京都の紅葉 見頃2026はいつ?今年は平年より1週間ほど遅め、気象台の紅葉日は70年で約20日遅く|高雄・嵐山・東福寺など7スポットの予想ツール

京都のかえで紅葉日の推移を表した図 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

「京都の紅葉、今年はいつが見頃?」――10月に入ると毎年いちばん多くなる質問です。結論からいうと、2026年の京都の紅葉は平年より1週間ほど遅め、市街地の見頃は11月下旬〜12月中旬が中心になりそうです。京都地方気象台が観測している「かえでの紅葉日」(標本木の葉の大部分が紅色になった日)は、10月17日までの観測と気象庁の最新の1か月予報をもとに計算すると12月12日ごろで、平年(1991〜2020年の平均)の12月5日より7日遅い見込みです。

理由は秋の暑さです。京都の今年9月の最低気温の平均は22.1℃で、平年より1.4℃高く、1991年以降の36年で9番目の高さでした。10月も1〜17日の平均気温が20.8℃と平年(19.9℃)より0.9℃高く、最高気温25℃以上の夏日が17日のうち13日(平年は8日ほど)ありました。さらに気象庁が10月15日に発表した1か月予報では、近畿の気温は「高い」確率が70%。同じ日の早期天候情報では、10月21日ごろから「かなりの高温」(10年に1度程度の暑さ)になる可能性があるとされています。

この記事では、元気象庁職員の気象予報士として、京都地方気象台の1956年からの「かえでの紅葉日」と、1991年からの毎日の気温を使い、紅葉日を10月・11月の気温から計算する式を作りました。その式に標高の差を加えて、高雄・貴船・大原・清水寺・永観堂・嵐山・東福寺の7スポットごとの見頃を予想しています。行く日を選ぶと、それぞれのスポットが「色づき始め・見頃・散り始め」のどの状態かがわかるツールも置きました(気象庁の観測値で毎日自動更新)。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 2026年の京都の紅葉は平年より1週間ほど遅め。気象台のかえで紅葉日は12月12日ごろの予想(平年12月5日、誤差は±5日程度)。いちょう黄葉日は11月27日ごろ(平年11月24日)
  • 遅れる理由は暑い秋。10月1〜17日は平年より0.9℃高く、10月21日ごろからは「かなりの高温」の予想(早期天候情報)。1か月予報も近畿の気温は「高い」70%。9月の最低気温も平年より1.4℃高かった(36年で9番目)
  • スポット別の見頃予想:高雄 11月18日〜12月6日、貴船・鞍馬 11月19日〜12月7日、大原 11月22日〜12月10日、清水寺 11月26日〜12月14日、永観堂 11月27日〜12月15日、嵐山・東福寺 11月28日〜12月16日
  • 7スポットすべてが見頃に重なるのは11月28日〜12月6日ごろ。11月の3連休(21〜23日)は高雄・貴船が見頃、大原は22日から見頃、清水寺・永観堂・嵐山・東福寺はまだ色づき始め
  • 京都の紅葉は傾向線で70年に約20日(約3週間)遅くなった(1956〜60年の平均11月23日→2016〜2025年の平均12月10日)。2016年以降は観測した9年すべてで紅葉日が12月
  1. 京都の紅葉 見頃判定ツール(7スポット・毎日自動更新)
    1. 京都の紅葉 見頃判定ツール(7スポット・毎日自動更新)
  2. 紅葉が進むしくみ:気温が下がると葉が赤くなる
  3. 70年で約3週間遅くなった京都の紅葉
  4. 2026年はなぜ遅い?9月の暑さと10月下旬の「かなりの高温」
  5. 早かった年と遅かった年:分かれ目は11月の気温
  6. 式は当たる?最近10年の答え合わせ
  7. いちょうの黄葉は11月27日ごろ
  8. 近畿の都市と比べると:京都は紅葉が遅い街
  9. 京都の11月は「旬」ごとに約2℃ずつ寒くなる
  10. スポット別:見頃の予想と見どころ
  11. 週末カレンダー:11〜12月の土日・祝日はどこが見頃?
  12. 過去の京都:行く日の天気を調べる
  13. この先の京都:10月下旬は「かなりの高温」、紅葉はまだ先
  14. 紅葉狩りで「外さない」ための5つのコツ
  15. 紅葉シーズンの京都で気をつけたいこと
  16. よくある質問
    1. Q. 京都の紅葉の見頃は2026年はいつですか?
    2. Q. 2026年の京都の紅葉はなぜ遅いのですか?
    3. Q. 11月の3連休(21〜23日)に京都の紅葉は見られますか?
    4. Q. 7スポットの見頃がいちばん重なるのはいつですか?
    5. Q. 京都でいちばん早く紅葉するのはどこですか?
    6. Q. 京都の紅葉は年々遅くなっていますか?
    7. Q. 気象台の「紅葉日」と観光地の「見頃」は同じですか?
    8. Q. いちょうの黄葉はいつですか?
  17. あわせて読みたい
  18. 出典・データについて

京都の紅葉 見頃判定ツール(7スポット・毎日自動更新)

行く日とスポットを選んでください。上の赤い帯に、その日の状態が出ます。10月・11月の気温は、すでに観測された日は気象庁の京都の実況値(ページを開くたびに自動で読み込み)、まだの日は平年値に「残りの気温」の設定を足して計算しています。初期設定は、10月の残り(18〜31日)が平年より2℃高く(1か月予報と早期天候情報に近い)、11月が平年より1℃高い(1か月予報・3か月予報の「高い」に近い)というシナリオです。この設定にした理由は、後半の「2026年はなぜ遅い?」の章で説明しています。

京都の紅葉 見頃判定ツール(7スポット・毎日自動更新)

計算中…

ツールは日がたつほど実況が増えるので、予想の幅が狭くなります。11月に入ったら、ぜひもう一度開いてみてください。

紅葉が進むしくみ:気温が下がると葉が赤くなる

カエデの葉が赤くなるのは、気温が下がって葉の中の緑の色素(クロロフィル)が分解され、代わりに赤い色素(アントシアニン)が作られるからです。目安として、最低気温が8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回ると一気に進むといわれます。

ただ、京都の市街地では、気象台の標本木が紅葉する12月上旬でも最低気温は5℃前後で、「最低気温5℃の日」だけでは紅葉日をうまく説明できませんでした(1991〜2025年の相関係数0.59)。そこでこの記事では、10月と11月の平均気温の両方を使う式にしました。こちらのほうが当てはまりがよく(相関係数0.73)、1年ずつ外して検証しても、実際の紅葉日との差は平均で約3.5日、34年のうち26年(76%)が±5日以内に収まりました。

標高が100m上がると約0.6℃低く → 紅葉は約3日早い 京都地方気象台約41m・基準 東福寺・嵐山約40〜50m・±0日 大原約220m・6日早い 貴船・鞍馬約300m・9日早い 高雄(神護寺)約350m・10日早い 京都の11月の冷え方 11/1 平年 15.1℃ 11/30 平年 10.1℃ →1日に約0.17℃ずつ低下 0.6℃の差 ≒ 約3〜4日 (気温の式でも1℃≒5.5日) 標高は概数。気象台は市街地にあり、ヒートアイランドの分だけ郊外のスポットはさらに早く色づくことがある。
標高と紅葉の早さ。気温は100mにつき約0.6℃下がるとして計算(標高は概数)

式の中身はシンプルで、10月の平均気温が1℃高いと約2.2日、11月の平均気温が1℃高いと約3.2日、紅葉日が遅れるというものです。11月のほうが効き目が大きいのは、ちょうど色づきが進む時期の気温だからです。

スポット別の見頃は、この紅葉日に標高の差を加えて出しています。京都の11月は1日に約0.17℃ずつ気温が下がっていくので、標高が100m高い(約0.6℃低い)場所は、市街地より3日ほど早く同じ気温になります。気象台(標高約41m)より300m高い高雄は、およそ10日早い計算です。

70年で約3週間遅くなった京都の紅葉

京都地方気象台では、標本木(イロハカエデ)の紅葉を長く観測しています。この記事では1956年以降の記録を使いました(1961〜1973年と2021年は観測がありません)。並べてみると、遅くなっている傾向ははっきりしています。

京都のかえで紅葉日(気象台の標本木)1956〜2025年 11/11 11/21 12/1 12/11 12/21 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 平年 12/5(1991〜2020年) 傾向:10年で約2.9日遅く 2024年 12/20(最も遅い) ● 2015年まで ● 2016年以降 空白の年は観測なし(1961〜1973年・2021年) 出典:気象庁 生物季節観測
京都地方気象台のかえで紅葉日(気象庁 生物季節観測累年表より作成)
期間紅葉日の平均観測年数
1956〜1960年11月23日5年
1974〜1990年11月30日17年
1991〜2000年12月2日10年
2001〜2010年12月4日10年
2011〜2020年12月8日10年
2016〜2025年12月10日9年(2021年は観測なし)
京都のかえで紅葉日の平均(期間別)

傾向線では10年あたり約2.9日、70年で約20日遅くなっています。1991〜2000年は10年のうち6年が12月の紅葉でしたが、2016年以降は観測した9年すべてが12月です。最も遅かったのは2024年の12月20日でした。2024年は9月の最低気温の平均が25.0℃、10月の平均気温が21.6℃と、どちらも1991年以降で最も高い年でした。

順位年紅葉日メモ
12024年12月20日9月・10月とも記録的な暑さ
22015年12月14日11月が平年より2℃高い
22011年12月14日11月が平年より1.3℃高い
42023年12月13日9月の最低気温が24.0℃
42010年12月13日
41982年12月13日
紅葉日が遅かった年(1956〜2025年)

2026年はなぜ遅い?9月の暑さと10月下旬の「かなりの高温」

今年の京都の9月は、最低気温の平均が22.1℃(平年20.7℃)で、1991年以降の36年で9番目に高い値でした(京都の月別の平年値は京都の気候データ)。夜も気温が下がりにくく、木々が「秋モード」に入るのが遅れた可能性があります。

10月に入っても暑さは続いています。1〜7日の平均気温は20.6℃と平年(20.8℃)並みでしたが、8〜17日は平均21.0℃で、平年(19.2℃)を1.7℃上回りました。1〜17日の平均は20.8℃(平年19.9℃)で、1991年以降の36年で11番目の高さです。最高気温25℃以上の夏日は17日のうち13日。最低気温が15℃を下回った朝は8日(12.8℃)と16日(13.9℃)の2回だけで、色づきの目安とされる「最低気温8℃」にはまだ遠い状態です。

この先も高温が続く見込みです。気象庁が10月15日に発表した1か月予報(対象は10月17日〜11月16日)では、近畿の気温は「低い10%・平年並20%・高い70%」。週ごとに見ると、西日本の「高い」確率は1週目(10月17〜23日)が80%、2週目(24〜30日)が60%、3〜4週目(10月31日〜11月13日)も60%です。同じ日の早期天候情報(14時30分発表)では、近畿を含む8地方で10月21日ごろから5日間平均気温が「かなり高く」なる可能性があるとされました(対象期間は10月21〜29日)。「かなり高い」は、その時期として10年に1度程度しか起きない高温です。くわしくは11月は暖かい?2026年の1か月予報と早期天候情報「かなりの高温」は何度?で解説しています。

10月の残り(18〜31日)11月10月平均11月平均紅葉日
平年並み平年より1℃低い19.0℃11.5℃12月3日
平年並み平年並み19.0℃12.5℃12月6日
平年より2℃高い平年より0.5℃高い19.9℃13.0℃12月10日
平年より2℃高い平年より1℃高い19.9℃13.5℃12月12日(標準)
平年より2℃高い平年より2℃高い19.9℃14.5℃12月15日
平年より3℃高い平年より2℃高い20.3℃14.5℃12月16日
2026年の紅葉日予想(気象台のかえで):シナリオ別。10月1〜17日は実況(平均20.8℃)で計算

標準シナリオの根拠は次のとおりです。10月の残り(18〜31日)は、14日のうち9日が早期天候情報の「かなりの高温」の対象期間にあたり、1週目の「高い」確率も80%なので、平年より2℃高い設定にしました。1991〜2025年の35年で10月18〜31日が平年より2℃以上高かったのは2024年(+3.8℃)だけで、かなり暖かい想定ですが、「10年に1度程度の高温」という予報の中身に合わせています。11月は、1か月予報の3〜4週目(10月31日〜11月13日)が「高い」60%、9月18日発表の3か月予報でも11月の西日本は「高い」50%だったことから、平年より1℃高い設定です。京都の最近10年(2016〜2025年)の11月は平均で平年より0.6℃高く、そこに「高い」予報を上乗せしたイメージです。

10月の残りを「1.5℃高い」に下げても紅葉日は12月11日で、1日しか変わりません。結果を大きく左右するのは11月の気温で、11月が平年並みなら12月8日、2024年のような暖かい11月(平年より2℃高い)なら12月15日ごろにずれ込みます。暑さで紅葉が遅れるしくみは紅葉が遅いのはなぜ?、全国51地点の見通しは2026年の紅葉はいつ?で解説しています。

早かった年と遅かった年:分かれ目は11月の気温

1991〜2025年の紅葉日を早い順・遅い順に並べると、違いは11月の気温にはっきり表れます。早かった年の上位4年の11月の平均気温は11.7℃、遅かった年の上位5年は13.5℃で、約1.8℃の差がありました。

区分年紅葉日10月平均11月平均
早い2002年11月21日17.7℃9.5℃
早い1997年11月24日16.9℃13.1℃
早い1996年11月28日17.2℃12.3℃
早い2005年11月28日18.8℃11.8℃
遅い2024年12月20日21.6℃14.2℃
遅い2011年12月14日18.4℃13.8℃
遅い2015年12月14日18.1℃14.5℃
遅い2010年12月13日19.1℃11.8℃
遅い2023年12月13日18.2℃13.3℃
紅葉日が早かった年・遅かった年と10月・11月の平均気温(1991〜2025年)

いちばん早かった2002年は、11月の平均気温が9.5℃と35年で最も低い年でした。一方、2010年は11月が11.8℃と平年よりやや低かったのに12月13日と遅く、10月・11月の気温だけでは説明しきれない年もあります(式による計算は12月4日)。2026年は10月がすでに平年より暖かく、残りも高温の予想なので、11月にしっかり冷え込むかどうかが見頃の早い・遅いを決めるポイントになります。11月が平年並み(12.5℃)なら紅葉日は12月8日ごろ、13.5℃(平年より1℃高い)なら12月12日ごろ、14.5℃(2℃高い)まで上がると12月15日ごろの計算です。

式は当たる?最近10年の答え合わせ

年10月平均11月平均計算実際差
201619.7℃12.5℃12月8日12月6日+2日
201718.0℃11.2℃11月30日12月1日−1日
201818.7℃13.5℃12月9日12月12日−3日
201920.0℃12.9℃12月10日12月10日0日
202017.9℃13.6℃12月8日12月7日+1日
202218.1℃14.1℃12月10日12月12日−2日
202318.2℃13.3℃12月8日12月13日−5日
202421.6℃14.2℃12月18日12月20日−2日
202520.6℃12.5℃12月10日12月10日0日
10月・11月の平均気温から計算した紅葉日と、実際の紅葉日

9年のうち8年は±3日以内でした。外れが大きかった2023年は、9月の最低気温の平均が24.0℃と非常に高く、10月・11月の気温だけでは表しきれない「夏の暑さの影響」が残ったと考えられます。今年も9月は暑かったので、予想より数日遅れる可能性は頭に入れておくとよいでしょう。

いちょうの黄葉は11月27日ごろ

気象台のいちょうの黄葉日も同じ方法で計算すると、2026年は11月27日ごろ(平年11月24日)です。いちょうはカエデより気温の影響が小さく、ここ数年は11月下旬〜12月上旬で推移しています(2023年12月4日、2024年12月2日、2025年11月25日)。京都御苑や西本願寺のいちょうは、カエデより1〜2週間早く見頃を迎えるのが一般的です。

近畿の都市と比べると:京都は紅葉が遅い街

気象台の標本木の紅葉日を近畿の都市で比べると、京都は平年12月5日と、和歌山(12月6日)と並んで遅いグループです。盆地で冬の冷え込みは厳しい京都ですが、気象台が市街地(中京区)にあり秋の気温が下がりにくいことや、標本木の個体差などが影響していると考えられます。

地点平年2025年平年との差
奈良11月21日11月14日7日早い
彦根11月28日12月1日3日遅い
神戸12月1日11月26日5日早い
大阪12月1日12月4日3日遅い
京都12月5日12月10日5日遅い
和歌山12月6日12月9日3日遅い
(参考)東京11月28日11月23日5日早い
近畿のおもな都市のかえで紅葉日(気象台の標本木)

平年は1991〜2020年の平均。気象庁「生物季節観測の情報」の2025年の観測日と平年差から計算しました。奈良公園や大阪の箕面の紅葉も気になる方は、奈良の気候・大阪の気候もあわせてどうぞ。

京都の11月は「旬」ごとに約2℃ずつ寒くなる

紅葉のスピードを決めるのは11月の気温です。京都の日平均気温の平年値(1991〜2020年)を10日ごとに見ると、上旬14.5℃→中旬12.4℃→下旬10.6℃と、10日でおよそ2℃ずつ下がっていきます。下旬には朝の最低気温が一桁の日も増え、色づきが一気に進みます。

時期日平均気温紅葉の進み方(市街地)服装の目安
11月上旬14.5℃山側で色づき始め長袖シャツ+薄手の上着
11月中旬12.4℃山側が見頃、市内は色づき始めセーター+ジャケット
11月下旬10.6℃市内が見頃コート。朝晩は手袋もあると安心
京都の11月の日平均気温(平年値・旬別)

夜のライトアップは日中より気温が下がるので、日中の服装より一段暖かくして出かけてください。名所ごとの朝・昼・ライトアップの気温の目安は紅葉狩りの服装は?で、京都の紅葉シーズンの晴れやすさは京都の紅葉の天気と服装で紹介しています。

スポット別:見頃の予想と見どころ

スポット標高(約)色づき始め見頃の目安
高雄(神護寺・高山寺)350m11月8日〜11月18日〜12月6日
貴船・鞍馬300m11月9日〜11月19日〜12月7日
大原(三千院・宝泉院)220m11月12日〜11月22日〜12月10日
清水寺・高台寺100m11月16日〜11月26日〜12月14日
永観堂・南禅寺70m11月17日〜11月27日〜12月15日
嵐山・嵯峨野50m11月18日〜11月28日〜12月16日
東福寺40m11月18日〜11月28日〜12月16日
2026年の京都の紅葉 スポット別の見頃予想(標準シナリオ、10月17日までの観測で計算)
  • 高雄・貴船・鞍馬:市内より山あいで、毎年いちばん早く色づくエリア。今年は11月18日ごろから見頃の予想で、11月下旬が狙い目。朝晩は市内より2℃前後低いので上着を一枚多めに
  • 大原:盆地の底で朝の冷え込みが強い場所。三千院の苔と紅葉は、今年は11月下旬〜12月上旬が中心の予想
  • 清水寺・永観堂・南禅寺(東山):東山のふもと。夜間の特別拝観が多い。今年の見頃は11月末〜12月中旬の予想で、ライトアップも12月上旬まで楽しめそう
  • 嵐山・嵯峨野:渡月橋のまわりの山は場所によって色づきの差が大きい。常寂光寺・宝厳院などは、今年は11月末〜12月中旬の予想
  • 東福寺:通天橋の紅葉は市内でも遅め。12月初めでも見頃が残る年が多く、今年は12月中旬まで見頃が続く予想

各地の今日の天気・気温は、おでかけ天気やライブカメラモニターで確認できます。11月の京都の服装や雨の日数は、京都の11月の天気と服装にまとめています。

週末カレンダー:11〜12月の土日・祝日はどこが見頃?

ツールの標準シナリオで、11〜12月の土日と祝日に各スポットがどの状態になるかを一覧にしました。判定はツールと同じで、「色づき始め」は見頃の目安が始まる10日前から、「散り始め」は見頃の目安が終わった翌日から8日間です。

日付高雄貴船・鞍馬大原清水寺永観堂嵐山東福寺
11月3日(火・祝)青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ
11月7〜8日(土日)青もみじ→色づき始め青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ
11月14〜15日(土日)色づき始め色づき始め色づき始め青もみじ青もみじ青もみじ青もみじ
11月21〜23日(3連休)見頃見頃色づき始め→見頃(22日〜)色づき始め色づき始め色づき始め色づき始め
11月28〜29日(土日)見頃見頃見頃見頃見頃見頃見頃
12月5〜6日(土日)見頃見頃見頃見頃見頃見頃見頃
12月12〜13日(土日)散り始め散り始め散り始め見頃見頃見頃見頃
12月19〜20日(土日)落葉・終盤落葉・終盤落葉・終盤散り始め散り始め散り始め散り始め
2026年11〜12月の週末・祝日の紅葉の状態(標準シナリオ、10月17日までの観測で計算)

いちばんのおすすめは11月28〜29日と12月5〜6日の週末で、7スポットすべてが見頃の予想です。文化の日(11月3日)はまだどこも青もみじ。11月の3連休(21〜23日)は、高雄・貴船(大原は22日から)なら見頃、市内中心部は色づき始めなので、山側から回るのがおすすめです。12月12〜13日でも、東山・嵐山・東福寺はまだ見頃が残る計算です。行く日が決まったら、上のツールで日付を選んで確かめてください。

同じ「秋の天気・紅葉シリーズ」では、東日本の名所も同じように予想しています。標高別の予想は箱根の紅葉 見頃2026・高尾山の紅葉 見頃2026・河口湖の紅葉 見頃2026・軽井沢の紅葉 見頃2026・日光の紅葉 見頃2026、京都と同じく気象台の紅葉日から計算した都内の予想は東京の紅葉・いちょう 見頃2026をどうぞ。

過去の京都:行く日の天気を調べる

紅葉狩りの日の天気の傾向は、過去の同じ日の記録が参考になります。下のツールで、京都の過去の同じ日の天気・気温・雨の確率を調べられます(日付は変更できます)。

読み込み中…

去年の同じ時期と比べたいときは、こちら。2025年の京都は、12月10日に紅葉日を迎えました。

読み込み中…

京都府内のほかの地点の11月の気温は、こちらのツールで比べられます。紅葉狩りの前に、出かける地点の冷え込み具合を確かめるのに使えます。

この先の京都:10月下旬は「かなりの高温」、紅葉はまだ先

1か月予報によると、近畿はこの先しばらく暖かい日が続きます。とくに10月21日ごろからは「かなりの高温」が予想されていて、10月下旬になっても日中は半袖で過ごせる日がありそうです。最低気温8℃を下回るような朝はまだ先で、10月中はどのスポットも「青もみじ」の時期と考えてください。

天気は、1か月予報で近畿の降水量が「多い」確率50%、日照時間は「平年並か少ない」と、暖かいけれど晴れの日は少なめの予想です。週別では2週目(10月24〜30日)が「平年と同様に晴れの日が多い」とされている一方、3〜4週目(10月31日〜11月13日)は低気圧や前線の影響で晴れの日が少ない見込み。紅葉の前に京都を歩くなら、2週目にあたる10月24〜25日の週末がねらい目です。全国の11月の見通しは11月は暖かい?2026年の1か月予報、高温の目安は早期天候情報「かなりの高温」は何度?で詳しく解説しています。

紅葉狩りで「外さない」ための5つのコツ

  • 「早め・山側」から攻める:迷ったら高雄・貴船・大原から。市内中心部で色づき始めでも、山側はすでに見頃のことが多い
  • 冷え込んだ朝の次の週末を狙う:最低気温が一桁になった日が続くと色づきが一気に進む。今日の最低気温ランキングで京都の朝の気温をチェック
  • 雨の翌日は狙い目:雨上がりは葉の色が鮮やかに見え、空気も澄む。ただし強い雨や風のあとは落葉が早まる
  • 平日の朝いちばん:見頃の土日は人出が集中。拝観開始直後は光もやわらかく、写真もきれい
  • 前の年と比べない:2024年のように12月中旬までずれ込む年もあれば、11月下旬に見頃を迎える年もある。その年の気温で判断するのが確実

紅葉シーズンの京都で気をつけたいこと

  • 朝晩の寒暖差:11月下旬の京都は日平均気温が10℃台まで下がり、晴れた朝は冷え込む。貴船・大原は標高のぶん市内よりさらに冷える
  • 時雨(しぐれ):京都の北山では、晴れていても急に通り雨が降ることがある。折りたたみ傘を
  • 体調と気圧:秋は低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の変化で体調を崩しやすい人も。今日の気圧の変化で確認を
  • 交通:嵐山・東山は見頃の週末に道路も公共交通も混雑する。時間に余裕をもって

よくある質問

Q. 京都の紅葉の見頃は2026年はいつですか?

市街地(東山・嵐山・東福寺など)は11月下旬〜12月中旬、高雄・貴船など山側は11月18日ごろから12月上旬が中心の見込みです。気象台のかえで紅葉日は12月12日ごろ(平年12月5日)と、平年より1週間ほど遅い予想です。

Q. 2026年の京都の紅葉はなぜ遅いのですか?

9月から10月前半まで暑さが続き(10月1〜17日の平均気温は平年より0.9℃高い)、さらに10月21日ごろから「かなりの高温」が予想されているためです。気象庁の1か月予報(10月15日発表)でも、近畿の気温は「高い」確率が70%です。10月・11月の平均気温が1℃高いと、紅葉日はそれぞれ約2日・約3日遅れる関係があります。

Q. 11月の3連休(21〜23日)に京都の紅葉は見られますか?

標準シナリオでは、高雄・貴船は見頃、大原は22日から見頃、清水寺・永観堂・嵐山・東福寺はまだ色づき始めの見込みです。市内中心部の見頃は11月26〜28日ごろからなので、3連休は山側から回ると見頃に当たりやすくなります。

Q. 7スポットの見頃がいちばん重なるのはいつですか?

11月28日〜12月6日ごろです。週末なら11月28〜29日と12月5〜6日が、高雄から東福寺まで7スポットすべてが見頃の予想です。

Q. 京都でいちばん早く紅葉するのはどこですか?

標高の高い高雄(神護寺・高山寺)や貴船・鞍馬です。標高100mにつき気温が約0.6℃低く、市街地より10日前後早く色づきます。

Q. 京都の紅葉は年々遅くなっていますか?

はい。京都地方気象台のかえで紅葉日は、1956〜1960年の平均11月23日から、2016〜2025年の平均は12月10日になり、傾向線では70年で約20日(約3週間)遅くなりました。2016年以降は観測した9年すべてが12月です。

Q. 気象台の「紅葉日」と観光地の「見頃」は同じですか?

違います。紅葉日は気象台の標本木の葉の大部分が紅色になった日で、観光地では見頃の後半にあたることが多いです。この記事では、紅葉日の14日前〜4日後を見頃の目安にしています。なお京都の気象台では、紅葉日から落葉日(葉の大部分が落ちた日)までが平均で約12〜13日(1991〜2020年)です。

Q. いちょうの黄葉はいつですか?

気象台のいちょう黄葉日は11月27日ごろ(平年11月24日)の予想です。カエデより1〜2週間早く見頃を迎えます。

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まとめ
  • 2026年の京都の紅葉は平年より1週間ほど遅め。気象台のかえで紅葉日は12月12日ごろ(平年12月5日)、いちょう黄葉日は11月27日ごろ(平年11月24日)
  • 山側(高雄・貴船)は11月18日ごろから、大原は11月22日ごろから、市街地(東山・嵐山・東福寺)は11月26〜28日ごろから12月中旬までが見頃の予想
  • 7スポットすべてが見頃に重なるのは11月28日〜12月6日ごろ。週末なら11月28〜29日と12月5〜6日
  • 10月下旬の「かなりの高温」のあと、11月にどれだけ冷えるかで前後する(11月が平年並みなら12月8日、2℃高ければ12月15日ごろ)
  • 京都の紅葉は70年で約3週間遅くなり、2016年以降は毎年12月の紅葉日
  • ツールは気象庁の実況で毎日自動更新。11月に入ったらもう一度チェックを

出典・データについて

  • 気象庁「生物季節観測累年表」かえでの紅葉日・いちょうの黄葉日(京都、1956〜2020年)、「生物季節観測の情報」2025年の観測値
  • 気象庁「過去の気象データ」京都(京都地方気象台)の日別値(1991〜2026年。2026年は10月17日までの速報値)。平年値は1991〜2020年の平均として当サイトで計算
  • 気象庁「1か月予報」(2026年10月15日発表、対象期間10月17日〜11月16日)、「早期天候情報」(2026年10月15日14時30分発表、対象期間10月21〜29日)、「3か月予報」(2026年9月18日発表)
  • 紅葉日の計算式は、1991〜2025年(2021年は観測なし)の34年の紅葉日を10月・11月の平均気温で重回帰して当サイトが作成。標高による補正は気温減率0.6℃/100mと、京都の11月の平年の気温低下(1日約0.17℃)から推定。スポットの標高は概数です
  • 見頃の目安(紅葉日の14日前〜4日後)は、気象台の紅葉日が「標本木の葉の大部分が紅色になった日」であることから当サイトが設定したもので、各寺社の公式発表とは異なります

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