石垣島の天気予報が当たらないのはなぜ?にわか雨全国3位を58年分データで検証

気象

こんにちは!のぶやんです。

石垣島の天気予報は当たらないことが多いですよね。

それはなぜなのか?

解説していきます。

のぶやん
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  • 気象予報士
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結論:石垣島の予報が当たりにくいのは、雨雲の“できる場所”が絞れないから

石垣島の天気予報が当たりにくいのは、島の条件がそろっているからです。とくに石垣島は「降ったのに1mmも溜まらないにわか雨」が全国3位という、予報にはいちばん乗りにくいタイプの雨が多い島です。

  1. まわりが海だらけで、雨雲がどこにでも湧く(海上には観測点がほとんどない)
  2. 本州のような大きな山地がないので、雨の降る場所を地形から絞り込めない
  3. 亜熱帯海洋性気候で、季節を問わず暖かく湿った空気に包まれている
  4. 近くを黒潮が流れ、海面水温が高いぶん水蒸気の供給が多い

数字で見ると、石垣島(石垣島)で1日のうちに天気が入れ替わった日は年間58.5%。これは東京(45.1%)の約1.3倍で、全国51地点中5位(1位の宮古島、2位の名瀬に続く上位です)。さらに「概況には雨とあるのに降水量は1mm未満」というにわか雨の日が18.0%もあります。

この記事でわかること
  • 石垣島の天気が「どれくらい変わりやすいのか」を全国51地点と比べた数字
  • 月別に見た晴れ・くもり・雨・にわか雨の出現率(1968〜2025年の58年分)
  • 予報が当たりにくくなる4つの理由と、数値予報そのものの限界
  • 予報に振り回されないための5つのコツ
  • 石垣島の平年値・台風・梅雨など、旅行や暮らしで役に立つ数字

「石垣島の天気予報は当たらない」は本当か?データで確かめる

イメージだけで語っても仕方がないので、まずは観測データで確かめます。気象庁が毎日記録している天気概況(その日の天気を「晴時々曇」のように言葉で表したもの)を、1968年から2025年まで58年分・延べ約2万日ぶん集計しました。

気象庁は予報の的中率を公表していて、沖縄地方は年間を通じて全国平均を下回っています。石垣島を含む八重山地方は、その沖縄地方の中でもとくに雨雲が湧きやすい海域にあります。

① 1日のうちに天気が入れ替わる日が、全国トップクラス

天気概況が「晴時々曇」「曇一時雨」のように書かれている日は、1日のうちに天気が入れ替わった日ということです。この割合を全国51地点で比べてみました。

順位地点天気が変わりやすい日の割合
1宮古島(沖縄県)60.9%
2名瀬(奄美大島)(鹿児島県)59.9%
3盛岡(岩手県)58.6%
4新潟(新潟県)58.6%
5石垣島(沖縄県)58.5%
6福井(福井県)58.3%
7秋田(秋田県)58.0%
8青森(青森県)57.9%
9福島(福島県)57.5%
10松江(島根県)57.5%
11那覇(沖縄県)56.7%
12札幌(北海道)56.6%
45東京(東京都)45.1%
47熊谷(埼玉県)43.9%
48静岡(静岡県)43.2%
49高知(高知県)39.2%
「天気が変わりやすい日」=昼の天気概況に「時々」「一時」「後」が入った日。1968〜2025年の全国51地点を当サイトが集計。千葉と与那国島は天気概況の記録が途中で終わっているため参考値です。

石垣島は58.5%で全国5位。1位の宮古島(60.9%)、2位の名瀬=奄美大島(59.9%)に続きます。東京(45.1%)の約1.30倍で、「1日のうちに天気が変わる」ことが前提の土地です。月別に見ると2月が62.8%で最大。冬から春にかけてが最も読みにくくなります。

② 「降ってるのに、ほとんど積もらない」にわか雨が多い

もうひとつ、南の島らしい特徴があります。天気概況には雨と書かれているのに、その日の降水量は1mm未満という日です。ぱらっと降ってすぐやむ、いわゆる「片降り(かたぶい)」のような雨がこれにあたります。

順位地点にわか雨の日の割合
1福島(福島県)20.8%
2盛岡(岩手県)18.8%
3石垣島(沖縄県)18.0%
4仙台(宮城県)17.5%
5宮古島(沖縄県)17.4%
6札幌(北海道)17.0%
9那覇(沖縄県)13.8%
10名瀬(奄美大島)(鹿児島県)13.5%
38東京(東京都)7.9%
天気概況に雨があるのに日降水量が1mm未満だった日の割合(1968〜2025年・当サイト集計)。

石垣島の18.0%は全国3位。上位の福島・盛岡は雪やみぞれを含む値なので、雨だけで見れば石垣島が実質トップクラスです。東京(7.9%)の約2.3倍。「スコールのように降って、5分後には青空」という八重山の天気は、この数字にそのまま表れています。こうした雨はレーダーに映る前に降り始めることも多く、予報にはほとんど乗りません。

③ 月別に見ると「当たりにくい季節」がはっきりある

晴れくもり雨や雪にわか雨天気が
変わりやすい日
1日の
日照時間
1月28.7%18.7%57.1%20.5%60.1%2.87 時間
2月31.0%18.1%55.2%23.1%62.8%3.19 時間
3月34.5%21.2%48.9%20.1%61.6%3.79 時間
4月39.5%22.9%43.0%18.2%61.1%4.67 時間
5月40.4%18.5%48.2%16.6%62.2%5.31 時間
6月50.6%18.0%40.6%15.3%57.1%7.07 時間
7月68.5%10.8%38.3%13.7%48.1%8.66 時間
8月66.0%8.5%45.2%14.1%53.4%7.70 時間
9月64.5%7.9%46.8%14.0%54.7%6.80 時間
10月55.3%10.1%48.8%18.2%56.9%5.29 時間
11月42.2%12.1%55.8%21.6%62.0%3.89 時間
12月33.6%16.5%56.7%21.5%62.3%3.15 時間
年間46.3%15.3%48.7%18.0%58.5%5.20 時間
石垣島(石垣島)の月別の天気出現率(1968〜2025年・当サイト集計)。

石垣島でいちばん天気が変わりやすいのは2月(62.8%)で、12月62.3%・11月62.0%と続きます。逆に最も安定するのは7月(48.1%)。晴れの日の割合も7月68.5%と南西諸島で最も高く、1月28.7%との差は約2.4倍にもなります。「石垣島=常夏の青空」は夏限定の姿だということが、数字からよく分かります。

月別の割合は下のショートコードでも確認できます(気象庁のデータが更新されると自動で最新になります)。

項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
昼が晴れ28.7%31.1%34.5%39.5%40.4%50.6%68.5%66%64.5%55.3%42.2%33.6%
石垣島の月別の割合(各月の全日数に対する%、1968〜2025年の気象庁観測データから集計)
項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
雨の日(天気に雨)57.1%55.4%48.9%43%48.2%40.6%38.3%45.2%46.8%48.8%55.8%56.7%
石垣島の月別の割合(各月の全日数に対する%、1968〜2025年の気象庁観測データから集計)

【ツール】石垣島と好きな街の天気を比べてみる

下のツールでは、全国51地点 × 12か月で「晴れ」「くもり」「雨」「にわか雨」「天気が変わりやすい日」「1日の日照時間」を比べられます。指標のボタンを切り替えると、その指標の全国ランキングも並び替わります。地点名をクリックすると、その地点の詳しい気候ページに移動します。

読み込み中…

おすすめの見方は次のとおりです。

  • 石垣島 vs 東京(年間)…にわか雨の日は18.0%対7.9%。指標を切り替えて確かめてみてください
  • 石垣島 vs 宮古島(2月)…冬の変わりやすさは石垣島62.8%・宮古島64.0%とほぼ互角です
  • 石垣島 vs 那覇(7月)…夏の晴れは石垣島68.5%が那覇65.8%を上回ります
  • 指標を「1日の日照時間」に…石垣島の年間5.20時間は南西諸島で最も多い値です
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石垣島の気候を平年値で押さえる

ここで、気象庁の平年値(1991〜2020年の30年平均)も確認しておきましょう。

日照時間
(時間)
降水量
(mm)
平均気温
(℃)
日最低気温
(℃)
日最高気温
(℃)
1月84.7135.018.916.721.5
2月91.3124.019.417.222.0
3月118.1134.420.918.623.7
4月130.3146.923.421.326.0
5月164.3190.725.923.928.7
6月212.9208.228.426.630.9
7月261.0142.329.627.732.2
8月232.9249.829.427.332.0
9月189.9259.728.226.031.0
10月157.6211.226.023.928.8
11月115.3138.123.621.526.2
12月89.3155.220.518.423.0
1852.52095.524.5
石垣島(石垣島)の月別平年値(1991〜2020年)。
  • 年間日照時間は1852.5時間で全国831地点中348位。南西諸島では最も日照に恵まれています
  • 年間降水量は2095.5mm(1244地点中339位)
  • 年平均風速は5.4m/sで全国872地点中20位。日本でも指折りの「風の強い街」です
  • 年平均気温は24.5℃で全国916地点中2位、熱帯夜は年128.6日で全国2位。日本一暑い夜が続く島のひとつです
  • 日照が最も少ないのは1月の84.7時間、最も多いのは7月の261.0時間。3倍を超える差があります

全国の中での位置づけは晴れが多い街・雨が多い街ランキング 全国837地点降水量ランキング石垣島の気候ページで確認できます。

石垣島の天気予報が当たりにくい4つの理由

ここからは、なぜ石垣島で予報が外れやすいのかを4つに分けて見ていきます。ひとことで言えば「雨雲がどこにできるかを絞り込めない」ことに尽きます。

理由①:周りが海だらけで、雨雲がどこにでもできる

陸地の上にある観測点と違って、海の上には観測点がほとんどありません。アメダスも気象レーダーも陸地を中心に配置されているので、海上で生まれたばかりの雨雲は「見えていない」ことが多いのです。

石垣島は八重山諸島の中心にあり、四方を海に囲まれています。年平均風速5.4m/s(全国20位)という値も、遮るものがない環境を表しています。気象衛星ひまわりで雲の姿は分かりますが、その雲が雨を降らせるのか、どこに流れて行くのかまでは細かく決められません。これが「レーダーには映っていなかったのに急に降り出す」の正体です。

理由②:本州のような大きな山がなく、雨の降る場所が決まらない

本州では、湿った空気が山にぶつかって持ち上げられる場所で雨が強まります。たとえば九州なら、梅雨時に南西風が吹けば九州山地の西側(長崎・熊本)で大雨になり、台風接近時に南東風が吹けば東側(宮崎・大分)で大雨になる、というように「風向きが分かれば雨の場所もほぼ決まる」のです。

ところが南西諸島の島々には、そこまで大きな山地がありません。地形という「手がかり」がないので、雨雲は海の上でばらばらに湧いて、ばらばらに流れていきます。予報する側からすると、これがいちばん厄介なところです。

理由③:亜熱帯海洋性気候で、いつでも水蒸気がたっぷり

南西諸島は日本で唯一の亜熱帯海洋性気候です。年間を通して暖かく湿った空気に包まれているので、ちょっとしたきっかけで積雲が発達して雨を降らせます。冬でも北寄りの季節風が暖かい海の上を渡ってくる間に水蒸気を補給するため、本州のような「冬型=晴れ」にはならず、曇りや雨の日が多くなります(東京で冬に晴れが多いのはなぜ?と比べると対照的です)。

理由④:黒潮の上を通る空気は、さらに雨を降らせやすい

南西諸島の近くには暖流の黒潮が流れています。海面水温が高いほど空気は多くの水蒸気を含めるので、黒潮の上を通ってきた空気は雨のもとをたっぷり抱えています。6月の平均降水量と海面水温を重ねると、黒潮の流れに沿って雨が多いことがはっきり分かります。

この4つが重なって、「雨が降るのは確実だが、いつどこに降るかは直前まで分からない」という状態が生まれます。海と陸の温度差でできる海風・陸風も、島では日中の雲の湧き方を左右する大きな要素です。

実際の雨雲レーダーを見ると、石垣島の周辺に小さな雨雲が点在しているのが分かります。どの雲が島に当たるかは、直前になるまで決まりません。

そもそも天気予報を100%当てるのは難しい

これは南西諸島に限った話ではありませんが、天気予報の仕組み自体にも限界があります。

天気予報は、スーパーコンピュータが行う数値予報が土台です。「いまの大気の状態がこうだから、少し先はこうなる」という計算を細かく積み重ねて、未来の天気を作ります。ボールを投げたときの軌道を計算して落下点を予測するのと、理屈は同じです。

ところが、この計算には2つの弱点があります。

  1. スタート地点(初期値)が完全ではない…アメダスや気象衛星で観測しているとはいえ、大気のすべてを測ることはできません。とくに海上は観測点がほとんどなく、南西諸島は周囲が海です
  2. カオス(初期値のわずかなズレが時間とともに拡大する)…最初はごく小さな誤差でも、計算を進めるほど大きくなります。先の予報ほど精度が落ちるのはこのためです

それでも予報の精度は年々上がっています。計算機の性能向上と観測網の充実で、降水の有無の的中率は長期的に改善が続いています。予報が変わるのは「いいかげん」だからではなく、新しい観測が入るたびに計算をやり直して、より確からしい答えに更新しているからです(天気予報がコロコロ変わる理由)。

何日先まで信用できるのかは2週間天気予報・10日間天気予報は当たるの?、全国共通の外れる理由は天気予報が当たらないのはなぜ?でも解説しています。

数値予報は、大気を格子で区切って1つ1つのマス目の状態を計算していく仕組みです。マス目が細かいほど現実に近づきますが、そのぶん計算量は爆発的に増えます。

初期値のわずかな違いが、時間が経つほど大きな差になっていく――これがカオスです。だから「明日」は当たっても「1週間後」は外れやすいのです。

それでも長い目で見れば、予報精度は着実に上がってきています。「昔より当たるようになった」というのは、データの上でも事実です。

石垣島で天気に振り回されないための5つのコツ

予報が当たりにくい場所だからこそ、使い方でカバーできます。気象予報士として実際にやっている方法を5つ挙げます。

  1. 前日〜当日は「雨雲レーダー」で追う…週間予報より、直近1時間の実況と短時間予報のほうがはるかに当たります。気象庁のナウキャストは5分ごと、降水短時間予報は10分ごとに更新されます
  2. 「時々」「一時」の予報は“降ったりやんだり”のサイン…石垣島は1日のうちに天気が入れ替わる日が多い土地です。予報文に「時々」「一時」が付いていたら、傘は持って出かけて正解です
  3. 降水確率より“降ったときの強さ”を見る…南の島の雨は短時間で強く降るタイプが多く、1時間に何ミリ降るかを意識したほうが行動を決めやすくなります
  4. 週間予報は「傾向」として使う…3日先までは実用、4日目以降は傾向として見るのが現実的です。信頼度A・B・Cの表示も必ずチェックしましょう
  5. アプリは1つに絞らないWindyのように複数の予報モデルを切り替えられるツールを使うと、「モデルによって答えが割れている日=外れやすい日」が分かります(Windyの精度は?

そして最後に、過去の実績を知っておくこと。下のツールで日付を選べば、石垣島で過去58年間その日がどんな天気だったかが出ます。「この時期はそもそも晴れにくい」と分かっていれば、予定の組み方も変わります。

読み込み中…

石垣島で天気に備えるときの季節カレンダー

石垣島の1年を、観測データから整理しました。「変わりやすさ」と「晴れやすさ」は、はっきり季節で分かれます。

時期天気の傾向気をつけたいこと
1〜2月晴れは1月28.7%・2月31.0%と1年で最低。2月は変わりやすさが62.8%で最大北風が強く、気温のわりに寒く感じます。海には入りにくい時期です
3〜4月晴れが徐々に増え、4月は39.5%。にわか雨は20%前後と多いまま台風はほぼ来ません。海開きは3月下旬から
5月〜6月中旬梅雨(沖縄地方は平年で5月10日ごろ〜6月21日ごろ)。5月の降水量190.7mm降れば強い雨。短時間強雨に注意が必要です
6月下旬〜7月梅雨明け直後。晴れ68.5%、変わりやすさ48.1%と1年で最も安定。日照は月261.0時間7月14日は晴れの出やすさ86.2%と年間トップ。ベストシーズンです
8〜9月晴れは多いが台風シーズン本番。9月21〜22日は雨の降りやすい日の上位八重山は台風の通り道。船・飛行機の欠航に備えを
10〜11月11月17日は雨の降りやすさ62.1%で年間トップ。変わりやすさも62.0%に上昇秋雨と北東季節風の入れ替わりで不安定になります
12月冬型が強まり曇りがち。晴れは33.6%、変わりやすさ62.3%北東の季節風が本格化。半袖では過ごせません
石垣島(石垣島)の観測データと平年値をもとに整理。

台風については、地方別の接近数が公開されています。

順位地方合計(1951〜2025年)年平均平年値
1沖縄553個7.4個7.7個
2伊豆・小笠原401個5.3個5.4個
3奄美300個4.0個4.3個
4九州南部279個3.7個3.9個
5九州北部257個3.4個3.8個
6東海248個3.3個3.5個
7四国244個3.3個3.3個
8関東甲信238個3.2個3.3個
9近畿235個3.1個3.4個
10中国213個2.8個3.0個
11東北192個2.6個2.7個
12北陸186個2.5個2.8個
13北海道119個1.6個1.9個
気象庁「台風の統計資料」の地方別接近数。接近=台風の中心がその地方のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合。

石垣島が含まれる沖縄地方の台風接近数は年平均7.7個で全国1位です。月別では8月が2.2個で最多、9月1.9個、7月1.4個。八重山は台風の進路の真上にあたることが多く、詳しくは石垣島・宮古島の台風シーズンはいつ?月別の接近回数にまとめています。

この記事の数字について
  • 平年値…気象庁が公表する1991〜2020年の30年平均値です
  • 出現率・変わりやすさ指数…気象庁「過去の気象データ」の日ごとの値(1968〜2025年・58年分)を当サイトが集計したものです。天気の判定は昼(06〜18時)の天気概況の文字列によります
  • 「天気が変わりやすい日」…昼の天気概況に「時々」「一時」「後(のち)」が入った日の割合。「晴時々曇」「曇一時雨」のように1日のうちに天気が入れ替わった日を数えたものです
  • 「にわか雨の日」…天気概況に雨が出てくるのに、その日の降水量が1mm未満だった日。ぱらっと降ってすぐやむ雨の多さを表します

よくある質問(FAQ)

Q. 石垣島の天気予報は当たらないのですか?

A. 当たりにくい地点です。当サイトが1968〜2025年の天気概況を集計したところ、石垣島は1日のうちに天気が入れ替わった日の割合が58.5%で全国51地点中5位でした。東京(45.1%)の約1.30倍です。

Q. 石垣島の雨はどんな降り方をしますか?

A. 短時間で強く降ってすぐやむ、いわゆるスコール型が多いのが特徴です。天気概況に雨があるのに降水量が1mm未満だった日は年間18.0%で全国3位。雨だけで見れば実質的にトップクラスで、東京(7.9%)の約2.3倍にあたります。

Q. 石垣島でいちばん晴れるのはいつですか?

A. 7月です。晴れの日の割合は68.5%で南西諸島の中でも最も高く、日照時間も月261.0時間と年間最多。日別では7月14日が86.2%、7月15日が81.0%と突出しています。梅雨明け直後がねらい目です。

Q. 石垣島の冬はどんな天気ですか?

A. 曇りがちです。1月の晴れの日は28.7%しかなく、雨や雪の日が57.1%。天気が変わりやすい日も2月62.8%と1年で最大になります。年平均風速5.4m/s(全国20位)の北風が加わるので、体感はかなり寒く感じます。

Q. 石垣島は日本で何番目に暑いですか?

A. 年平均気温24.5℃は全国916地点中2位、熱帯夜(最低気温25℃以上)は年128.6日で全国2位です。一方で猛暑日(35℃以上)は年0.1日しかなく、海に囲まれているため昼の気温は上がりすぎません。「昼はそこまで暑くないが、夜も涼しくならない」のが石垣島の暑さです。

Q. 石垣島は風が強いのですか?

A. 強いです。年平均風速5.4m/sは全国872地点中20位。四方を海に囲まれ、遮るものがないためです。台風時にはさらに強まり、船や飛行機の欠航につながります。

南の島の天気シリーズ(島ごとに数字が違います)

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データベース

まとめ

石垣島の天気予報が当たりにくい理由と、その数字
  • 石垣島は1日のうちに天気が入れ替わった日が年間58.5%(全国5位)。東京の約1.30倍
  • にわか雨の日は18.0%で全国3位。雨だけで見れば実質トップクラスです
  • 晴れの日は7月68.5%に対し1月は28.7%。青空は夏に偏っています
  • 年平均気温24.5℃(全国2位)、熱帯夜128.6日(全国2位)、平均風速5.4m/s(全国20位)
  • 理由は周りが海・大きな山がない・亜熱帯海洋性気候・黒潮の4つ
  • ベストシーズンは梅雨明け直後の6月下旬〜7月(7月14日は晴れ86.2%)

石垣島の雨は「長く降り続く雨」ではなく「一気に降って、すぐ上がる雨」です。予報が外れたと感じるのは、この降り方のせいでもあります。雨雲レーダーを1枚見ておくだけで、旅の満足度はずいぶん変わります。

この記事のツールは地点も月も自由に変えられます。住んでいる街や旅行先を並べてみると、石垣島の天気の“クセ”がもっとはっきり見えてくると思います。読んでいただきありがとうございました。

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