県を切り替える
北海道
詳細ページあり
埼玉県の気候データ
猛暑日35.3日は全国2位、快晴57.3日は全国1位。熊谷の酷暑と日本一の快晴——極端を併せ持つ内陸の県です。10の指標について、全国順位・偏差値・月別データをまとめました。
この県の要点
すごしやすい月
4月・5月・10月・11月
快晴57.3日は全国1位——冬の関東平野は日本一晴れる
すごしにくい月
7月・8月
猛暑日35.3日は全国2位。熊谷は日本の暑さの代名詞
強み
快晴日数は全国1位
年57.3日の雲ひとつない空。日照10位・晴れ4位の明るさ
注意
熊谷の猛暑と雷/台風・秋雨の大雨/首都直下の地震
30年確率62.4%は全国7位。深谷断層帯M7.9も足元に
気温
15.4℃
全国 28位
降水量
1,306mm
全国 36位
降雪量
16cm
全国 20位
日照時間
2,107時間
全国 10位
晴れの出現率
49.8%
全国 4位
湿度
65%
全国 41位
01月別データ ── いつ行くのがよいか
まずは結論から。12ヶ月を1枚にまとめました。旅行や引っ越しの時期選びなら、これだけで判断できます。
1月◎ 晴れ77%・日照217時間
9.8 / -0.4 ℃
晴れ77%・日照217時間は年間1位。日本一の冬晴れ
2月◎ 晴れ68%・乾いた晩冬
10.8 / 0.3 ℃
晴れ68%・雪は南岸低気圧の日だけ。乾いた晩冬
3月○ 良好
14.3 / 3.6 ℃
雨は月69mmとまだ少なめ。三寒四温で春へ向かう
4月◎ ベスト
19.9 / 8.6 ℃
昼は19.9℃。桜と新緑の絶好の行楽期
5月◎ ベスト
24.6 / 13.9 ℃
昼24.6℃・日照192時間。爽やかな行楽の月
6月△ 梅雨入り・150mm
27.1 / 18.3 ℃
梅雨入り。晴れ25%・雨の日36%のじめじめ期
7月✕ 昼30.9℃・猛暑の始まり
30.9 / 22.3 ℃
梅雨明けから酷暑へ。昼30.9℃・雷5.1日の月
8月✕ 昼32.3℃・熊谷の酷暑
32.3 / 23.3 ℃
昼32.3℃。熊谷の酷暑が全国ニュースになる月
9月△ 台風・秋の長雨
27.9 / 19.7 ℃
台風と秋雨で月198mmは年間最多。二百十日の警戒月
10月○ 晴れ44%へ回復
22.1 / 13.7 ℃
月177mmと秋雨は続く。台風の置き土産に注意
11月○ 秋晴れの紅葉月
16.8 / 7.2 ℃
晴れ61%へ回復。紅葉と冬支度の月
12月◎ 晴れ75%・冬晴れ本番
12.0 / 1.8 ℃
晴れ75%と乾いた師走。空っ風の季節の始まり
気温は「最高 / 最低(℃)」の平年値。左の色は過ごしやすさ(緑=ベスト/橙=注意/赤=厳しい)。
| 月 | 過ごしやすさ | 平均気温最高 / 最低 ℃ | 晴れ率% | 降水量mm | 降雪量cm | 日照時間時間 | 湿度% | 風速m/s | 紫外線UV指数 | 台風接近数 個/年 | 地震107年分の合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | ◎ 晴れ77%・日照217時間 | 9.8 / -0.4 | 77 | 37 | 7 | 217 | 53 | 2.9 | 1.8 | - | 411 |
| 2月 | ◎ 晴れ68%・乾いた晩冬 | 10.8 / 0.3 | 68 | 32 | 7 | 200 | 52 | 3.1 | 2.6 | - | 368 |
| 3月 | ○ 良好 | 14.3 / 3.6 | 57 | 69 | 1 | 203 | 55 | 3.0 | 3.4 | - | 878 |
| 4月 | ◎ ベスト | 19.9 / 8.6 | 48 | 91 | 0 | 197 | 60 | 2.7 | 4.2 | - | 522 |
| 5月 | ◎ ベスト | 24.6 / 13.9 | 43 | 115 | - | 192 | 64 | 2.5 | 5.0 | - | 450 |
| 6月 | △ 梅雨入り・150mm | 27.1 / 18.3 | 25 | 150 | - | 134 | 73 | 2.2 | 5.0 | 0.2 | 427 |
| 7月 | ✕ 昼30.9℃・猛暑の始まり | 30.9 / 22.3 | 28 | 170 | - | 146 | 76 | 2.1 | 5.9 | 0.4 | 431 |
| 8月 | ✕ 昼32.3℃・熊谷の酷暑 | 32.3 / 23.3 | 41 | 183 | - | 169 | 74 | 2.1 | 5.8 | 0.8 | 412 |
| 9月 | △ 台風・秋の長雨 | 27.9 / 19.7 | 31 | 198 | - | 132 | 75 | 2.0 | 4.3 | 1.2 | 609 |
| 10月 | ○ 晴れ44%へ回復 | 22.1 / 13.7 | 44 | 177 | - | 144 | 71 | 2.0 | 3.2 | 0.7 | 485 |
| 11月 | ○ 秋晴れの紅葉月 | 16.8 / 7.2 | 61 | 54 | 0 | 172 | 65 | 2.2 | 2.1 | - | 410 |
| 12月 | ◎ 晴れ75%・冬晴れ本番 | 12.0 / 1.8 | 75 | 31 | 1 | 201 | 58 | 2.6 | 1.6 | - | 414 |
色の濃さ=数値の大きさ。気温だけ青=寒い/赤=暑いで塗り分けています。月の列は固定されるので、横にスクロールしても何月か分かります。地震の列に色を付けていない理由は、いちばん下の「出典・集計方法」に書きました。
この数値を引用する・CSVで保存する
埼玉県の月別気候データ(平均気温・晴れ率・降水量・降雪量・日照時間・
湿度・風速・紫外線・台風接近数・地震観測回数)
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「埼玉県の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)ほか
{{PAGEURL}}
2026年7月 取得
晴れ率(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
最高気温(月別・単位 ℃)。最大の月を強調しています。
降水量(月別・単位 mm)。最大の月を強調しています。
日照時間(月別・単位 時間)。最大の月を強調しています。
湿度(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
紫外線(月別・単位 UV)。最大の月を強調しています。
0210指標のかたち
「暑いのか寒いのか」「雨が多いのか少ないのか」は、単体の数字を見てもピンときません。全国47都道府県の平均を偏差値50として、10指標を1枚のチャートにまとめました。外側に張り出しているほど「多い・強い・高い」、内側にへこんでいるほど「少ない・弱い・低い」です。日照と晴れ率が大きく張り出し、降水と湿度がへこんだ「乾いた晴れの内陸」の形をしています。
中央の太い十角形が偏差値50(=全国平均)、いちばん外の枠が偏差値70です。地震だけは値が一部の県に極端に偏るため、対数をとってから偏差値化しています。
正確な数値と順位、それぞれのランキングページへの入口は下の表にまとめました。「埼玉県のことが知りたい」人はこのページで完結し、「他県と比べたい」人はランキングへ進めます。
| 指標 | 値 | 偏差値 | 全国順位 | 関東内順位 | 全国の中での位置 | ランキング |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 🌡️ 気温(年平均気温) | 15.4℃ | 49 | 28位/ 47位中 | 4位/ 7位中 | 平均気温ランキング → | |
| 🌧️ 降水量(年間降水量) | 1,306mm | 42 | 36位/ 47位中 | 6位/ 7位中 | 降水量ランキング → | |
| ⛄ 降雪量(年間降雪量(深さ合計)) | 16cm | 51 | 20位/ 47位中 | 3位/ 7位中 | 降雪量ランキング → | |
| 🌞 日照時間(年間日照時間) | 2,107時間 | 60 | 10位/ 47位中 | 2位/ 7位中 | 日照時間ランキング → | |
| 🌤️ 晴れの出現率(晴れの日の割合(58年集計)) | 49.8% | 61 | 4位/ 47位中 | 2位/ 7位中 | 晴れの出現率ランキング → | |
| 💧 湿度(年平均湿度) | 65% | 38 | 41位/ 47位中 | 5位/ 7位中 | 湿度ランキング → | |
| 🧴 紫外線(UV指数の年平均(推定値)) | 3.74 | 45 | 34位/ 47位中 | 5位/ 7位中 | 紫外線ランキング → | |
| 🍃 風速(年平均風速) | 2.5m/s | 44 | 31位/ 47位中 | 5位/ 7位中 | 平均風速ランキング → | |
| 🌀 台風(接近数(年平均)) | 3.3個/年 | 49 | 20位/ 47位中 | 1位/ 7位中 | 台風の接近数ランキング → | |
| 🌏 地震(震度1以上の回数(年平均)) | 54.4回/年 | 53 | 16位/ 47位中 | 5位/ 7位中 | 地震観測回数ランキング → |
この数値を引用する・CSVで保存する
埼玉県の年平均気温は15.4℃(28位)、年間降水量1,306mm(36位)、
年間日照時間2,107時間(10位)、晴れの出現率49.8%(4位)。
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「埼玉県の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)/熊谷地方気象台/
気象庁 震度データベース/防災科研 J-SHIS 2024年版/
当サイト58年独自集計(天気出現率)
{{PAGEURL}}
2026年7月 取得
0310の指標を、1つずつ読む
ここからは10の指標を1つずつ取り上げて、埼玉県がなぜその数字になるのかを気象予報士の視点で解説します。数字そのものは上の表とチャートに出ていますので、ここでは「その数字を生んでいる仕組み」と「数字だけ見ていると誤解すること」を中心に書きます。
気温 ── 全国28位、なのに猛暑日2位の「内陸の振れ幅」
年平均気温15.4℃は全国28位、偏差値49——年平均は全国中位です。ただし内陸の関東平野は振れ幅が主役。夏は日本一級の酷暑、冬は放射冷却で氷点下——平均のマイルドさに隠れた「極端の県」です。
冬は冬日(最低0℃未満)が年44.6日・全国13位、真冬日は0日。1月の平均最低は-0.4℃と氷点下で、晴れて乾いた夜の放射冷却が霜と氷結の朝をつくります。日中は冬晴れで暖かく、朝晩と昼の寒暖差が冬の主役です。
夏は8月の平均最高32.3℃、猛暑日は年35.3日・全国2位。海から離れた内陸に都市の熱も上乗せされる熊谷は「日本の暑さの代名詞」——2018年には41.1℃の国内歴代1位も観測しました。一方で熱帯夜は12.1日・32位と、夜は都心より下がります。
| 夏と冬の「極値」 | 埼玉県の値 | 全国順位 | くわしく |
|---|---|---|---|
| 猛暑日(最高35℃以上) | 35.3日 / 年 | 2位 / 47位中 | 猛暑日ランキング → |
| 熱帯夜(最低25℃以上) | 12.1日 / 年 | 32位 / 47位中 | 熱帯夜ランキング → |
| 冬日(最低0℃未満) | 44.6日 / 年・真冬日は0日 | 13位 / 47位中 | 冬日・真冬日ランキング → |
この3行が、年平均15.4℃という数字の中身です。猛暑日2位なのに熱帯夜32位、冬日13位——「昼は極端、夜は冷える」内陸気候の見本です。夏の日中の熱中症対策と、冬の朝の路面凍結。備えは両極端に必要です。
降水量 ── 全国36位、冬は日本屈指に乾く「少雨の平野」
年間降水量1,306mmは全国36位、関東1都6県では最少です。周囲を山と陸に囲まれた内陸で、湿った空気が届きにくい地形。特に冬の12月31mm・2月32mmは日本屈指の少雨で、空っ風とセットの乾いた季節になります。
それでも夏から秋は別の顔です。7月〜9月は月170〜198mmと、雷雨・台風・秋雨の季節。2019年の東日本台風では県内でも河川の氾濫と浸水が相次ぎました。年間の雨の大半が5月〜10月に集中する「夏型の雨」です。
もうひとつ、雨の量では見えない指標が雷です。埼玉県の年間雷日数は20.2日で全国20位と関東では多めのグループ。夏の午後の雷雨と降ひょうは内陸埼玉の名物で、8月は月6.0日と3日に一度のペース——夕方の空模様は夏の必修科目です。
降雪量 ── 熊谷で16cm、南岸低気圧と秩父の雪
年間降雪量は16cm、全国20位。太平洋側としては多めの数字です。冬の季節風の雪雲は関東平野に届かないため、埼玉の雪はほぼすべて「南岸低気圧」——本州の南の海を進む低気圧が運ぶ湿った雪。1月・2月に年数回の勝負です。
雪の日の出現率は1月4%・2月6%。ちらつく日はあっても、積もる日はわずかです。ただし内陸の埼玉は雨雪の境界がシビアで、都心が雨でも埼玉は雪、ということがしばしば。南岸低気圧の予報の日は、県内の方が警戒レベルひとつ上です。
そして山です。秩父の山地は南岸低気圧のたびに本格的な雪になり、正丸峠や山間の道路は冬タイヤが前提。「平野はうっすら、秩父はしっかり」——埼玉の雪は標高で読んでください。
日照時間 ── 全国10位、1月217時間の「日本一明るい冬」
年間日照時間2,107時間は全国10位、偏差値60——全国トップ10の明るさです。特筆すべきは冬で、年間で最も日照が長い月が真冬の1月(217時間)。雪雲を山々が止め、乾いた晴天だけが届く内陸平野の特権です。
月別では1月217時間・3月203時間・12月201時間と冬から早春がトップ3。谷は秋雨の9月132時間と梅雨の6月134時間だけ。「冬に明るく、秋にぐずつく」——冬型の空のリズムです。
行楽の計画に使うなら、ベストは晴れ61〜77%の11月〜2月と、新緑の4月・5月。空気が澄んで秩父の夜祭や川越の街歩きが気持ちいい季節です。梅雨と秋雨・台風期(6月・9月)は雨の確率が高め——雨の日は鉄道博物館に切り替えるのが埼玉流です。
天気出現率 ── 月別の晴れ・曇り・雨・雪
日照時間は「太陽が何時間出ていたか」の合計であって、「晴れの日が何日あったか」ではありません。旅行の日程を決めるときに知りたいのは、たいてい後者のほうです。そこで、その月にどの天気が何割の日に出たかを帯グラフにしました。帯の幅がそのまま出現率(%)です。
帯の幅がそのまま出現率(%)。 晴 くもり 雨 雪
この形にすると、埼玉の空の性格が見えます。晴れの帯は1月77%・12月75%と冬に圧倒的に太くなる冬晴れ特化型。梅雨の6月は25%まで細り、雪の帯はほぼ見えません——「冬の快晴」に全振りした空です。
特筆すべきは快晴日数57.3日・全国1位。雲ひとつない完全な晴れが年57日——日本でいちばん「雲のない空」を見られる県です。この帯グラフは気象庁の平年値(30年)ではなく、1968年から2025年までの58年分の観測を独自集計した値です。
4つの天気それぞれで全国順位を出すと、晴れは全国4位(49.8%)、くもりは21位(26.0%)、雨は41位(23.0%)、雪は40位(1.2%)。快晴日数57.3日は全国1位。「晴れは多く、雨は少ない」——関東内陸の乾いた空です。
4つの天気それぞれの全国ランキング(かっこ内は埼玉県の順位)
☀️ 晴れの出現率ランキング(4位)→ ☁️ くもりの日が多い県ランキング(21位)→ 🌧️ 雨の日が多い県ランキング(41位)→ ❄️ 雪の日が多い県ランキング(40位)→ 🔆 快晴日数ランキング(1位)→ 📊 天気出現率まとめ(晴/曇/雨/雪)→湿度 ── 年平均65%で全国41位、冬の乾燥は日本屈指
年平均湿度65%は全国41位、偏差値38——全国有数の乾いた空気です。月別では冬の2月が52%の底、梅雨末期の7月が76%の天井。24ポイントの落差は、冬の快晴・空っ風と夏の蒸し暑さの両面を映しています。
夏の湿りは、南から流れ込む湿った空気の産物です。7月76%・8月74%に32℃超の猛暑が重なると、暑さ指数(WBGT)は危険水準へ。猛暑日2位の気温×夏の湿度——埼玉の夏の屋外活動は、WBGT基準での判断を基本にしてください。
冬の乾燥は、日本一の快晴とセットです。洗濯物は乾き、布団も干せる快適さの一方で、空っ風の吹く乾燥した平野は火災リスクが高い季節。加湿と火の元、インフルエンザ対策——「冬はカラカラ」前提の備えを。
紫外線 ── 全国34位、数字より「時間」で浴びる内陸の日差し
UVインデックスの年平均は3.74で全国34位。指数そのものは控えめですが、晴れの多さ(4位)が「浴びる機会」を押し上げます。快晴の屋外で過ごす時間が長い県ほど、紫外線は「量より時間」で効いてきます。
月別で注目してほしいのは、5月にすでに5.0(「強い」の一歩手前)へ達することです。運動会や部活動のシーズン、日差しに体が慣れていない時期こそ油断しがち。帽子と日焼け止めを習慣にしてください。
ピークは7月の5.9。実質的な対策期間は5月から9月までです。雲があっても紫外線の6〜7割は地表に届くので、曇りの日を「大丈夫な日」と考えないでください。
「何月の何時が強いのか」は、月平均だけでは分かりません。下は晴天時のUVインデックスを月と時刻の両方で並べた表です。
晴天時UVインデックス早見表(月×時刻)
結論:7月の正午〜13時が最も強く9.2。 「非常に強い」に入るのは7月と8月の11〜14時だけですが、5月・6月の正午は7.5〜7.8で「強い」に達します。 気温がまだ過ごしやすい5月の昼にも、真夏に近い紫外線が降っていることが表から読み取れます。
| 月 | 8時 | 9時 | 10時 | 11時 | 12時 | 13時 | 14時 | 15時 | 16時 | 17時 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 0.0 | 0.4 | 1.1 | 1.9 | 2.4 | 2.4 | 1.8 | 1.1 | 0.4 | 0.0 |
| 2月 | 0.2 | 0.7 | 1.7 | 2.7 | 3.4 | 3.5 | 2.8 | 1.8 | 0.8 | 0.2 |
| 3月 | 0.4 | 1.3 | 2.7 | 4.0 | 4.8 | 4.7 | 3.8 | 2.5 | 1.2 | 0.4 |
| 4月 | 0.9 | 2.2 | 3.9 | 5.4 | 6.2 | 6.0 | 4.9 | 3.3 | 1.7 | 0.6 |
| 5月 | 1.5 | 3.1 | 5.0 | 6.7 | 7.5 | 7.2 | 5.9 | 4.0 | 2.2 | 0.9 |
| 6月 | 1.6 | 3.3 | 5.2 | 7.0 | 7.8 | 7.6 | 6.4 | 4.5 | 2.6 | 1.1 |
| 7月 | 1.8 | 3.7 | 6.0 | 8.1 | 9.2 | 9.1 | 7.7 | 5.5 | 3.2 | 1.5 |
| 8月 | 1.4 | 3.3 | 5.6 | 7.6 | 8.7 | 8.6 | 7.1 | 4.9 | 2.7 | 1.1 |
| 9月 | 0.9 | 2.4 | 4.2 | 5.9 | 6.7 | 6.4 | 5.0 | 3.2 | 1.5 | 0.4 |
| 10月 | 0.6 | 1.6 | 3.0 | 4.2 | 4.8 | 4.4 | 3.2 | 1.8 | 0.7 | 0.1 |
| 11月 | 0.2 | 0.9 | 1.9 | 2.7 | 3.1 | 2.8 | 2.0 | 1.0 | 0.3 | 0.0 |
| 12月 | 0.1 | 0.5 | 1.2 | 1.9 | 2.3 | 2.2 | 1.6 | 0.8 | 0.2 | 0.0 |
弱い0〜2中程度3〜5強い6〜7非常に強い8〜10極端に強い11以上
色は気象庁・WHOのUVインデックス区分そのものです。枠で囲んだ数字はその月のピーク。 6時台・7時台と18時以降は、一年を通してUVインデックスが1未満のため列から省いています(対策不要の水準です)。 値は雲のない晴天時の推計で、曇りの日は6〜7割程度に下がります。晴天時の値は緯度でほぼ決まるため、この表は九州北部〜中部の代表値です。埼玉など関東地方では、この表より1割ほど弱めが目安です。それでも夏のピーク帯の強さは変わりません。
風 ── 全国31位、冬の「空っ風」だけは別格
年平均風速2.5m/sは全国31位、偏差値44——内陸の熊谷の観測値は穏やかです。月別では冬から早春の2月が3.1m/sと最も強く、夏から秋は2m/s台前半。この指標は代表地点の立地に左右されやすいので、順位だけを一人歩きさせないでください。
冬の名物が「空っ風(赤城おろし)」です。北西の山々から関東平野へ吹き下ろす乾いた冷たい風で、体感温度を実際の気温より数度低くします。快晴なのに寒い——埼玉の冬の「あるある」は、この風の仕業です。
そして夏のリスクは積乱雲の突風です。雷雨に伴うダウンバーストや竜巻は内陸平野の名物で、ひょうとセットで襲うことも。「平均2.5m/s」と「積乱雲の突風」は別物——夏の黒い雲は風も警戒してください。
台風 ── 接近は年3.3個、内陸ゆえ「風より雨」で警戒
この表で台風の指標に使っているのは「上陸数」ではなく「接近数」です。先に理由を書きます。気象庁の「上陸」は台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することを指し、沖縄県は定義上どれだけ台風が通っても上陸に数えられません。上陸数で47都道府県を並べると、日本で最も台風の影響を受ける沖縄が最下位に並ぶという逆転が起きます。また上陸は中心が最初に達した1県だけを数えるため、隣県が大きな被害を受けても数字に表れません。中心から300km以内に入った回数を数える「接近数」なら、47都道府県すべてを同じものさしで、しかも毎年の値として比べられます。
「上陸」とは、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することをいいます。海に面していない埼玉県に「上陸」はありませんが、関東に上陸した台風はしばしば県内を通過します。接近数は年3.3個・全国20位です。
接近で数えると、埼玉を含む関東甲信地方には年3.3個(気象庁平年値・1991〜2020年)。月別では9月の1.2個がピークで、8月0.8個・10月0.7個——夏の終わりから秋に重心があります。台風は「来やすい時期」がわかっている——つまり備えを計画できる災害です。市町村別の詳しい接近回数は台風の接近数ランキングで確認できます。
警戒すべきは川です。荒川・利根川水系の大河川と無数の中小河川が平野を流れる埼玉は、台風の大雨で水位が一斉に上がります。2019年の東日本台風では県内でも越水・浸水が相次ぎました。「海なし県の台風対策は川と内水」——ハザードマップの確認が第一歩です。
台風の関連ランキング(かっこ内は埼玉県の順位)
台風のたまご 最新情報(リアルタイム) → 台風の接近数ランキング(20位・市町村別)→ 台風の上陸数ランキング(都道府県・市町村別)→ 上陸時の中心気圧が低い台風ランキング →地震 ── 過去の観測回数と、これからの確率
全国16位、関東1都6県では5位です。107年間の合計は5,817回、年平均54.4回。3月が突出して多いのは2011年の東北地方太平洋沖地震の余震の影響で、季節性ではありません。関東平野の深い堆積層は揺れが伝わりやすい——回数以上に「揺れやすさ」に注目してください。
関東1都6県の地震観測回数(震度1以上・回/年)
1919〜2026年の107年間の平均。バーの長さは東京都を100%とした割合。出典:気象庁 震度データベース検索
「地震が少ない=安全」ではありません
この数字は過去に何回揺れたかであって、これから何回揺れるかではありません。2016年の前まで、熊本は「地震の少ない県」と見られていました——だからこそ、あの地震の教訓は重いのです。石川は2024年に、やはり「回数が多い県」ではないところで大きな被害が出ました。むしろ、回数が少ない県ほど耐震意識と備えが薄いという指摘があります。揺れ慣れていないぶん、家具の固定も備蓄も後回しになりやすいためです。過去の回数は防災の判断材料の半分でしかありません。
そこで、残り半分の「これからの確率」を並べます。地震調査研究推進本部(J-SHIS)が公表している、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率です。
過去の実績
約54.4回/年
震度1以上(1919〜2026年)・全国16位。107年間の合計は5,817回。過去にどれだけ揺れたか
これからの確率
62.4%
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。埼玉県庁位置・J-SHIS 2024年版(2026年7月取得)。これから揺れる可能性
足元の活断層
ほぼ0〜0.1%
深谷断層帯(M7.9程度・関東平野北西縁)の30年以内の地震発生確率。地震本部 長期評価。1931年の西埼玉地震の記憶も、この県の足元に
この県の宿題は「足元の断層」と「首都直下」です。県北部を走る深谷断層帯(関東平野北西縁断層帯)はM7.9程度と想定される長大な断層で、30年確率はほぼ0〜0.1%。1931年の西埼玉地震(M6.9)では死者11人の被害が出ました。関東大震災でも県内で343人が犠牲に。そして県庁位置の30年確率62.4%は全国7位——相模トラフのM7程度の地震(30年70%程度)の影響を強く受ける位置です。回数16位より、確率7位で備える県です。
04県内の主要都市を比べる
同じ埼玉県でも、県都さいたまと、県北の熊谷、山あいの秩父、県南西部の所沢では顔が違います。平野の猛暑と、盆地の冷え込み——内陸ならではの振れ幅が特徴です。
さいたま(さいたま市)県庁所在地
- 年平均気温
- 15.2℃
- 年間降水量
- 1,371mm
- 年間日照時間
- 2,018時間
- 猛暑日日数
- 28.3日
県庁所在地の平野の街。都心に近く、夏の暑さは熊谷ゆずり——猛暑日28.3日。
熊谷(熊谷市)県北・猛暑の街
- 年平均気温
- 15.4℃
- 年間降水量
- 1,306mm
- 年間日照時間
- 2,107時間
- 猛暑日日数
- 35.3日
熊谷地方気象台のある県北の街。猛暑日35.3日と41.1℃——日本の暑さの代名詞。
秩父(秩父市)秩父・山の盆地
- 年平均気温
- 13.5℃
- 年間降水量
- 1,375mm
- 年間日照時間
- 1,968時間
- 猛暑日日数
- 21.5日
奥武蔵の盆地の街。年13.5℃と県内では冷涼で、冬の冷え込みと夜祭の空が名物。
所沢(所沢市)所沢・武蔵野の台地
- 年平均気温
- 14.6℃
- 年間降水量
- 1,530mm
- 年間日照時間
- 1,986時間
- 猛暑日日数
- 22.5日
武蔵野台地の街。標高が上がるぶん熊谷より穏やか——それでも猛暑日22.5日。
05気象予報士の総括
10の指標を通して見ると、埼玉県は「日本一の快晴と日本一級の猛暑を併せ持つ、乾いた内陸の県」だと言えます。快晴57.3日は全国1位、日照10位・晴れ4位と冬の明るさは全国屈指。その裏返しが猛暑日2位の夏と少雨・乾燥、そして首都直下の地震リスクです。
月別に分解すると、主役は冬です。晴れ75〜77%・日照217時間と「日本一明るい冬」が12月〜2月に続きます。試練は夏で、7月・8月は昼31〜32℃の酷暑と午後の雷雨。「冬に楽しみ、夏の暑さに構える」のが埼玉の暮らしのリズムです。
そして9番目と10番目、台風と地震。台風は海なし県ゆえ「川と内水」が主戦場——2019年の東日本台風が教訓です。地震は30年確率62.4%(全国7位)と深谷断層帯M7.9——快晴の空の下に、足元の宿題を抱えています。
日本一の冬晴れを楽しみ、熊谷の夏はWBGTで測り、台風は川を見て、首都直下と深谷断層帯を日常の前提にする——このページの結論はこの一行です。
06近くの県・気候が似た県と比べる
「埼玉と東京って何が違うの?」に答えるための入口です。カードから各県の詳細ページへ移動できます。
よくある質問(埼玉県の気候)
Q. 埼玉県の気候の特徴は?
A. 年平均気温15.4℃(全国28位)、年間降水量1,306mm(全国36位)、年間日照時間2,107時間(全国10位)です。全国と比べると「空気が乾いている」「晴れの日が多い」が際立つ気候です。
Q. 埼玉県では雪は積もりますか?
A. 平地で積もるのは年に数回です。年間降雪量の平年値は16cm(全国20位)にとどまります。
Q. 埼玉県に台風は多いですか?
A. 台風の接近数は年平均3.3個で全国20位です。全国では中位で、接近は8月〜9月に集中します。
Q. 埼玉県は地震が多いですか?
A. 震度1以上の揺れは年平均54.4回(全国16位)です。県庁所在地が今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は62.4%(全国7位)と評価されています。
Q. 埼玉県で過ごしやすい季節はいつですか?
A. 気候データの上では4月・5月・10月・11月が過ごしやすい時期です。詳しくは本文の「月別の過ごしやすさカレンダー」をご覧ください。
07関連ページ
出典・集計方法・データの限界
- 気温・降水量・日照時間・湿度・風速
- 気象庁の平年値(1991〜2020年)。県の代表値は熊谷地方気象台の観測値、県内都市は各地の気象台・観測所の値です。
- 偏差値と全国順位
- 全国47都道府県の代表観測点の値から当サイトが算出しました。
- 紫外線(UV指数)
- 日本国内の実測地点が限られているため、気象庁の紫外線解析値(推定値)をもとにした値です。実測値ではありません。
- 天気出現率
- 気象庁の日別天気概況をもとに、日ごとの天気を晴れ・曇り・雨・雪の4区分に集計(1968〜2025年の58年分・当サイト独自集計)。
- 降雪量
- 気象庁の平年値(降雪の深さ合計)。
- 地震
- 気象庁「震度データベース検索」で震度1以上を観測した回数(1919年1月〜2026年、観測点数の増加による影響を含みます)。
- 30年確率・活断層
- 地震調査研究推進本部/防災科研(J-SHIS)の公表値。
1日のうちで天気が変わった日は代表的な天気に寄せているため、天気出現率は体感と数%のずれが出ることがあります。
降雪量と地震の偏差値は、値が一部の県に極端に偏るため、対数変換したうえで算出しています。
台風の列について。月別表の台風は埼玉県単独ではなく、関東甲信地方への接近数の平年値(気象庁・1991〜2020年)です。たとえば「7月 0.4」は「毎年7月に平均0.4個接近する」という意味です。
地震の列について。月別表の地震だけ色を付けていません。3月が突出して多いのは「2011年の東北地方太平洋沖地震」の余震の影響で、季節性ではありません。年間にならすと約54.4回(5,817回÷107年)です。
監修:のぶやん(気象予報士)/最終更新:2026年8月2日
