結論:「あの日の天気」を調べる一番早い方法は、当サイトの 過去の天気検索(全国936地点・明治〜今日まで無料)に日付と地点を入れることです。1時間ごとの値や公的な証明が必要なときは、気象庁のサイトと気象台を使います。この記事では、気象予報士の私が普段使っている調べ方を、目的別にまとめました。
| 調べたいこと | 一番早い方法 | ひとこと |
|---|---|---|
| 特定の日の天気・気温・雨 | 過去の天気検索(当サイト) | 936地点・明治〜今日。順位や平年差も同時に出ます |
| 1時間ごと・10分ごとの値 | 気象庁「過去の気象データ検索」 | 「時別値」「10分ごとの値」を選ぶ |
| その日の天気図 | あの日の天気図(この記事内) | 1883年〜。気象庁「日々の天気図」は2002年〜 |
| 雷が鳴っていたか | 雷・雷注意報の過去データ検索 | 観測と注意報の両方を確認 |
| 去年の同じ月と比べたい | 地点別の気候データ | 平年値・全国順位・月別 |
| 保険・裁判などの証明 | 気象台の「気象証明」 | 有料・公的な証明書 |
| 過去の「予報」が何と言っていたか | 原則は保存されていません | 実況(実際の天気)とは別物です |
こんにちは、気象予報士ののぶやんです。「あの日の天気ってどうだったっけ?」は、思い出の日から仕事のトラブル対応まで、意外とよくある調べものです。それぞれの方法の使い方とつまずきやすい点を、順番に説明します。

僕の簡単なプロフィールです。
- 気象予報士
- 家族だんらんが好き
方法1:当サイトの「過去の天気検索」で調べる(最速・無料)
日付と地点を選ぶだけで、その日の天気を表示するツールです。気象庁の観測データを当サイトが取り込み、見やすく整理しています。
- 過去の天気検索 を開く
- 調べたい日付を選ぶ(明治の観測開始日から今日まで)
- 地点を選ぶ(都道府県→観測地点。全国936地点)
表示される内容:昼・夜の天気概況、平均・最高・最低気温、降水量、平均・最大風速(風向)、湿度、日照時間、降雪・積雪。さらに「その月で何番目に暑かったか」「平年と比べてどうか」といった順位と平年差も同時に出るので、「暑い日だった」が数字で言えます。
注意:「晴れ・くもり・雨」の天気概況を記録しているのは気象台(各県に1〜数か所)だけです。アメダス地点では、日照時間と降水量から当サイトが天気を推定して表示しています(推定であることはツール上に明記しています)。
この場で調べる(47都道府県・1968年以降の簡易版)
都道府県と日付を入れると、その県の気象台の天気がすぐに出ます。全936地点・明治以降の詳細版は上の 過去の天気検索 をご利用ください。
🌤 過去の天気を調べてみよう
※ボタンを押すとその日の 昼(06:00-18:00) と 夜(18:00-翌日06:00) の天気概況や気温・風・湿度などがこのページ内に表示されます。データは気象庁「過去の気象データ検索」より取得しています。
なぜ1968年より前は「天気」が出ないのか
気温や降水量は明治時代から観測されていますが、「曇一時晴後一時雨」のような天気概況を全国統一の形式で電子化して公開しているのは、気象庁の「日ごとの値」で1967〜1968年以降の分です(アメダスは1974年以降)。それより前の日は、気温・降水量・日照時間と、その日の天気図から推定するのが現実的な方法です。
方法2:気象庁「過去の気象データ検索」の使い方
元データを直接見たい人、1時間ごとの値が欲しい人は、気象庁の 過去の気象データ検索 を使います。無料で、登録も不要です。
- 「地点の選択」で都府県・地方を選び、地図から観測地点を選ぶ
- 「年月日の選択」で年・月・日を選ぶ
- 「データの種類」から見たい表を選ぶ:日ごとの値(1か月分の日別表)、時別値(1時間ごと)、10分ごとの値、月ごとの値、年ごとの値 など
| つまずきポイント | 対処 |
|---|---|
| 地点名が市の名前と違う | 観測所名で載っています(例:埼玉県の県庁所在地は「さいたま」ではなく「熊谷」が気象台)。地図から選ぶのが確実です |
| 天気概況の列がない | 天気概況があるのは気象台・測候所だけ。アメダスは気温・雨・風・日照のみです |
| 数値の横に「)」「]」の記号 | 「)」は準正常値(一部欠測あり)、「]」は資料不足値。記号の説明は表の下にあります |
| 大量の日付をまとめて見たい | 過去の気象データ・ダウンロード でCSVを取得できます(地点・期間・項目を指定) |
気象庁サイトは情報量が多い分、初めてだと迷いやすいです。「まず当サイトのツールで当たりをつけて、細かい時間別の値だけ気象庁で見る」という使い分けが、私のおすすめです。
方法3:tenki.jp・goo天気などの民間サイト
tenki.jp(日本気象協会)やgoo天気などにも「過去の天気」ページがあり、スマホで見やすいのが利点です。ただし、さかのぼれる期間は近年の数年〜十数年分が中心で、明治〜昭和の日付や、順位・平年差までは分かりません。「最近のあの日」を手早く確認する用途に向いています。
過去の天気図を調べる方法
「天気が悪かったのは分かったけど、どんな気圧配置だったのか」を見たいときは天気図です。下のツールに年月日を入れると、その日の天気図が表示されます。
📅 あの日の天気図を見てみよう
1883年3月1日〜本日までの日付を選んでください。
※ 1883年3月〜2022年9月は国立国会図書館デジタルコレクション、2022年10月以降は気象庁「日々の天気図」から表示します。
1883年(明治16年)3月1日から調べられます。この日は気象庁の前身が日本で初めて天気図を作った日です。直近の天気図は気象庁の 日々の天気図(2002年以降、月ごとのPDF)、古いものは国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧できます。
過去の「天気予報」は調べられる?
「その日の朝の予報は何と言っていたか」を知りたいケース(予定を決めた根拠の確認など)もあります。結論から言うと、気象庁は過去の予報文を検索できる形では一般公開していません。予報は発表のたびに上書きされるためです。
- Internet Archive(Wayback Machine)に、当日の気象庁や天気サイトのページが保存されていれば見られることがあります
- 「実際にどんな天気だったか(実況)」は、この記事の方法1・2で確実に調べられます
- 予報が当日変わる仕組みは 天気予報がコロコロ変わる理由 で解説しています
保険・裁判・仕事で「証明」が必要なとき:気象証明
事故の日の風や雨、工事が中止になった日の天候など、公的な証明書が必要な場合は、最寄りの気象台に「気象証明」を申請します。気象庁の観測データに基づいて、天気・気温・降水量・風速などを証明してもらえます(有料・発行まで日数がかかります)。
- 申請の前に、当サイトや気象庁サイトで無料で下調べをして、証明したい項目(例:最大瞬間風速、日降水量)と地点を絞っておくとスムーズです
- 証明できるのは観測地点の値です。自宅や現場そのものの値ではないため、最寄りの観測地点を確認しておきましょう
- 手数料や申請書の様式は、気象庁「気象証明・鑑定」のページで最新情報をご確認ください
目的別:こんなときはこう調べる
| 目的 | 調べ方 |
|---|---|
| 生まれた日・結婚式・記念日の天気 | 過去の天気検索 で日付と地点を指定。天気図もあわせて見ると思い出が深まります |
| 運動会・旅行の日は毎年どんな天気か | 地点別の気候データ で月別の平年値・晴れの出現率を確認 |
| 事故・トラブルの日の風や雨 | 方法1で日別、気象庁の「時別値」で時間帯を確認。雷は 雷チェッカー。数値の目安は 風速の目安・降水量の目安 へ |
| 去年の夏と今年の夏を比べたい | 猛暑日ランキング・熱帯夜ランキング の年代別データ、または方法1で同じ日を2年分引く |
| 観測史上いちばん暑かった日・雨が多かった日 | 最高気温ランキング・降水量ランキング(気象庁の記録から自動更新) |
何年前まで調べられる?観測の始まりを知っておく
| データ | さかのぼれる目安 |
|---|---|
| 気温・降水量など(気象台) | 明治時代から。函館1872年、東京1875年など地点により開始年が異なります |
| 天気概況(晴れ・雨など) | 1967〜1968年以降(気象台・測候所) |
| アメダス(気温・雨・風・日照) | 1974年以降。地点により開始年が異なります |
| 天気図 | 1883年3月1日以降 |
| 気象庁「日々の天気図」PDF | 2002年以降 |
「その地点のデータはいつからあるか」は、当サイトの 過去の天気検索 で地点を選ぶと表示されます。
去年の今頃と比べる(今年・去年・平年)
「去年の今頃はどんな天気だった?」を調べる一番簡単な方法が、このツールです。地点と基準日を選ぶと、直近の最高気温・最低気温・降水量・晴れの日数を今年・去年(好きな年に変更可)・平年で並べ、日ごとの表と折れ線グラフで見比べられます。気象庁の日別値を前日分まで自動で取り込みます。
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1年をまるごと振り返るなら、地点×年の天気まとめ(沖縄・那覇の2025年・東京の2025年・大阪の2025年・福岡の2025年)もどうぞ。
よくある質問
Q. 過去の天気は何年前まで調べられますか?
気温や降水量などの観測値は、気象台がある地点なら明治時代(東京は1875年、函館は1872年など)までさかのぼれます。「晴れ・くもり・雨」といった天気概況は、気象庁が統一した形で公開しているのが1967〜1968年以降のため、それより前は天気図や気温・降水量から推定することになります。アメダス地点は1974年以降です。
Q. 特定の日の天気を一番早く調べる方法は?
当サイトの「過去の天気検索」で日付と地点を選ぶのが最速です。全国936地点について、その日の天気・最高気温・最低気温・降水量・風・日照時間に加え、「その月で何番目に暑かったか」などの順位まで一度に表示されます。
Q. 1時間ごとの気温や雨量を知りたいときは?
気象庁「過去の気象データ検索」で地点と日付を選び、「時別値」を表示すると1時間ごとの値が見られます。「10分ごとの値」もあります。
Q. 過去の「天気予報」(予報が何と言っていたか)は調べられますか?
気象庁は過去に発表した予報文を検索できる形では一般公開していません。Internet Archive(Wayback Machine)に当日の予報ページが保存されていれば見られることがあります。実際にどんな天気だったか(実況)は上の方法で確実に調べられます。
Q. 保険や裁判で、その日の天気を証明したいときは?
最寄りの気象台に「気象証明」を申請すると、観測データに基づく公的な証明書が発行されます(有料・日数がかかります)。申請前に当サイトや気象庁サイトで無料で下調べをしておくと、必要な項目(風速・降水量など)を絞り込めます。
役に立った使い方があれば教えてください
「こんな調べ方で助かった」「こういう日を調べたい」といった声は、記事やツールの改善にそのまま生かしています。下のフォームからお気軽にどうぞ。
まとめ
- 特定の日の天気は、当サイトの「過去の天気検索」が最速(936地点・明治〜今日・順位つき)
- 1時間ごとの値やCSVは気象庁「過去の気象データ検索」「データ・ダウンロード」
- 天気図は1883年以降を記事内のツールで、2002年以降は気象庁「日々の天気図」でも
- 過去の「予報」は基本的に残っていない。実況は確実に調べられる
- 公的な証明が必要なら気象台の「気象証明」。申請前に無料で下調べを
以上、「過去の天気の調べ方」でした。読んでいただきありがとうございました。



