オリオン座流星群2026は晴れる?地域別の確率と見頃の時間|極大10月22日、月が沈む夜半すぎが勝負【過去37年の夜の天気】

オリオン座流星群の夜が晴れる確率を全国49地点で比べた棒グラフと流れ星のイメージ 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

秋の夜空の定番、オリオン座流星群。2026年は10月22日ごろに極大を迎えます(国立天文台)。見えるのは1時間に5〜10個程度と派手ではありませんが、ハレー彗星のちりが流れ星になる、毎年おなじみの流星群です。

今年のポイントは月です。極大のころの月は上弦を過ぎたふくらんだ月(月齢11.5)で、東京では22日1時24分に沈みます。つまり、月が沈んだ夜半すぎから明け方までが勝負。国立天文台も「未明に月が沈んだ後は条件が良い」としています。

あとは晴れるかどうか。そこで、気象庁の「夜の天気概況」がそろう1989〜2025年の37年分について、全国の気象台で10月21日の夜・22日の夜のどちらかが晴れた年の割合を数えました。全国49地点の平均は63.0%。最も晴れやすいのは高知・鹿児島・那覇の78.4%、最も晴れにくいのは横浜・熊谷・鳥取の45.9%で、東京は54.1%でした。

この記事では、地点を選ぶと晴れる確率・最近10年の実際の天気・いま出ている気象庁の予報がまとめて見られるツールを用意しました。元気象庁職員の目線で「どこで・何時に・どんな空なら見えるか」を解説します。

この記事の結論(30秒で読める版)
  • 極大は10月22日ごろ。見頃は21日夜〜23日明け方の「夜半から未明」。月が沈む1時半ごろ(東京)から空が白み始めるまでが狙い目。
  • 21日夜・22日夜のどちらかが晴れた割合(1989〜2025年)は全国平均63.0%。1位は高知・鹿児島・那覇の78.4%、最下位は横浜・熊谷・鳥取の45.9%。
  • 地方別では九州・四国・沖縄が約7割、関東甲信は50.3%で最も低い。東京は54.1%、2晩とも晴れたのは21.6%だけ。
  • 年による差が大きく、2018年は49地点すべて晴れ、2020年は0地点。最終判断は直前の予報で。
  • 明け方の冷え込みは東京で平均14.3℃、札幌6.9℃・盛岡6.6℃。厚手の上着(北日本や山では冬用)とシートを用意して、空全体を広く眺めよう。

ツール:あなたの街でオリオン座流星群は見える?

地点を選ぶと、21日夜・22日夜の晴れる確率、2晩とも雨になる確率、明け方の最低気温、最近10年の実際の夜の天気、そして気象庁がいま発表している予報が表示されます。予報は毎回最新のものを読み込むので、極大の1週間前(10月14〜15日ごろ)からは21日・22日の予報がそのまま並びます。

オリオン座流星群の夜は晴れる? 地点別チェッカー
地点を選ぶと、10月21日夜・22日夜の過去37年(1989〜2025年)の天気と、いま出ている気象庁の予報を表示します。
いま出ている予報(気象庁)
読み込み中…
最近10年の21日夜・22日夜の天気
全国ランキング(どちらかの夜が晴れた割合)
集計:気象庁の天気概況(夜=18時〜翌6時)が「快晴」「晴」で始まった夜を晴れとして当サイトで計算。夜の天気概況がそろう1989年以降が対象(千葉・与那国島は記録の欠けた年を除く)。予報は気象庁の府県天気予報・週間天気予報(日中を中心とした天気)を表示しています。

ツールの「全国ランキング」で、自分の街のバーが黄色で光ります。気象台以外の場所で見る人は、近くの気象台を選んでください。もっと細かく調べたいときは、全国936地点の過去の天気検索で、10月21〜22日の実際の天気をさかのぼって確認できます。

図解:今年は「月が沈んでから明け方まで」が勝負

18時20時22時0時2時4時6時 月が出ている(月明かりで暗い流星は見えにくい) 月の入り 1:24 放射点が昇る 21:13 南の空で最も高い 4:00 いちばんの見頃 日の出 5:53 10月21日夜〜22日明け方(東京)の空のスケジュール 月の入り・日の出は国立天文台、放射点(赤経6時20分・赤緯+16度)の出・南中は当サイト計算
月が沈む1時半ごろから、空が白み始めるまでの約3時間がいちばんの狙い目。22日夜(23日明け方)は月の入りが約1時間遅くなり(東京2時26分)、暗い時間は約2時間に短くなります。

流星群の流れ星は、放射点と呼ばれる空の一点から四方八方へ飛び出すように見えます。オリオン座流星群の放射点はオリオン座の1等星ベテルギウスの北東あたりにあり、東京では21時すぎに東の空に昇り、明け方4時ごろに南の空で最も高くなります(当サイトの計算)。放射点が高いほど流れ星の数は増えるため、もともと「夜半から明け方」が見頃の流星群です。

2026年はそこに月が重なります。極大前後の月は上弦(19日)と満月(26日)の間で、夜半まで明るく輝いています。月明かりがあると暗い流れ星が見えなくなるため、月が沈んだあと、空が白み始めるまでの約3時間がいちばんの狙い目です。

地点22日の月の入り
(21日夜の観察)
23日の月の入り
(22日夜の観察)
根室0:491:57
東京1:242:26
京都1:412:43
高知1:522:53
鹿児島2:073:06
極大前後の月の入り時刻(国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」より)。西の地方ほど月の入りが遅くなります。

月の入りは西へ行くほど遅く、鹿児島は東京より40分ほど遅くなります。月が沈む前でも、夜半前の月は南西〜西の空にあります。月を背にして、放射点のある東〜南東の空や頭上を眺めるだけで、月明かりの影響はかなり減らせます。月の動きや見え方の基本は、中秋の名月が見える確率の記事でも解説しています。

オリオン座流星群とは?ハレー彗星のちりが毎年降ってくる

流星群は、彗星が軌道上にまき散らしたちりの帯の中を、地球が毎年同じ時期に通過することで起こります。ちりが秒速数十kmで大気に飛び込み、上空100km前後で光るのが流れ星です。オリオン座流星群のもとになっているのは、約76年周期で太陽のまわりを回るハレー彗星。5月のみずがめ座η(エータ)流星群も、同じハレー彗星のちりによるものです。

オリオン座流星群の流れ星は秒速約66kmとスピードが速く、明るいものは光の筋(流星痕)を残すこともあります。数は1時間に5〜10個程度(国立天文台)なので、「10分に1個くらい」を気長に待つつもりで出かけましょう。年によっては数が多くなることもあり、空の暗い場所ほど見える数は増えます。

データ検証①:晴れやすい街・晴れにくい街ランキング

気象庁の天気概況(夜=18時〜翌6時)が「快晴」または「晴」で始まった夜を晴れとして、10月21日の夜・22日の夜のどちらかが晴れた年の割合を地点ごとに計算しました。夜の天気概況が記録されている1989〜2025年の37年分(千葉・与那国島は欠けた年が多いため順位の対象外)です。

順位地点どちらかの夜が晴れ21日夜22日夜22日の最低気温(平均)
1高知78.4%64.9%48.6%14.2℃
1鹿児島78.4%56.8%59.5%16.7℃
1那覇78.4%67.6%62.2%23.0℃
4札幌75.7%59.5%51.4%6.9℃
4名古屋75.7%56.8%48.6%13.5℃
6大分73.0%62.2%48.6%13.9℃
7津70.3%48.6%48.6%13.9℃
7神戸70.3%51.4%48.6%15.4℃
7岡山70.3%56.8%45.9%13.1℃
7広島70.3%59.5%51.4%13.8℃
7福岡70.3%56.8%45.9%15.0℃
7佐賀70.3%56.8%45.9%13.8℃
7宮崎70.3%51.4%54.1%14.5℃
晴れやすい地点(上位13地点・同率を含む)。1989〜2025年の37年分を当サイトで集計。
順位地点どちらかの夜が晴れ21日夜22日夜22日の最低気温(平均)
38前橋54.1%43.2%29.7%11.8℃
38東京54.1%45.9%29.7%14.3℃
38新潟54.1%37.8%37.8%11.6℃
38静岡54.1%45.9%32.4%14.3℃
42福島51.4%40.5%32.4%9.9℃
42宇都宮51.4%40.5%29.7%11.4℃
42甲府51.4%37.8%27.0%11.4℃
42長野51.4%43.2%29.7%8.9℃
46水戸48.6%40.5%29.7%11.2℃
47熊谷45.9%35.1%27.0%12.2℃
47横浜45.9%40.5%24.3%14.2℃
47鳥取45.9%37.8%35.1%12.0℃
晴れにくい地点(下位12地点・同率を含む)。

上位は高知・鹿児島・那覇(78.4%)、札幌・名古屋(75.7%)、大分(73.0%)。太平洋側の西日本と九州が並び、札幌が4位に入っているのが目を引きます。下位は横浜・熊谷・鳥取(45.9%)、水戸(48.6%)、福島・宇都宮・甲府・長野(51.4%)で、関東甲信がずらりと並びました。

各地点の平年の気候は、地点名のリンク先の地点別の気候ページ(例:東京)で、10月の平均気温や日照時間とあわせて確認できます。

主要都市の早見表:札幌から那覇まで

都市判定どちらかの夜が晴れ2晩とも晴れ2晩とも雨22日の最低気温
札幌◎75.7%35.1%13.5%6.9℃
仙台△59.5%27.0%16.2%10.6℃
新潟△54.1%21.6%16.2%11.6℃
東京△54.1%21.6%18.9%14.3℃
名古屋◎75.7%29.7%10.8%13.5℃
大阪○67.6%29.7%8.1%14.7℃
広島◎70.3%40.5%13.5%13.8℃
高知◎78.4%35.1%18.9%14.2℃
福岡◎70.3%32.4%21.6%15.0℃
鹿児島◎78.4%37.8%10.8%16.7℃
那覇◎78.4%51.4%27.0%23.0℃
主要都市の比較(1989〜2025年)。判定:◎70%以上、○60%以上、△50%以上、▲50%未満。

同じ「晴れやすい」でも中身は少し違います。那覇は2晩とも晴れた割合が51.4%と最も高い一方、にわか雨も多く2晩とも雨の割合も27.0%あります。札幌は晴れやすいものの、明け方の最低気温は平均6.9℃と冬の入口です。東京は2晩とも晴れが21.6%しかなく、チャンスは実質1晩と考えておくのが無難です。

データ検証②:地方別では九州・四国が約7割、関東甲信は5割

地方地点どちらかの夜が晴れ(平均)
九州南部・奄美宮崎・鹿児島・名瀬70.3%
九州北部福岡・佐賀・長崎・熊本・大分69.8%
四国徳島・高松・松山・高知69.0%
沖縄那覇・宮古島・石垣島68.5%
近畿彦根・京都・大阪・神戸・奈良・和歌山66.7%
東海岐阜・静岡・名古屋・津66.3%
中国鳥取・松江・岡山・広島・下関62.2%
北海道・東北札幌・青森・盛岡・仙台・秋田・山形・福島61.8%
北陸新潟・富山・金沢・福井58.8%
関東甲信水戸・宇都宮・前橋・熊谷・東京・横浜・甲府・長野50.3%
地方別の平均(各地点の割合を単純平均、1989〜2025年)。

地方別に平均すると、九州南部・奄美(70.3%)、九州北部(69.8%)、四国(69.0%)が上位で、関東甲信は50.3%と最も低くなりました。

10月下旬は、大陸から来る移動性高気圧と、日本の南を通る前線や低気圧が交互にやってくる季節です。高気圧が日本海〜北日本を通るときは、関東には北東から冷たく湿った風が入りやすく、低い雲がたれこめる「北東気流」の曇り空になりがちです。また、本州の南岸を通る低気圧の影響も、関東や東海の沿岸が先に受けます。一方、最下位タイの鳥取や松江など山陰は、10月下旬になると大陸からの寒気が入るたびに日本海側らしい雲がかかり始めます。西日本の太平洋側や九州は高気圧に覆われやすく、夜の放射冷却で雲が消えやすいのに対し、関東は昼は晴れても夜に雲が広がることが少なくありません。

冬の流星群とは事情が逆になる点にも注意してください。12月のふたご座流星群が晴れる確率は、冬型の気圧配置で太平洋側がからっと晴れるため関東が有利になります。同じ「流星群」でも、季節によって晴れやすい場所は入れ替わります。

上のツールは10月の昼の晴れやすさ(晴れの日の割合)を都道府県別に並べたものです。夜とは定義が違うので数字は一致しませんが、「秋の関東は晴れにくい」という傾向は共通しています。指標を切り替えると、10月の気温や雨の日数も比べられます。晴れの多い国・少ない国を世界で比べた世界の晴れが多い国ランキングもあわせてどうぞ。

データ検証③:年による差が大きい 2018年は全地点晴れ、2020年はゼロ

年どちらかの夜が晴れた地点メモ
20254/49地点晴れたのは秋田・広島・下関・福岡
202428/49地点関東・東海・近畿・沖縄などで晴れ
202338/49地点―
202229/49地点―
202115/49地点―
20200/49地点49地点すべてで2晩とも晴れず
201937/49地点―
201849/49地点49地点すべてでどちらかの夜が晴れ
20172/49地点台風21号の接近で各地で大雨
201612/49地点―
最近10年の結果。49地点のうち、21日夜・22日夜のどちらかが晴れた地点数(当サイト集計)。

平均すると6割強の地点で晴れる計算ですが、実際は「全国的に晴れる年」と「全国的にだめな年」に分かれる傾向があります。2018年は49地点すべてでどちらかの夜が晴れた一方、2020年は0地点、2017年は2地点(台風21号が接近し、各地で大雨)、2025年も4地点だけでした。

去年(2025年)は、晴れたのが秋田・広島・下関・福岡の4地点だけでした。東京は21日夜が「曇後一時雨」、22日夜が「曇時々雨」で、22日の最低気温は10.4℃まで下がりました。逆に2024年は、関東・東海・近畿・沖縄など28地点で晴れています。

これは、10月下旬の天気が数日ごとに入れ替わる高気圧と低気圧の「順番」で決まるからです。高気圧の中心がちょうど極大の夜に日本の上に来れば全国的に晴れ、前線や台風が重なれば全国的にだめになります。だからこそ、平均の確率は「場所選び」の目安、当日の晴れ・くもりは直前の予報で判断するのが正解です。10月の天気全体の傾向は2026年10月の1か月予報の解説で、台風の最新情報は台風情報のページで確認できます。

データ検証④:21日夜と22日夜、2晩あるのが強み

49地点の平均で、21日の夜が晴れた割合は51.0%、22日の夜は40.7%、2晩とも晴れたのは28.7%、逆に2晩とも雨だったのは17.6%でした。1晩だけに絞ると5割前後ですが、2晩のどちらかなら63.0%まで上がります。21日と22日で10ポイントほど差がありますが、37年という短い期間では特定の年(2017年の台風など)の影響も大きく、「22日のほうが晴れにくい日」とまでは言えません。

国立天文台は「極大を中心とした前後数日間」が見頃としています。予定は2晩以上で考え、予報を見て晴れそうな夜を選ぶのがいちばん確実です。東京の場合、21日夜は45.9%、22日夜は29.7%、2晩とも晴れたのは21.6%でした。

予報士の見方:晴れる天気図・晴れない天気図

  • ◎ 移動性高気圧が日本の真上:風が弱く、夜は雲が消えて放射冷却がきく。全国的に星がよく見えるパターンです。
  • ○ 冬型の気圧配置のはしり:寒気が入ると日本海側は雲が多くなる一方、太平洋側は晴れて空が澄みます。ただし北風が強く、体感はかなり寒くなります。
  • △ 高気圧が北(北海道〜三陸沖)に偏る:北日本や西日本は晴れても、関東や東海の沿岸は北東の風で低い雲が入りやすい。「関東だけ曇り」になりやすい形です。
  • × 前線が本州の南岸に停滞・南岸を低気圧が通過:太平洋側を中心に広く雨やくもり。秋の長雨の名残りで、広い範囲で星が見えない夜になりやすい形です。
  • × 台風の接近:10月下旬でも台風は来ます。2017年は台風21号の接近で、ほぼ全国が雨でした。

天気図に「高気圧の中心がどこにあるか」を書き込むだけでも、晴れる場所の見当がつきます。秋の前線のしくみは秋が短いのはなぜ?でも触れています。

観察に行く前に:明け方は厚手の上着、北日本は冬支度

見頃が明け方なので、1日でいちばん冷える時間帯に外にいることになります。22日の最低気温の平均は、盛岡6.6℃、札幌6.9℃、青森8.0℃、山形8.4℃、長野8.9℃。東京でも14.3℃あり、じっとしていると体感はもっと低くなります。晴れた夜ほど放射冷却で冷え込むので、「晴れたら寒い」と覚えておきましょう。

秋の気温の変化は寒暖差が大きいのはいつ?、服装の目安は秋の衣替えはいつ?の記事も参考にしてください。今朝いちばん冷えた場所は今日の日本一寒い場所で毎日更新しています。

見るためのコツ:予報の確かめ方と観察のしかた

  • 1週間前から:週間天気予報の「信頼度」を確認。A〜Bなら予報が大きく変わりにくい。ツールの予報欄でも確認できます。
  • 前日〜当日:雲の量は「晴れ・くもり」のマークだけでは決まりません。雲の予報が見られるSCW(GPV気象予報)の使い方で、夜中〜明け方の雲を確認しましょう。星を見る天気の読み方は星空観測に向く天気の見方にまとめています。
  • 当日の夕方:全国ライブカメラで、雲の切れ間がどこにあるかを確認。
  • 場所:街明かりの少ない、空が広く開けた場所。放射点の方向だけでなく、空全体をぼんやり眺めるほうが多く見つかります。
  • 目を慣らす:暗さに目が慣れるまで15分ほどかかります。スマホの画面はできるだけ見ないように。
  • 服装と持ち物:冬用の上着、手袋、レジャーシートやリクライニングできるいす、温かい飲み物。
  • 写真を撮るなら:三脚で固定し、広角レンズで空を広く入れて、数秒〜十数秒の露出で連続撮影。流れ星は数を撮るほど写る確率が上がります。夜露でレンズが曇りやすいので、カイロなどで温めておくと安心です。

山や高原など街明かりのない場所は、平地より数℃以上冷えることがあります。夜間の山道の運転や、真っ暗な場所での足元にも注意してください。立ち入り禁止の場所や私有地には入らないようにしましょう。

天気図の見方を知っておくと、高気圧がいつ来るかを自分で読めるようになります。基本は天気図の読み方で解説しています。

ほかの流星群・月見とくらべると

当サイトでは、夏のペルセウス座流星群が晴れる確率、冬のふたご座流星群が晴れる確率も地域別にまとめています。夏は夕立の雲が残る関東内陸が不利、冬は日本海側が不利、そして秋のオリオン座流星群は関東甲信が不利と、季節ごとに「晴れにくい場所」が変わるのがおもしろいところです。

「晴れの特異日」として知られる10月10日の天気も気になる人は、10月10日と11月3日は本当に晴れの特異日かをどうぞ。21日・22日の過去の天気は日付ページ10月21日の天気・10月22日の天気でも確認できます。

よくある質問(FAQ)

Q. 2026年のオリオン座流星群はいつ?

極大は10月22日ごろです(国立天文台)。極大を中心とした前後数日間、夜半から未明にかけてが見頃で、21日夜〜23日明け方が中心になります。

Q. 何時ごろに見るのがいい?

2026年は月明かりがあるため、月が沈んでから空が白み始めるまでが狙い目です。東京の月の入りは22日1時24分、23日2時26分。放射点は21時すぎに東の空に昇り、明け方4時ごろに最も高くなります。

Q. 晴れやすい地域はどこ?

1989〜2025年の37年分で、10月21日夜・22日夜のどちらかが晴れた割合は、高知・鹿児島・那覇が78.4%で1位、札幌・名古屋が75.7%で続きます。地方別では九州・四国・沖縄が約7割です。

Q. 東京で晴れる確率は?

東京は、どちらかの夜が晴れた割合が54.1%(49地点中38位)です。21日夜は45.9%、22日夜は29.7%、2晩とも晴れたのは21.6%でした。関東甲信は全国でいちばん晴れにくい地方です。

Q. 1時間に何個くらい見える?

国立天文台によると、1時間に5〜10個程度です。空の暗い場所ほど多く、街なかや月明かりがあると少なくなります。

Q. どの方角を見ればいい?

放射点はオリオン座のベテルギウスの北東あたりで、21時台は東の低い空、0時ごろは東の中ほど、2時ごろは南東、明け方4時ごろは南の高い空にあります(東京)。ただし流れ星は放射点から四方八方に飛ぶので、空のどこにでも現れ、放射点から離れた場所ほど長く見えます。特定の方角にこだわらず、空の広い範囲を眺めるのがコツです。月が出ている間は、月を背にすると見やすくなります。

Q. 曇りの予報のときはどうする?

2晩のどちらかを狙う、雲の予報で切れ間のある時間を探す、晴れそうな方向へ移動する、の3つが有効です。前後数日も流星は見えるので、23日以降の夜も候補にしましょう。

Q. 明け方はどれくらい寒い?

22日の最低気温の平均は東京14.3℃、札幌6.9℃、盛岡6.6℃です。晴れた夜ほど放射冷却で冷えるので、冬用の上着や手袋を用意しましょう。

まとめ
  • 2026年のオリオン座流星群は10月22日ごろ極大。月が沈む夜半すぎ(東京1時24分)から明け方までが狙い目。
  • 21日夜・22日夜のどちらかが晴れた割合は全国平均63.0%。高知・鹿児島・那覇78.4%、東京54.1%、横浜・熊谷・鳥取45.9%。
  • 関東甲信は50.3%で全国最低。秋の北東気流や南岸の低気圧で、夜に雲が広がりやすい。
  • 年による差が大きく、2018年は全地点晴れ、2020年はゼロ。直前の予報と雲の予報で夜を選ぶのが確実。
  • 明け方は北日本や内陸で6〜9℃と冬の入口並み。厚手の上着と、空を広く眺められる場所を用意しよう。

出典:国立天文台「ほしぞら情報 2026年10月」(オリオン座流星群の極大・流星数・月の条件、月相)、国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」(月の出入り・日の出入り)、気象庁「過去の気象データ検索」(天気概況・最低気温)、気象庁「天気予報」。晴れる確率・地方平均・放射点の出と南中の時刻は、これらをもとに当サイトで計算しました。

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