岡山県のキャッチフレーズ「晴れの国おかやま」。県も観光パンフレットも「日本一晴れる県」と言いますが、本当に日本一なのでしょうか? 「山梨や高知のほうが晴れる」「嘘だ」という声も検索されています。
この記事では、気象庁の平年値(1991〜2020年)と約60年分の天気出現率をもとに、晴れの日の割合・快晴日数・日照時間・雨の日・降水量の5つの指標で岡山の「晴れ度」を47都道府県と比べ、どの意味で日本一なのかを気象予報士が検証します。

私は気象庁で働いていた気象予報士です。結論を先に言うと、岡山は「日本一晴れる」のではなく「日本一雨が降らない」県。指標を1つ変えるだけで日本一にもトップ10圏外にもなります。
結論:5つの指標で見た岡山の全国順位
| 指標 | 岡山の順位 | 岡山の値 | 全国トップ3 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 晴れの日の割合(昼の天気が晴れ・快晴) | 10位 | 48.3% | 山梨 52.2%、高知 51.6%、群馬 50.1% | 日本一ではない |
| 快晴日数(雲量1以下) | 14位 | 33.2日 | 埼玉 57.3日、宮崎 52日、千葉 50.7日 | 日本一ではない |
| 年間日照時間 | 15位 | 2033.7時間 | 山梨 2225.8時間、高知 2159.7時間、群馬 2153.7時間 | 日本一ではない |
| 雨の日の少なさ(1mm以上の雨の日の割合) | 6位 | 22.1% | 北海道 18.7%、福島 20.7%、長野 21.4% | 上位 |
| 年降水量の少なさ | 2位 | 1,143.1mm | 長野 965.1mm、岡山 1,143.1mm、北海道 1,146.1mm | 全国2位 |
晴れの日の割合は48.3%で全国10位、快晴日数は33.2日で14位、年間日照時間は2,033.7時間で15位。「晴れの多さ」そのものでは山梨・高知・群馬・埼玉に及びません。一方、年降水量1,143mmは長野に次いで全国で2番目に少なく、雨の日の少なさも6位。岡山は「晴れる」というより「降らない」県なのです。
【ツール】指標と月を切り替えて岡山の順位を確認
下のツールでは、晴れ・快晴・日照・雨・くもり・降水量・湿度・雪の各指標を年間・月別に切り替えて、47都道府県の順位と偏差値を確認できます(岡山県を黄色で強調表示)。「少ない・低い順」に切り替えると「雨の日が少ない県」「くもりが少ない県」のランキングになります。
「晴れの国」の根拠は「降水量1mm未満の日数」
岡山県が「晴れの国」を名乗る公式の根拠は、気象庁の平年値で「降水量1mm未満の日が年276.9日」で全国最多だから、というものです(県庁所在地の比較)。つまり県自身も「雨が降らない日数」を根拠にしていて、「晴れの日数」や「日照時間」で日本一だとは言っていません。
「1mm未満の日」には曇りの日も含まれます。岡山は瀬戸内海式気候で雨は少ないものの、曇りの日は全国41位(少ない順)と決して少なくない。だから「晴れの日」で見ると10位に下がるわけです。
晴れの日の割合ランキング トップ10(約60年の天気出現率)
| 順位 | 都道府県 | 晴れの日の割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 山梨県 | 52.2% |
| 2位 | 高知県 | 51.6% |
| 3位 | 群馬県 | 50.1% |
| 4位 | 埼玉県 | 49.8% |
| 5位 | 徳島県 | 49.5% |
| 6位 | 宮崎県 | 49.3% |
| 7位 | 香川県 | 48.9% |
| 8位 | 三重県 | 48.6% |
| 9位 | 愛知県 | 48.5% |
| 10位 | 岡山県 | 48.3% |
1位の山梨は52.2%、2位高知51.6%、3位群馬50.1%。岡山の48.3%との差は4ポイント、年に15日ほどです。「晴れの国」を名乗れる資格は十分ありますが、「日本一」ではありません。
指標別に見る「晴れの国」の実力|岡山は各ランキングで何位?
「晴れ」に関係する指標をひとつずつ取り上げ、47都道府県ランキングでの岡山の位置を確認します。各表の下のリンク先には、月別・市町村別・年代別まで見られる詳しいランキング記事があります。上の切替ツールで「少ない順」「○月」に変えると、ここに載せていない条件のランキングも確認できます。
快晴日数:岡山は14位
| 順位 | 都道府県 | 快晴日数 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 埼玉県 | 57.3日 | 74.7 |
| 2位 | 宮崎県 | 52.0日 | 70.4 |
| 3位 | 千葉県 | 50.7日 | 69.3 |
| 4位 | 静岡県 | 50.5日 | 69.1 |
| 5位 | 茨城県 | 40.9日 | 61.2 |
| 6位 | 山梨県 | 40.4日 | 60.8 |
| 7位 | 佐賀県 | 39.6日 | 60.2 |
| 8位 | 高知県 | 39.0日 | 59.7 |
| 9位 | 群馬県 | 38.3日 | 59.1 |
| 10位 | 東京都 | 37.6日 | 58.5 |
| 14位 | 岡山県 | 33.2日 | 54.9 |
岡山は14位(33.2日、偏差値54.9)。1位の埼玉県(57.3日)との差は24.1日、全国平均は27.3日です。隣県は香川27位・広島22位・兵庫30位・鳥取37位。詳しくは快晴日数が多い都道府県ランキングをご覧ください。
年間日照時間:岡山は15位
| 順位 | 都道府県 | 年間日照時間 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 山梨県 | 2,226時間 | 66.9 |
| 2位 | 高知県 | 2,160時間 | 63.3 |
| 3位 | 群馬県 | 2,154時間 | 62.9 |
| 4位 | 静岡県 | 2,152時間 | 62.8 |
| 5位 | 愛知県 | 2,141時間 | 62.2 |
| 6位 | 宮崎県 | 2,122時間 | 61.2 |
| 7位 | 岐阜県 | 2,109時間 | 60.5 |
| 8位 | 三重県 | 2,109時間 | 60.5 |
| 9位 | 埼玉県 | 2,107時間 | 60.4 |
| 10位 | 徳島県 | 2,107時間 | 60.4 |
| 15位 | 岡山県 | 2,034時間 | 56.4 |
岡山は15位(2,034時間、偏差値56.4)。1位の山梨県(2,226時間)との差は192時間、全国平均は1,917時間です。隣県は香川14位・広島16位・兵庫12位・鳥取41位。詳しくは晴れの日が多い都道府県ランキング(年間・月別)をご覧ください。
雨の日の割合(少ない順):岡山は6位
| 順位 | 都道府県 | 雨の日の割合 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 北海道 | 18.7% | 30.9 |
| 2位 | 福島県 | 20.7% | 35.9 |
| 3位 | 長野県 | 21.4% | 37.5 |
| 4位 | 山梨県 | 21.4% | 37.6 |
| 5位 | 宮城県 | 21.6% | 38.0 |
| 6位 | 岡山県 | 22.1% | 39.3 |
| 7位 | 埼玉県 | 23.0% | 41.3 |
| 8位 | 広島県 | 23.1% | 41.7 |
| 9位 | 青森県 | 23.3% | 42.2 |
| 10位 | 山形県 | 23.5% | 42.7 |
岡山は6位(22.1%、偏差値39.3)。1位の北海道(18.7%)との差は3.4%、全国平均は26.5%です。隣県は香川13位・広島8位・兵庫11位・鳥取43位。詳しくは雨の日が多い都道府県ランキング(年間・月別)をご覧ください。
くもりの日の割合(少ない順):岡山は41位
| 順位 | 都道府県 | くもりの日の割合 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 高知県 | 19.0% | 24.3 |
| 2位 | 宮崎県 | 20.4% | 29.8 |
| 3位 | 石川県 | 20.5% | 30.5 |
| 4位 | 福井県 | 21.6% | 35.0 |
| 5位 | 秋田県 | 21.7% | 35.3 |
| 6位 | 富山県 | 21.8% | 35.7 |
| 7位 | 岐阜県 | 21.8% | 35.9 |
| 8位 | 新潟県 | 22.4% | 38.0 |
| 9位 | 三重県 | 23.0% | 40.6 |
| 10位 | 北海道 | 23.2% | 41.6 |
| 41位 | 岡山県 | 27.7% | 60.0 |
岡山は41位(27.7%、偏差値60.0)。1位の高知県(19.0%)との差は8.7%、全国平均は25.3%です。隣県は香川23位・広島30位・兵庫32位・鳥取16位。詳しくはくもりの日が多い都道府県ランキングをご覧ください。
年降水量(少ない順):岡山は2位
| 順位 | 都道府県 | 年降水量 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 長野県 | 965mm | 33.7 |
| 2位 | 岡山県 | 1,143mm | 37.9 |
| 3位 | 北海道 | 1,146mm | 37.9 |
| 4位 | 香川県 | 1,150mm | 38.0 |
| 5位 | 山梨県 | 1,161mm | 38.3 |
| 6位 | 山形県 | 1,207mm | 39.4 |
| 7位 | 福島県 | 1,207mm | 39.4 |
| 8位 | 群馬県 | 1,247mm | 40.3 |
| 9位 | 宮城県 | 1,277mm | 41.0 |
| 10位 | 兵庫県 | 1,278mm | 41.0 |
岡山は2位(1,143mm、偏差値37.9)。1位の長野県(965mm)との差は178mm、全国平均は1,657mmです。隣県は香川4位・広島22位・兵庫10位・鳥取37位。詳しくは降水量が多い都道府県・市町村ランキングをご覧ください。
平均湿度(低い順):岡山は23位
| 順位 | 都道府県 | 平均湿度 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 群馬県 | 62% | 29.1 |
| 2位 | 大阪府 | 63% | 31.9 |
| 3位 | 山梨県 | 64% | 34.8 |
| 4位 | 埼玉県 | 65% | 37.6 |
| 5位 | 東京都 | 65% | 37.6 |
| 6位 | 京都府 | 65% | 37.6 |
| 7位 | 兵庫県 | 65% | 37.6 |
| 8位 | 岐阜県 | 66% | 40.4 |
| 9位 | 愛知県 | 66% | 40.4 |
| 10位 | 和歌山県 | 66% | 40.4 |
| 23位 | 岡山県 | 69% | 48.9 |
岡山は23位(69%、偏差値48.9)。1位の群馬県(62%)との差は7%、全国平均は69%です。隣県は香川15位・広島13位・兵庫7位・鳥取42位。詳しくは湿度が低い県ランキングをご覧ください。
雪の日数(少ない順):岡山は15位
| 順位 | 都道府県 | 雪の日数 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 沖縄県 | 0日 | 41.0 |
| 2位 | 宮崎県 | 6日 | 41.2 |
| 3位 | 静岡県 | 12日 | 41.5 |
| 4位 | 高知県 | 25日 | 42.1 |
| 5位 | 鹿児島県 | 30日 | 42.3 |
| 6位 | 千葉県 | 33日 | 42.4 |
| 7位 | 神奈川県 | 42日 | 42.8 |
| 8位 | 埼玉県 | 44日 | 42.9 |
| 9位 | 東京都 | 47日 | 43.0 |
| 10位 | 茨城県 | 55日 | 43.3 |
| 15位 | 岡山県 | 69日 | 43.9 |
岡山は15位(69日、偏差値43.9)。1位の沖縄県(0日)との差は69日、全国平均は211日です。隣県は香川20位・広島30位・兵庫24位・鳥取35位。詳しくは雪の日数ランキングをご覧ください。
なぜ岡山は雨が少ないのか|瀬戸内海式気候の仕組み
岡山の北には中国山地、南には四国山地があります。冬の北西季節風が運ぶ日本海の雪雲は中国山地で雪を降らせて乾き、夏の南からの湿った風と台風の雨は四国山地が受け止めます。二つの山脈に挟まれた「雨の陰」が瀬戸内海沿岸で、香川(1,150mm、少なさ4位)や広島も同じ理由で雨が少ないのです。
ただし山地に挟まれた地形は「風が弱く、湿った空気がたまる」性質もあり、曇りやすく、夏は蒸し暑くなります(日本一蒸し暑い県は?不快指数ランキング)。「晴れて乾く」山梨や群馬とは晴れの質が違います。

岡山の日照時間は冬に強いのが特徴です。12月153.8時間・1月149時間は太平洋側の県並みで、日本海側の秋田(1月約30時間)の5倍。「冬に晴れる」ことが暮らしやすさにつながっています。
岡山と「晴れ」で競う県の比較
| 都道府県 | 晴れの日 | 快晴日数 | 日照時間 | 雨の日 | 年降水量 | 最深積雪 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 岡山県 | 48.3% | 33.2日 | 2033.7h | 22.1% | 1,143.1mm | 1cm |
| 山梨県 | 52.2% | 40.4日 | 2225.8h | 21.4% | 1,160.7mm | 15cm |
| 高知県 | 51.6% | 39日 | 2159.7h | 28.7% | 2,666.4mm | 1cm |
| 群馬県 | 50.1% | 38.3日 | 2153.7h | 23.5% | 1,247.4mm | 11cm |
| 埼玉県 | 49.8% | 57.3日 | 2106.6h | 23% | 1,305.8mm | 9cm |
| 香川県 | 48.9% | 25.1日 | 2046.5h | 23.6% | 1,150.1mm | 1cm |
| 静岡県 | 47.8% | 50.5日 | 2151.5h | 27.6% | 2,327.3mm | 0cm |
| 宮崎県 | 49.3% | 52日 | 2121.7h | 30.2% | 2,625.5mm | 0cm |
山梨は晴れ・日照で1位ながら冬の寒さと最深積雪15cmがあり、高知は晴れる代わりに年降水量2,666mmで全国最多。「晴れて、雨が少なくて、雪もない」の3拍子がそろうのは岡山と香川で、この2県が瀬戸内の強みです。災害の少なさでも岡山は全国1位でした(災害が少ない県ランキング(災害偏差値))。
岡山県内でも差がある
「晴れの国」は県庁所在地の岡山市を基準にした話です。県北の津山や蒜山高原は中国山地の日本海側に近く、冬は雪が積もり曇りがちで、蒜山の最深積雪は1m近くになります。晴れの国の恩恵を受けているのは岡山平野〜瀬戸内沿岸(岡山・倉敷・玉野)と考えてください。県内の観測地点ごとの値は全国837地点の晴れ・雨ランキングで調べられます。
月別に見る「晴れの国」|岡山が本当に晴れるのは何月か
年間の順位だけでは「いつ晴れるのか」が分かりません。天気出現率(約60年)の月別データで、岡山の晴れの日の割合・雨の日の割合と、その月の全国順位を並べました。
| 月 | 晴れの日の割合 | 全国順位 | その月の1位 | 雨の日の割合 | 少ない順 | 快晴日数 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 53.8% | 15位 | 埼玉県(76.7%) | 11.4% | 14位 | 2.3日 | 19位 |
| 2月 | 48.0% | 18位 | 埼玉県(68.3%) | 17.0% | 18位 | 2.3日 | 19位 |
| 3月 | 49.1% | 14位 | 群馬県(58.8%) | 24.4% | 14位 | 3.5日 | 13位 |
| 4月 | 48.6% | 12位 | 山梨県(51.7%) | 27.4% | 10位 | 3.9日 | 6位 |
| 5月 | 45.9% | 6位 | 長野県(47.9%) | 25.9% | 8位 | 3.1日 | 3位 |
| 6月 | 31.9% | 18位 | 北海道(41.4%) | 33.4% | 15位 | 1.1日 | 6位 |
| 7月 | 37.6% | 21位 | 沖縄県(55.0%) | 29.2% | 9位 | 1.1日 | 10位 |
| 8月 | 52.2% | 9位 | 徳島県(56.1%) | 20.5% | 2位 | 1.6日 | 20位 |
| 9月 | 42.2% | 14位 | 沖縄県(51.1%) | 26.2% | 1位 | 2.2日 | 10位 |
| 10月 | 54.9% | 8位 | 長崎県(59.5%) | 20.5% | 6位 | 4.0日 | 11位 |
| 11月 | 57.7% | 10位 | 群馬県(63.9%) | 16.1% | 5位 | 4.3日 | 15位 |
| 12月 | 57.6% | 16位 | 群馬県(75.3%) | 13.3% | 14位 | 3.6日 | 16位 |
晴れの日の割合の順位が高いのは5月(6位)・10月(8位)・8月(9位)・11月(10位)で、意外にも冬(12月16位・1月15位・2月18位)は中位です。冬の日本で圧倒的に晴れるのは、乾いた北西季節風が山を越えて吹き下りる関東平野(群馬・埼玉)で、瀬戸内の岡山は中国山地でくもりや雪をせき止めてもらえるものの、薄雲が残る日が多いためです。
一方、雨の日の少なさは8〜11月に全国トップクラス(9月1位・8月2位・11月5位・10月6位)。太平洋側や九州が台風・秋雨前線で雨が増える時期に、四国山地と中国山地に守られた岡山は雨になりにくいのです。梅雨の6月と7月は順位が下がります。つまり岡山は「雲ひとつない快晴の国」というより「雨になりにくい国」で、これが「晴れの国」の実態です。秋の行楽シーズン(10〜11月)が旅行のベストタイミングといえます。
よくある質問
Q. 結局、日本一晴れる県はどこ?
指標によって違います。晴れの日の割合なら山梨県、快晴日数なら埼玉県、日照時間なら山梨県、雨の日の少なさなら北海道、降水量の少なさなら長野県が1位です。岡山はどの指標でも上位〜中位に入る「総合力型」で、どれか一つで日本一というわけではありません。詳しくは晴れの日が多い都道府県ランキングと快晴日数ランキングで確認できます。
Q. なぜ「晴れの国おかやま」と名乗っているの?
岡山県がキャッチフレーズの根拠にしているのは「降水量1mm未満の日数が全国最多」という統計(気象庁の平年値、県庁所在地比較)です。これは「雨がほとんど降らない日が多い」という意味で、くもりの日も含まれます。当サイトの天気出現率で見ると、くもりの日の割合は全国平均より多く、この点は意外に思う人が多いポイントです。
Q. 岡山と香川、どちらが晴れる?
晴れの日の割合は香川県(7位)が岡山県(10位)をわずかに上回り、年降水量も香川のほうが少なめです。同じ瀬戸内海式気候で差は小さく、「晴れの国」は岡山だけの特権ではなく瀬戸内全体の特徴と考えるのが正確です。
Q. 旅行するならいつがベスト?
晴天率が高く雨が少ないのは10月〜11月と、4月〜5月です。倉敷美観地区や後楽園、瀬戸内の島めぐりは秋の連休や春先が狙い目。6月下旬〜7月上旬の梅雨末期と、9月の台風シーズンは例外的に雨が増えます。
Q. 岡山県内で最も晴れるのはどこ?
県南部の岡山市・倉敷市・玉野市など瀬戸内海沿岸が最も晴れやすく、県北の津山・新見・蒜山高原は冬に雪やくもりが増えます。市町村別の天気出現率は全国837地点の晴れ・雨ランキングで調べられます。
あわせて読みたい:晴れ・雨・気候のランキング記事
- 晴れの日が多い都道府県ランキング(年間・月別)
- 快晴日数が多い都道府県ランキング
- 雨の日が多い都道府県ランキング
- くもりの日が多い都道府県ランキング
- 降水量が多い・少ない都道府県ランキング
- 湿度が低い県ランキング
- 全国837地点の晴れ・雨ランキング(市町村別)
- 住みやすい気候の県ランキング
- 梅雨がない地域はどこ?
- 「晴れの国おかやま」は嘘ではないが「日本一晴れる」わけではない。晴れの日の割合は全国10位、日照時間は15位
- 根拠は「降水量1mm未満の日が年276.9日で全国最多」=日本一雨が降らない県。年降水量は全国で2番目に少ない
- 晴れの多さの日本一は山梨・高知・群馬。岡山との差は年15日ほど
- 雨が少ない理由は中国山地と四国山地に挟まれた瀬戸内海式気候。代わりに曇りと蒸し暑さが弱点
- 「晴れ・少雨・無雪」の3拍子は岡山と香川。災害の少なさでも岡山は全国1位
出典:気象庁の平年値(1991〜2020年)および観測データ、気象庁 天気概況(天気出現率)、岡山県「晴れの国おかやま」の公表資料。偏差値は47都道府県の平均を50とした値です。都道府県の値は原則として県庁所在地の気象官署の平年値を用いています。


