こんにちは!のぶやんです。
今回は降水量(雨や雪などの量)が多い都道府県ランキングと、市町村(全国のアメダス地点)ごとのランキングを紹介していきます。
日本一雨が多いのはどこ?逆にいちばん少ないのは?自分の県や街はどうかな?と、いろいろ確認してみてください。

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降水量が一番多い都道府県はどこ?
ランキングは気象庁のアメダス・気象台の平年値(1991〜2020年の30年平均)を使い、月ごと・年間の降水量の合計をまとめました。
都道府県版は各県の気象台(県庁所在地。ただし山口県だけは下関)のデータを、その県の代表としています。
さっそく、都道府県別の年間降水量ランキングを見てみましょう。
「年間」「各月」のボタンで並び替えられます。
都道府県別 降水量ランキング(年間・月別)
「年間」「各月」のボタンを押すと、その期間の降水量が多い順に並び替わります。各都道府県の気象台(県庁所在地。ただし山口県は下関)の平年値です。バーの色と長さは、その期間内での降水量の多さ(相対)を表します。データ出典:気象庁「降水量の平年値(1991〜2020年)」。単位:mm。
都道府県ランキングの上位3県・下位3県はなぜ?
上位は高知県・宮崎県・鹿児島県、下位は長野県・岡山県・北海道でした。
じつは降水量は「湿った空気が山にぶつかるかどうか」「梅雨や台風が来るかどうか」で大きく変わります。
上位3県はいずれも太平洋側の南日本です。
梅雨や台風の通り道にあたり、湿った空気が四国山地や九州山地の南斜面を一気に駆け上がって、大量の雨を降らせます。
1位の高知県(年およそ2666mm)はまさに「南四国は雨が多い」の代表格です。
宮崎県・鹿児島県も、梅雨前線や台風で夏から秋にかけてドカッと降ります。
ちなみに上位には北陸の石川県・富山県も入っていて、こちらは冬の季節風と日本海の水蒸気による雪や雨で多くなるタイプです。
一方、下位3県に共通するのは「山に囲まれて湿った空気が届きにくい」ことです。
長野県(年およそ965mmで全国最少)は海から遠い内陸の盆地で、周りの山々が雨雲をブロックします。
岡山県は瀬戸内式気候の「晴れの国」で、中国山地と四国山地に挟まれて雨が少なめ。
北海道は梅雨がなく台風の影響も小さいため、全国的に見ても降水量は控えめです。
まとめると、降水量ランキングは「太平洋側の南日本や北陸は多く、内陸・瀬戸内・北海道は少ない」という日本の気候の特徴が、そのまま表れています。
都道府県・アメダス地点別 降水量ランキング(月別・年間)
都道府県ごとの合計だけでなく、全国のアメダス観測地点(降水量を観測している1244地点)ごとの降水量もランキングにしました。
「年間」「各月」のボタンで並び替えができ、地点名・都道府県・市町村で絞り込みもできます。あなたの街の近くの地点を探してみてください。
都道府県・アメダス地点別 降水量ランキング
「年間」「各月」のボタンで並び替え、全国1244地点をスクロールで確認できます。地点名・都道府県・市町村で絞り込みも可能です。バーの色と長さは、その期間内での降水量の多さ(相対)を表します。データ出典:気象庁「降水量の平年値(1991〜2020年)」。単位:mm。
雨が多い地点ベスト10とその理由
アメダス地点別に見た、年間降水量が多いベスト10です(1991〜2020年の平年値)。
- 屋久島(鹿児島県・屋久島町)4651.7mm
- えびの高原(宮崎県・えびの市)4625.0mm
- 天城山(静岡県・伊豆市)4552.6mm
- 魚梁瀬(高知県・馬路村)4484.0mm
- 鳥形山(高知県・仁淀川町)4332.4mm
- 尾鷲(三重県・尾鷲市)3969.6mm
- 色川(和歌山県・那智勝浦町)3784.7mm
- 御嶽山(長野県・王滝村)3717.1mm
- 中之島(鹿児島県・十島村)3626.7mm
- 西川(和歌山県・古座川町)3591.2mm
ベスト10はすべて、標高の高い山あいの多雨地帯です。
湿った空気が山の斜面を一気に駆け上がって雲をつくり、大量の雨を降らせます。
1位の屋久島は「ひと月に35日雨が降る」と言われるほどで、年間4600mm超。紀伊半島の尾鷲・色川・西川、四国山地の魚梁瀬・鳥形山、伊豆の天城山、霧島連山のえびの高原など、日本有数の多雨地点が並びます。
年間4000mmを超える地点も多く、東京(年およそ1600mm)の2倍以上の雨が降っています。
雨が少ない地点ワースト10とその理由
逆に、年間降水量が少ないワースト10です。少ない順に並べています。
- 常呂(北海道・北見市)710.6mm
- 留辺蘂(北海道・北見市)749.6mm
- 湧別(北海道・湧別町)750.7mm
- 伊達(北海道・伊達市)769.3mm
- 北見(北海道・北見市)774.8mm
- 東藻琴(北海道・大空町)777.0mm
- 美幌(北海道・美幌町)778.6mm
- 津別(北海道・津別町)787.1mm
- 本別(北海道・本別町)790.6mm
- 小清水(北海道・小清水町)796.2mm
ワースト10はすべて北海道、それもオホーツク海側から道東の内陸に集中しています。
北海道は梅雨がなく台風の影響も小さいうえ、これらの地域は大雪山系などの山の風下にあたるため、雪も雨も少なくなります。
年間700mm台と、1位の屋久島の6分の1ほどしかありません。
全体を見ると、「太平洋側の山あいは雨が多く、北海道の内陸は少ない」という降水量の地域差が、地点別のランキングにもはっきり表れています。
まとめ
今回の内容をまとめました。
- 降水量が多い都道府県ランキング1位は高知県(年およそ2666mm)
- 上位は太平洋側の南日本(高知・宮崎・鹿児島)と北陸(石川・富山)。梅雨・台風や冬の雪で多くなる
- 少ないのは長野県(全国最少・年およそ965mm)や瀬戸内、北海道。山に囲まれて湿った空気が届きにくい
- 市町村(アメダス地点)別の1位は鹿児島県の屋久島。標高の高い山あいの多雨地帯が上位を占める
- 逆に少ないのは北海道のオホーツク側・道東(常呂など)。年間だけでなく各月でも並び替えできるので、自分の街の近くの地点もチェックしてみてね
以上が、「降水量が多い都道府県・市町村ランキング|日本一雨が多い・少ないのは?|ベスト・ワースト」でした。
読んでいただきありがとうございました。
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