東京34日連続の雨はなぜ?観測史上最長の記録を51都市58年分で検証|いまの連続日数がわかるツール

東京の34日間の日降水量を棒グラフにした図 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

東京都心で、雨の降った日が34日も途切れずに続いています。8月27日から9月29日まで毎日、気象庁の雨量計が「降水あり」を記録していて、これまでの最長だった2019年(6月27日〜7月29日の33日)を抜き、ウェザーニュースによると1876年以降で最も長い記録になりました。9月の東京の日照時間は28日までで45.8時間しかなく、平年のおよそ4割です。

ただ、34日間ずっと傘が必要だったわけではありません。気象庁の日別値を1日ずつ確認すると、34日のうち10日は「0.0mm」、つまり雨量計に0.5mmも溜まらないほどのわずかな雨でした。0.0mmの日には、曇り空の下の霧雨だけでなく、日中は晴れて夜などに少しだけ降った日も含まれます。強い雨の日と、ほんのわずかに降った日がかわるがわる来て、「一滴も降らない日」が1日もなかった――これが記録の正体です。

この記事では、元気象庁職員の気象予報士として、気象台など51地点の日別値(1968〜2025年の58年分と2026年の実況)を集計し、「34日連続」はどれくらい珍しいのか、ほかの街ではどうなのか、なぜ続いたのか、いつ止まりそうかを確かめました。地点を選ぶといまの連続日数と歴代記録がわかるツールも置いています。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 東京は8月27日〜9月29日の34日連続で降水を観測し、2019年の33日を抜いて最長に。原因は南岸に停滞した秋雨前線+台風第24〜26号の湿った空気
  • 記録はいつ止まる?気象庁の週間予報(29日5時)では東京は30日80%・10月1日70%で、予報どおりなら36日まで。2〜4日は30%、5日40%。0.0mmでも数に入るので、止まるかは2日以降の「一滴も降らない日」次第
  • 中身は0.0mmの日が10日、0.5mmが3日、1mm以上が20日(9月28日まで)。50mm以上の大雨も4日。「毎日0.5mm以上」で数えると今回の最長は9日で、東京の過去最長は2020年梅雨の19日
  • 51都市で0.5mm以上の雨・雪が毎日続いた最長は青森の51日(2025年12月25日〜2026年2月13日)、1968〜2025年では金沢・福井の49日(五六豪雪)。冬の日本海側では1〜2か月続くのは珍しくない。一方、今年9月は甲府15日・静岡14日が0.5mm以上の連続で過去最長を更新
  • 9月の日照は横浜38%・東京39%・千葉39%と関東で平年の4割前後。今年は那覇37日・名瀬36日(0.0mm以上)と南の島でも長く続いた

いまの連続日数と歴代記録がわかるツール

地点を選ぶと、いま何日連続で降水が続いているか(前日までの気象庁の日別値で自動更新)、2026年の最長、1968年以降の「雨が続いた」記録トップ5、9月の日照時間の平年比がわかります。下のランキングは「いまの連続」「今年の最長」「歴代最長」「9月の日照不足」で切り替えられます。

連続降水日数チェッカー(51都市・毎日更新)
読み込み中…
51都市ランキング
データ:気象庁「過去の気象データ」日別値(気象台など51地点)。「いまの連続」は気象庁の日別値が出ている前日までで自動更新します(0.0mm以上=降水あり)。地点名をタップするとその地点に切り替わります。

※ツールは気象庁の日別値が確定した前日までで数えるため、9月29日分(8時20分までに10.0mm)は翌日に反映され、東京は34日になります。歴代の記録は「0.5mm以上の雨が毎日続いた日数」で比べています。当ブログの長期集計データは0.0mm(わずかな降水)と降水なしを区別していないためです。東京の34日は0.0mmを含む数え方なので、ツールの歴代記録(東京19日)とは基準が違う点に注意してください。

34日間の雨を1日ずつ見ると

下のグラフは、東京(千代田区北の丸公園の観測所)の8月27日から9月29日までの日降水量です。灰色の低い棒が「0.0mm」の日。グラフの高さは平方根で縮めてあり、小さな雨も見えるようにしています。

0mm1mm10mm50mm100mm150mm8/27 5mm8/278/28 0.0mm(0.5mm未満の降水)8/29 3mm8/30 0.5mm8/308/31 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/1 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/2 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/29/3 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/4 8.5mm9/5 12.5mm9/59/6 96.5mm9/7 72.5mm9/8 22.5mm9/89/9 34mm9/10 8mm9/11 10mm9/119/12 17.5mm9/13 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/14 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/149/15 20.5mm9/16 26.5mm9/17 4.5mm9/179/18 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/19 2mm9/20 103.5mm9/209/21 156mm9/22 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/23 11.5mm9/239/24 0.5mm9/25 0.0mm(0.5mm未満の降水)9/26 14mm9/269/27 0.5mm9/28 7.5mm9/29 10mm9/29東京:34日間の日降水量(8月27日〜9月29日)0.0mm(10日)0.5mm(3日)1〜49mm(16日)50mm以上(4日)9/29(速報)
気象庁の日別値(9月29日は8時20分までのアメダス10分値の合計=速報)をもとに作成

ひと目でわかるのは、雨の「山」が3回あったことです。9月4〜12日は9日続けて0.5mm以上が降り、6日96.5mm・7日72.5mmの大雨。15〜17日にもまとまった雨があり、20日103.5mm・21日156mmは台風第25号の接近に伴う雨でした(くわしくは最近雨が多いのはなぜ?2026年9月の大雨と水不足)。

一方で、8月28日、31日、9月1〜3日、13〜14日、18日、22日、25日は0.0mm。天気は「曇り一時晴れ」の日が多く、9月14日(日照8.7時間)のように晴れ間の多い日もありました。9月22日は台風一過で晴れて最高気温31.2℃の真夏日(日照7.6時間)になりましたが、それでも0.0mmの降水が記録され、連続は途切れませんでした(台風一過の天気は台風一過で本当に晴れるのかで検証しています)。この「ほとんど降っていない日」が1日でも「降水なし(--)」になっていれば、記録は途中で切れていました。

区分日数どんな日か
0.0mm10日0.5mm未満の降水。曇りの日の霧雨や、晴れた日の一時的な小雨
0.5mm3日小雨がぱらつく程度
1〜9.5mm7日傘が必要な雨
10〜49.5mm9日一日中しっかり降る雨
50mm以上4日9/6(96.5)・9/7(72.5)・9/20(103.5)・9/21(156.0)
合計33日+9/298/27〜9/28の合計637.5mm、日照は合計51.1時間(日照0の日が14日)
東京の8月27日〜9月28日(33日間)の日降水量の内訳。気象庁の日別値から集計。9月29日も8時20分までに10.0mmを観測

ちなみに「1mm」「10mm」「50mm」がどんな雨なのかは、降水量の目安の記事に早見表とシミュレーターを置いています。

「0.0mm」と「--」の違い:雨量計のしくみ

今回の記録を理解するカギは、気象庁の降水量の表に出てくる「0.0」と「--」の違いです。気象庁の雨量計(転倒ます型雨量計)は、受け口に入った雨を小さな「ます」に溜め、0.5mm分たまるごとにますが倒れて1回と数えます。

  • 「--」:降水がまったくなかった日
  • 「0.0」:降水はあったが、0.5mmに届かなかった日。霧雨や、ほんの数分のにわか雨など
  • 「0.5」以上:ますが1回以上倒れた日。0.5mm単位で記録されます

「連続降水日数」は、この「--」以外の日を数えたものです。0.0mmは地面がうっすら濡れる程度で、傘をさすかどうか迷うくらいの雨ですが、記録上は「雨が降った日」になります。晴れ間が出た日でも、夜にぱらっと降れば0.0mmになることがあります。

過去の日別の降水量は、当ブログの過去の天気ページや気象庁のサイトで調べられます(調べ方は過去の天気の調べ方【気象予報士が解説】)。東京の平年の雨の多さや天気の出現率は東京の気候ページ、去年一年の天気は東京の2025年の天気まとめにまとめています。

過去の「長雨の夏・秋」との違い

東京で雨の日が長く続いた過去の例と比べると、今回の特徴がよりはっきりします。

  • 2019年(33日):6月27日〜7月29日。梅雨前線が停滞し、オホーツク海高気圧からの冷たく湿った北東風で「梅雨寒」と日照不足が続きました。今回と同じく、弱い雨の日が多い長雨です
  • 2020年(0.5mm以上で19日):6月30日から。7月は記録的な日照不足となり、九州では「令和2年7月豪雨」が起きた年です。東京ではしっかりした雨が毎日続いたのが特徴
  • 2026年(34日):梅雨ではなく秋雨の時期に記録が出たのが異例です。9月に台風第24〜26号が相次いで日本付近に近づき、南岸の前線に湿った空気を送り続けました

梅雨の長雨は6〜7月、秋雨は9〜10月に起きやすく、どちらも「前線が本州付近に停滞する」ことが原因です。ただ、秋雨の時期は台風が重なりやすく、今回のように弱い雨の長雨と台風の大雨が同時に起きるのが秋ならではの怖さです。過去の大雨の記録は歴代の降水量ランキング(観測史上1位の値)で確認できます。

なぜ雨がこんなに続いたのか

ポイントは、前線が本州の南岸に長く居座ったことと、その南に台風が次々に来たことの組み合わせです。気象庁の天気概況(29日5時発表)でも、前線が華中から西日本や東日本の南岸を通って日本の東にのびていて、29日・30日は伊豆諸島付近に停滞する見込みとされています。

関東東京大陸の高気圧冷たく乾いた空気北東の風(冷たく湿った海の空気)秋雨前線(本州の南岸に停滞)低い雲が居座る→弱い雨・霧雨(0.0mmの日)台風台風:暖かく湿った空気を前線へ補給→強い雨の日太平洋高気圧
関東で雨が続く典型的な配置(模式図)。前線の北側に入った関東では、北東からの湿った風で低い雲がたまり、弱い雨や霧雨が続きやすい
  • ① 前線の北側に関東が入る:秋雨前線が関東の南の海上に停滞すると、関東は前線の「北側(冷たい側)」になります。北東から海の湿った空気が流れ込み、厚い雲の下で霧雨や弱い雨が続きます。0.0mmの日の一部はこうした霧雨です
  • ② 台風が湿った空気を補給する:南に台風があると、暖かく湿った空気が前線に流れ込んで雨雲が発達します。台風本体が遠くても大雨になるのはこのためで、「台風が前線を刺激する」の記事では、東京で台風が南へ300〜1000kmの日に50mm以上になる割合は台風がない日の約5.5倍と計算しています
  • ③ 晴れをもたらす高気圧が弱い:大陸の高気圧が張り出して前線を南へ押し下げれば、関東は秋晴れになります。今年はその押しが弱く、前線が南岸付近を行ったり来たりしました

秋雨前線そのものの仕組みは秋雨前線とは?でき方を天気図で解説、梅雨前線との違いは梅雨前線と秋雨前線の違いで図解しています。「いつ秋雨が明けるか」の平年の目安は秋雨前線はいつまで?2026年は東京・千葉で平年の3〜4倍の雨にまとめました。気象庁も9月中旬に「長雨と日照不足に関する関東甲信地方気象情報」を発表し、農作物の管理に注意を呼びかけました。

34日連続はどれくらい珍しい?51都市58年分で比較

では、「雨が何十日も続く」のは東京だけの珍事なのでしょうか。気象台など51地点について、1968年〜2026年9月28日の日別値(年またぎも連結)から0.5mm以上の雨(雪を含む)が毎日続いた最長日数を数えました。

順位地点最長日数期間合計
1青森51日2025年12月25日〜2026年2月13日460.0mm
2金沢49日1980年12月12日〜788.0mm
2福井49日1980年12月12日〜1010.5mm
4秋田40日2025年12月24日〜289.0mm
5札幌30日2017年12月23日〜90.0mm
5富山30日2012年1月20日〜357.0mm
7新潟29日1984年12月11日〜241.0mm
7松江29日2004年12月20日〜178.0mm
9与那国島28日1997年12月31日〜304.0mm
10名瀬27日1983年12月14日〜265.0mm
11鳥取24日1985年6月21日〜478.0mm
12宮崎23日1985年8月3日〜330.0mm
0.5mm以上の降水(雪は溶かした量)が毎日続いた最長日数。51地点の1968年〜2026年9月28日の日別値から集計

上位はほとんどが日本海側や北日本の冬です。冬型の気圧配置が続くと、日本海側では毎日のように雪やしぐれが降ります。1位は今冬(2025〜26年)の青森の51日で、0.0mmを含めて数えると2025年11月28日から2026年2月13日まで78日も続いていました。金沢と福井の49日は、北陸に大雪をもたらした1980年12月〜1981年1月(いわゆる「五六豪雪」)の記録で、降水の多くは雪です。今冬は金沢も0.0mm以上で55日(2025年12月24日〜)続いていて、冬の日本海側にとって「1か月以上毎日降る」はそれほど珍しくないことがわかります。

日本海側以外に目を向けると事情はまったく違います。0.5mm以上で数えた最長は、宮崎23日(1985年8月)、石垣島21日(2000年10月)、佐賀20日・東京19日・高知18日(いずれも梅雨)で、20日を超える地点はわずかです。東京の上位5回も、2020年・1985年・2021年・1974年の梅雨と1994年9月でした。

順位始まった日日数合計雨量時期
12020年6月30日19日206.5mm梅雨(7月の記録的な日照不足)
21985年6月22日15日257.0mm梅雨
32021年6月29日13日301.5mm梅雨
41974年6月27日12日189.5mm梅雨
51994年9月22日11日95.0mm秋雨
東京で0.5mm以上の降水が毎日続いた記録トップ5(1968〜2025年)。2026年は9月4〜12日の9日が最長

つまり今回の34日は、「毎日しっかり降った」という意味の記録ではありません。0.5mm以上で数えると最長9日で、歴代トップ5にも入りません。雨の日と、雨量計にほとんど溜まらない日が途切れずにつながったことが、東京にとって前例のない長さになりました。

ただし、関東の近くでは「しっかりした雨」の連続も記録的でした。甲府は9月3日から15日、静岡は9月4日から14日続けて0.5mm以上の雨が降り、どちらも1968年以降の最長(それまでは甲府13日、静岡11日)を更新しています。

2026年はほかの街でも長く続いた

同じ「0.0mm以上」の数え方で、2026年にかかる各地の最長を集計しました(2025年末から続いていた冬の分も含めています)。

地点最長始まった日メモ
青森78日2025年11月28日2026年2月13日まで。冬の雪
金沢55日2025年12月24日冬の雪・しぐれ
札幌・秋田・富山52日2025年12月24日冬の雪
那覇37日2026年8月17日9月22日まで
名瀬36日2026年8月13日奄美大島
盛岡35日2026年1月3日冬の雪
東京34日2026年8月27日9月29日現在も継続中
前橋29日2026年8月20日9月17日まで。19日から再び10日連続(28日まで)
宮崎29日2026年6月14日梅雨どき
宇都宮・熊谷23日2026年8月26日19日から再び10日連続(28日まで)
2026年にかかる連続降水日数(0.0mm以上)。気象庁の日別値から集計(9月28日まで)

冬の日本海側や北日本では、雪の日が2か月前後続くのがふつうです。一方、雪の季節以外で見ると、那覇37日・名瀬36日が東京の34日より長く、南の島ではにわか雨の日が多いため0.0mmを含めると連続が伸びやすい傾向があります。関東では、9月28日時点で連続中なのが東京33日(29日で34日)、宇都宮・前橋・熊谷が各10日と、関東平野全体で雨の日が続きました。東北では仙台が16日、北陸では富山が22日続いていました。

9月の日照は関東が軒並み平年の4割前後

地点9月1〜28日の日照平年(同期間)平年比
横浜50.5時間131.8時間38%
東京45.8時間118.9時間39%
千葉49.3時間125.6時間39%
熊谷48.9時間122.8時間40%
水戸51.9時間129.5時間40%
前橋52.0時間125.9時間41%
宇都宮49.2時間111.8時間44%
静岡70.3時間146.8時間48%
福島55.0時間114.7時間48%
9月1〜28日の日照時間。平年は1991〜2020年の9月の平均を28日分に換算した目安

東京の45.8時間は、1968年以降の同じ9月1〜28日で比べると1988年(39.0時間)に次ぐ少なさで、3位の1971年(63.4時間)とは大きな差があります(1988年9月は月全体でも39.2時間)。降水量も9月28日までで千葉718mm、横浜701mm、東京629mm、水戸622.5mmと関東南部で多く、東京では9月だけで平年の一年分(1598.2mm)の約4割が降った計算です。

ほかのツールでも確かめる

当ブログには、今年と去年や平年を比べるツールがあります。東京の直近30日を去年・平年と比べると、雨の多さと日照の少なさがはっきり見えます。

読み込み中…

「今日と同じ日付は、過去にどんな天気だったか」は次のツールで確認できます。9月末〜10月はじめは、平年なら晴れの日が増えていく時期です。

読み込み中…

都道府県ごとに「9月に雨の日が何%あるか」を比べると、東京の9月は平年でも約3日に1日が雨(35.1%、全国18位)。それでも34日連続は異例です。

雨の日の割合を一年通して比べたい方は雨の日が多い県ランキング、晴れの日なら晴れの日が多い県ランキング、日照時間なら日照時間が長い県ランキングをどうぞ。

雨はいつ止む?記録はどこまで伸びる?

気象庁が29日5時に発表した東京地方の週間天気予報では、降水確率は30日が80%、10月1日が70%で、2日から4日は30%、5日は40%です。30日は伊豆諸島付近に前線が停滞し、伊豆諸島では台風第26号の接近で非常に激しい雨の所がある見込みです(台風の影響は台風26号 関東への影響はいつ?で解説しています)。

  • 10月1日までは降る可能性が高い:予報どおりなら連続は36日まで伸びます
  • 2日以降の「30%」がカギ:降水確率は1mm以上の雨が降る確率です。0.0mmの霧雨や短いにわか雨は確率に含まれないので、30%の日でも連続が止まるとは限りません
  • 止まる条件は「1日を通して一滴も降らない」こと:大陸の高気圧が張り出して前線が南へ離れ、乾いた北風になれば「降水なし(--)」の日がやってきます

上のツールは毎日自動で更新されるので、記録がどこまで伸びたかをあとから確認できます。雨が上がったあとの気温の変化は10月なのに暑いのはなぜ?2026年、秋らしい日の少なさについては秋が短いのはなぜ?「秋が来ない」は本当かでも取り上げています。

雨と日照不足が続くときの暮らしの注意

よくある質問

Q. 東京の「34日連続の降水」はどう数えているのですか?

気象庁の日降水量が「0.0mm以上」だった日、つまり「降水なし(--)」ではなかった日を数えています。0.0mmは雨量計で0.5mmに満たないわずかな降水があったという意味です。東京は8月27日から9月29日まで毎日この条件を満たし、34日連続になりました。

Q. これまでの東京の最長記録は?

2019年6月27日から7月29日までの33日です。梅雨の時期で、この年も日照不足が話題になりました。今回の34日はこれを上回り、ウェザーニュースによると1876年以降の統計で最長です。

Q. 34日間、ずっと雨が降っていたのですか?

いいえ。9月28日までの33日のうち10日は0.0mm、3日は0.5mmで、傘がほとんど要らない日も含まれています。1mm以上の日は20日、50mm以上の大雨は4日でした。0.5mm以上が毎日続いた最長は9月4〜12日の9日です。

Q. ほかの地域でもっと長く続いた例はありますか?

あります。0.5mm以上の雨や雪が毎日続いた日数では、今冬の青森の51日(2025年12月25日〜2026年2月13日)が51都市の最長で、1968〜2025年では金沢と福井の49日(1980年12月12日から)です。日本海側の冬には1か月以上の連続がよくあります。雪の季節以外では、2026年に那覇で37日、名瀬で36日(0.0mm以上)続きました。

Q. いつ雨が止みますか?

気象庁の週間予報(9月29日5時発表)では、東京の降水確率は30日80%、10月1日70%、2日から4日は30%、5日は40%です。0.0mmのわずかな雨でも連続に数えるため、30%の日でも記録が続く可能性があります。最新の予報を確認してください。

Q. 日照不足でどんな影響がありますか?

洗濯物が乾きにくい、湿気でカビが出やすいといった暮らしへの影響のほか、野菜など農作物の生育が遅れることがあります。気象庁は9月中旬に関東甲信地方などに日照不足と長雨に関する情報を出し、農作物の管理に注意を呼びかけました。

Q. 自分の街の連続降水日数を調べるには?

この記事のツールで51都市の「いまの連続日数」と歴代記録を確認できます。ほかの地点は、当ブログの過去の天気ページや気象庁の「過去の気象データ検索」で日別の降水量を見て、「--」でない日を数えると確認できます。

あわせて読みたい

まとめ
  • 東京は8月27日〜9月29日の34日連続で降水を観測し、2019年の33日を抜いて最長に
  • 34日のうち10日は0.0mm。強い雨の山が3回あり、その合間をわずかな降水の日がつないだ
  • 0.5mm以上で数えると東京の最長は2020年梅雨の19日。51都市では今冬の青森51日、1968〜2025年では金沢・福井の49日(五六豪雪)が最長で、日本海側の冬は長く続きやすい。今年9月は甲府・静岡が0.5mm以上の連続で過去最長
  • 2026年は那覇37日・名瀬36日も。9月の日照は横浜・東京・千葉で平年の4割以下
  • 東京は10月1日まで雨の予報。0.0mmでも数に入るため、止まるかは2日以降の晴れ間次第。ツールで毎日確認を

出典・データについて

  • 気象庁「過去の気象データ検索」日別値(気象台など51地点、1968〜2025年と2026年1月〜9月28日)。連続日数は当ブログで集計
  • 気象庁 アメダス(東京、9月29日の10分間降水量)、天気予報・週間天気予報(東京地方、9月29日5時発表)
  • ウェザーニュース「東京で34日連続の降水を観測 2019年を上回り1876年以降の統計で最長に」(2026年9月29日)
  • 気象庁「長雨と日照不足に関する関東甲信地方気象情報」(2026年9月中旬)、日本気象協会 tenki.jp「東北南部・関東甲信・東海で日照不足」(2026年9月15日)
  • 時事通信(2026年9月28日):気象庁の発表として東京の33日連続降水(2019年の最長に並ぶ)を報道
  • 平年値は1991〜2020年の日別値の平均から当ブログで計算した目安で、気象庁の公式平年値とは少し異なる場合があります

※記事内にはアフィリエイト広告(PR)を含みます

タイトルとURLをコピーしました