霜降2026はいつ?10月23日|霜降に霜は降りる?51地点の気温と「最低3℃以下」の今と昔【都市別ツール】

気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

2026年の霜降(そうこう)は10月23日(金)です。二十四節気の18番目で、「露が冷たい霜に変わり始めるころ」とされます。国立天文台の暦要項では、太陽が黄経210度を通る瞬間は10月23日18時38分。次の立冬(11月7日)の前日、11月6日までが霜降の期間です。

でも、実際に10月下旬に霜が降りる街はどれくらいあるのでしょうか。この記事では、元気象庁職員の気象予報士として、全国51地点の1968〜2025年の毎日の気温(58年分)から、霜降のころの平年の気温、寒露・立冬との差、そして「霜降までに霜の目安(最低気温3℃以下)になった年」の割合を調べました。地点を選ぶと、あなたの街の霜降の気温と今年の実況がわかるツールも置いています。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 霜降は2026年10月23日(金)。期間は11月6日まで。七十二候は「霜始降」「霎時施」「楓蔦黄」
  • 霜降のころ(10月20〜26日)の51地点の平年は最高21.6℃・最低13.5℃。寒露のころより最低気温が約2.9℃、立冬のころまでにさらに約2.7℃下がる
  • 霜降までに最低気温3℃以下(霜の目安)になる年が多いのは、51地点で盛岡だけ(1991〜2020年は70%)。札幌30%、青森13%、長野7%、山形3%。東京・大阪・福岡など残り46地点は0%
  • 1968〜90年は盛岡100%・青森78%・札幌74%・山形48%・長野43%。霜降のころの朝の気温は、1968〜90年と比べて直近10年は51地点平均で約1.9℃高く、霜は「霜降」の名前より遅く来るようになった
  • 執筆時点(10月11日)では、2026年に3℃以下になった地点はまだなし(最も低いのは盛岡の5.1℃)。気象庁の1か月予報(10月8日発表)は全国で気温「高い」60〜70%。最新の実況と予報はツールで自動表示

▶ あなたの街の霜降の気温と今年の冷え込みを調べる(ツールへ)

霜降とは?2026年はいつからいつまで

霜降の日2026年10月23日(金)18時38分(太陽黄経210度)
霜降の期間10月23日〜11月6日(次の立冬は11月7日)
前後の節気寒露(10月8日)→ 霜降(10月23日) → 立冬(11月7日)
七十二候初候「霜始降(しもはじめてふる)」10月23日ごろ/次候「霎時施(こさめときどきふる)」10月28日ごろ/末候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」11月2日ごろ
時刻は中央標準時。国立天文台「令和8年(2026)暦要項」より

霜降は晩秋の季語でもあります。2026年は霜降の3日前の10月20日18時13分が秋の土用の入り(国立天文台の暦要項)で、立冬の前日の11月6日までの「秋の土用」が霜降の期間とほぼ重なります。柿やりんご、きのこ、新米などがおいしくなる季節です。

霜降は、秋の最後の節気です。名前のとおり霜が降り始め、朝晩の冷え込みが一段と強まり、山では紅葉が進むころとされます。二十四節気は中国の黄河流域の気候をもとにしているため、日本の各地の実際の季節とは少しずれがあります。そこで、日本の51地点の観測データで「霜降のころ」の本当の姿を見ていきます。

ツール:あなたの街の「霜降の気温」と、今年の冷え込み

地点を選ぶと、霜降のころ(10月20〜26日)の平年の気温、寒露・立冬との差、霜の目安(最低気温3℃以下)が霜降までに来た年の割合、1968年からの推移、今年の実況(9月15日以降)が表示されます。気象庁の最新の1か月予報も自動で反映されます。

51地点の一覧(霜降のころの最低気温が低い順)
※平年は1991〜2020年の平均。「霜降のころ」は10月20〜26日、「寒露のころ」は10月5〜11日、「立冬のころ」は11月4〜10日の7日間の平均。「霜の目安」は気象台の観測点(地上1.5m)の最低気温3℃以下で、9月15日以降の初日を数えています。東京は2014年12月に観測場所が大手町から北の丸公園に移り、最低気温が以前より低めに出ます。今年の実況は気象庁の速報値です。

図解:なぜ「最低気温3℃」で霜が降りるの?

晴れて風が弱い夜(雲がないと熱が宇宙へ逃げる)地面の熱が逃げる(放射冷却)気温の観測(地上1.5m)3℃地面・草の表面0℃以下霜(地面近くの水蒸気が氷になる)
図1 晴れて風の弱い夜は、地面近くが観測点(1.5m)より数℃低くなる。最低気温3℃以下が霜の目安とされる理由(模式図)

気温は地上1.5mの高さで測ります。晴れて風の弱い夜は、地面から熱が宇宙へ逃げる「放射冷却」で、地面や草の表面は1.5mの気温より数℃低くなります。このため、観測される最低気温が3℃前後でも、地面近くは0℃を下回って霜が降りることがあります。農業や家庭菜園で「最低気温3〜4℃の予報なら霜に注意」といわれるのはこのためです。この記事でも、最低気温3℃以下を「霜の目安」として数えています。初霜・初氷の平年日は初霜・初氷はいつ?2026年|都市別の平年日でくわしくまとめています(集計期間が違うため、日付が数日ずれることがあります)。

データ①:霜降のころの気温は?寒露・立冬と比べた51地点の平年

51地点の平年(1991〜2020年)を平均すると、霜降のころ(10月20〜26日)は最高21.6℃・最低13.5℃。寒露のころ(10月5〜11日)の最高24.1℃・最低16.4℃から、15日間で最高気温が約2.5℃、最低気温が約2.9℃下がります。立冬のころ(11月4〜10日)は最高19.4℃・最低10.8℃で、霜降の期間にも最低気温がさらに約2.7℃下がります。

地点寒露のころ
最高/最低
霜降のころ
最高/最低
立冬のころ
最高/最低
札幌18.1/9.515.0/6.611.5/3.8
盛岡19.3/9.716.5/6.513.5/3.4
仙台20.9/13.518.5/10.416.2/7.3
新潟22.3/14.919.5/11.816.7/8.8
長野21.4/12.518.2/8.715.4/4.8
東京23.2/17.121.0/14.319.0/11.7
名古屋24.6/16.722.0/13.419.4/10.3
大阪25.1/17.622.4/14.720.0/12.0
広島25.2/16.622.3/13.419.8/10.7
福岡25.0/17.622.5/14.720.4/12.5
鹿児島27.0/19.524.8/16.622.8/14.1
那覇28.9/24.227.5/22.826.3/21.6
単位は℃。1991〜2020年の各7日間(寒露10月5〜11日、霜降10月20〜26日、立冬11月4〜10日)の平均。気象庁の日別値から当ブログで集計

霜降のころに最低気温の平年が10℃を下回るのは、札幌・青森・盛岡・秋田・山形・長野の6地点だけです。立冬のころになると22地点に増え、関東の内陸(前橋・熊谷・宇都宮)や新潟・福井、奈良・彦根なども10℃を下回ってきます。東京や大阪の霜降は、最高気温が21〜22℃、最低気温が14〜15℃で、昼は過ごしやすく朝は上着がほしい気温です。

データ②:霜降に霜は降りる?「霜降までに3℃以下」の地点はほぼ盛岡だけ

では、霜降の日(10月23日)までに、霜の目安の「最低気温3℃以下」になる年はどれくらいあるのでしょうか。9月15日以降で初めて3℃以下になった日が10月23日以前だった年の割合を、3つの期間で数えました。

地点1968〜90年1991〜2020年2016〜25年0℃以下(同じ3期間)
盛岡100%70%80%30%/3%/0%
札幌74%30%40%9%/0%/0%
青森78%13%10%4%/0%/0%
長野43%7%0%4%/0%/0%
山形48%3%0%4%/0%/0%
秋田26%0%0%0%/0%/0%
宇都宮22%0%0%0%/0%/0%
福島17%0%0%0%/0%/0%
仙台4%0%0%0%/0%/0%
水戸4%0%0%0%/0%/0%
甲府4%0%0%0%/0%/0%
霜降(10月23日)までに最低気温が3℃以下(右列は0℃以下)になった年の割合。ほかの40地点はどの期間も0%

結果ははっきりしていて、いまの平年(1991〜2020年)で「霜降までに霜の目安」になる年が半分を超えるのは盛岡(70%)だけでした。札幌は30%、青森は13%、長野は7%、山形は3%で、残りの46地点は0%です。東京・名古屋・大阪・福岡などでは、最低気温が3℃以下になる日が11月末までにない年が半分以上で、霜の便りはたいてい12月以降です。

ところが、1968〜90年の23年間を見ると、盛岡は100%(毎年)、青森78%、札幌74%、山形48%、長野43%、秋田26%、宇都宮22%と、東北や長野・北関東でも霜降のころに霜が降りるのは珍しくありませんでした。「霜降に霜が降りる」は、昔の東北や内陸の感覚に近かったといえます。

データ③:霜降のころの朝は、昔と今でどれだけ暖かくなった?

霜降のころ(10月20〜26日)の最低気温を、1968〜90年と直近10年(2016〜25年)で比べると、51地点の平均で11.7℃→13.6℃と約1.9℃上がっていました。東京を除く50地点で上がっていて、上がり方が大きいのは鹿児島(+3.1℃)などです。東京だけはほぼ横ばい(13.0℃→13.0℃)ですが、2014年12月に観測場所が大手町から北の丸公園(木々に囲まれ朝の気温が低め)に移った影響が大きいと考えられます。

最高気温も51地点平均で20.7℃→21.6℃と上がっています。朝の冷え込みが弱くなったことで、霜の目安の3℃以下になる日は遅くなり、紅葉の色づきが遅れる一因にもなっていると考えられます(2026年の紅葉はいつ?暑さで遅れる?)。秋そのものが短くなっている話は秋が短いのはなぜ?51地点58年で検証しています。

霜の目安(最低3℃以下)の初日は、昔より何日遅い?

地点1991〜2020年2016〜25年
盛岡10月21日10月21日
札幌10月31日11月4日
長野11月1日11月1日
青森11月2日11月7日
山形11月2日11月11日
秋田11月10日11月14日
福島11月10日11月10日
水戸11月13日11月20日
宇都宮11月13日11月14日
仙台11月16日11月20日
甲府11月16日11月14日
奈良11月18日11月30日
9月15日以降で最低気温が初めて3℃以下になった日の中央値(早い順の12地点)。51地点のうち26地点は、1991〜2020年の半分以上の年で11月末までに3℃以下にならない

いまの平年でも、霜降(10月23日)より前に霜の目安の初日が来るのは盛岡(10月21日)だけ。札幌は10月31日、長野は11月1日で、霜降の期間中です。直近10年では、山形(9日)・水戸(7日)・青森(5日)など多くの地点で初日がさらに遅くなっています。奈良は11月18日→11月30日と12日遅くなりました(集計の上限の11月末に近い値です)。甲府のように少し早まった地点もあります。

次候「霎時施(こさめときどきふる)」は本当?10月末は日本海側で雨が増える

霜降の次候は「霎時施(こさめときどきふる)」。冷たい小雨が降ったりやんだりするころ、という意味です。1991〜2020年の51地点の日降水量(1mm以上)で、雨の日の割合を時期別に比べました。

地点10月1〜15日10月16〜27日10月28日〜11月1日
(霎時施のころ)
11月2〜15日
全国51地点31.2%28.9%29.6%28.3%
金沢40.4%39.2%51.3%49.5%
新潟44.7%42.8%48.7%52.4%
札幌36.4%37.5%44.0%47.6%
東京38.0%32.8%24.7%25.2%
大阪29.1%26.9%20.7%20.0%
仙台30.2%23.9%22.0%18.6%
福岡20.4%24.4%23.3%26.7%
日降水量1mm以上の日の割合(1991〜2020年)。気象庁の日別値から当ブログで集計

全国平均では時期による差はほとんどありませんが、金沢は10月16〜27日の39%から霎時施のころは51%、新潟は43%→49%、札幌は38%→44%と、日本海側で雨の日が増えます。一方、東京は33%→25%、大阪は27%→21%と、太平洋側はむしろ雨の日が減ります。冬型の気圧配置が現れ始め、日本海側で「しぐれ」が降り出すころで、七十二候の言葉は日本海側の季節感によく合っています。

2026年の霜降は?執筆時点ではまだ「霜の目安」なし

執筆時点(10月11日)までの気象庁の速報値で、2026年9月15日以降の51地点の最低気温を見ると、3℃以下になった地点はまだありません。いちばん低かったのは10月4日の盛岡の5.1℃で、札幌と長野が7.9℃、青森8.3℃と続きます。10℃を下回った地点も6地点だけです。10月11日には全国のアメダス41地点で真夏日になるなど(17時までの速報値)、10月中旬になっても暖かい日が続いています(10月なのに暑いのはなぜ?2026年)。

気象庁が10月8日に発表した1か月予報(10月10日〜11月9日)では、向こう1か月の気温は北日本で「高い」60%、東日本・西日本・沖縄奄美で「高い」70%。霜降のころも平年より暖かい日が多く、盛岡や札幌でも霜の目安の初日が平年より遅れる可能性があります。ただし、寒気が南下すると一気に冷え込む日もあるので、最新の予報と記事上のツールの実況を確認してください(1か月予報は毎週木曜日に更新され、ツールにも自動で反映されます)。

霜降の日(10月23日)は晴れる?過去58年の天気

1968〜2025年の10月23日の天気を51地点で数えると、昼の天気が「晴れ」で始まる日は平均58%、雨(1日1mm以上)は28%でした。晴れやすいのは岡山・高知(72%)、前橋(71%)など瀬戸内・太平洋側と関東内陸、晴れにくいのは与那国島(31%)、札幌(38%)、山形(40%)など日本海側と南西諸島です。過去の10月23日の天気は、次のツールで日付を前後にずらして確認できます。

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去年の今ごろと比べて今年は暖かいのか寒いのかは、次のツールで確認できます。

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霜降のころの服装と暮らしの目安

都道府県ごとの10月の気温は、次のツールで比べられます。

よくある質問

Q. 霜降(そうこう)は2026年はいつですか?

2026年の霜降は10月23日(金)です。太陽が黄経210度を通る瞬間は10月23日18時38分(国立天文台の暦要項)。期間としては、次の立冬(11月7日)の前日の11月6日までを指します。

Q. 霜降の意味は何ですか?

二十四節気の18番目で、露が冷たい霜に変わり始めるころという意味です。秋の最後の節気で、七十二候は「霜始降(しもはじめてふる)」「霎時施(こさめときどきふる)」「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」です。

Q. 霜降のころの気温は何度くらいですか?

全国51地点の平年(1991〜2020年)の平均で、10月20〜26日は最高21.6℃・最低13.5℃です。東京は最高21.0℃・最低14.3℃、大阪は22.4℃・14.7℃、札幌は15.0℃・6.6℃。寒露のころより最低気温が約2.9℃低くなります。

Q. 霜降のころに本当に霜は降りますか?

気象台のある51地点で、霜の目安の最低気温3℃以下が霜降(10月23日)までに来る年が多いのは盛岡だけ(1991〜2020年で70%)です。札幌30%、青森13%で、東京・大阪・福岡などでは11月末まで3℃以下にならない年が半分以上です。ただし、山間部や盆地では霜降のころに霜が降りる所があります。

Q. 昔は霜降に霜が降りていたのですか?

1968〜90年は、霜降までに最低気温3℃以下になった年が盛岡100%、青森78%、札幌74%、山形48%、長野43%と、今より多くありました。霜降のころの最低気温は、1968〜90年と比べて直近10年は51地点平均で約1.9℃高く、霜は遅くなっています。

Q. 2026年の霜降は暖かいですか?

執筆時点(10月11日)までに51地点で最低気温3℃以下になった所はまだなく、気象庁の1か月予報(10月8日発表)でも全国で気温が「高い」確率が60〜70%です。霜降のころも平年より暖かい日が多くなりそうですが、寒気が入ると急に冷え込む日もあります。

Q. 霜降のころの服装はどうすればいいですか?

東京や大阪など最高気温21〜22℃・最低気温14〜15℃の地域は、長袖に薄手の上着やカーディガン。北日本や長野など最低気温が10℃を下回る地域は、朝晩にコートやニットがほしくなります。

あわせて読みたい

二十四節気と季節の天気シリーズ(2026年秋)
まとめ
  • 2026年の霜降は10月23日(金)。期間は11月6日まで
  • 霜降のころ(10月20〜26日)の51地点の平年は最高21.6℃・最低13.5℃。寒露より最低気温が約2.9℃、立冬までにさらに約2.7℃下がる
  • 霜降までに霜の目安(最低3℃以下)になる年が多いのは盛岡だけ(70%)。1968〜90年は東北・長野でも珍しくなかった
  • 霜降のころの朝は、1968〜90年より直近10年は約1.9℃高い。2026年も10月11日時点で3℃以下の地点はなく、1か月予報も「高い」
  • あなたの街の霜降の気温と今年の実況は、記事上のツールで確認できます

出典・データについて

  • 国立天文台「令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節」
  • 気象庁「過去の気象データ検索」(全国51地点の日最高・最低気温、天気概況、降水量。1968〜2025年の9月15日〜11月30日)を当ブログで集計。平年は1991〜2020年の平均、「霜の目安」は最低気温3℃以下
  • 気象庁「1か月予報」(2026年10月8日発表)、2026年の気温は気象庁の速報値(10月11日まで)
  • 東京の観測場所は2014年12月に大手町から北の丸公園に移転

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