残暑はいつまで続く?2026年は10月も暑い?「最後の真夏日・夏日」を51地点58年のデータで検証|気象庁の最新予報つき

日本地図上に直近10年の「最後の真夏日」の遅さを色分けした点と、上位県の棒グラフを重ねたイメージ 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

9月も半ばを過ぎたのに、まだ30℃。「残暑はいつまで続くの?」「10月も暑いの?」——毎年この時期に聞かれる質問ですが、2026年は特に気になる年です。というのも、気象庁は9月14日、北海道から九州にかけて「10年に1度程度の著しい高温」になるおそれがあるとして「高温に関する早期天候情報」を発表したからです。シルバーウィークの9月20日ごろから、平年より2℃前後高い日が続く見込みです。

この記事では、気象庁の最新の予報(早期天候情報・1か月予報・3か月予報)をもとに「2026年の残暑はいつまでか」を整理したうえで、全国51地点・58年分の「最後の真夏日」「最後の夏日」のデータから、あなたの地域で例年いつ暑さが終わるのかを検証できるツールを用意しました。今年の気温は気象庁のデータを毎日自動で取り込んでいるので、いつ開いても「今日時点の残暑」がわかります。

この記事の結論(30秒で読める版)
  1. 2026年の残暑は「9月いっぱい〜10月上旬」まで。気象庁は9月20日ごろから北日本〜西日本で「10年に1度」の高温を予想(9月14日発表の早期天候情報)。1か月予報でも10月上旬まで気温は高め、3か月予報では10月も「高い」確率50%です。
  2. 「真夏日(30℃以上)」の終わりの目安は、東京で平年9月19日→直近10年は9月30日、大阪で9月25日→10月4日、福岡で9月19日→10月3日。全国51地点の平均では、1960年代の9月13日から2020年代は10月1日へと、約18日も遅くなっています。
  3. 10月に真夏日が出るのは、もう珍しくありません。2025年は51地点のうち31地点で最後の真夏日が10月にずれ込み、10月の真夏日の合計日数は222日と1968年以降で最多。2024年も東京・名古屋・福岡などで10月中旬に30℃を観測しました。
  4. 半袖をしまう目安は「最後の夏日(25℃以上)」で、東京は10月17〜19日ごろ、大阪・福岡は10月23〜29日ごろ。本格的に涼しくなるのは10月下旬からです。
  5. 暑さが長引く理由は、①太平洋高気圧の張り出しが続く ②日本近海の海面水温が高い ③地球温暖化で9〜10月の気温そのものが底上げされているの3つ。今年は史上最強クラスのエルニーニョ現象(8月の監視指数+3.4℃)も進行中で、秋の深まりは遅れがちです。
  1. 【まず検証】あなたの地域の残暑はいつまで? 最後の真夏日・夏日ツール
      1. あなたの地域の残暑はいつまで? 「最後の真夏日・夏日」検証ツール(1968年〜今日)
  2. 2026年の残暑はいつまで?気象庁の最新予報を読む
    1. 9月20日ごろから「10年に1度」の高温(早期天候情報・9月14日発表)
    2. 1か月予報:10月上旬まで気温は「高い」(9月10日発表)
    3. 3か月予報:10月・11月も全国的に「高い」(8月25日発表)
  3. データで見る「残暑の終わり」|最後の真夏日は18日遅くなった
    1. 主要都市の「最後の真夏日・夏日」平年値と近年の実績
    2. 全国51地点の平均:1960年代は9月13日、2020年代は10月1日
    3. 2025年・2024年は「10月の真夏日」が当たり前になった
  4. なぜ残暑が長引くのか|3つの理由
    1. 理由1:太平洋高気圧の張り出しが秋まで続く
    2. 理由2:日本近海の海面水温が高い
    3. 理由3:温暖化で9〜10月の気温が底上げされている
    4. 2026年ならではの要因:史上最強クラスのエルニーニョ
  5. 10月は暑い? 秋はいつ来る? 目安の早見表
  6. 残暑の時期に気をつけたいこと
  7. 残暑についてよくある質問
    1. 2026年の残暑はいつまで続きますか?
    2. 10月も暑いのですか?
    3. 真夏日は例年いつまでですか?
    4. 半袖はいつまで着られますか?
    5. なぜ残暑が長引くのですか?
    6. 2025年の残暑はどうでしたか?
    7. エルニーニョ現象は残暑に関係ありますか?
    8. 残暑の記録は自分でも調べられますか?
  8. あわせて読みたい:暑さ・秋の天気のデータ記事
  9. まとめ

【まず検証】あなたの地域の残暑はいつまで? 最後の真夏日・夏日ツール

地点を選ぶと、その地点の「最後の猛暑日・真夏日・夏日・熱帯夜」が例年いつなのか(1991〜2020年の平年値、直近10年の平均、2025年、最も遅い記録)と、今年の状況(今日までの気象庁データ)、1968年からの年別グラフ、10月の真夏日・夏日の日数、51地点ランキングが見られます。

あなたの地域の残暑はいつまで? 「最後の真夏日・夏日」検証ツール(1968年〜今日)

51地点ランキング:
出典:気象庁「過去の気象データ」の日ごとの値(47気象台+離島4地点、1968年〜)を筆者が集計。「平年」は1991〜2020年の中央値、「直近10年」は2016〜2025年の平均。今年の値は気象庁の日別データを毎日自動取得して反映しています(当日分は速報値)。猛暑日=最高気温35℃以上、真夏日=30℃以上、夏日=25℃以上、熱帯夜=最低気温25℃以上。

東京・大阪・福岡などの大都市では、直近10年の「最後の真夏日」が10月に入ってからという地点が目立ちます。一方、札幌や仙台など北日本では9月上旬で真夏日は終わり、10月の夏日もほとんどありません。「残暑がいつまでか」は住んでいる地域でかなり違うのです。

2026年の残暑はいつまで?気象庁の最新予報を読む

9月20日ごろから「10年に1度」の高温(早期天候情報・9月14日発表)

気象庁は2026年9月14日、北海道太平洋側から九州南部までの10地方に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温・低温になる可能性が高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。各地方の内容は次のとおりです。

地方見通し5日間平均気温の平年差
北海道太平洋側向こう5日間程度は平年並の日が多いが、その後は暖かい空気が流れ込みやすい+1.8℃以上
東北向こう4日間程度は平年並の日が多いが、その後は暖かい空気が流れ込みやすい+2.1℃以上
関東甲信向こう4日間程度は平年並だが、その後は暖かい空気が流れ込みやすい+2.5℃以上
北陸向こう2日間程度は平年並だが、その後は暖かい空気が流れ込みやすい+2.4℃以上
東海向こう3日間程度は平年並だが、その後は暖かい空気が流れ込みやすい+2.1℃以上
近畿向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすい+2.2℃以上
中国向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすく、19日ごろからかなり高くなる見込み+2.3℃以上
四国同上(19日ごろからかなり高い)+2.0℃以上
九州北部同上(19日ごろからかなり高い)+2.3℃以上
九州南部向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすい+2.0℃以上
高温に関する早期天候情報(2026年9月14日 気象庁発表)。出典:気象庁、MBSニュース

関東甲信の「+2.5℃以上」は、9月下旬の東京の平年(最高気温26℃前後)に当てはめると連日28〜30℃のイメージです。9月20日前後の連休は、熱中症対策がまだ必要だと考えておいてください。

1か月予報:10月上旬まで気温は「高い」(9月10日発表)

9月10日発表の1か月予報(9月12日〜10月11日)では、北・西日本で「高い」確率60%、東日本で50%。週ごとに見ると、1週目(9/12〜18)は西日本で高い確率70%、2週目(9/19〜25)は北・東日本50%・西日本60%、3〜4週目(9/26〜10/9)は北日本60%・東西日本50%と、10月上旬まで一貫して「高い」側に偏った予報です。天候は数日の周期で変わり、西日本では期間の後半は晴れの日が多い見込みです。

3か月予報:10月・11月も全国的に「高い」(8月25日発表)

気温の予報天候の傾向
9月北・東日本 高い60%、西日本 高い50%北・東日本と西日本日本海側は数日周期で変化。西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が多い
10月全国で高い50%北・東日本と沖縄・奄美は数日周期。西日本は平年同様に晴れの日が多い
11月北・東・西日本 高い50%、沖縄・奄美 平年並または高い40%北・東日本太平洋側と西日本太平洋側は平年より晴れの日が少ない
3か月予報(2026年8月25日 気象庁発表、対象9〜11月)。次回の3か月予報は9月下旬に発表予定

つまり気象庁の見立てをまとめると、「9月下旬に一段と暑くなり、10月に入っても平年より暖かい。秋の深まりは遅れる」ということになります。日本気象協会も「10月は平年より暖かく秋の深まりが遅れる見込み。ただし8〜9月のような厳しい残暑ではなく、気温自体は秋らしく低下する」と解説しています(日本気象協会 Weather X、9月7日更新)。

▶ 最新の予報は 気象庁 季節予報(1か月予報は毎週木曜、3か月予報は毎月下旬に更新)で確認できます。当ブログの 天気予報がコロコロ変わる理由 でも季節予報の更新タイミングを整理しています。

データで見る「残暑の終わり」|最後の真夏日は18日遅くなった

主要都市の「最後の真夏日・夏日」平年値と近年の実績

地点最後の真夏日(平年)同・直近10年2025年2024年最も遅い記録最後の夏日(平年)同・直近10年
札幌8/238/318/279/89/21(2007年)9/179/25
仙台9/79/99/1710/210/2(2024年)10/410/9
東京9/199/309/2910/1910/19(2024年)10/1710/19
新潟9/179/199/179/1810/17(1987年)10/1110/17
金沢9/189/289/209/2110/18(1998年)10/1710/26
名古屋9/2210/110/1310/1710/17(2024年)10/1910/23
大阪9/2510/410/810/710/12(1999年)10/2310/25
広島9/2410/210/1310/110/13(2025年)10/2110/24
福岡9/1910/310/1410/1810/18(2024年)10/2310/29
鹿児島10/210/1110/1910/1810/24(2015年)11/711/12
那覇10/1610/2111/1311/1011/13(2025年)11/2711/28
「平年」は1991〜2020年の中央値、「直近10年」は2016〜2025年の平均。出典:気象庁 過去の気象データ、筆者集計

注目してほしいのは「平年」と「直近10年」の差です。東京は9月19日→9月30日で11日、福岡は9月19日→10月3日で14日、名古屋は9月22日→10月1日で9日遅くなっています。平年値は1991〜2020年の30年間で計算するため、ここ数年の「10月まで暑い」感覚は平年値にはまだ十分反映されていないのです。

全国51地点の平均:1960年代は9月13日、2020年代は10月1日

年代最後の真夏日(51地点平均)最後の夏日(51地点平均)
1960年代(1968〜69年)9月13日10月15日
1970年代9月15日10月18日
1980年代9月15日10月17日
1990年代9月20日10月19日
2000年代9月22日10月21日
2010年代9月25日10月22日
2020年代(2020〜25年)10月1日10月28日
各年・各地点の「最後の真夏日」「最後の夏日」の日付を年代ごとに平均。出典:気象庁 過去の気象データ、筆者集計

全国51地点の平均で見ると、最後の真夏日は1960〜70年代の9月13〜15日から、2020年代は10月1日へ。半世紀で約18日遅くなりました。最後の夏日も10月15日から10月28日へ、およそ2週間の後ろ倒しです。「昔は9月になれば涼しかった」という実感は、データでも裏づけられます。

2025年・2024年は「10月の真夏日」が当たり前になった

直近2年は特に極端でした。2025年は51地点のうち31地点で、2024年は39地点で「最後の真夏日」が10月にずれ込みました。2025年は48地点で最後の真夏日が平年より遅く、遅れ幅の中央値は17日。10月に観測された真夏日の日数を51地点で合計すると、2025年は222日で1968年以降の最多、2021年(214日)、2016年(167日)、2024年(156日)が続きます。

「最も遅い真夏日」の記録も更新が続いています。2024年に仙台(10/2)・東京(10/19)・名古屋(10/17)・福岡(10/18)・岐阜・佐賀・長崎・大分・宮崎の9地点、2025年に広島(10/13)・那覇(11/13)・富山・京都・神戸・奈良・下関・松山・高知の9地点が、それぞれ観測史上最も遅い真夏日を記録しました。

▶ 10月の気温・晴れやすさを都道府県で比べるなら 10月の天気ランキング、11月なら 11月の天気ランキング。9月の天気の特徴は 9月の天気ランキング にまとめています。

なぜ残暑が長引くのか|3つの理由

理由1:太平洋高気圧の張り出しが秋まで続く

夏の暑さをもたらす太平洋高気圧は、平年なら9月に入ると南へ後退し、代わりに大陸の高気圧と秋雨前線が日本付近に南下してきます。ところが近年は、偏西風が平年より北を流れ、太平洋高気圧が日本の南〜東海上に居座る年が増えています。高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込み続けるため、9月下旬でも真夏日になるのです。9月14日の早期天候情報も「暖かい空気が流れ込みやすい」ことを理由に挙げています。今年は9月上旬に秋雨前線が停滞して東日本で雨が続きましたが(最近雨が多いのはなぜ?2026)、前線が北上・不明瞭化すると再び高気圧に覆われて気温が上がる、という繰り返しになります。

理由2:日本近海の海面水温が高い

海は空気より温まりにくく冷めにくいため、夏に温まった海面水温は9〜10月が年間で最も高い状態です。近年は日本近海の海面水温が平年より1〜2℃高い状態が続いており、海から吹く風そのものが暖かく湿っているため、陸上の気温が下がりにくくなります。特に2023〜2025年の夏は日本近海の海面水温が記録的に高く、秋になっても「海が冷めない」ことが残暑の長期化に効いています。最新の海面水温の状況は 気象庁 日本近海の海面水温 で確認できます。

理由3:温暖化で9〜10月の気温が底上げされている

上の年代別データが示すとおり、最後の真夏日は半世紀で18日遅くなりました。これは一時的な気圧配置ではなく、地球温暖化と都市化によって9〜10月の気温そのものが底上げされているためです。同じ気圧配置でも、ベースの気温が1℃高ければ「29℃」が「30℃」になり、真夏日の回数と終わりの時期はそのぶん延びます。30〜50年前の夏の気温 では、昔の夏と今の夏の気温をデータで比べています。

2026年ならではの要因:史上最強クラスのエルニーニョ

気象庁のエルニーニョ監視速報(9月9日)によると、2026年春から続くエルニーニョ現象は8月の監視指数が+3.4℃と、8月として1949年以降で最も高かった1997年(+3.0℃)を上回り、冬にかけて続く見込み(100%)です。エルニーニョの年は夏の太平洋高気圧が弱く「冷夏・暖冬」になりやすいのが典型ですが、今年の夏は歴代5位の暑さ(2026年夏の猛暑まとめ)となり、典型どおりではありませんでした。一方でエルニーニョ時は秋〜冬の気温が高くなりやすい傾向があり、日本気象協会も「エルニーニョ現象の発達に伴い太平洋高気圧の張り出しが変化しやすい」として、暑さが厳しくなる時期と和らぐ時期を繰り返す見通しを示しています。秋が深まるのが遅れ、そのまま暖冬に向かうかどうかは、9月下旬の3か月予報と寒候期予報で確認するのがよいでしょう。

10月は暑い? 秋はいつ来る? 目安の早見表

地域真夏日(30℃)の終わり夏日(25℃)の終わり=半袖の終わり長袖・上着の出番10月の暑さの目安
北海道8月下旬〜9月上旬9月下旬10月上旬10月に入ればほぼ夏日なし
東北9月上〜中旬10月上旬10月中旬10月の夏日は1〜4日
関東・北陸9月下旬〜10月上旬10月中〜下旬10月下旬東京の10月の夏日は平年6日・直近10年9日
東海・近畿10月上旬10月下旬10月下旬〜11月上旬名古屋・大阪の10月の夏日は10〜13日
中国・四国・九州10月上〜中旬10月下旬11月上旬福岡・鹿児島は10月の真夏日が年2〜6日
沖縄・奄美10月下旬〜11月中旬11月下旬12月那覇は10月の夏日が29日=ほぼ毎日
直近10年(2016〜2025年)の各地点の実績をもとにした目安。年による違いは±2週間程度

「10月は暑いのか」の答えは、「10月上旬までは夏の延長、中旬から秋、下旬に本格的に涼しくなる」です。関東以西の平野部では10月上旬の30℃はもう珍しくなく、10月半ばまで25℃以上の夏日が続きます。ただし朝晩は気温が下がるので、日中と朝晩の寒暖差が10℃以上になる日も増えます。寒暖差による体調不良(いわゆる寒暖差疲労)が出やすい時期です。

季節の行事で言えば、中秋の名月 のころ(2026年は9月25日)はまだ夏日、晴れの特異日 10月10日(10月10日前後)は関東で夏日と秋晴れが半々、といったイメージです。運動会の時期の雨の確率は 運動会の日に雨が降る確率 にまとめています。

残暑の時期に気をつけたいこと

  • 9月の熱中症は「油断」で起きる。体が暑さに慣れているとはいえ、9月下旬の30℃は湿度が高く、運動会や連休のレジャーでの発症が目立ちます。都道府県別の熱中症搬送データは 熱中症搬送ランキング
  • 衣替えは「最後の夏日」を目安に。東京なら10月17〜19日ごろ、大阪・福岡は10月下旬。それまでは半袖+羽織りものの組み合わせが実用的です。
  • エアコンの片付けはまだ早い。10月上旬まで冷房が必要な日があります。フィルター掃除は真夏日が終わってから。
  • 秋雨前線と台風にも注意。残暑の合間に前線が南下すると大雨になりやすい時期です。前線のしくみは 秋雨前線とは?、雨が続く理由は 最近雨が多いのはなぜ? で解説しています。
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長引く残暑の熱中症対策に

9月下旬〜10月上旬は「まだ暑いのに秋の装備」になりがちな時期です。持ち歩ける冷感グッズや水分補給の備えを、もう少しだけ続けましょう。

▶ 「今日、日本一暑かった場所」は こちら で毎日自動更新しています。自分の県の暑さの順位は下のツールで。

▶ 好きな日付を選んで「その日が夏日・真夏日だった割合」を調べるならこちら(1968年以降の実績)。

読み込み中…

残暑についてよくある質問

2026年の残暑はいつまで続きますか?

気象庁の予報では、9月20日ごろから北日本〜西日本で「10年に1度程度」の高温となり、1か月予報でも10月上旬まで気温は平年より高い見込みです。3か月予報では10月も全国で「高い」確率50%。真夏日(30℃以上)は関東以西で9月末〜10月上旬まで、夏日(25℃以上)は10月中〜下旬まで続く可能性が高いと考えられます。

10月も暑いのですか?

10月上旬までは夏の延長で、関東以西では30℃前後の日があります。中旬から秋らしくなり、下旬に本格的に涼しくなるのが近年のパターンです。直近10年の実績では、10月の夏日(25℃以上)は東京で9日、名古屋で12日、大阪・広島で13日、福岡で12日、那覇で30日です。

真夏日は例年いつまでですか?

1991〜2020年の平年値では、最後の真夏日は札幌8月23日、仙台9月7日、東京9月19日、名古屋9月22日、大阪9月25日、福岡9月19日、那覇10月16日です。ただし直近10年の平均では東京9月30日、名古屋10月1日、大阪10月4日、福岡10月3日と、平年より9〜14日遅くなっています。

半袖はいつまで着られますか?

「最後の夏日(25℃以上)」を目安にすると、直近10年の平均で仙台10月9日、東京10月19日、名古屋10月23日、大阪10月25日、福岡10月29日、鹿児島11月12日、那覇11月28日です。朝晩は冷えるので、羽織りものと組み合わせるのが実用的です。

なぜ残暑が長引くのですか?

①太平洋高気圧の張り出しが秋まで続く(偏西風の北偏)、②日本近海の海面水温が高く海からの風が暖かい、③温暖化で9〜10月の気温が底上げされている、の3つが主な理由です。全国51地点の平均では、最後の真夏日は1960年代の9月13日から2020年代の10月1日へ、半世紀で約18日遅くなりました。

2025年の残暑はどうでしたか?

2025年は51地点のうち31地点で最後の真夏日が10月にずれ込み、10月の真夏日の合計日数は222日と1968年以降で最多でした。広島(10月13日)や那覇(11月13日)など9地点で観測史上最も遅い真夏日を記録しています。

エルニーニョ現象は残暑に関係ありますか?

2026年は春からエルニーニョ現象が続き、8月の監視指数は+3.4℃と1997年を上回る記録的な強さです(気象庁エルニーニョ監視速報、9月9日)。エルニーニョの年は秋〜冬の気温が高くなりやすい傾向があり、秋の深まりが遅れる要因のひとつと考えられます。冬の見通しは9月下旬の寒候期予報で確認できます。

残暑の記録は自分でも調べられますか?

この記事のツールで51地点の1968年以降の「最後の真夏日・夏日」と、今年の日ごとの最高気温(毎日自動更新)が確認できます。日付ごとの実況は当ブログの「過去の天気検索」、月別の平年値は各地点の気候データページをご覧ください。

まとめ

  • 2026年の残暑は9月いっぱい〜10月上旬まで。9月20日ごろから「10年に1度」の高温、10月も平年より高い予想(気象庁)。
  • 最後の真夏日の目安は、直近10年で東京9/30・名古屋10/1・大阪10/4・福岡10/3。平年値より9〜14日遅い。
  • 全国平均で最後の真夏日は半世紀で18日遅くなった。2025年は51地点中31地点で10月にずれ込み、10月の真夏日は最多の222日。
  • 半袖の終わり=最後の夏日は10月中〜下旬。本格的な涼しさは10月下旬から。朝晩との寒暖差に注意。
  • 理由は太平洋高気圧の居座り・高い海面水温・温暖化。今年は記録的エルニーニョで秋の深まりが遅れやすい。

「まだ暑い」と感じたら、上のツールで自分の地域の「例年の終わり」と「今年の今日まで」を見比べてみてください。数字で見ると、暑さの終わりが少し見通せます。

出典:気象庁「早期天候情報」(2026年9月14日)、「1か月予報」(9月10日)、「3か月予報」(8月25日)、「エルニーニョ監視速報 No.408」(9月9日)、「過去の気象データ」(日ごとの値、1968年〜2026年)、日本気象協会 Weather X「2026年はいつまで暑い?」(9月7日更新)、MBSニュース(9月14日)。最後の真夏日・夏日などの集計は筆者によるもので、今年分は速報値を含みます。

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