紅葉 見頃 今週末(11月7・8日)2026|いろは坂・十和田湖・大涌谷など13か所が見頃、44か所の見頃カレンダーと週末の天気

気象

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こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

【すぐわかる答え】今週末(11月7日・8日)の紅葉は、こうなる予想です。

  • 見頃:日光のいろは坂(東照宮は8日から)、十和田湖・奥入瀬渓流、鳴子峡、箱根の大涌谷、河口湖の御坂峠、金沢の医王山、大山、生駒山、英彦山など13か所。標高の高い所と東北が中心
  • まだ先:京都・大阪・東京などの市街地は11月中旬〜12月中旬(京都の市街地は11月下旬〜12月中旬)
  • 週末の天気:太平洋側を中心に晴れる予想(気象庁の週間予報)。北陸は7日に雨、青森は雪まじり

※見頃は、現地の色づきの実況ではなく、気象庁の気温の観測データから計算した予想です。

「紅葉、今週末はどこが見頃?」「まだ早い?もう遅い?」――この秋は9月〜10月の暑さで、全国的に色づきが遅れています。いっぽうで、標高の高い所や東北では、すでに見頃に入った名所もあります。

このブログでは10月から、気象庁の気温の観測データをもとに全国18エリア・44か所の名所の見頃を予想する記事を書いてきました。この記事は、それらの予想を1枚のカレンダーにまとめた「全国版」です。週末を選ぶと「見頃」「もうすぐ」「見頃過ぎ」に名所を分け、気象庁の最新の週間予報から週末の天気も自動で表示するチェッカーを作りました。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 11月7・8日の週末に見頃の予想:13か所(全44か所中)。日光のいろは坂・東照宮、十和田湖・奥入瀬、鳴子峡、箱根・大涌谷、御坂峠、医王山、大山、生駒山、英彦山など、標高の高い所と東北
  • もうすぐ見頃(10日以内に見頃入り):13か所。箱根の芦ノ湖・仙石原、河口湖もみじ回廊、昭和記念公園、六義園・新宿御苑、奈良公園など
  • 見頃過ぎ:奥日光(湯ノ湖・戦場ヶ原)、中禅寺湖、軽井沢、蔵王温泉、くじゅうの夢大吊橋
  • 見頃の名所がいちばん多いのは11月21〜23日の三連休(22か所。21・22日の2日間でも22か所)と11月28・29日(21か所)。京都の清水寺・永観堂は11月最終週〜12月中旬
  • 週末の天気(気象庁 11月3日17時発表の週間予報):東京・栃木・山梨・大阪・奈良・広島・福岡などは7日「晴れ時々くもり」で降水確率10〜20%。石川は7日に雨の可能性70%、青森は雪まじりの予想で冷え込みに注意(11月3日17時発表時点。信頼度Cの日もあり、予報が変わりやすい)
  1. 週末の紅葉チェッカー:全国44か所の見頃と天気
  2. 図解:見頃は「標高」と「朝の冷え込み」で決まる
  3. 今週末(11月7・8日)に見頃の予想の名所 一覧
    1. もうすぐ見頃(11月9日〜18日に見頃入り)
    2. 見頃過ぎ(11月6日までに見頃の期間が終わった)
  4. 週末の天気:太平洋側は晴れ、日本海側と北日本は雨や雪に注意
  5. 11月の週末ごとの見頃カレンダー(全国44か所)
  6. エリア別:この週末の紅葉狩りのヒント
    1. 東北:十和田湖・奥入瀬、鳴子峡は見頃の後半
    2. 関東甲信:日光は東照宮へ、箱根は大涌谷、河口湖は峠
    3. 北陸・東海:金沢は医王山、兼六園は11月20日ごろから
    4. 近畿:生駒山が見頃、京都・奈良はまだ先
    5. 中国・九州:大山と英彦山が見頃
  7. 過去の11月7日の天気:晴れやすい?寒い?
  8. 今年の紅葉はなぜ遅い?エリア別の記事でわかったこと
  9. 紅葉狩りの注意点:予想の使い方と服装
    1. 見頃の予想は「数日ずれる」前提で
    2. 雨と強風のあとは落葉が進む
    3. 山の上は「平地より5〜8℃低い」
    4. 晴れの日の午前中がいちばんきれい
  10. よくある質問
    1. Q. 今週末(11月7・8日)に紅葉が見頃の所はどこ?
    2. Q. 京都の紅葉の見頃はいつ?
    3. Q. 東京で紅葉が見頃になるのはいつ?
    4. Q. 紅葉の見頃の名所がいちばん多い週末は?
    5. Q. 今年の紅葉はなぜ遅いの?
    6. Q. 紅葉の見頃はどうやって予想しているの?
    7. Q. 週末の天気はどうやって調べればいい?
  11. 出典・データについて

週末の紅葉チェッカー:全国44か所の見頃と天気

まずはチェッカーで、行きたい週末を選んでください。名所の名前を押すと、そのエリアのくわしい記事(標高別の予想や、紅葉日の記録)に移動します。

週末の紅葉チェッカー(全国44か所)
週末(または日付)と地方を選ぶと、各記事の予想にもとづいて名所を「見頃」「もうすぐ」「見頃過ぎ」に分けます。7日先までの週末は、気象庁の週間予報(最新の発表)から天気も自動で表示します。
※見頃の期間は、このブログの各エリアの記事(10月8日〜11月1日作成)で、気象庁の気温データから計算した予想です。その後の冷え込み方で数日ずれることがあります。天気は気象庁の府県週間予報(各府県の代表地域)を表示しています。

図解:見頃は「標高」と「朝の冷え込み」で決まる

紅葉の色づきは、葉の中の緑色の色素(クロロフィル)が分解され、赤い色素(アントシアニン)がつくられることで進みます。そのスイッチになるのが朝の冷え込みです。このブログの各記事では、最低気温が8℃を下回る日を「色づき始めの合図」、5℃を下回る日を「見頃へのスイッチ」として、そこから見頃までの日数を過去の観測から求めています。

気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるので、同じエリアでも標高が高い所ほど早く冷え込み、早く見頃になります。下の図は、箱根の5つの名所の見頃予想を、見頃が早い順(おおむね標高の高い順)に並べたものです。標高1,050mの大涌谷と約100mの箱根湯本では、見頃が約4週間ずれます。

箱根の紅葉:標高が高いほど早く見頃に(2026年の予想)11/111/811/1511/2211/2912/612/13今週末大涌谷標高約1,050m11/1〜11/15芦ノ湖・元箱根11/10〜11/24仙石原・長安寺11/11〜11/25強羅公園・箱根美術館11/16〜11/30箱根湯本標高約100m11/28〜12/12
箱根の名所別の見頃予想(「箱根の紅葉 見頃2026」の計算)。縦の帯が今週末(11月7・8日)。標高の高い大涌谷だけが見頃の期間に入っている

つまり「今週末に紅葉を見たい」なら山の上・高原・東北、「市街地の名所に行きたい」なら11月下旬〜12月上旬が基本です。各記事の計算でも、11月上旬に見頃の期間に入るのは標高の高い所と東北の名所がほとんどです。

今週末(11月7・8日)に見頃の予想の名所 一覧

名所エリア見頃の予想
いろは坂(中腹)日光(栃木)10/29〜11/12
日光東照宮日光(栃木)11/8〜11/22
十和田湖畔・蔦沼十和田(青森)10/27〜11/10
奥入瀬渓流(石ケ戸付近)十和田(青森)10/28〜11/11
鳴子峡・中山平口鳴子(宮城)10/27〜11/10
鳴子温泉街鳴子(宮城)10/28〜11/11
大涌谷箱根(神奈川)11/1〜11/15
御坂峠・天下茶屋河口湖(山梨)10/28〜11/11
医王山金沢(石川)10/28〜11/20
生駒山大阪(大阪)11/1〜11/20
大山 鍵掛峠大山(鳥取)10/25〜11/8
大山寺大山(鳥取)11/1〜11/20
英彦山福岡(福岡)11/1〜11/20
11月7日(土)・8日(日)に見頃の予想期間に入る名所(全44か所中13か所)。日光東照宮は8日から見頃入りの予想

東北の十和田湖・奥入瀬渓流と鳴子峡は、見頃の後半です。予想どおりなら11月10〜11日ごろまでで、この週末が今シーズン最後の週末になりそうです。日光は、奥日光(湯ノ湖・戦場ヶ原)と中禅寺湖がすでに見頃過ぎで、紅葉の前線は、いろは坂から日光東照宮の周辺へ下りてくる予想です(東照宮は11月8日から)。

関東から近い所では、箱根の大涌谷(11月1〜15日)と河口湖の御坂峠・天下茶屋(10月28日〜11月11日)が見頃です。河口湖畔の「もみじ回廊」は11月10日ごろからの予想なので、今週末は「色づき始め」くらいです。

西日本では、大山(鍵掛峠は11月8日まで、大山寺は11月上旬〜中旬)、生駒山(11月上旬〜中旬)、英彦山(11月上旬〜中旬)が見頃。生駒山(約640m)・英彦山(約750m)など、標高の高い所です。

もうすぐ見頃(11月9日〜18日に見頃入り)

見頃過ぎ(11月6日までに見頃の期間が終わった)

週末の天気:太平洋側は晴れ、日本海側と北日本は雨や雪に注意

気象庁が11月3日17時に発表した府県週間予報(最新の発表は上のチェッカーに自動で表示)では、7日(土)は関東・東海・近畿・中国・九州の太平洋側で「晴れ時々くもり」、降水確率は10〜20%の予想です。いっぽう、石川など北陸は7日に雨(降水確率70%)、青森は7〜8日に雪まじりで、最高気温は6℃・4℃と、平年よりかなり低い12月並みの寒さの予想です。

府県おもな名所7日(土)天気(降水確率)最高/最低8日(日)天気(降水確率)最高/最低
栃木日光晴れ時々くもり(20%)18℃ / 9℃晴れ時々くもり(20%)15℃ / 6℃
青森十和田くもり時々雪(70%)6℃ / 2℃くもり一時雪(60%)4℃ / 1℃
宮城鳴子晴れ時々くもり(30%)12℃ / 7℃晴れ時々くもり(30%)12℃ / 5℃
神奈川箱根晴れ時々くもり(20%)19℃ / 14℃くもり時々晴れ(30%)17℃ / 11℃
山梨河口湖晴れ時々くもり(20%)20℃ / 9℃晴れ時々くもり(20%)17℃ / 6℃
東京高尾山・都内晴れ時々くもり(20%)20℃ / 12℃くもり時々晴れ(30%)17℃ / 10℃
石川金沢・医王山くもり時々雨(70%)14℃ / 9℃くもり一時雨(50%)14℃ / 8℃
大阪生駒山・箕面晴れ時々くもり(20%)19℃ / 12℃晴れ時々くもり(20%)18℃ / 11℃
奈良奈良公園晴れ時々くもり(20%)18℃ / 9℃晴れ時々くもり(20%)18℃ / 8℃
京都京都市内くもり時々晴れ(30%)18℃ / 11℃晴れ時々くもり(20%)17℃ / 9℃
鳥取大山くもり一時雨(50%)16℃ / 9℃くもり時々晴れ(30%)18℃ / 9℃
福岡英彦山晴れ時々くもり(10%)19℃ / 13℃くもり時々晴れ(30%)19℃ / 12℃
気象庁 府県週間予報(2026年11月3日17時発表)。気温は各府県の代表地点(平地)の予想で、山の上はこれより大幅に低くなる。最新の予報は上のチェッカーで自動表示

表の気温は、各府県の代表地点(多くは県庁所在地の平地)の予想です。紅葉の名所は標高が高い所が多く、気温は100mで約0.6℃下がるので、たとえば標高1,050mの大涌谷は、平地より6℃前後低くなります。日光のいろは坂の上や十和田湖畔では、朝は0℃前後まで下がることもあります。服装はこのあとの「注意点」も参考にしてください。

なお、5日(木)は房総半島沖で発生する低気圧の影響で、東京地方は昼ごろまで雨の予想です。伊豆諸島では雷を伴って非常に激しく降る所がある見込みです。雨や風が強いと、見頃を迎えた葉が一気に散ることがあります。標高の高い名所は、雨のあとで落葉が進んでいる可能性があります。

11月の週末ごとの見頃カレンダー(全国44か所)

各週末に「見頃の予想」に入る名所を一覧にしました。数字は見頃の名所の数です。11月後半になると、紅葉の前線は山から市街地へ下りてきて、見頃の名所がいちばん多いのは11月21〜23日の三連休(22か所)です。

週末見頃の数見頃の予想の名所
11/7・813いろは坂(中腹)、日光東照宮、十和田湖畔・蔦沼、奥入瀬渓流(石ケ戸付近)、鳴子峡・中山平口、鳴子温泉街、大涌谷、御坂峠・天下茶屋、医王山、生駒山、大山 鍵掛峠、大山寺、英彦山
11/14・1513日光東照宮、大涌谷、芦ノ湖・元箱根、仙石原・長安寺、河口湖畔・もみじ回廊、国営昭和記念公園、六義園・新宿御苑・小石川後楽園、医王山、生駒山、北摂の山すそ(箕面など)、奈良公園・東大寺、大山寺、英彦山
11/21〜2322日光東照宮、芦ノ湖・元箱根、仙石原・長安寺、強羅公園・箱根美術館、河口湖畔・もみじ回廊、高尾山 山頂、高尾山 ケーブル高尾山駅・薬王院、国営昭和記念公園、六義園・新宿御苑・小石川後楽園、神宮外苑いちょう並木、兼六園・金沢城公園、香嵐渓、名古屋市内の公園、高雄、貴船・鞍馬、大原、北摂の山すそ(箕面など)、大阪城公園・万博記念公園、奈良公園・東大寺、宮島・もみじ谷公園、縮景園など広島市街地、雷山千如寺
11/28・2921強羅公園・箱根美術館、箱根湯本、高尾山 山頂、高尾山 ケーブル高尾山駅・薬王院、高尾山 清滝駅・高尾山口、国営昭和記念公園、六義園・新宿御苑・小石川後楽園、神宮外苑いちょう並木、兼六園・金沢城公園、香嵐渓、名古屋市内の公園、高雄、貴船・鞍馬、大原、清水寺、永観堂、北摂の山すそ(箕面など)、大阪城公園・万博記念公園、宮島・もみじ谷公園、縮景園など広島市街地、雷山千如寺
12/5・610箱根湯本、高尾山 清滝駅・高尾山口、名古屋市内の公園、高雄、貴船・鞍馬、大原、清水寺、永観堂、大阪城公園・万博記念公園、福岡市内の公園
このブログの各エリアの記事の予想(10月8日〜11月1日作成)をもとに集計。週末のどこか1日でも見頃の予想期間に入れば「見頃」とした

京都は高雄(11月18日〜)→貴船・鞍馬→大原→清水寺・永観堂(11月26日〜12月中旬)と、北の山あいから市街地へ順に進みます。今年の京都は9月の最低気温が平年より1.4℃高く、市街地の見頃は平年より1週間ほど遅い計算です。12月5・6日の週末でも、京都市内の5か所すべてが見頃の予想期間に入っています。

東京は、かえでの紅葉日が平年並みの11月28日ごろ、いちょうの黄葉日が平年より3日遅い11月26日ごろの予想。都内の庭園が見頃になるのは11月14日ごろからで、神宮外苑のいちょう並木と合わせて楽しめるのは11月19〜30日ごろです。

エリア別:この週末の紅葉狩りのヒント

東北:十和田湖・奥入瀬、鳴子峡は見頃の後半

十和田湖畔・蔦沼は10月27日〜11月10日、奥入瀬渓流は10月28日〜11月11日、鳴子峡は10月27日〜11月10日の予想で、今週末は見頃の後半です。青森は7〜8日に雪まじりの予想で、最高気温は平地でも4〜6℃。十和田湖畔は標高が400m以上あり、路面の凍結にも注意が必要です。車で行く場合は冬用タイヤを考えてください。

関東甲信:日光は東照宮へ、箱根は大涌谷、河口湖は峠

日光は紅葉の前線がいろは坂(10月29日〜11月12日)から日光東照宮(11月8日〜22日)へ下りてくる予想です。箱根は大涌谷(11月1〜15日)が見頃で、芦ノ湖・仙石原は11月10日ごろから。河口湖はもみじ回廊が11月10日ごろからで、今週末は御坂峠・天下茶屋(10月28日〜11月11日)が見頃です。都内の庭園と高尾山は、11月中旬以降が本番です。

北陸・東海:金沢は医王山、兼六園は11月20日ごろから

金沢の医王山(標高約500〜900m)は10月末〜11月中旬が見頃です。兼六園・金沢城公園は11月20日ごろから。石川は7日に雨の予想(降水確率70%)なので、8日のほうが出かけやすそうです。香嵐渓は11月17日〜12月1日で、中心は11月24日ごろの予想です。

近畿:生駒山が見頃、京都・奈良はまだ先

大阪と奈良の境にある生駒山(約640m)は11月上旬〜中旬が見頃です。奈良公園・東大寺は11月11〜24日ごろ、京都は高雄が11月18日から。今週末の京都・奈良の市街地は「色づき始め」で、見頃は来週以降です。

中国・九州:大山と英彦山が見頃

大山の鍵掛峠は10月25日〜11月8日で見頃の終わりごろ、大山寺は11月上旬〜中旬です。福岡の英彦山(約750m)も11月上旬〜中旬が見頃。くじゅうの九重“夢”大吊橋は11月5日ごろまでの予想で、今週末は見頃過ぎの計算です。宮島は11月17日から、福岡市内の公園は12月上旬です。

過去の11月7日の天気:晴れやすい?寒い?

このブログには、気象庁の過去の観測から「その日の天気がどうだったか」を調べるツールがあります。まずは東京の11月7日前後の天気です。日付を変えれば、紅葉狩りに行く日の「晴れやすさ」を確かめられます。

読み込み中…

次は、11月の各地の平均気温です。都道府県を選ぶと、紅葉の名所があるエリアの11月の気温の目安がわかります。

去年の同じ時期と比べたいときは、こちらのツールが便利です。

読み込み中…

今年の紅葉はなぜ遅い?エリア別の記事でわかったこと

今年の紅葉は「遅い」と言われますが、全国一律ではありません。各記事のデータで見えてきたのは、次のような違いです。

  • 日光:中禅寺湖付近で最低気温が8℃を下回ったのは10月2日で、平年(9月23日ごろ)より9日遅く、31年で4番目に遅い。原因は9月の暑さで、見頃は平年より10日ほど遅いペース(日光の記事)
  • 京都:9月の最低気温の平均が22.1℃で平年より1.4℃高く、気象台の紅葉日は平年(12月5日)より7日遅い12月12日ごろの計算(京都の記事)
  • 東京:9月の最低気温の平均は20.2℃で平年より1.0℃低く、かえでの紅葉日は平年並みの11月28日ごろ(東京の記事)
  • 奈良:最低気温8℃以下の初日が10月29日(7.0℃)。そこから約2週間で、紅葉日は11月14日ごろの見込み(奈良の記事)
  • 大阪・福岡:紅葉日は11月の気温との関係が強い(相関係数は大阪0.53、福岡0.71)。11月が1℃高いと大阪で約2日、福岡で約4.5日遅れる(大阪・福岡の記事)
  • 金沢:紅葉日の平年は11月24日。2024年は観測史上最も遅い12月3日で、2026年は11月28日ごろの見込み(金沢の記事)

共通しているのは、「秋の暑さ」が遅れの原因で、見頃の時期を最後に決めるのは11月の冷え込みだということです。11月の気温の見通しは「11月は暑い?寒い?2026年」にまとめています。

紅葉狩りの注意点:予想の使い方と服装

見頃の予想は「数日ずれる」前提で

このチェッカーの見頃の期間は、各記事を書いた時点(10月8日〜11月1日)の気温の観測と予報から計算しています。その後に強い冷え込みがあれば早まり、暖かい日が続けば遅れます。見頃の期間の「真ん中」をねらうと外れにくく、期間の端の日は、出かける前に現地の観光協会などの紅葉情報も確かめてください。

雨と強風のあとは落葉が進む

見頃の後半に雨や強い風があると、葉が一気に落ちます。とくに日本海側では、11月になると「冬型の気圧配置」で雨や風の日が増えます。今週末に十和田湖・奥入瀬や鳴子峡、大山の鍵掛峠に行く場合は、見頃の後半なので、葉が残っているうちに早めの日程を選ぶのがおすすめです。

山の上は「平地より5〜8℃低い」

紅葉の名所は標高が高い所が多く、気温は100mで約0.6℃下がります。標高1,000mなら平地より約6℃低く、風が吹けば体感はさらに下がります。日光のいろは坂の上や大涌谷、大山の鍵掛峠は、朝夕は真冬の服装が必要な日もあります。服装の目安は「紅葉狩りの服装 2026」、山の上の気温は「11月の山頂は何℃?」で計算できます。

晴れの日の午前中がいちばんきれい

紅葉は、日の光が葉を透かす「逆光」で見るといちばん鮮やかです。11月は日が短く、山あいでは午後3時を過ぎると日が陰ります。晴れた日の午前中〜昼すぎをねらいましょう。11月の穏やかな晴れの日については「小春日和はいつ?」、冷え込みの目安は「今季一番の冷え込みとは」も参考にしてください。週末に晴れる府県は、上のチェッカーの天気の表で確かめられます。

よくある質問

Q. 今週末(11月7・8日)に紅葉が見頃の所はどこ?

このブログの予想では、日光のいろは坂・日光東照宮(8日から)、十和田湖畔・蔦沼、奥入瀬渓流、鳴子峡、箱根の大涌谷、河口湖の御坂峠、金沢の医王山、生駒山、大山(鍵掛峠・大山寺)、英彦山など13か所が見頃の予想期間に入ります。いずれも標高の高い所か東北の名所です。

Q. 京都の紅葉の見頃はいつ?

高雄が11月18日〜12月6日、貴船・鞍馬が11月19日〜12月7日、大原が11月22日〜12月10日、清水寺が11月26日〜12月14日、永観堂が11月27日〜12月15日の予想です。今年は9月の暑さで、平年より1週間ほど遅めの計算です。

Q. 東京で紅葉が見頃になるのはいつ?

国営昭和記念公園が11月12日〜30日、六義園・新宿御苑・小石川後楽園が11月14日〜12月2日、神宮外苑のいちょう並木が11月19日〜12月3日の予想です。高尾山は山頂が11月16日〜30日、ふもとは11月25日〜12月9日です。

Q. 紅葉の見頃の名所がいちばん多い週末は?

全国44か所の予想を集計すると、11月21〜23日の三連休が22か所、11月28・29日が21か所でいちばん多くなります。京都・大阪・名古屋・広島などの市街地や庭園が見頃になる時期です。

Q. 今年の紅葉はなぜ遅いの?

9月〜10月が暑く、色づきのスイッチになる「朝の冷え込み」が遅れたためです。たとえば京都は9月の最低気温の平均が平年より1.4℃高く、日光の中禅寺湖付近で最低気温が8℃を下回ったのは平年より9日遅い10月2日でした。

Q. 紅葉の見頃はどうやって予想しているの?

気象庁の気温の観測データから、最低気温が8℃や5℃を下回った日と、その後に見頃になるまでの日数の関係を過去の記録で求め、名所の標高(100mで約0.6℃低い)を考えて計算しています。くわしい方法は各エリアの記事に書いています。

Q. 週末の天気はどうやって調べればいい?

この記事のチェッカーで週末を選ぶと、見頃の名所がある府県の天気(気象庁の府県週間予報)を自動で表示します。7日先までが表示の対象です。山の上は平地の予想より気温がかなり低くなる点に注意してください。

11月の季節シリーズ 2026
立冬(11月7日) / 酉の市の天気 / 七五三の天気 / 11月は暑い?寒い? / 紅葉 今週末の見頃(この記事)
まとめ
  • 11月7・8日の週末は、日光(いろは坂・東照宮)、十和田湖・奥入瀬、鳴子峡、箱根・大涌谷、御坂峠、医王山、大山、生駒山、英彦山など13か所が見頃の予想
  • 東北の名所は見頃の後半で、この週末がラストチャンスの所が多い
  • 京都・大阪・東京など市街地の見頃は11月中旬〜12月中旬(京都は11月下旬〜12月中旬)。見頃の名所がいちばん多いのは11月21〜23日の三連休(22か所)
  • 週末の天気は太平洋側で晴れの予想。北陸は雨、青森は雪まじりで12月並みの寒さ
  • チェッカーは週末の天気を気象庁の週間予報から自動で表示。出かける前にもう一度確かめてください

出典・データについて

  • 気象庁「府県週間予報」(2026年11月3日17時発表)、気象庁 防災情報のJSONデータ(チェッカーで最新の発表を表示)
  • 気象庁「過去の気象データ検索」(各地の日最低気温・平年値)
  • 気象庁「生物季節観測」(かえでの紅葉日・いちょうの黄葉日)
  • 見頃の期間:このブログの各エリアの記事(2026年10月8日〜11月1日作成)の予想。各記事の計算方法と元データは、それぞれの記事に記載しています

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