧に覆われやすく、晴れの日が多い。西日本太平洋側と沖縄・奄美は雨が少ない予報。
  • 月の後半ほど暖かさがはっきり。3〜4週目は北・東・西日本で「高い」確率60%。
  • 最近の10月は暖かい年が多い。2024年は11都市中9都市で観測史上最も暖かい10月。
  • 朝晩の冷え込み・寒暖差・乾燥・台風には引き続き注意。1か月予報は毎週木曜日に更新される。

出典:気象庁「1か月予報(2026年10月1日発表)の解説」「季節予報」「予報期間の平年値」「過去の気象データ検索」。平年値は気象庁の平年値、平年差・回数・順位は気象庁の月平均気温から当サイトで計算しました。

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