県を切り替える
北海道
詳細ページあり
東京都の気候データ
快晴37.6日は全国11位、地震の観測回数は全国2位。冬晴れの青空と、関東大震災の記憶を抱く日本の首都です。10の指標について、全国順位・偏差値・月別データをまとめました。
この都の要点
すごしやすい月
4月・5月・11月
快晴37.6日は全国11位——冬の東京は青空の街
すごしにくい月
7月〜10月
都市の蒸し暑い夏と、9月・10月の月225mm超の秋の長雨
強み
快晴は全国11位
年37.6日の雲ひとつない空。1月の晴れ68%は都心の冬の顔
注意
都市型豪雨と内水氾濫/秋の台風/首都直下の地震
1923年の関東大震災と、観測回数全国2位(島しょ含む)
気温
15.8℃
全国 25位
降水量
1,598mm
全国 24位
降雪量
8cm
全国 25位
日照時間
1,927時間
全国 27位
晴れの出現率
45.6%
全国 22位
湿度
65%
全国 41位
01月別データ ── いつ行くのがよいか
まずは結論から。12ヶ月を1枚にまとめました。旅行や引っ越しの時期選びなら、これだけで判断できます。
1月○ 晴れ68%・日照193時間
9.8 / 1.2 ℃
晴れ68%・日照193時間は年間1位。快晴の冬の街
2月○ 晴れ59%・雪は2月注意
10.9 / 2.1 ℃
晴れ59%・雪の日7%。南岸低気圧に注意の月
3月○ 良好
14.2 / 5.0 ℃
雨は月116mmへ増える。三寒四温と花粉の月
4月◎ ベスト
19.4 / 9.8 ℃
昼は19.4℃。桜と新緑の絶好の行楽期
5月◎ ベスト
23.6 / 14.6 ℃
昼23.6℃・日照180時間。爽やかな行楽の月
6月△ 梅雨入り・168mm
26.1 / 18.5 ℃
梅雨入り。晴れ25%・雨の日36%のじめじめ期
7月✕ 昼29.9℃・蒸し暑さ本番
29.9 / 22.4 ℃
梅雨明けから真夏へ。昼29.9℃・熱帯夜6.1日
8月✕ 昼31.3℃・熱帯夜の頂点
31.3 / 23.5 ℃
昼31.3℃・熱帯夜9.9日。都市の熱が夜も残る月
9月△ 台風・秋の長雨
27.5 / 20.3 ℃
台風と秋雨で月225mm。二百十日の警戒月
10月△ 月235mm・秋雨の底
22.0 / 14.8 ℃
月235mmは年間最多。台風と秋の長雨の月
11月○ 秋晴れの紅葉月
16.7 / 8.8 ℃
晴れ53%へ回復。紅葉と冬支度の月
12月○ 晴れ65%・乾いた師走
12.0 / 3.8 ℃
晴れ65%と乾いた師走。空気が澄み富士山も見える月
気温は「最高 / 最低(℃)」の平年値。左の色は過ごしやすさ(緑=ベスト/橙=注意/赤=厳しい)。
| 月 | 過ごしやすさ | 平均気温最高 / 最低 ℃ | 晴れ率% | 降水量mm | 降雪量cm | 日照時間時間 | 湿度% | 風速m/s | 紫外線UV指数 | 台風接近数 個/年 | 地震107年分の合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | ○ 晴れ68%・日照193時間 | 9.8 / 1.2 | 68 | 60 | 4 | 193 | 51 | 2.7 | 1.8 | - | 1368 |
| 2月 | ○ 晴れ59%・雪は2月注意 | 10.9 / 2.1 | 59 | 57 | 4 | 170 | 52 | 3.0 | 2.6 | - | 982 |
| 3月 | ○ 良好 | 14.2 / 5.0 | 48 | 116 | 0 | 175 | 57 | 3.1 | 3.5 | - | 1481 |
| 4月 | ◎ ベスト | 19.4 / 9.8 | 44 | 134 | - | 179 | 62 | 3.2 | 4.3 | - | 1174 |
| 5月 | ◎ ベスト | 23.6 / 14.6 | 40 | 140 | - | 180 | 68 | 3.1 | 5.1 | - | 1191 |
| 6月 | △ 梅雨入り・168mm | 26.1 / 18.5 | 25 | 168 | - | 124 | 75 | 2.8 | 5.1 | 0.2 | 2995 |
| 7月 | ✕ 昼29.9℃・蒸し暑さ本番 | 29.9 / 22.4 | 31 | 156 | - | 151 | 76 | 3.2 | 6.1 | 0.4 | 9512 |
| 8月 | ✕ 昼31.3℃・熱帯夜の頂点 | 31.3 / 23.5 | 42 | 155 | - | 174 | 74 | 2.9 | 6.0 | 0.8 | 5618 |
| 9月 | △ 台風・秋の長雨 | 27.5 / 20.3 | 32 | 225 | - | 127 | 75 | 2.7 | 4.4 | 1.2 | 1398 |
| 10月 | △ 月235mm・秋雨の底 | 22.0 / 14.8 | 40 | 235 | - | 129 | 71 | 2.6 | 3.2 | 0.7 | 1458 |
| 11月 | ○ 秋晴れの紅葉月 | 16.7 / 8.8 | 53 | 96 | - | 150 | 64 | 2.5 | 2.1 | - | 1634 |
| 12月 | ○ 晴れ65%・乾いた師走 | 12.0 / 3.8 | 65 | 58 | 0 | 174 | 56 | 2.6 | 1.7 | - | 1747 |
色の濃さ=数値の大きさ。気温だけ青=寒い/赤=暑いで塗り分けています。月の列は固定されるので、横にスクロールしても何月か分かります。地震の列に色を付けていない理由は、いちばん下の「出典・集計方法」に書きました。
この数値を引用する・CSVで保存する
東京都の月別気候データ(平均気温・晴れ率・降水量・降雪量・日照時間・
湿度・風速・紫外線・台風接近数・地震観測回数)
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「東京都の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)ほか
{{PAGEURL}}
2026年7月 取得
晴れ率(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
最高気温(月別・単位 ℃)。最大の月を強調しています。
降水量(月別・単位 mm)。最大の月を強調しています。
日照時間(月別・単位 時間)。最大の月を強調しています。
湿度(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
紫外線(月別・単位 UV)。最大の月を強調しています。
0210指標のかたち
「暑いのか寒いのか」「雨が多いのか少ないのか」は、単体の数字を見てもピンときません。全国47都道府県の平均を偏差値50として、10指標を1枚のチャートにまとめました。外側に張り出しているほど「多い・強い・高い」、内側にへこんでいるほど「少ない・弱い・低い」です。地震(島しょ含む)だけがひときわ張り出し、気象の指標は平均近くに収まった「都市の形」をしています。
中央の太い十角形が偏差値50(=全国平均)、いちばん外の枠が偏差値70です。地震だけは値が一部の県に極端に偏るため、対数をとってから偏差値化しています。
正確な数値と順位、それぞれのランキングページへの入口は下の表にまとめました。「東京都のことが知りたい」人はこのページで完結し、「他県と比べたい」人はランキングへ進めます。
| 指標 | 値 | 偏差値 | 全国順位 | 関東内順位 | 全国の中での位置 | ランキング |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 🌡️ 気温(年平均気温) | 15.8℃ | 51 | 25位/ 47位中 | 3位/ 7位中 | 平均気温ランキング → | |
| 🌧️ 降水量(年間降水量) | 1,598mm | 49 | 24位/ 47位中 | 2位/ 7位中 | 降水量ランキング → | |
| ⛄ 降雪量(年間降雪量(深さ合計)) | 8cm | 47 | 25位/ 47位中 | 6位/ 7位中 | 降雪量ランキング → | |
| 🌞 日照時間(年間日照時間) | 1,927時間 | 51 | 27位/ 47位中 | 7位/ 7位中 | 日照時間ランキング → | |
| 🌤️ 晴れの出現率(晴れの日の割合(58年集計)) | 45.6% | 55 | 22位/ 47位中 | 6位/ 7位中 | 晴れの出現率ランキング → | |
| 💧 湿度(年平均湿度) | 65% | 38 | 41位/ 47位中 | 5位/ 7位中 | 湿度ランキング → | |
| 🧴 紫外線(UV指数の年平均(推定値)) | 3.83 | 47 | 32位/ 47位中 | 3位/ 7位中 | 紫外線ランキング → | |
| 🍃 風速(年平均風速) | 2.9m/s | 50 | 24位/ 47位中 | 3位/ 7位中 | 平均風速ランキング → | |
| 🌀 台風(接近数(年平均)) | 3.3個/年 | 49 | 20位/ 47位中 | 1位/ 7位中 | 台風の接近数ランキング → | |
| 🌏 地震(震度1以上の回数(年平均)) | 285.6回/年 | 70 | 2位/ 47位中 | 1位/ 7位中 | 地震観測回数ランキング → |
この数値を引用する・CSVで保存する
東京都の年平均気温は15.8℃(25位)、年間降水量1,598mm(24位)、
年間日照時間1,927時間(27位)、晴れの出現率45.6%(22位)。
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「東京都の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)/東京管区気象台/
気象庁 震度データベース/防災科研 J-SHIS 2024年版/
当サイト58年独自集計(天気出現率)
{{PAGEURL}}
2026年7月 取得
0310の指標を、1つずつ読む
ここからは10の指標を1つずつ取り上げて、東京都がなぜその数字になるのかを気象予報士の視点で解説します。数字そのものは上の表とチャートに出ていますので、ここでは「その数字を生んでいる仕組み」と「数字だけ見ていると誤解すること」を中心に書きます。
気温 ── 全国25位、ヒートアイランドが押し上げる都心の夜
年平均気温15.8℃は全国25位、偏差値51——全国のほぼ中央です。観測点は皇居に近い北の丸公園の緑の中。ビル街の体感はこの数字より暑く、ヒートアイランドの効果は特に冬の朝と夏の夜に現れます。
冬は冬日(最低0℃未満)が年15.2日・全国29位、真冬日は0日。都市の熱のおかげで氷点下の朝は郊外より少なく、都心の冬は「晴れて乾いて、そこそこ寒い」が定番です。多摩西部や奥多摩の冷え込みは別世界——同じ都内でも冬の顔は変わります。
夏は8月の平均最高31.3℃、猛暑日は年16.8日・全国19位。熱帯夜は17.8日——数字以上に「夜の暑さ」が体にこたえるのが都市の夏です。アスファルトと排熱が夜の冷却を妨げる——エアコンは我慢せず、が東京の夏の鉄則です。
| 夏と冬の「極値」 | 東京都の値 | 全国順位 | くわしく |
|---|---|---|---|
| 猛暑日(最高35℃以上) | 16.8日 / 年 | 19位 / 47位中 | 猛暑日ランキング → |
| 熱帯夜(最低25℃以上) | 17.8日 / 年 | 26位 / 47位中 | 熱帯夜ランキング → |
| 冬日(最低0℃未満) | 15.2日 / 年・真冬日は0日 | 29位 / 47位中 | 冬日・真冬日ランキング → |
この3行が、年平均15.8℃という数字の中身です。順位はどれも中位——ただし島しょを含めれば父島の23.4℃から奥多摩の山まで、東京都の「気温」は日本一級の振れ幅を持っています。都心の数字は、その真ん中の一点にすぎません。
降水量 ── 全国24位、秋に山が来る「都市の雨」
年間降水量1,598mmは全国24位、偏差値49——ほぼ全国平均です。特徴は配分で、年間最多は10月の235mm、次いで9月の225mm。秋雨前線と台風が重なる秋こそ、東京の雨の本番です。
そして都市の弱点は「量」より「行き場」です。短時間強雨のたびに地下街・地下鉄・アンダーパスに水が集まりやすく、内水氾濫が都市型水害の主役。2019年の東日本台風では多摩川沿いでも浸水が起きました。島しょはさらに別格——大島は年2,859mmと都心の1.8倍の雨が降ります。
もうひとつ、雨の量では見えない指標が雷です。東京都の年間雷日数は14.5日で全国37位と少なめ。ただし夏の夕立とゲリラ豪雨は別勘定——「雨雲レーダーを見る習慣」が、都市の夏のいちばんの備えです。
降雪量 ── 都心で8cm、数cmで止まる都市の弱点
年間降雪量は8cm、全国25位。東京の雪はほぼすべて「南岸低気圧」——本州の南の海を進む低気圧が、雨か雪かぎりぎりの温度で運んでくる湿った雪です。1月・2月に年数回の勝負になります。
雪の日の出現率は1月5%・2月7%。積もる日はわずかですが、数cmの雪で交通網が止まるのが首都の弱点。2018年1月の大雪では都心で20cm超を記録し、帰宅困難が相次ぎました。「雪予報の日は早帰り」が東京の鉄則です。
そして山と島です。奥多摩や高尾の山道は南岸低気圧のたびに雪山になり、青梅・八王子は都心より一段多い雪。「都心はうっすら、多摩はしっかり」——東京の雪は西へ行くほど本気になります。
日照時間 ── 全国27位、1月193時間の「冬晴れの都」
年間日照時間1,927時間は全国27位、偏差値51——ほぼ全国平均です。最長の月は真冬の1月(193時間)。乾いた冬晴れが続く関東の太平洋側らしさは、都心でも健在です。
月別では1月193時間・5月180時間・4月179時間がトップ3。谷は梅雨の6月124時間と秋の9月127時間・10月129時間——秋雨と台風の季節は、日差しも細ります。「冬に明るく、秋にぐずつく」が東京の空のリズムです。
行楽の計画に使うなら、ベストは晴れ53〜68%の11月〜2月と、新緑の4月・5月。空気が澄んで、高尾山からも都心のビルからも富士山が見える季節です。秋(9月・10月)は雨の確率が高め——雨の日は美術館と博物館の宝庫・東京の出番です。
天気出現率 ── 月別の晴れ・曇り・雨・雪
日照時間は「太陽が何時間出ていたか」の合計であって、「晴れの日が何日あったか」ではありません。旅行の日程を決めるときに知りたいのは、たいてい後者のほうです。そこで、その月にどの天気が何割の日に出たかを帯グラフにしました。帯の幅がそのまま出現率(%)です。
帯の幅がそのまま出現率(%)。 晴 くもり 雨 雪
この形にすると、東京の空の性格が見えます。晴れの帯は1月68%・12月65%と冬に太くなる典型的な太平洋側型。梅雨の6月は25%まで細り、秋も31〜40%と控えめ——「冬に稼ぐ空」です。
特筆すべきはくもりの多さ(28.3%・全国4位)。海からの湿った空気と、どっちつかずの曇天が多いのが東京の空です。この帯グラフは気象庁の平年値(30年)ではなく、1968年から2025年までの58年分の観測を独自集計した値です。
4つの天気それぞれで全国順位を出すと、晴れは全国22位(45.6%)、くもりは4位(28.3%)、雨は28位(24.8%)、雪は39位(1.3%)。快晴日数37.6日は全国11位。「冬は快晴、夏秋は雲がち」——首都の空です。
4つの天気それぞれの全国ランキング(かっこ内は東京都の順位)
☀️ 晴れの出現率ランキング(22位)→ ☁️ くもりの日が多い県ランキング(4位)→ 🌧️ 雨の日が多い県ランキング(28位)→ ❄️ 雪の日が多い県ランキング(39位)→ 🔆 快晴日数ランキング(11位)→ 📊 天気出現率まとめ(晴/曇/雨/雪)→湿度 ── 年平均65%で全国41位、冬の乾燥は都市の名物
年平均湿度65%は全国41位、偏差値38——全国有数の乾いた空気です。月別では冬の1月が51%の底、梅雨末期の7月が76%の天井。25ポイントの落差は「乾いた冬晴れ」と「蒸し暑い都市の夏」の両面を映しています。
夏の湿りは、東京湾からの南風と都市の熱の合わせ技です。7月76%・8月74%に31℃超の気温と熱帯夜が重なる——「夜も湿度も下がらない」のが都心の夏です。屋外の活動は暑さ指数(WBGT)での判断を基本にしてください。
冬の乾燥は、冬晴れの多さとセットです。湿度51%の乾いた季節は、火災とインフルエンザ・肌荒れの季節でもあります。「冬はカラカラ、夏はムシムシ」——加湿器と除湿機の両方が要る街です。
紫外線 ── 全国32位、ビル街でも「時間」で浴びる日差し
UVインデックスの年平均は3.83で全国32位。指数は控えめですが、通勤・通学・買い物と、都市の紫外線は「毎日の積み重ね」で効いてきます。ビルの窓や白い舗装の反射も、見えない上乗せ要因です。
月別で注目してほしいのは、5月にすでに5.1(「強い」)へ達することです。日差しに体が慣れていない時期こそ油断しがち。ゴールデンウィークの行楽と屋外イベントは、しっかり対策のしどころです。
ピークは7月の6.1。実質的な対策期間は5月から9月までです。雲があっても紫外線の6〜7割は地表に届くので、曇りの日を「大丈夫な日」と考えないでください。
「何月の何時が強いのか」は、月平均だけでは分かりません。下は晴天時のUVインデックスを月と時刻の両方で並べた表です。
晴天時UVインデックス早見表(月×時刻)
結論:7月の正午〜13時が最も強く9.2。 「非常に強い」に入るのは7月と8月の11〜14時だけですが、5月・6月の正午は7.5〜7.8で「強い」に達します。 気温がまだ過ごしやすい5月の昼にも、真夏に近い紫外線が降っていることが表から読み取れます。
| 月 | 8時 | 9時 | 10時 | 11時 | 12時 | 13時 | 14時 | 15時 | 16時 | 17時 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 0.0 | 0.4 | 1.1 | 1.9 | 2.4 | 2.4 | 1.8 | 1.1 | 0.4 | 0.0 |
| 2月 | 0.2 | 0.7 | 1.7 | 2.7 | 3.4 | 3.5 | 2.8 | 1.8 | 0.8 | 0.2 |
| 3月 | 0.4 | 1.3 | 2.7 | 4.0 | 4.8 | 4.7 | 3.8 | 2.5 | 1.2 | 0.4 |
| 4月 | 0.9 | 2.2 | 3.9 | 5.4 | 6.2 | 6.0 | 4.9 | 3.3 | 1.7 | 0.6 |
| 5月 | 1.5 | 3.1 | 5.0 | 6.7 | 7.5 | 7.2 | 5.9 | 4.0 | 2.2 | 0.9 |
| 6月 | 1.6 | 3.3 | 5.2 | 7.0 | 7.8 | 7.6 | 6.4 | 4.5 | 2.6 | 1.1 |
| 7月 | 1.8 | 3.7 | 6.0 | 8.1 | 9.2 | 9.1 | 7.7 | 5.5 | 3.2 | 1.5 |
| 8月 | 1.4 | 3.3 | 5.6 | 7.6 | 8.7 | 8.6 | 7.1 | 4.9 | 2.7 | 1.1 |
| 9月 | 0.9 | 2.4 | 4.2 | 5.9 | 6.7 | 6.4 | 5.0 | 3.2 | 1.5 | 0.4 |
| 10月 | 0.6 | 1.6 | 3.0 | 4.2 | 4.8 | 4.4 | 3.2 | 1.8 | 0.7 | 0.1 |
| 11月 | 0.2 | 0.9 | 1.9 | 2.7 | 3.1 | 2.8 | 2.0 | 1.0 | 0.3 | 0.0 |
| 12月 | 0.1 | 0.5 | 1.2 | 1.9 | 2.3 | 2.2 | 1.6 | 0.8 | 0.2 | 0.0 |
弱い0〜2中程度3〜5強い6〜7非常に強い8〜10極端に強い11以上
色は気象庁・WHOのUVインデックス区分そのものです。枠で囲んだ数字はその月のピーク。 6時台・7時台と18時以降は、一年を通してUVインデックスが1未満のため列から省いています(対策不要の水準です)。 値は雲のない晴天時の推計で、曇りの日は6〜7割程度に下がります。晴天時の値は緯度でほぼ決まるため、この表は九州北部〜中部の代表値です。東京など関東地方では、この表より1割ほど弱めが目安です。それでも夏のピーク帯の強さは変わりません。
風 ── 全国24位、ビル風と海風が交差する都市の風
年平均風速2.9m/sは全国24位、偏差値50——ちょうど全国平均です。月別では春の4月が3.2m/sと最も強く、春一番もこの時期の名物。この指標は代表地点の立地に左右されやすいので、順位だけを一人歩きさせないでください。
都市の名物はビル風です。高層ビルの谷間では平均値の何倍もの突風が吹き、傘が壊れる日は都心の「あるある」。島しょはさらに別世界で、伊豆諸島は全国屈指の強風地帯です。同じ都でも、都心・多摩・島で風はまるで別物です。
そして最大のリスクは台風の風です。2019年の房総半島台風では東京湾周辺でも暴風が吹き荒れ、鉄道の計画運休が定着するきっかけになりました。「平均2.9m/s」と「台風の暴風」は別物——湾岸の高層街は風の通り道です。
台風 ── 接近は年3.3個、だが島しょは年5.4個の別世界
この表で台風の指標に使っているのは「上陸数」ではなく「接近数」です。先に理由を書きます。気象庁の「上陸」は台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することを指し、沖縄県は定義上どれだけ台風が通っても上陸に数えられません。上陸数で47都道府県を並べると、日本で最も台風の影響を受ける沖縄が最下位に並ぶという逆転が起きます。また上陸は中心が最初に達した1県だけを数えるため、隣県が大きな被害を受けても数字に表れません。中心から300km以内に入った回数を数える「接近数」なら、47都道府県すべてを同じものさしで、しかも毎年の値として比べられます。
「上陸」とは、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することをいいます。東京都心への接近は年3.3個・全国20位ですが、伊豆諸島・小笠原は年5.4個と、沖縄に次ぐ全国区分2位——同じ都でも台風のリスクはまるで別物です。
接近で数えると、東京を含む関東甲信地方には年3.3個(気象庁平年値・1991〜2020年)。月別では9月の1.2個がピークで、8月0.8個・10月0.7個——夏の終わりから秋に重心があります。台風は「来やすい時期」がわかっている——つまり備えを計画できる災害です。市町村別の詳しい接近回数は台風の接近数ランキングで確認できます。
警戒すべきは都市機能の混乱です。2019年の房総半島台風と東日本台風では、計画運休・冠水・停電が首都圏の日常を止めました。島しょでは暴風と高波が別格——「都心は交通と内水、島は暴風」と、二つの備えを使い分ける都です。
台風の関連ランキング(かっこ内は東京都の順位)
台風のたまご 最新情報(リアルタイム) → 台風の接近数ランキング(20位・市町村別)→ 台風の上陸数ランキング(都道府県・市町村別)→ 上陸時の中心気圧が低い台風ランキング →地震 ── 過去の観測回数と、これからの確率
全国2位、関東1都6県では1位です。107年間の合計は30,558回、年平均285.6回。ただしこの数字は伊豆諸島・小笠原の群発地震を含む集計で、6月〜8月の突出は2000年の三宅島・新島・神津島近海の群発によるもの。都心の体感より「東京都」の回数は多く出ます。
関東1都6県の地震観測回数(震度1以上・回/年)
1919〜2026年の107年間の平均。バーの長さは東京都を100%とした割合。出典:気象庁 震度データベース検索
「地震が少ない=安全」ではありません
この数字は過去に何回揺れたかであって、これから何回揺れるかではありません。2016年の前まで、熊本は「地震の少ない県」と見られていました——だからこそ、あの地震の教訓は重いのです。石川は2024年に、やはり「回数が多い県」ではないところで大きな被害が出ました。むしろ、回数が少ない県ほど耐震意識と備えが薄いという指摘があります。揺れ慣れていないぶん、家具の固定も備蓄も後回しになりやすいためです。過去の回数は防災の判断材料の半分でしかありません。
そこで、残り半分の「これからの確率」を並べます。地震調査研究推進本部(J-SHIS)が公表している、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率です。
過去の実績
約285.6回/年
震度1以上(1919〜2026年)・全国2位。107年間の合計は30,558回。過去にどれだけ揺れたか
これからの確率
47.4%
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。東京都庁位置・J-SHIS 2024年版(2026年7月取得)。これから揺れる可能性
沖の海溝型地震
70%程度
相模トラフ沿いのM7程度の地震(M6.7〜7.3)の30年以内の発生確率。地震本部 長期評価。1923年の関東大震災の記憶も、この都の足元に
この都の主役は、首都直下地震です。相模トラフ沿いのM7程度の地震は30年以内に70%程度と評価され、都の全域が首都直下地震の緊急対策区域です。1923年の関東地震(M7.9・関東大震災)では都内で7万人を超える犠牲者が出ました——その多くは火災によるものです。1855年の安政江戸地震も同じ教訓を残します。活断層では立川断層帯(M7.4程度・30年0.5〜2%)が足元に。都庁位置の30年確率47.4%は全国13位——「回数2位」より「70%」で備える都です。
04都内の主要都市・島しょを比べる
同じ東京都でも、都心と、多摩の八王子、伊豆大島、そして約1,000km南の父島では顔が違います。都市と山と島——日本一多彩な「都」の気候です。
東京(千代田区)都心の代表観測点
- 年平均気温
- 15.8℃
- 年間降水量
- 1,598mm
- 年間日照時間
- 1,927時間
- 猛暑日日数
- 16.8日
北の丸公園の観測点。気温15.8℃・快晴37.6日——「冬晴れの都心」の代表値。
八王子(八王子市)八王子・多摩の内陸
- 年平均気温
- 14.7℃
- 年間降水量
- 1,643mm
- 年間日照時間
- 1,955時間
- 猛暑日日数
- 23.7日
多摩の中核都市。内陸に入るぶん夏は暑く猛暑日23.7日、冬の朝は都心より冷える。
大島(大島町)大島・伊豆諸島
- 年平均気温
- 16.4℃
- 年間降水量
- 2,859mm
- 年間日照時間
- 1,837時間
- 猛暑日日数
- 0.2日
伊豆大島の玄関口。年2,859mmと都心の1.8倍の雨——黒潮の島の気候。
父島(小笠原村)父島・小笠原の亜熱帯
- 年平均気温
- 23.4℃
- 年間降水量
- 1,296mm
- 年間日照時間
- 2,031時間
- 猛暑日日数
- 0.0日
小笠原の中心地。年23.4℃の亜熱帯で、真冬でも20℃前後——常夏の東京都。
05気象予報士の総括
10の指標を通して見ると、東京都は「気象は驚くほど平均的、地震だけが突出した都市の気候」だと言えます。気温25位・降水24位・日照27位——都心の数字は中庸そのもの。ただし体感は別で、ヒートアイランドの夏と、多摩・島しょまで含めた「日本一の振れ幅」が、この都の本当の顔です。
月別に分解すると、主役は冬です。晴れ65〜68%の快晴の青空が12月〜2月に続き、富士山も見える季節。試練は夏の蒸し暑さと、9月・10月の月225mm超の秋の長雨。「冬に楽しみ、夏の夜と秋の雨に備える」のが東京の暮らしのリズムです。
そして9番目と10番目、台風と地震。台風は2019年の計画運休が示した「都市機能の混乱」への備え。地震は首都直下のM7程度・30年70%程度と関東大震災の記憶——日本の防災の本丸です。
冬の快晴を楽しみ、夏はWBGTと夜の冷房で守り、台風は運休情報を先読みし、首都直下地震を日常の前提にする——このページの結論はこの一行です。
06近くの県・気候が似た県と比べる
「東京と大阪って何が違うの?」に答えるための入口です。カードから各県の詳細ページへ移動できます。
よくある質問(東京都の気候)
Q. 東京都の気候の特徴は?
A. 年平均気温15.8℃(全国25位)、年間降水量1,598mm(全国24位)、年間日照時間1,927時間(全国27位)です。全国と比べると「地震の揺れが多い」「空気が乾いている」が際立つ気候です。
Q. 東京都では雪は積もりますか?
A. 平地で積もるのは年に数回です。年間降雪量の平年値は8cm(全国25位)にとどまります。
Q. 東京都に台風は多いですか?
A. 台風の接近数は年平均3.3個で全国20位です。全国では中位で、接近は8月〜9月に集中します。
Q. 東京都は地震が多いですか?
A. 震度1以上の揺れは年平均285.6回(全国2位・伊豆諸島や小笠原の地震を含む集計)です。都庁所在地が今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は47.4%(全国13位)と評価されています。
Q. 東京都で過ごしやすい季節はいつですか?
A. 気候データの上では4月・5月・11月が過ごしやすい時期です。詳しくは本文の「月別の過ごしやすさカレンダー」をご覧ください。
07関連ページ
出典・集計方法・データの限界
- 気温・降水量・日照時間・湿度・風速
- 気象庁の平年値(1991〜2020年)。都の代表値は東京管区気象台(北の丸公園)の観測値、都内・島しょの各地点は各気象台・観測所の値です。
- 偏差値と全国順位
- 全国47都道府県の代表観測点の値から当サイトが算出しました。
- 紫外線(UV指数)
- 日本国内の実測地点が限られているため、気象庁の紫外線解析値(推定値)をもとにした値です。実測値ではありません。
- 天気出現率
- 気象庁の日別天気概況をもとに、日ごとの天気を晴れ・曇り・雨・雪の4区分に集計(1968〜2025年の58年分・当サイト独自集計)。
- 降雪量
- 気象庁の平年値(降雪の深さ合計)。
- 地震
- 気象庁「震度データベース検索」で震度1以上を観測した回数(1919年1月〜2026年、観測点数の増加による影響を含みます)。
- 30年確率・活断層
- 地震調査研究推進本部/防災科研(J-SHIS)の公表値。
1日のうちで天気が変わった日は代表的な天気に寄せているため、天気出現率は体感と数%のずれが出ることがあります。
降雪量と地震の偏差値は、値が一部の県に極端に偏るため、対数変換したうえで算出しています。
台風の列について。月別表の台風は東京都単独ではなく、関東甲信地方への接近数の平年値(気象庁・1991〜2020年)です。たとえば「7月 0.4」は「毎年7月に平均0.4個接近する」という意味です。
地震の列について。月別表の地震だけ色を付けていません。6月〜8月が突出して多いのは「2000年の三宅島・新島・神津島近海の群発地震」の影響で、季節性ではありません。伊豆諸島・小笠原を含む集計のため回数は多くなります。年間にならすと約285.6回(30,558回÷107年)です。
監修:のぶやん(気象予報士)/最終更新:2026年8月2日
