気象予報士試験 学科専門④「短期・週間予報と天気予報の表現」完全解説|予報用語(時々・一時・所により・時間帯)・雨風の階級・降水確率と信頼度・予報区・発表時刻・2週間気温予報と早期天候情報|出題傾向とオリジナル問題15問+一問一答20問【元気象庁職員が解説】

空色の日本地図に予報区を思わせる光を散らし、降水確率の棒グラフを重ねたイメージ 気象

短期予報・週間予報と「天気予報の表現」は、学科専門で毎回2〜3問出る分野です。問われるのは、予報の種類と発表時刻・対象期間(府県天気予報・週間天気予報・2週間気温予報・早期天候情報)、予報区の区分、予報用語の定義(「時々」と「一時」、時間帯の名称、雨・風の強さの階級、真夏日・熱帯夜)、降水確率と信頼度の意味、そして予報作業の流れです。用語の定義は気象庁の「予報用語」で厳密に決まっているので、数字(1/2未満・1/4未満・30mm・20m/s)まで正確に覚えれば確実に取れます。この記事は出題傾向、3つの図解、オリジナル問題15問+一問一答20問で構成しています。

のぶ
やん
予報文を書くとき、予報官は「時々」と「一時」を厳密に使い分けます。「くもり時々雨」と「くもり一時雨」では雨の総時間が違い、傘を持つかどうかの判断に関わるからです。試験の用語問題は、この現場のルールをそのまま問うています。

出題傾向|第55〜65回でどう出たか

直近11回でこの分野に分類できる出題はのべ25問(1回あたり2〜3問)。

分野・論点出題頻度典型的な問われ方
予報用語の定義(時々・一時・のち・所により・時間帯)◎ ほぼ毎回「時々」は1/2未満で断続、「一時」は1/4未満で連続、時間帯の区切り
予報の種類・発表時刻・対象期間◎ ほぼ毎回府県天気予報5・11・17時、週間11・17時、2週間気温予報、早期天候情報、分布予報・時系列予報
雨・風の強さの階級と気温の用語○ 2回に1回激しい雨30〜50mm、非常に強い風20〜30m/s、真夏日・猛暑日・熱帯夜・冬日
降水確率・信頼度・気温の予測範囲○ 2回に1回降水確率の定義、週間予報の信頼度A〜C、最高気温の予測範囲
予報区の区分△ 3回に1回府県予報区・一次細分区域・市町村等をまとめた地域、全国予報の地方区分
天気図解析・予報作業△ 3回に1回等圧線4hPa、前線の解析、数値予報→ガイダンス→予報官
当サイトの分類。用語の定義は毎回
この分野の攻略ポイント
  • 「時々=断続・1/2未満」「一時=連続・1/4未満」「所により=50%未満の範囲」「のち=切り替わり」
  • 時間帯は3時間ごとに8つ:未明・明け方・朝・昼前・昼過ぎ・夕方・夜のはじめ頃・夜遅く
  • 雨の強さ:やや強い10〜20、強い20〜30、激しい30〜50、非常に激しい50〜80、猛烈80mm/h以上。風:やや強い10〜15、強い15〜20、非常に強い20〜30、猛烈30m/s以上
  • 発表時刻:府県天気予報5・11・17時、週間11・17時、2週間気温予報毎日14時30分、早期天候情報月・木曜

予報の種類|対象期間と発表時刻

01日3日1週2週1か月3か月降水ナウキャスト5分ごと・1時間先降水短時間予報10分ごと・15時間先府県天気予報5・11・17時・明後日まで週間天気予報11・17時・7日先2週間気温予報毎日14時30分早期天候情報月・木曜1か月予報毎週木曜3か月予報毎月25日対象期間(対数目盛)。先になるほど「地点・時刻」から「地域・期間の平均・確率」へ表現が粗くなる
図1 予報の種類と対象期間。先になるほど表現が「確率」「平均」になる
予報発表時刻対象内容
府県天気予報5時・11時・17時(必要に応じ随時)今日・明日・明後日天気(文章)、風、波、降水確率(6時間ごと・1mm以上・10%刻み)、最高・最低気温(主要地点)。府県予報区を一次細分区域に分けて発表
天気分布予報5時・11時・17時明日24時まで5km格子で3時間ごとの天気・気温・降水量・降雪量を面的に
地域時系列予報5時・11時・17時明日24時まで一次細分区域ごとに3時間ごとの天気・風・気温を時系列で
週間天気予報11時・17時明後日から7日先まで府県単位で日ごとの天気、降水確率(日単位)、最高・最低気温と予測範囲、信頼度A・B・C(降水の有無について)
2週間気温予報毎日14時30分8〜12日先を中心地点ごとの日最高・最低気温の5日平均の階級(かなり低い〜かなり高い)と、日ごとの気温
早期天候情報月曜・木曜14時30分6〜14日先10年に1度程度のかなりの高温・低温・大雪(日本海側)の可能性が30%以上のとき地方ごとに発表
1か月予報・3か月予報毎週木曜/毎月25日ごろ1か月/3か月季節予報の記事で
海上・波浪予報、航空予報(TAF)随時海上警報区・空港海上の風・波、空港の風・視程・雲(TAFの読み方)
主な予報の種類(2025年時点)。発表時刻・内容は運用変更で変わるので最新の気象庁資料で確認。次の発表時刻は当サイトの解説も参照

予報区|どの単位で発表するか

区分内容例
全般予報区(全国)全国を11の地方予報区(北海道・東北・関東甲信・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州北部・九州南部・沖縄)に分けた全国予報・週間予報「関東甲信地方は…」
府県予報区原則として都道府県単位(北海道は7、沖縄は4、鹿児島は2に分割。全国56)。府県天気予報・注意報警報の発表単位の上位「東京地方」「大阪府」
一次細分区域府県予報区を天気の特性で分けた区域(全国142)。府県天気予報の発表単位「東京地方」「伊豆諸島北部」、「石川県加賀」「能登」
市町村等をまとめた地域一次細分区域をさらに分けた区域(全国約370)。注意報・警報は市町村単位で発表し、この地域でまとめて表現する「南部」「北部」
予報区の階層。天気予報は一次細分区域、警報は市町村

予報用語|定義を数字で覚える

くもり時々雨雨が断続的に、合計で予報期間の1/2未満くもり一時雨雨が連続して、予報期間の1/4未満くもりのち雨前半くもり、後半は雨(切り替わる)予報期間の始まり終わり「所により」:予報区内の50%未満の範囲で現象が起きる。「一時」は「時々」より短い
図2 「時々」「一時」「のち」の違い。雨の総時間と連続性で決まる
未明0〜3時明け方3〜6時朝6〜9時昼前9〜12時昼過ぎ12〜15時夕方15〜18時夜のはじめ頃18〜21時夜遅く21〜24時1日を3時間ごとの8つに分ける。「朝のうち」「昼頃」などは使わない「午前中」0〜12時、「日中」9〜18時、「夜」18〜24時、「夜間」18〜翌6時、「今夜」18〜24時「朝晩」朝と夜のはじめ頃、「昼間」昼前と昼過ぎ(9〜15時)
図3 時間帯の名称。3時間ごとの8区分
用語定義備考
時々現象が断続的に起こり、その合計時間が予報期間の1/2未満「くもり時々晴れ」
一時現象が連続的に起こり、その時間が予報期間の1/4未満「一時」のほうが短い
のち予報期間の前半と後半で天気が変わる「晴れのちくもり」
所により予報区内の50%未満の範囲で現象が起こる「所により雨」
晴れ雲量2〜8(快晴は0〜1)雲量9以上でくもり。薄雲(巻雲など)が主なら雲量9以上でも「晴れ」
くもり雲量9以上で、降水がない
降水確率予報区内で1mm以上の降水が6時間(週間は24時間)のうちにある確率。10%刻み、0%は5%未満雨量・面積・時間ではない
信頼度(週間)降水の有無の予報の確度。A(適中率高く予報が変わる可能性ほぼなし)・B・C(予報が変わる可能性が高い)アンサンブルのスプレッドなどから
最高気温の予測範囲週間予報で「25〜29℃」のように示す。実況がこの範囲に入る確率が約80%先の日ほど幅が広い
朝晩・日中・夜間朝晩=朝と夜のはじめ頃、日中=9〜18時、夜間=18〜翌6時
未明・明け方…未明0〜3、明け方3〜6、朝6〜9、昼前9〜12、昼過ぎ12〜15、夕方15〜18、夜のはじめ頃18〜21、夜遅く21〜24時「早朝」「朝方」は使わない
波浪有義波高(大きいほうから1/3の平均)で「波の高さ」。うねりは「うねりを伴う」
予報用語の定義。出典は気象庁「予報用語」

雨・風・気温の階級|数字を正確に

雨(1時間雨量)表現イメージ
10〜20mmやや強い雨ザーザー降る。地面一面に水たまり
20〜30mm強い雨どしゃ降り。傘をさしても濡れる
30〜50mm激しい雨バケツをひっくり返したよう。道路が川に
50〜80mm非常に激しい雨滝のよう。傘が役に立たない。車の運転危険
80mm以上猛烈な雨息苦しい圧迫感、恐怖
雨の強さ。「激しい30」「非常に激しい50」「猛烈80」
風(10分平均風速)表現イメージ
10〜15m/sやや強い風風に向かって歩きにくい、傘がさせない
15〜20m/s強い風風に向かって歩けない、転倒する人も
20〜30m/s非常に強い風何かにつかまらないと立てない。看板が飛ぶ
30m/s以上猛烈な風屋外の行動は極めて危険。住家倒壊も
風の強さ。「強い15」「非常に強い20」「猛烈30」。交通機関が止まる風速も参照
用語定義
夏日/真夏日/猛暑日日最高気温25℃以上/30℃以上/35℃以上
熱帯夜夜間の最低気温が25℃以上(気象庁の統計では日最低気温25℃以上)
冬日/真冬日日最低気温0℃未満/日最高気温0℃未満
大雨・大雪の「記録的」過去の記録を更新するような。「記録的短時間大雨情報」は防災情報の記事で
「寒気」「寒波」寒気は周囲より低温の空気、寒波は寒気が広く流れ込み低温が数日続く現象
気温の用語

週間予報・2週間気温予報・早期天候情報

週間天気予報は全球アンサンブル予報(GEPS)を主な資料として作られ、日ごとの天気・降水確率・気温に加えて信頼度A・B・Cを付けます。信頼度は「降水の有無の予報が適中する確率」と「翌日に予報が変わる可能性」で決まり、アンサンブルのばらつき(スプレッド)が小さい日ほどAになります。3日目以降は毎日更新されるので、信頼度Cの日は「まだ決まっていない」と読むのが正解です。

週間予報より先の8〜12日先は「2週間気温予報」で、地点ごとの気温を「かなり低い・低い・平年並・高い・かなり高い」の5階級と確率で示します。さらに6〜14日先に10年に1度レベルの高温・低温・大雪が予想されるときは「早期天候情報」が月・木曜に出ます。これは農業・健康管理向けの早めの注意喚起で、警報級の可能性(5日先まで)とは別の情報です。10日先以上の予報の当たり方は2週間予報・10日予報の検証で実例を示しています。

予報作業の流れと天気図解析

  1. 実況監視:地上・高層天気図、レーダー、衛星、アメダス(実況モニター)で現在の状態と数値予報の初期値のずれを確認
  2. 数値予報資料の検討:GSM・MSM・LFM・アンサンブルの予想を比較し、モデルの癖と実況との整合を見る
  3. ガイダンス:気温・降水確率・天気などの客観的な予報値を得る
  4. 予報の決定:予報官が総合判断し、予報文・降水確率・気温を確定。注意報・警報の必要性も判断
  5. 発表・更新:5・11・17時に発表、状況が変われば随時修正。全国の予報は本庁と地方の気象台で分担

地上天気図の解析では、等圧線は4hPaごと(20hPaごとに太線)、前線は温度・風・気圧の谷・露点の不連続から引き、低気圧の中心気圧と進行方向・速さを記入します。天気図の読み方で記号と読み方を確認できます。

ひっかけ10選

選択肢の言い方正誤なぜ
「くもり一時雨」は雨が断続的に降り、合計で予報期間の1/2未満である×それは「時々」。一時は連続・1/4未満
「所により」は予報区内の半分以上の範囲で現象が起こることを表す×50%未満
「朝」は6〜9時、「昼前」は9〜12時、「夕方」は15〜18時である○3時間ごとの8区分
降水確率30%は、予報区の30%の面積で雨が降ることを表す×1mm以上の降水がある確率
1時間に30〜50mmの雨は「非常に激しい雨」である×「激しい雨」。非常に激しいは50〜80
風速15〜20m/sは「非常に強い風」である×「強い風」。非常に強いは20〜30
猛暑日は日最高気温が30℃以上の日である×35℃以上。30℃以上は真夏日
週間天気予報は毎日5時・11時・17時に発表される×11時・17時
早期天候情報は毎日発表される×月曜・木曜
週間予報の信頼度Aは、降水の有無の予報が変わる可能性がほとんどないことを示す○アンサンブルのばらつきが小さい
ひっかけ10選

オリジナル問題15問

用語問題は定義の数字で判定。過去問は気象業務支援センターで。

問1 【用語】 難易度:★ 択一
予報用語「時々」と「一時」について正しいものを選べ。
  1. ① 「時々」は現象が連続的に起こり予報期間の1/4未満、「一時」は断続的で1/2未満
  2. ② 「時々」は現象が断続的に起こり合計が予報期間の1/2未満、「一時」は連続的で1/4未満
  3. ③ 「時々」と「一時」は同じ意味である
  4. ④ 「時々」は予報期間の半分以上で現象が起こる
  5. ⑤ 「一時」は予報期間の後半で現象が起こる
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正解:②
②。「一時」のほうが短い。後半に起こるのは「のち」。
問2 【用語】 難易度:★ 択一
予報用語の時間帯について正しいものを選べ。
  1. ① 「未明」は0〜3時、「明け方」は3〜6時、「朝」は6〜9時である
  2. ② 「朝」は5〜8時である
  3. ③ 「夕方」は17〜19時である
  4. ④ 「夜遅く」は0〜3時である
  5. ⑤ 「昼過ぎ」は13〜16時である
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正解:①
①。3時間ごとの8区分。昼過ぎ12〜15、夕方15〜18、夜遅く21〜24。
問3 【用語】 難易度:★ 択一
「所により」の定義として正しいものを選べ。
  1. ① 予報区内の50%以上の範囲で現象が起こる
  2. ② 予報区内の50%未満の範囲で現象が起こる
  3. ③ 予報期間の50%未満の時間で現象が起こる
  4. ④ 山沿いだけで現象が起こる
  5. ⑤ 確率が50%未満である
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正解:②
②。範囲(面積)の話。時間の話は「時々」「一時」。
問4 【降水確率】 難易度:★ 択一
降水確率について正しいものを選べ。
  1. ① 予報区内で0.1mm以上の降水がある確率である
  2. ② 予報区内で1mm以上の降水が予報期間内にある確率を10%刻みで示し、0%は5%未満を意味する
  3. ③ 降水確率が高いほど降水量が多い
  4. ④ 予報区内で雨が降る面積の割合である
  5. ⑤ 1%刻みで発表される
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正解:②
②。府県天気予報は6時間ごと、週間は日単位。
問5 【予報の種類】 難易度:★ 択一
府県天気予報について正しいものを選べ。
  1. ① 毎日6時・12時・18時に発表される
  2. ② 毎日5時・11時・17時に発表され、今日・明日・明後日を対象とする
  3. ③ 7日先まで予報する
  4. ④ 市町村単位で発表される
  5. ⑤ 発表は1日1回である
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正解:②
②。発表単位は一次細分区域。必要に応じて随時修正。
問6 【予報の種類】 難易度:★ 択一
週間天気予報について正しいものを選べ。
  1. ① 5時・11時・17時に発表される
  2. ② 11時・17時に発表され、7日先までの天気・降水確率・気温と信頼度を示す
  3. ③ 信頼度は最高気温の予報の確度を示す
  4. ④ 降水確率は6時間ごとに示される
  5. ⑤ 主に局地モデル(LFM)を用いて作成される
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正解:②
②。信頼度は降水の有無について。降水確率は日単位。主資料は全球アンサンブル。
問7 【予報の種類】 難易度:★ 択一
週間天気予報の信頼度について正しいものを選べ。
  1. ① 信頼度Aは予報が変わる可能性が最も高い
  2. ② 信頼度Cは降水の有無の予報の確度が低く、予報が変わる可能性が高いことを示す
  3. ③ 信頼度は気温の予測範囲の広さで決まる
  4. ④ 信頼度は1〜5の数字で示される
  5. ⑤ 信頼度は予報官の主観だけで決める
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正解:②
②。A・B・Cの3段階。アンサンブルのばらつきなどから客観的に決める。
問8 【予報の種類】 難易度:★★ 択一
2週間気温予報と早期天候情報について正しいものを選べ。
  1. ① 2週間気温予報は毎週木曜に発表される
  2. ② 早期天候情報は毎日発表される
  3. ③ 2週間気温予報は8〜12日先を中心とした気温を5階級で示し、早期天候情報は6〜14日先に10年に1度程度の高温・低温・大雪の可能性があるとき月・木曜に発表される
  4. ④ 早期天候情報は警報級の可能性を示す情報である
  5. ⑤ 2週間気温予報は天気も予報する
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正解:③
③。警報級の可能性は5日先までの別の情報。
問9 【階級】 難易度:★ 択一
雨の強さの表現について正しいものを選べ。
  1. ① 1時間に20〜30mmは「激しい雨」
  2. ② 1時間に30〜50mmは「激しい雨」
  3. ③ 1時間に50〜80mmは「猛烈な雨」
  4. ④ 1時間に10〜20mmは「強い雨」
  5. ⑤ 1時間に80mm以上は「非常に激しい雨」
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正解:②
②。やや強い10〜20、強い20〜30、激しい30〜50、非常に激しい50〜80、猛烈80以上。
問10 【階級】 難易度:★ 択一
風の強さの表現について正しいものを選べ。
  1. ① 平均風速10〜15m/sは「強い風」
  2. ② 平均風速15〜20m/sは「非常に強い風」
  3. ③ 平均風速20〜30m/sは「非常に強い風」
  4. ④ 平均風速20m/s以上は「猛烈な風」
  5. ⑤ 風の強さは最大瞬間風速で表す
解答・解説を見る
正解:③
③。やや強い10〜15、強い15〜20、非常に強い20〜30、猛烈30以上。10分平均風速。
問11 【階級】 難易度:★ 択一
気温に関する用語について正しいものを選べ。
  1. ① 猛暑日は日最高気温30℃以上の日
  2. ② 真夏日は日最高気温35℃以上の日
  3. ③ 熱帯夜は夜間の最低気温が25℃以上
  4. ④ 冬日は日最高気温が0℃未満の日
  5. ⑤ 夏日は日最高気温20℃以上の日
解答・解説を見る
正解:③
③。夏日25、真夏日30、猛暑日35。冬日は最低0℃未満、真冬日は最高0℃未満。
問12 【予報区】 難易度:★★ 択一
予報区の区分について正しいものを選べ。
  1. ① 府県天気予報は市町村単位で発表される
  2. ② 府県天気予報は府県予報区を天気の特性で分けた一次細分区域ごとに発表される
  3. ③ 注意報・警報は一次細分区域単位で発表される
  4. ④ 全国は5つの地方予報区に分けられる
  5. ⑤ 一次細分区域は全国で約1,700ある
解答・解説を見る
正解:②
②。警報は市町村単位。地方予報区は11。一次細分区域は142。
問13 【用語】 難易度:★ 択一
天気予報における「晴れ」の定義として正しいものを選べ。
  1. ① 雲量0〜1
  2. ② 雲量2〜8
  3. ③ 雲量0〜5
  4. ④ 雲量9以下
  5. ⑤ 日照時間が6時間以上
解答・解説を見る
正解:②
②。快晴0〜1、くもり9〜10。薄雲主体なら雲量9以上でも晴れ。
問14 【天気図】 難易度:★ 択一
地上天気図の解析について正しいものを選べ。
  1. ① 等圧線は2hPaごとに引く
  2. ② 等圧線は4hPaごとに引き、20hPaごとに太線とする
  3. ③ 前線は気温の分布だけで決める
  4. ④ 等圧線は10hPaごとに引く
  5. ⑤ 低気圧の進行方向は記入しない
解答・解説を見る
正解:②
②。前線は気温・風・気圧の谷・露点などから総合的に。
問15 【予報作業】 難易度:★ 択一
予報作業の流れについて正しいものを選べ。
  1. ① 数値予報の出力をそのまま予報として発表する
  2. ② 実況監視→数値予報資料の検討→ガイダンス→予報官の総合判断→発表・随時更新という流れで行う
  3. ③ ガイダンスは使わず予報官の経験だけで決める
  4. ④ 予報は発表後に修正しない
  5. ⑤ 週間予報は数値予報を使わない
解答・解説を見る
正解:②
②。数値予報とガイダンスを基に予報官が判断し、状況が変われば随時修正。

一問一答20問|分野別の成績が出ます

短期・週間予報と予報用語 一問一答20問

定義の数字(1/2・1/4・50%・30mm・20m/s・35℃)で判定。

この分野でよくある質問

Q. 予報用語はどこまで覚えればいいですか?

A. 「時々・一時・のち・所により」「時間帯8区分」「雨・風の階級」「気温の用語」「降水確率の定義」の5グループで、出題の9割をカバーできます。気象庁の「予報用語」ページが一次資料です。

Q. 発表時刻は覚える必要がありますか?

A. 府県天気予報5・11・17時、週間11・17時、早期天候情報の月・木曜は頻出です。運用変更があるので最新の気象庁資料で確認してください。

Q. 降水確率と天気の文章が矛盾することはありますか?

A. 「くもり時々雨」で降水確率30%のような組み合わせはあり得ます。天気は予報区の代表的な天気、降水確率は1mm以上の降水がある確率で、別の情報です。

Q. 信頼度Cの日はどう解釈すればいいですか?

A. 「降水の有無がまだ決まらない」日です。翌日の更新で予報が変わる可能性が高いので、判断を急がず最新の予報を見るのが正解です。

Q. この分野は実技で使いますか?

A. 実技の記述で「昼過ぎから夕方にかけて」「非常に激しい雨」のように予報用語を正確に使う必要があります。用語の誤用は減点対象です。

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基礎知識

学科一般

学科専門

実技

ツール・実況

まとめ
  • 時々=断続1/2未満、一時=連続1/4未満、所により=50%未満の範囲、のち=切り替わり
  • 時間帯は3時間ごと8区分(未明・明け方・朝・昼前・昼過ぎ・夕方・夜のはじめ頃・夜遅く)
  • 雨:激しい30〜50、非常に激しい50〜80、猛烈80以上。風:強い15〜20、非常に強い20〜30、猛烈30以上。猛暑日35・真夏日30・熱帯夜25・冬日0
  • 府県天気予報5・11・17時(一次細分区域・明後日まで・降水確率6時間1mm10%刻み)、週間11・17時(7日先・信頼度ABC)、2週間気温予報14時30分、早期天候情報月木
  • 予報作業は実況→数値予報→ガイダンス→予報官→発表・随時更新。等圧線は4hPa

出典:気象庁「予報用語」「天気予報の解説」「週間天気予報」「2週間気温予報・早期天候情報」「予報区」、気象業務支援センター「気象予報士試験 過去の試験問題」。オリジナル問題の設問・選択肢は当サイト作成です。発表時刻・区域数は運用変更で変わることがあります。

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