こんにちは!気象予報士ののぶやんです。
「今年の冬は暖冬になるの?」——2026年9月18日、気象庁が今年の冬(12月〜2月)の見通し「寒候期予報」を発表しました。結論から言うと、東日本・西日本は気温が「高い」確率60%、沖縄・奄美は70%、北日本も「平年並か高い」で、暖冬の可能性が高い予報です。日本海側の雪は「少ない」見込みとされました。
背景にあるのは、1997年を超える史上最強クラスのエルニーニョ現象と、地球温暖化で底上げされた大気の温度です。この記事では、寒候期予報の中身を整理したうえで、なぜ暖冬になりやすいのかを3つの理由で解説し、気象庁の観測データ66年分(51地点)から「エルニーニョの冬は本当に暖かかったのか」「あなたの街で最も暖かかった冬はいつか」を検証できるツールを用意しました。暖冬でも油断できないポイント(大雪・寒波・変動)と、暮らしへの影響もまとめています。
- 2026-27年の冬は暖冬の可能性が高い。気象庁の寒候期予報(9月18日発表)は、冬の平均気温が東・西日本で「高い」60%、沖縄・奄美で70%、北日本で「平年並か高い」(並40%・高40%)。日本海側の降雪量は東・西日本で「少ない」50%、北日本で「平年並か少ない」。
- 理由は3つ。①史上最強クラスのエルニーニョ現象(8月の監視指数+3.4℃は1949年以降の8月で最高、冬に1997年12月の+3.6℃に匹敵)が冬まで続き、日本付近の偏西風と季節風が弱まる ②地球温暖化で大気全体の温度が高く、直近10冬の平均は1960年代より1.7℃高い ③フィリピン付近が高気圧になりやすく、南から暖かく湿った空気が入りやすい。
- 過去のエルニーニョの冬(18回)は、同じ年代の平均より+0.4℃暖かく、18回中14回が年代平均を上回った(51地点平均)。日本海側の降雪量は年代平均の85%。ただし1982/83年のように暖冬にならなかった例もあります。
- 暖冬でも油断は禁物。暖冬年ほど「気温の変動」が大きく、一時的な寒波や南岸低気圧による太平洋側の雪(2024年2月の東京など)が起きやすい。太平洋側は「晴れの日が少なく、降水量が多い」冬になる予報です。
- 寒候期予報は10月20日の3か月予報で再検討されます。この記事も更新します。
気象庁の寒候期予報(2026年9月18日発表)|今年の冬の見通し
寒候期予報は、気象庁が毎年9月下旬に発表する「冬(12〜2月)の気温・降水量・降雪量の見通し」です。2026年は9月18日に発表されました(気象庁 季節予報)。地域別の確率は次のとおりです。
| 地域 | 冬(12〜2月)の平均気温の確率 | 判定 | 降雪量 |
|---|---|---|---|
| 北日本(北海道・東北) | 低20%/並40%/高40% | 平年並か高い | 日本海側:少40/並40/多20 → 平年並か少ない |
| 東日本(関東甲信・北陸・東海) | 低10%/並30%/高60% | 高い | 日本海側:少50/並30/多20 → 少ない |
| 西日本(近畿〜九州) | 低10%/並30%/高60% | 高い | 日本海側(近畿・山陰):少50/並30/多20 → 少ない |
| 沖縄・奄美 | 低10%/並20%/高70% | 高い | (予報なし) |
降水量は、北日本太平洋側で「平年並か多い」、東日本太平洋側・西日本・沖縄・奄美で「多い」(50%)。天候は太平洋側で「平年に比べ晴れの日が少ない」、沖縄・奄美で「曇りや雨の日が多い」と、いつもの「冬は太平洋側が晴れて日本海側が雪」というパターンが弱まる予報です。
気象庁の解説資料(寒候期予報の解説)は「予報のポイント」をこう書いています。
寒気の影響が小さいため、冬の気温は東・西日本と沖縄・奄美では高く、北日本では平年並か高いでしょう。冬の降雪量は、東・西日本日本海側では少なく、北日本日本海側では平年並か少ないでしょう。冬の降水量は、低気圧の影響を受けやすいため、東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美では多く、北日本太平洋側では平年並か多いでしょう。
気象庁「寒候期予報(2026年9月18日発表)の解説」
10〜12月も「高い」:秋から冬にかけて暖かさが続く
同じ日に発表された3か月予報(10〜12月)も、全国的に「高い」でした。10月・11月は北・東・西日本で高い50%(沖縄・奄美は平年並か高い)、12月は東・西日本・沖縄・奄美で高い50%、北日本で平年並か高い。秋が短く、暖かいまま冬に入る見通しです(3か月予報の解説)。残暑が長引いた今年の秋の傾向は 残暑はいつまで?2026 と 秋が短いのはなぜ?2026 で解説しています。
| 期間 | 北日本 | 東日本 | 西日本 | 沖縄・奄美 |
|---|---|---|---|---|
| 10月 | 高い50% | 高い50% | 高い50% | 平年並か高い(並40・高40) |
| 11月 | 高い50% | 高い50% | 高い50% | 平年並か高い |
| 12月 | 平年並か高い(並40・高40) | 高い50% | 高い50% | 高い50% |
| 冬(12〜2月) | 平年並か高い(並40・高40) | 高い60% | 高い60% | 高い70% |
【検証ツール】あなたの街の「暖冬チェッカー」|66冬のデータでエルニーニョの冬を確かめる
気象庁の観測データ(全国51地点、1960/61年〜2025/26年の66冬)から、地点ごとの冬の平均気温の推移、暖かかった冬・寒かった冬のランキング、エルニーニョの冬に実際にどれだけ暖かかったか、降雪量がどれだけ減ったかを計算しました。地点を選ぶと、寒候期予報の地域区分に合わせた今年の見通しも表示します。
あなたの街の「暖冬チェッカー」(1960/61年〜2025/26年の冬の平均気温)
見方のポイントは「エルニーニョの冬の効果」です。冬の気温は温暖化で右肩上がりなので、単純に平年値と比べると古いエルニーニョの冬はすべて「寒い」ように見えてしまいます。そこで同じ年代(10年)の平均と比べた差を出しました。これがプラスなら、その時代のなかで暖かい冬だったことになります。
過去のエルニーニョの冬は暖冬だったのか?51地点のデータで検証
気象庁の統計(1947/48年〜2020/21年)では、エルニーニョ現象が発生している冬は「西日本で気温が並か高い傾向」「東日本太平洋側と沖縄・奄美で降水量が多い傾向」「西日本太平洋側で日照時間が少ない傾向」とされています(気象庁 エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴)。当サイトの51地点データでも確かめてみました。
| 冬のタイプ | 同じ年代の平均との差(51地点平均) | 年代平均を上回った回数 | 地域別 |
|---|---|---|---|
| エルニーニョの冬(18冬) | +0.43℃ | 18冬中14冬が年代平均より暖かい | 北日本+0.28/東日本+0.42/西日本+0.49/沖縄・奄美+0.44 |
| ラニーニャの冬(17冬) | −0.23℃ | 17冬中5冬 | 寒冬になりやすい |
| どちらでもない冬 | (基準) | - | - |
結果は明快で、エルニーニョの冬は同じ時代の平均より+0.43℃暖かく、18回のうち14回が年代平均を上回りました。西日本ほど効果が大きく(+0.49℃)、気象庁の「西日本で並か高い傾向」と一致します。逆にラニーニャの冬は−0.23℃で、17回中12回が年代平均を下回りました。
「強いエルニーニョ」の冬はどうだったか
今年のエルニーニョは、監視指数が8月時点で+3.4℃と1949年以降の8月として最も高く、冬には過去最高だった1997年12月の+3.6℃に匹敵する見込みです(気象庁 エルニーニョ監視速報 No.408)。過去に監視指数が+2.0℃以上に達した「強いエルニーニョ」の冬を並べると次のようになります。
| 冬 | 監視指数の最大値 | 51地点平均の平年差 | 年代平均との差 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1972/73 | +2.6℃ | +0.24℃ | +1.15℃ | 北日本+0.73・西日本+0.13。1970年代では突出した暖冬 |
| 1982/83 | +3.2℃ | −0.55℃ | +0.46℃ | 全国的には平年より低め。エルニーニョ=暖冬ではない例 |
| 1997/98 | +3.6℃ | +0.43℃ | +0.39℃ | 西日本+0.71・沖縄+0.90と西ほど暖かい。北日本は−0.27 |
| 2015/16 | +3.1℃ | +0.85℃ | +1.03℃ | 東日本+1.06。1月に沖縄本島で観測史上初の雪(みぞれ)も |
| 2023/24 | +2.3℃ | +1.44℃ | +0.89℃ | 当時歴代2位の暖冬。ただし気温の変動が大きく2月に東京で8cmの積雪 |
5回のうち4回は暖冬、1982/83年だけは例外でした。エルニーニョが強くても、北極付近の寒気の出方しだいで結果は変わります。気象庁も「中高緯度の大気独自の変動(寒帯前線ジェット気流の蛇行や北極振動等)は予測の不確実性が大きい」と解説資料に明記しています。「史上最強のエルニーニョ=史上最強の暖冬」と決めつけるのは早い、というのが正直なところです。それでも確率としては「高い60〜70%」に十分な根拠があります。
なぜ暖冬になるのか|3つの理由
理由1:史上最強クラスのエルニーニョで、偏西風と季節風が弱まる
エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の東部〜中部で海面水温が高くなる現象です。積乱雲が活発になる場所が東へずれ、フィリピン付近では逆に積乱雲が少なく(高気圧になりやすく)なります。気象庁の解説では、この影響で「上空の偏西風は中国周辺で南を流れやすい一方、日本付近ではほぼ平年の位置を流れ、弱い」「アリューシャン低気圧は西側で弱く、日本付近は季節風が弱い」と予想されています。冬の寒さを運ぶ北西の季節風が弱いのですから、寒気が日本まで届きにくい=暖冬になります。シベリア高気圧そのものは平年程度の強さで、寒気の「ため込み」はあるものの、日本へ流れ出す力が弱い、というイメージです。
理由2:地球温暖化で「大気全体」の温度が高い
気象庁の解説資料は「地球温暖化やエルニーニョ現象の影響で、熱帯域を中心に大気全体の温度が高い」と書いています。当サイトの51地点データでは、直近10冬(2016/17〜2025/26)の冬の平均気温は1960年代より平均1.7℃高く、鹿児島では2.6℃、下関・宇都宮・横浜・甲府・神戸では2.1℃も上がっています。年代別の全国平均の平年差は、1960年代−1.3℃、1970年代−0.9℃、1980年代−1.0℃、1990年代0.0℃、2000年代0.0℃、2010年代−0.2℃、2020年代+0.6℃。いまの「平年並」は1980年代なら「暖冬」です。この底上げの上にエルニーニョが乗るため、暖冬の確率が高くなります。
上のツール で観測66冬のうち最も暖かかった冬を地点ごとに調べると、51地点中33地点で2019/20年、9地点で2023/24年、5地点で2018/19年と、直近7年に47地点の記録が集中しています。冬の温暖化は夏以上にはっきりしています。
理由3:フィリピン付近の高気圧から、南の暖かく湿った空気が入る
フィリピン付近で積乱雲が少ないと、その場所は高気圧になりやすく、高気圧の縁を回って日本付近に南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。これが「北・東・西日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美を中心に低気圧の影響を受けやすい」という予報の根拠です。暖かい空気が入るので気温は高く、低気圧が通るので太平洋側は「晴れの日が少なく、降水量が多い」。冬型の気圧配置が続きにくいため、日本海側の雪は少なくなります。
近年10年の冬はどうだったか|暖冬が「普通」になりつつある
気象庁が解説資料にまとめた近年10冬の地域平均気温の平年差と降雪量の平年比です。10冬のうち6冬で東日本が「高い」以上、記録的暖冬の2019/20年と2023/24年は日本海側の降雪量が平年の1〜6割にとどまりました。
| 冬 | 北日本 | 東日本 | 西日本 | 沖縄・奄美 | 降雪量平年比%(北/東/西日本海側) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016/17 | +0.3(並) | +0.5(高) | +0.5(高) | +0.8(高) | 85/68/137 | 寒気の南下が弱く、東・西日本と沖縄・奄美で高温 |
| 2017/18 | −0.7(低) | −1.0(低) | −1.5(かなり低) | −0.6(低) | 117/200/148 | 強い寒気が流れ込むことが多く全国的に低温(ラニーニャ) |
| 2018/19 | +0.2(並) | +0.8(高) | +1.1(かなり高) | +1.5(かなり高) | 86/41/14 | 東日本以南で寒気弱く、沖縄・奄美は記録的高温(エルニーニョ) |
| 2019/20 | +0.9(高) | +1.9(かなり高) | +1.8(かなり高) | +1.0(かなり高) | 54/11/19 | 全国的に高温、東・西日本は記録的暖冬。新潟の降雪4cm |
| 2020/21 | −0.4(低) | +0.7(高) | +0.5(高) | +0.1(高) | 105/141/120 | 前半は強い寒気で西日本日本海側が多雪、後半は暖冬(ラニーニャ) |
| 2021/22 | +0.1(並) | −0.5(低) | −0.5(低) | 0.0(並) | 114/124/150 | 12月下旬以降、断続的に寒気。東・西日本で寒冬(ラニーニャ) |
| 2022/23 | −0.3(低) | +0.3(並) | 0.0(並) | +0.3(高) | 100/92/86 | 12・1月は日本海側で大雪、2月は少雪(ラニーニャ) |
| 2023/24 | +1.1(かなり高) | +1.6(かなり高) | +1.5(かなり高) | +1.0(かなり高) | 77/58/56 | 全国的な暖冬・少雪だが気温の変動が大きい(エルニーニョ) |
| 2024/25 | +0.7(高) | +0.1(並) | −0.7(低) | −0.8(かなり低) | 104/113/122 | 12月は冬型が続き、2月は強い寒気で西日本と沖縄・奄美が低温 |
| 2025/26 | +1.0(高) | +0.9(高) | +0.9(高) | +0.5(高) | 96/99/135 | 寒気の南下が弱く全国的に暖冬だが変動大。1月中心に北日本日本海側で多雨 |
昨冬(2025/26年)は当サイトの51地点平均で平年差+0.87℃、1961年以降で5番目に暖かい冬でした(51地点中40地点で観測66冬のトップ10入り)。ただし「変動が大きい」のも特徴で、1月には冬型の気圧配置が強まる時期がありました。今年の冬の予報は、この昨冬よりさらに「高い」側に寄った確率になっています。
暖冬でも油断できない3つのこと
1. 暖冬の年ほど「気温の変動」が大きい
2023/24年も2025/26年も、気象庁は「暖冬だが気温の変動が大きい」とまとめています。暖かい空気と寒気が交互に入るためで、平均すれば暖冬でも、数日単位では強い寒波が来ます。2023/24年は1月下旬に日本海側で大雪、2月5日には南岸低気圧で東京都心に8cmの積雪がありました。今年も「暖冬予報だから雪の備えは不要」とはなりません。
2. 太平洋側は「雪」に注意:南岸低気圧が通りやすい
エルニーニョの冬は東日本太平洋側の降水量が多い傾向があり、今年も「太平洋側で晴れの日が少なく、降水量が多い」予報です。関東の雪は冬型ではなく南岸低気圧で降るため、太平洋側に低気圧が通りやすい冬は、暖冬でも東京・名古屋・大阪で積雪の可能性が出てきます。1997/98年の冬も、暖冬でありながら1998年1月に南岸低気圧で東京都心が2回積雪しました。成人の日や共通テストの日に雪が多いのも、この時期に南岸低気圧が通りやすいからです(成人の日に雪が降りやすいのはなぜ?、共通テストの日は本当に雪が多いのか)。
3. 予報は10月20日に見直される
寒候期予報は「10月の3か月予報(10月20日発表予定)に合わせて予報内容を再検討し、変更がある場合には修正発表」されます。11月以降は最新の3か月予報が冬の見通しになります。また、エルニーニョは熱帯の「ゆっくりした変動」を根拠にした予報で、北極振動など中高緯度の変動は数週間先までしか読めません。2週間気温予報と早期天候情報(気象庁 2週間気温予報)で、寒波のタイミングをこまめに確認するのが実用的です。
暖冬になると何が起きる?暮らしへの影響
- 雪不足:日本海側の降雪量は「少ない」予報。2019/20年は新潟の冬の降雪が4cm(平年約125cm)、富山34cm(平年約244cm)でスキー場の営業や雪解け水に影響が出ました。豪雪地帯の平年の雪の量は 日本三大豪雪地帯、雪が降らない県は 雪が降らない県ランキング で解説しています。
- 暖房費・電力:暖冬は暖房需要を減らします。一方で寒波のタイミングが読みにくいため、電力の需給ひっ迫は「暖冬でも起きる」点に注意。
- 野菜の値段:暖冬は葉物野菜が育ちすぎて値崩れしやすい一方、雪不足の産地では春の水不足が心配されます。
- 花粉と桜:暖冬はスギ花粉の飛散開始を早めます(花粉が少ない県ランキング)。桜は暖かいほど早く咲きますが、冬の寒さが足りないと「休眠打破」が鈍り、鹿児島など暖地では逆に開花が遅れることがあります(温暖化で桜の開花はどう変わる?)。
- 体調:気温の変動が大きい冬は寒暖差疲労やヒートショックのリスクが上がります。暖冬でも「急に冷える日」の備えが必要です。
- 冬のイベント:ホワイトクリスマスや初詣の天気は、暖冬年は太平洋側で「曇り・雨」が増えます(ホワイトクリスマスの確率、元日・三が日の天気の傾向)。
自分の県の冬の寒さ・雪の順位を見る
都道府県別の1月の平均気温と全国順位です。県を選ぶと月別の平年値と、他の指標(降雪・日照など)の順位も見られます。
▶ 月別の詳しい傾向は 12月の天気ランキング、1月の天気ランキング、2月の天気ランキング へ。日本一寒い街の記録は 日本一寒い街はどこ?、東京の冬に晴れが多い理由は 東京で冬に晴れが多いのはなぜ? で解説しています。
暖冬の年ほど暖かい日と寒い日の差が大きくなります。急な冷え込みに対応できる暖房と、雪の日の足元の備えは早めに。
- 電気毛布・小型ヒーター:Amazon/楽天市場
- 雪用の靴・滑り止め:Amazon/楽天市場
- 停電・寒波に備えるポータブル電源:Jackery ポータブル電源 公式サイト

去年の今頃と比べる(今年・去年・平年)
暖冬かどうかは、体感より「去年の同じ時期・平年」と並べた数字で見るのが確実です。地点と基準日を選ぶと、直近30日の最高・最低気温、冬日の日数、降水量を今年・去年・平年の3本で比べられます(気象庁の日別値、前日まで自動更新)。冬本番になったらここで確かめてください。
読み込み中…
1年をまるごと振り返るなら、地点×年の天気まとめ(沖縄・那覇の2025年・東京の2025年・大阪の2025年・福岡の2025年)もどうぞ。
今年の冬(2026-27年)についてよくある質問
2026年の冬は暖冬になりますか?
気象庁の寒候期予報(9月18日発表)では、冬(12〜2月)の平均気温が東日本・西日本で「高い」確率60%、沖縄・奄美で70%、北日本で「平年並か高い」(並40%・高40%)です。暖冬になる可能性が高い予報ですが、確率予報なので「必ず暖冬」ではありません。
今年の冬が暖冬になる理由は何ですか?
①1997年を超える史上最強クラスのエルニーニョ現象が冬まで続き、日本付近の偏西風と季節風が弱まって寒気が入りにくい、②地球温暖化で大気全体の温度が高い(直近10冬は1960年代より平均1.7℃高い)、③フィリピン付近が高気圧になりやすく南から暖かい空気が入りやすい、の3つです。
エルニーニョの冬は本当に暖冬になるのですか?
当サイトが51地点・66冬のデータで検証したところ、エルニーニョの冬(18回)は同じ年代の平均より+0.43℃暖かく、18回中14回が年代平均を上回りました。西日本ほど効果が大きい(+0.49℃)一方、1982/83年のように暖冬にならなかった例もあります。
今年の冬は雪が少ないですか?
日本海側の降雪量は東日本・西日本で「少ない」(確率50%)、北日本で「平年並か少ない」の予報です。過去のエルニーニョの冬は日本海側13地点の降雪量が年代平均の85%でした。ただし太平洋側は南岸低気圧で雪が降る可能性があり、暖冬でも大雪への備えは必要です。
過去に最も暖かかった冬はいつですか?
51地点平均では2019/20年(平年差+1.65℃)が最も暖かく、次いで2023/24年(+1.44℃)、2006/07年(+1.18℃)、2018/19年(+0.90℃)、2025/26年(+0.87℃)です。地点別では51地点中33地点で2019/20年が最も暖かい冬でした。
寒候期予報はいつ更新されますか?
10月20日発表予定の3か月予報に合わせて再検討され、変更があれば修正発表されます。11月以降は毎月25日頃の3か月予報、毎週木曜の1か月予報、毎日の2週間気温予報が冬の見通しになります。
暖冬だと寒波は来ないのですか?
来ます。暖冬の年ほど気温の変動が大きく、2023/24年は1月下旬の大雪と2月5日の東京8cmの積雪、2025/26年も1月に冬型が強まる時期がありました。「平均すると暖かい冬」であって、寒い日がない冬ではありません。
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- 雪が降らない県ランキング
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- 世界で最も雪が降る都市ランキング
- 世界の最深積雪ランキング
- 東京で冬に晴れが多いのはなぜ?
- 夏涼しくて冬暖かい県はどこ?
- ホワイトクリスマスの確率は?
- 元日・三が日の天気の傾向
- 成人の日に雪が降りやすいのはなぜ?
- 共通テストの日は本当に雪が多いのか
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まとめ
- 2026-27年の冬は暖冬の可能性が高い。寒候期予報は東・西日本「高い」60%、沖縄・奄美70%、北日本「平年並か高い」。日本海側の雪は少なめ。
- 理由は史上最強クラスのエルニーニョ(偏西風・季節風が弱まる)、温暖化による底上げ、フィリピン付近の高気圧から入る暖かい空気の3つ。
- エルニーニョの冬は年代平均より+0.43℃暖かく、18回中14回が暖かい側(51地点・66冬の検証)。ただし1982/83年のような例外もある。
- 暖冬でも寒波と太平洋側の雪には注意。変動が大きく、南岸低気圧が通りやすい冬になる。
- 予報は10月20日に再検討。上の暖冬チェッカーで自分の街の過去の冬を確認できます。
出典:気象庁「寒候期予報」「3か月予報」および解説資料(2026年9月18日発表)、「エルニーニョ監視速報 No.408」(9月9日)、「エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴」、「エルニーニョ現象及びラニーニャ現象の発生期間」、「過去の気象データ検索」(各気象台の月平均気温・月平均最低気温・月降雪量、1960年12月〜2026年2月)。
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