高尾山の紅葉 見頃2026はいつ?今年はほぼ平年並みのペース|山頂・薬王院・高尾山口の標高別予想ツール【毎日自動更新】

気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

都心から電車で1時間ほどで行ける紅葉の名所といえば高尾山。「今年の高尾山の紅葉はいつが見頃?」「11月のどの週末に行けばいい?」と考えている方も多いと思います。

高尾山の山の上には気象庁の気温の観測所がありません。そこでこの記事では、ふもとの東側にある八王子のアメダス(標高123m)の1996年からの毎日の最低気温を使い、山頂・ケーブルカーの高尾山駅(薬王院)・清滝駅(高尾山口)の標高の差から、紅葉の「色づきのスイッチ」が入る日を推定しました。10月16日までの観測では、どのスポットもまだ推定最低気温が8℃に届いていません。いちばん高い山頂でも、この秋いちばん冷えた10月8日の朝で約9.5℃でした。ただ、山頂の8℃到達の平年は10月15日ごろ、直近10年の平均は10月19日ごろなので、今年はほぼ平年並みのペースです。行く日を選ぶとスポットごとの色づきがわかるツールも置いています(毎日の観測を自動で反映)。

この記事の結論(30秒で読める版)
  1. 2026年の高尾山の紅葉は、ほぼ平年並みのペース。10月16日時点で、山頂・薬王院・ふもとのどこも推定最低気温はまだ8℃に届いていません。ただ、1996〜2025年の30年のうち17年は、山頂でも10月16日までに8℃に届いておらず、珍しいことではありません。
  2. 今年の見頃予想(最低気温5℃に届く日の18〜32日後):高尾山 山頂 11/16〜11/30、ケーブル高尾山駅・薬王院 11/18〜12/2、清滝駅・高尾山口(ふもと) 11/25〜12/9。
  3. 11月21日(土)〜23日(月・祝)の三連休は、山頂と薬王院が見頃予想の期間に入ります。ふもとまで見頃がそろうのは11月28〜29日の週末。今後の冷え込みしだいで数日前後します。
  4. 上から下へ、約10日かけて紅葉が下りてくる。標高599mの山頂と201mの清滝駅では、同じ朝の気温が約2.4℃違い、見頃の始まりも9日ずれます。
  5. 9月の夜はやや暖かめ、10年単位では約1.2℃上昇。八王子の9月の最低気温の平均は19.5℃で、平年(19.3℃)より0.2℃高い程度。一方で1996〜2005年と2016〜2025年を比べると約1.2℃高くなっています。
  6. 見頃のころの山頂は、朝2℃前後・昼12℃前後(推定)。登りで汗をかいても、山頂やリフトでは冷えます。脱ぎ着しやすい重ね着と、風を通さない上着を持っていきましょう。

高尾山の紅葉 見頃判定ツール(3スポット・毎日自動更新)

スポットを選ぶと、そのスポットの推定最低気温(今年と平年)のグラフ、8℃・5℃に届いた日、今年の進み具合と見頃予想が出ます。「行く日」を選ぶと、3スポットすべての色づきの状態が一覧になります。今年の線は、八王子の観測が更新されるたびに自動で伸びていきます。

高尾山の紅葉 見頃判定ツール(八王子の観測データ+標高補正)
スポット
行く日
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ツールの「例年」は観光情報などで一般に紹介されている時期です。高尾山は、山頂と薬王院の例年の見頃がどちらも11月中旬〜下旬とされ、ふもとの清滝駅・高尾山口周辺が11月下旬〜12月上旬です。ツールの見頃予想の日数(5℃到達日の18〜32日後)は、この例年の時期に合うように高尾山用に調整しています(理由は次の図解で説明します)。

図解:紅葉は山頂から高尾山口へ「下りてくる」

紅葉は、朝の最低気温がおよそ8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回るころから見頃に向かうといわれます(紅葉が最低気温8℃で色づく仕組み)。気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるので、標高差が約400mある山頂(599m)と清滝駅(201m)では、同じ朝でも約2.4℃の差があります。高尾山の紅葉は、11月中旬の山頂から始まり、11月下旬〜12月上旬のふもとへ、約10日かけて下りてきます。

標高が高いほど早く、山頂から約10日かけて下りてくる斜面温暖帯(夜も冷えにくい)夜の冷気だまり(盆地)山頂 599m高尾山駅・薬王院 472m清滝駅 201m八王子の観測所 123m今年の見頃予想山頂薬王院ふもと11/1612/1日数を調整した理由(推定)晴れた夜、冷たい空気は低い所へ流れて盆地にたまる。八王子は冷えやすく、山の中腹は冷えにくい。標高補正だけでは山の朝の気温を低めに見積もるおそれがある。標高はおおよその値。山の形は模式図
高尾山の主なスポットの標高と、八王子の観測から推定した2026年の見頃予想(最低気温5℃到達日の18〜32日後)。気温は標高100mにつき約0.6℃下がるとして計算。晴れた夜は盆地に冷気がたまり、山の斜面の途中は冷え込みにくい(斜面温暖帯)と考えられることなどから、見頃の日数を例年の時期に合わせて調整している

ここで1つ、正直にお伝えしておきたいことがあります。日光や箱根の記事では「5℃到達日の7〜21日後」を見頃としましたが、高尾山で同じ日数を使うと、山頂の平年の見頃が11/4〜11/18となり、観光情報で紹介される例年の見頃(11月中旬〜下旬)より10日ほど早く出てしまいます。

原因のひとつとして考えられるのが、観測所の立地です。八王子のアメダスは、周りを山や丘に囲まれた盆地の中にあります。晴れて風の弱い夜は、冷えて重くなった空気が斜面を流れ下り、盆地の底にたまります(放射冷却と冷気湖)。そのため八王子は夜にぐっと冷えやすい一方、山の斜面の途中は冷たい空気が流れ去って、夜でも冷え込みにくい「斜面温暖帯」になりやすいといわれます。八王子の気温に標高の補正(100mにつき0.6℃)をかけるだけだと、山の上の朝の気温を実際より低めに見積もり、見頃も早めに出る可能性があります。ただし、高尾山の山の上には気温の観測所がないため、この効果がどのくらい効いているかは確かめられていません。木の種類や日当たりなど、ほかの理由が重なっている可能性もあります。

そこでこの記事のツールでは、見頃を5℃到達日の18〜32日後(箱根より11日うしろ)に調整し、平年の計算値が例年の見頃とそろうようにしました。八王子という地点そのものの気候は八王子市の気候と天気出現率でまとめています。

データ①:標高別に、平年はいつ8℃・5℃になる?

八王子の1996〜2025年の30年分の最低気温に標高差の補正をかけ、各スポットで最低気温が初めて8℃・5℃以下になった日の平均(平年)を計算しました。見頃の平年値は「5℃到達日の18〜32日後」で、観光情報で紹介されている例年の見頃と並べています。

スポット標高8℃到達(平年)5℃到達(平年)見頃の計算(平年)例年の見頃(観光情報)
高尾山 山頂約599m10月15日10月28日11/15〜11/2911月中旬〜下旬
ケーブル高尾山駅・薬王院約472m10月18日10月31日11/18〜12/211月中旬〜下旬
清滝駅・高尾山口(ふもと)約201m10月25日11月7日11/25〜12/911月下旬〜12月上旬
八王子アメダスの日最低気温(1996〜2025年)を標高100mにつき0.6℃で補正して筆者が計算。見頃の計算は5℃到達日の18〜32日後。例年の見頃は観光情報サイトなどで一般に紹介されている時期の目安

日数を調整した結果、3スポットとも計算の見頃と例年の見頃がほぼ重なりました。山頂と薬王院は標高差が約130mしかないので、平年の8℃・5℃到達日の差も3日ほどです。1996〜2025年の30年間、どのスポットも毎年12月末までには5℃に届いていて、計算から除いた年はありません。

直近10年(2016〜2025年)の平均でみると、8℃到達は山頂10月19日・薬王院10月20日・ふもと10月24日ごろ、5℃到達は山頂10月28日・薬王院10月29日・ふもと11月5日ごろです。山頂の8℃到達は30年平均より4日ほど遅くなっていますが、5℃到達は30年平均とほとんど変わりません。

データ②:2026年は遅い?9月〜10月前半の「夜の暖かさ」

色づきのスイッチを遅らせるのは、日中の暑さより夜(朝)の気温の高さです。八王子の9月の最低気温の平均は19.5℃で、平年(1996〜2025年の平均19.3℃)より0.2℃高いだけでした。1996年以降の31年で高いほうから15番目で、ほぼ平年並みです。2023〜2025年の3年は9月の最低気温の平均が21.6〜22.0℃と記録的に高かったので、それに比べると今年の9月の夜は過ごしやすかったといえます。10月1〜16日の平均も15.2℃で、平年(14.9℃)より0.3℃高い程度です。

10月16日までに推定最低気温が8℃に届いていないのは、山頂でも30年のうち17年あったことです。今年の山頂は「平年(10月15日ごろ)より少なくとも1日遅い」状態ですが、直近10年の平均(10月19日ごろ)にはまだ達していないので、遅れているとはいえない段階です。薬王院(平年10月18日ごろ)とふもと(平年10月25日ごろ)は、平年の8℃到達日もまだ来ていません。

もっと長い目で見ると、八王子の9月の最低気温は1996〜2005年の平均18.9℃に対し、2016〜2025年は20.1℃と約1.2℃高くなっています。標高にすると約190m分の差で、「昔より紅葉が遅くなった」と感じる理由のひとつです。全国の紅葉の遅れは2026年の紅葉はいつ?暑さで遅れる?や紅葉が遅いのはなぜ?、10月の暖かさの理由は10月なのに暑いのはなぜ?でまとめています。

年山頂 8℃山頂 5℃薬王院 5℃ふもと 8℃ふもと 5℃
2026年まだまだまだまだまだ
2025年10/2211/311/311/211/4
2024年10/2111/711/710/2111/9
2023年10/610/2210/2210/2211/13
2022年10/1910/2010/2010/1910/27
2021年10/1710/1810/2110/1810/24
2020年10/1810/2510/3010/2510/31
2019年10/3011/511/511/511/16
2018年10/2111/111/110/2211/15
2017年10/1810/2610/2710/2610/31
2016年10/1410/2510/2510/1511/4
2015年10/910/2510/2610/2510/26
2014年10/1610/2810/2910/2811/13
各スポットの推定最低気温が初めて8℃・5℃以下になった日(八王子アメダスの日最低気温から標高補正で推定。2026年は10月16日まで)

年によって3週間以上の差があります。たとえば2019年は山頂の8℃到達が10月30日と遅く、5℃到達も11月5日でした。反対に2023年は9月の夜が記録的に暖かかったのに、山頂の8℃到達は10月6日と早く、1回の冷え込みで決まる「初めて8℃を下回る日」は年ごとのばらつきが大きいことがわかります。

今年に近い年は?山頂の8℃到達が10月17日以降だった17年

今年と同じように、山頂の推定最低気温が10月16日までに8℃に届かなかった年は、1996〜2025年に17回(1998・1999・2000・2005・2007・2008・2010・2011・2012・2017・2018・2019・2020・2021・2022・2024・2025年)あります。この17年の山頂の5℃到達は10月18日〜11月12日と3週間以上の幅があり、平均は10月31日ごろでした。

ツールの今の予想は、山頂の5℃到達を10月29日ごろ(平年に今年の遅れ1日を足した日)としています。似た17年の平均(10月31日ごろ)で計算し直すと、山頂の見頃は11/18〜12/2となり、2日ほど後ろにずれる計算です。逆に10月後半に強い寒気が入れば、2021年(5℃到達10月18日)のように一気に進む年もあります。ツールは5℃到達の実績が出た時点で予想を切り替えるので、出かける週の前に開き直してください。

データ③:見頃のころの高尾山は何℃?山頂は朝2℃・昼12℃

今年の見頃予想の期間について、八王子の1996〜2025年の観測に標高補正をかけ、平年の朝(最低気温)と昼(最高気温)の気温を計算しました。山の上の気温は、八王子より山頂で約2.9℃、高尾山駅で約2.1℃低いと見積もっています。

スポット今年の見頃予想朝(最低気温)昼(最高気温)
高尾山 山頂11/16〜11/30約2.3℃約12.3℃
ケーブル高尾山駅・薬王院11/18〜12/2約2.7℃約12.7℃
清滝駅・高尾山口(ふもと)11/25〜12/9約3.1℃約13.1℃
見頃予想の期間の平年の気温(八王子アメダス1996〜2025年の日最高・最低気温を標高100mにつき0.6℃で補正して筆者が計算)

ただし、朝の値は少し割り引いて見てください。図解で説明したとおり、晴れた夜の八王子は盆地で冷えやすく、山の斜面は冷え込みにくいので、実際の山頂や薬王院の朝は、この表より高めになる日が多いと考えられます。一方、日中は空気がよく混ざるので、昼の値は標高補正の考え方に近くなります。

最低気温ごとの服装の目安は最低気温10度・15度の服装は?、紅葉の名所と街の気温差は紅葉狩りの服装は?でまとめています。高尾山の月ごとの天気と服装は高尾山11月の服装と天気・高尾山12月の服装と天気(高尾山の天気と服装ガイド)も参考にしてください。

登山の服装:山の上の気温と「風」に備える

高尾山は気軽に登れる山ですが、山頂は八王子の市街地より約3℃低く、尾根や山頂の展望台では風も吹き抜けます。風速が1m/s増すごとに体感温度はおよそ1℃下がるといわれ、昼の12℃でも風が5m/sあれば、体感は7℃前後まで下がる計算です。登りは汗をかくので、次のような「脱ぎ着しやすい重ね着」が基本です。

  • 肌着:綿より、汗が乾きやすい化学繊維やウールのもの。汗で濡れたまま山頂で休むと一気に冷えます。
  • 中間着:薄手のフリースや長袖シャツ。登りでは脱いでおき、休憩で着ます。
  • 上着:風を通さないウインドブレーカーか薄手のダウン。山頂の展望台やリフトの上で役に立ちます。
  • 足元:舗装された1号路でも坂は急で、雨のあとの土の道(6号路や稲荷山コースなど)はぬかるみます。歩き慣れたスニーカー以上、できれば滑りにくい靴底のものを。
  • 小物:手袋、ネックウォーマー、雨具。夕方は手先から冷えます。

紅葉の色を左右する3つの天気

  • 朝の冷え込み(最低気温):色づき始めと見頃の時期を決める、いちばん大事な条件です。8℃・5℃のスイッチはこの記事のツールで追えます。
  • 昼の日差しと、朝晩の寒暖差:晴れて日中に光合成が進み、夜に冷え込むと、葉の中に赤い色素(アントシアニン)がつくられやすく、色が鮮やかになるといわれます。秋晴れの日が多い年は「当たり年」になりやすいです(寒暖差が大きいのはいつ?)。
  • 雨と強い風:見頃の時期の強い雨風は葉を落とします。夏の高温・少雨で葉が傷むと、きれいに色づく前に茶色く枯れることもあります。

高尾山の山頂は、空気が澄んだ日には富士山が見えることで知られています。紅葉と富士山を一緒に楽しみたいなら、空気が乾いて晴れる日の午前中がねらい目です。高尾山から富士山が見える条件は富士山が東京から見える確率、今年の初冠雪は富士山の初冠雪2026はいつ?にまとめています。

11月の見通し:1か月予報は「気温が高い」

気象庁の1か月予報では、11月にかけて全国的に気温が平年より高い見込みです(11月は暖かい?2026年の1か月予報)。冷え込みが弱いと5℃到達も遅れるため、見頃が予想の後半に寄る可能性があります。似た年の平均でも2日ほど後ろにずれる計算(データ②)だったことと合わせて、予想期間の中ごろ〜後半で考えておくと外しにくいでしょう。

過去の11月の東京都の天気は、次のツールで日付を選んで確かめられます(ツールで選べる東京都の地点は東京(都心)です。高尾山は都心より朝の冷え込みが強く、山の上ではさらに気温が下がる点に注意してください)。紅葉狩りに行く日を決めるときの参考にどうぞ。

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東京都の11月の気温の傾向は、ほかの県とも比べられます。

スポット別:見どころと見頃のサイン

  • 高尾山 山頂(約599m):高尾山でいちばん早く色づくエリア。山頂の広場のモミジと、晴れれば丹沢の山なみや富士山が一緒に見えます。見頃予想の11月中旬〜下旬の朝は、平年の推定で2℃前後です。山頂の手前の道が混み合うので、時間に余裕をもって。
  • ケーブル高尾山駅・薬王院(約472m):ケーブルカーを降りてすぐの展望台と、薬王院へ続く参道の紅葉。山門や本堂のまわりのモミジは、ケーブルカーやリフトを使えば歩く距離が短く、体力に自信のない方にもおすすめです。見頃は山頂とほぼ同じか2日ほど遅れて来ます。
  • 清滝駅・高尾山口(ふもと、約201m):高尾山の玄関口。駅前やケーブルカー清滝駅のまわり、川沿いのモミジが11月下旬〜12月上旬に見頃になります。山の上の紅葉が終わったあとでも楽しめるのがふもとの良さです。

高尾山では例年11月に「もみじまつり」が開かれ、紅葉の時期の週末はとくに多くの人が訪れます。日程や催しは、出かける前に公式の案内で確認してください。

ケーブルカーとリフト、寒いのはどっち?

ふもとから中腹までは、ケーブルカーとリフトの2つの乗り物があります。ケーブルカーは清滝駅(標高201m)から高尾山駅(標高472m)まで、約270mを一気に上がります。標高差から計算すると、ふもとより約1.6℃低い場所に着くことになります。

リフトは屋根のない椅子に座って上がるので、景色と紅葉を間近に楽しめる一方、風を体で受けます。晴れていても朝や夕方は手や首元が冷えるので、乗る前に上着を一枚はおっておくと安心です。小さな子どもと一緒のときや、雨や風の強い日はケーブルカーのほうが快適です。紅葉の時期の週末は、どちらも乗り場に行列ができやすくなります。

週末カレンダー:11月の土日・祝日はどこが見頃?

今年の見頃予想(10月16日時点)を、11月の土日・祝日と12月最初の週末に当てはめました。2026年は11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)が三連休で、11月3日(火)も文化の日の祝日です。予想は今後の冷え込みで前後するので、ツールで最新の状態も確かめてください。

日付山頂高尾山駅・薬王院ふもと
11月1日(日)まだ緑まだ緑まだ緑
11月3日(火・祝)まだ緑まだ緑まだ緑
11月7日(土)色づき始めまだ緑まだ緑
11月8日(日)色づき始め色づき始めまだ緑
11月14日(土)色づき始め色づき始めまだ緑
11月15日(日)色づき始め色づき始め色づき始め
11月21日(土)見頃見頃色づき始め
11月22日(日)見頃見頃色づき始め
11月23日(月・祝)見頃見頃色づき始め
11月28日(土)見頃見頃見頃
11月29日(日)見頃見頃見頃
12月5日(土)見頃過ぎ見頃過ぎ見頃
12月6日(日)見頃過ぎ見頃過ぎ見頃
10月16日までの観測にもとづく見頃予想を週末・祝日に当てはめたもの(色づき始め=見頃予想の10日前から、見頃過ぎ=見頃予想の終わりから10日間)。今後の冷え込みで前後します

11月前半は、山頂でも「色づき始め」のころです。三連休(21〜23日)は山頂と薬王院が見頃予想の期間に入り、ふもとは色づき始め。3スポットそろって見頃になるのは11月28〜29日の週末です。12月5〜6日はふもとが見頃で、山の上は見頃過ぎ〜落葉が始まるころになります。ねらいを1つに絞るなら、三連休は山頂・薬王院、11月最後の週末はふもとまで全体を楽しむイメージです。

日帰りなら「午後3時」には下山を始める

11月の高尾山付近の日の入りは、1日が16時48分、15日が16時36分、22日が16時33分、30日が16時30分ごろです(筆者の天文計算。平らな地平線に沈む時刻で、山の地形は考えていません)。木々に囲まれた登山道は、日の入りより早く薄暗くなります。山頂から歩いて下りるなら午後3時ごろには下山を始めると安心です。ケーブルカーやリフトの最終便の時刻も事前に確かめておきましょう(日の入りが一番早い日はいつ?)。

紅葉狩りで「外さない」ための5つのコツ

  • 上から下へ、時期で行き先を変える。11月中旬〜下旬は山頂と薬王院、11月下旬〜12月上旬はふもと。山の上が見頃過ぎでも、ふもとの紅葉はまだ楽しめます。
  • 混雑を避けるなら「平日」か「朝早く」。紅葉の時期の週末、とくに三連休は、高尾山口駅やケーブルカー・リフトの乗り場、山頂への道が大変混み合います。休日なら朝早めに登り始め、山頂で昼前に景色を楽しんで、混み始める午後には下り始めるのがおすすめです。
  • 行きと帰りで道を変える。人が集中しやすいのは、ケーブルカー・リフトと1号路(表参道)です。体力に余裕があれば、行きは稲荷山コースや6号路などの登山道を歩き、帰りに乗り物を使うなど、人の流れをずらすと歩きやすくなります。
  • 晴れた日の午前中に。紅葉は日が当たると色が鮮やかに見えます。空気の澄んだ午前は富士山も見えやすい時間帯です。当日の空はライブカメラで確かめられます。
  • 雨の翌日は足元に注意し、強い風のあとは葉の落ち方を確認。土の登山道は雨のあとぬかるみ、木の根や石が滑りやすくなります。見頃のころに強い雨風があると、一気に葉が落ちることもあります。

山の天気や風の読み方はWindyを登山で使う方法で解説しています。朝晩の冷え込みが強まる11月下旬以降の霜の時期は初霜・初氷はいつ?も参考にしてください。

よくある質問

Q. 高尾山の紅葉の見頃は2026年はいつですか?
八王子の観測から推定すると、見頃の目安は高尾山 山頂が11/16〜11/30、ケーブル高尾山駅・薬王院が11/18〜12/2、清滝駅・高尾山口(ふもと)が11/25〜12/9です(10月16日までの実況にもとづく予想。最低気温5℃に届く日の18〜32日後として計算)。
Q. 今年の高尾山の紅葉は遅れていますか?
ほぼ平年並みのペースです。10月16日時点で、どのスポットも推定最低気温はまだ8℃に届いていませんが、1996〜2025年の30年のうち17年は、山頂でも10月16日までに8℃に届いていませんでした。山頂の8℃到達の平年は10月15日ごろ、直近10年の平均は10月19日ごろです。
Q. 11月の三連休(21〜23日)は高尾山の紅葉は見頃ですか?
10月16日時点の予想では、三連休は山頂とケーブル高尾山駅・薬王院が見頃予想の期間に入り、ふもとの清滝駅・高尾山口は色づき始めのころです。3スポットそろって見頃になるのは11月28〜29日の週末の予想です。
Q. 紅葉の時期の高尾山の山頂は何℃くらいですか?
八王子の30年分の観測に標高補正をかけて推定すると、今年の見頃予想の期間の山頂の平年の気温は、朝が2℃前後、昼が12℃前後です。山頂は八王子より約2.9℃低い計算です。晴れた夜は斜面が冷え込みにくいため実際の朝はこれより高めの日が多いと考えられますが、風が吹くと体感温度は下がります。重ね着と風を通さない上着がおすすめです。
Q. 紅葉の時期の高尾山の混雑を避けるコツは?
平日に行くか、休日なら朝早めに登り始めて、混み始める午後には下り始めるのがおすすめです。ケーブルカー・リフトと1号路に人が集中しやすいので、体力に余裕があれば稲荷山コースや6号路などの登山道を使い、行きと帰りで道を変えると歩きやすくなります。
Q. ケーブルカーとリフトはどちらが寒いですか?
リフトは屋根のない椅子に座って上がるので、風を体で受けて寒く感じやすいです。ケーブルカーは清滝駅(標高201m)から高尾山駅(標高472m)まで上がり、着いた場所の気温はふもとより約1.6℃低い計算です。
Q. なぜ高尾山の気温を八王子のデータで推定するのですか?
高尾山の山の上には気象庁の気温の観測所がないためです。ふもとの東側にあり、標高123mで気温を観測している八王子アメダスのデータに、標高100mにつき0.6℃の補正をかけて推定しています。
Q. 見頃予想の日数が箱根の記事と違うのはなぜですか?
箱根と同じ日数で計算すると、高尾山の平年の見頃が例年の時期より10日ほど早く出るためです。八王子の観測所は盆地にあって夜に冷えやすく、山の斜面は夜に冷え込みにくい(斜面温暖帯)ため、標高補正だけでは山の上の朝の気温を低めに見積もることが一因と考えられます。そこで箱根の7〜21日後ではなく、例年の見頃(11月中旬〜12月上旬)に合うよう5℃到達日の18〜32日後に調整しています。
まとめ
  • 2026年の高尾山の紅葉は、ほぼ平年並みのペース。10月16日時点で、どのスポットもまだ8℃に届いていませんが、30年のうち17年は同じ状況でした。
  • 見頃予想は山頂11/16〜11/30、ケーブル高尾山駅・薬王院11/18〜12/2、ふもと11/25〜12/9。
  • 三連休(11/21〜23)は山頂・薬王院、11/28〜29はふもとまで3スポットが見頃の予想。冷え込めば前半、暖かい日が続けば後半に寄ります。ツールは毎日の観測で更新されます。
  • 見頃のころの山頂は朝2℃前後・昼12℃前後(推定)。重ね着と風よけの上着を。混雑を避けるなら平日か朝早くに。

出典:気象庁「過去の気象データ」(八王子アメダスの日最低気温・日最高気温、1996〜2026年。ツールでは最新の観測を自動で読み込み)、気象庁「1か月予報」。標高による気温の補正(100mにつき0.6℃)、8℃・5℃到達日と見頃の計算、日の入り時刻の計算は筆者。例年の見頃は観光情報サイトなどで一般に紹介されている時期の目安。各スポットの標高は約の値。

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