台風30号(チャンパー)は沖縄にいつ最接近?22日は沖縄の南約660km、「北寄りに進むか」がカギ|同じ位置を西へ進んだ秋の台風30個のその後【地点別に自動計算】

台風30号の予報進路と、沖縄の南で北へ曲がる場合・西へ進む場合の分かれ道の図 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

本文は気象庁 10月17日6時45分発表の予報にもとづきます。下のツールは開くたびに最新の発表を自動で読み込みます。

10月15日に発生した台風30号(チャンパー)は、マリアナ諸島を西北西へ進みながら発達しています。気象庁の17日6時45分発表の予報では、20日3時には中心気圧935hPa・最大風速50m/sの「非常に強い」台風になり、22日3時には「沖縄の南」まで進む見込みです。

「沖縄にはいつ来るの?」「旅行や飛行機は大丈夫?」と気になっている方も多いと思います。そこでこの記事では、気象庁の最新の予報から沖縄・奄美の地点ごとに最接近の時刻と距離を自動で計算するツールと、同じ時期に同じ場所を通った過去の台風がその後どうなったか(気象庁ベストトラック1951〜2025年)をまとめました。

この記事の結論(30秒で読める版)
  1. 予報の最後(22日3時)でも、台風の中心は那覇の南約660km。宮古島から約610km、石垣島から約650km。5日先までの予報の範囲では、沖縄・奄美は「接近」(中心が300km以内)の基準にまだ入りません。
  2. ただし台風は22日もなお沖縄の方向へ進んでいる途中です。勢力は935hPa・最大瞬間風速70m/sの「非常に強い」まま。沖縄に近づくかどうかは23日以降の進路で決まります。
  3. カギは「北寄りに進むか、ほぼ真西に進むか」。10〜11月に同じ場所(22日3時の予報位置から300km以内)を西へ進んでいた過去の台風30個のうち、その後24時間で北寄り(北西〜北)に進んだ17個は16個(94%)が沖縄・奄美に接近。ほぼ真西に進んだ13個で接近したのは1個だけでした。30号は21日→22日の予報で1日に緯度約1.7度北上しており、この進み方が続けば「北寄り」の組にあたります。
  4. 30個全体では沖縄・奄美への接近は57%、先島諸島53%、那覇40%。この位置を通ってから最接近まで、中央値で宮古島は約34時間・石垣島は約36時間・那覇は約45時間。今回に当てはめると、近づく場合は宮古・石垣は23日昼過ぎ〜夕方ごろ、那覇は23日深夜〜24日ごろが目安です。
  5. 下のツールは気象庁の発表を自動で読み込みます。地点を選ぶと、最接近の時刻・距離、300km以内にいる時間、暴風警戒域に入るかを表示。予報が更新されるたびに開き直してください。

台風30号 沖縄の最接近チェッカー:あなたの地点にはいつ近づく?

地点を選ぶと、気象庁の台風情報(予報円の中心)を1時間ごとにつないで、いちばん近づく時刻と距離、気象庁の「接近」の基準である300km以内にいる時間、暴風警戒域に入るかを計算します。下の一覧は19地点を近い順に並べたもので、地点名を押すと切り替わります。予報の期間の最後がいちばん近い地点には「※」がつきます。これは「その後さらに近づく可能性がある」という意味です。

台風 最接近チェッカー(気象庁の最新予報で自動計算)
気象庁の台風情報を読み込み中です…
赤い線と点=予報円の中心(数字は日と時刻)、黒い点線の円=予報円(70%の確率で中心が入る範囲)、赤い円=暴風警戒域、青い点線の円=選んだ地点から300km。
全19地点の一覧(近い順・地点名を押すと切り替え)
※最接近と300km以内の時間は、予報円の中心を1時間ごとに直線でつないで計算した目安です。実際の進路は予報円の範囲でずれます。暴風警戒域は各予報時刻の円を時間で補間した近似です。防災の判断は必ず気象庁・自治体の発表で行ってください。過去データは気象庁ベストトラック(1951〜2025年、台風の強さの段階のみ)を筆者が集計。

ツールの下の「過去の台風」は、その地点に1951〜2025年に中心が300km以内まで近づいた台風の数と、近くにいた時間の長さです。那覇には75年で288個(年3.8個)が接近していて、10月21日以降に接近したのは23個。秋の終わりの台風は珍しくはありませんが、3年に1回ほどの頻度です。

台風30号の進路予報(10月17日6時45分発表)

気象庁が17日6時45分に発表した予報をまとめます。台風は1日におよそ500kmの速さで西北西へ進み、20日にはフィリピンの東、22日には沖縄の南に達する予報です。

日時位置(中心)中心気圧最大風速(瞬間)強さ予報円の半径暴風警戒域
17日6時(実況)マリアナ諸島 北緯12.2度・東経149.6度980hPa35m/s(50m/s)強い−暴風域 75km
17日18時マリアナ諸島975hPa35m/s(50m/s)強い65km155km
18日6時マリアナ諸島955hPa40m/s(60m/s)強い95km230km
19日3時マリアナ諸島940hPa45m/s(65m/s)非常に強い130km300km
20日3時フィリピンの東 北緯16.3度・東経137.8度935hPa50m/s(70m/s)非常に強い185km360km
21日3時フィリピンの東 北緯18.7度・東経132.8度935hPa50m/s(70m/s)非常に強い230km410km
22日3時沖縄の南 北緯20.4度・東経128.8度935hPa50m/s(70m/s)非常に強い280km450km
台風30号の予報(気象庁 2026年10月17日6時45分発表)。暴風警戒域は「予報円の半径+暴風域の半径」で、予報円の中心から測った値

22日3時の予報円の中心から各地までの距離を計算すると、那覇は約660km、宮古島は約610km、石垣島は約650km、南大東島は約650km、名瀬(奄美大島)は約890kmです。暴風警戒域(半径450km)の外側で、22日3時の時点ではどの地点もまだ暴風に入る予報ではありません。

一方で、予報円の半径は22日3時で280kmあります。5日先の予報は、気象庁の過去の検証でも誤差が数百kmになるのがふつうです(台風の進路予報はどれが当たる?)。「650km離れているから安心」ではなく、「23日以降の動きしだいで近づく可能性が残る」と受け止めるのが正確です。勢力の目安は中心気圧と風速の早見表もあわせてどうぞ。

図解:22日のあと「北寄りに進むか、真西に進むか」で沖縄への影響が決まる

10月下旬の台風は、日本の南にある太平洋高気圧の西の縁(ふち)に沿って進みます。高気圧の張り出しが強いうちは西〜西北西へ進んでフィリピンや台湾の方向へ。上空の偏西風が南へ下りてくると、台風はその流れに乗って北〜北東へ向きを変え(転向)、沖縄・奄美や本土の方向へ進みます。22日3時の予報位置は、ちょうどこの「分かれ道」にあたる場所です。

22日のあとの分かれ道(過去の秋の台風30個) 沖縄本島 宮古・八重山 台湾 フィリピン 九州・本土へ 30号の予報(〜22日3時) 22日3時 沖縄の南 北寄りに進んだ17個 沖縄・奄美に接近16個(94%) ほぼ真西に進んだ13個 沖縄・奄美に接近1個(8%)
点線の円は22日3時の予報円(半径280km)の模式。数字は1951〜2025年の10月1日〜11月20日に、22日3時の予報位置から300km以内を西へ進んでいた台風30個を、その後24時間の進み方(北寄り=緯度が1度より多く北へ)で分けたもの(筆者集計、図の位置関係は模式)

「北寄り」「ほぼ真西」は、予報位置付近を通ってから24時間で緯度が1度(約110km)より多く北へ動いたかどうかで分けました。進む向きが北西〜北だった台風が「北寄り」です。台風30号は、21日3時から22日3時までの予報で緯度が約1.7度北上しています。この進み方がそのまま続けば、過去に接近が多かった「北寄り」の組にあたります。北寄りの台風は、沖縄本島の近くを通るか、先島諸島(宮古・八重山)をかすめて北上するケースがほとんどです。台風の向きを変える仕組みは台風が2つ同時にあるときの動き(藤原効果)や温帯低気圧に変わるときの記事でも解説しています。

データ検証①:同じ場所を通った秋の台風64個、沖縄・奄美に来たのは7割

気象庁のベストトラック(台風の確定した位置と強さの記録)を使い、1951〜2025年の10月1日〜11月20日に、台風(最大風速17.2m/s以上)の強さで22日3時の予報位置(北緯20.4度・東経128.8度)から300km以内を通った台風を数えると64個ありました。75年でおよそ1年に1個弱です。

その後、中心が300km以内に入った地域64個すべてうち西へ進んでいた30個
沖縄・奄美のどこか(8地点のいずれか)44個(69%)17個(57%)
那覇26個(41%)12個(40%)
先島諸島(宮古島・石垣島・与那国島のいずれか)22個(34%)16個(53%)
南大東島28個(44%)3個(10%)
本土(鹿児島・高知・東京のいずれか)17個(27%)7個(23%)
22日3時の予報位置から300km以内を通った台風のその後(気象庁ベストトラック1951〜2025年から筆者集計)。沖縄・奄美の8地点は那覇・久米島・南大東島・宮古島・石垣島・与那国島・名瀬・沖永良部。「西へ進んでいた」は通過後24時間で東経が1度以上西へ動いたもの

64個には、この位置を北上・北東進していた台風も含まれます。台風30号は西北西へ進んでいるので、より近いのは右の列の「西へ進んでいた30個」です。この30個では、沖縄・奄美への接近が57%、先島諸島が53%、那覇が40%でした。おおよそ「2回に1回は沖縄のどこかに近づく」と考えておくのが、過去のデータからみた目安です。なお、15日の台風30号の進路予想の記事では「マリアナ付近を西へ進んだ71個のうち沖縄・奄美に近づいたのは28%」としていました。あちらは手前の海域を基準にした数字で、予報が沖縄寄りの位置まで進んだ今回は、そこを通った台風だけで数えたため割合が上がっています。

予報位置付近を通ってから最も近づくまでの時間は中央値で宮古島が約34時間(13個)、石垣島が約36時間(15個)、那覇が約45時間(12個)。那覇から300km以内にいた時間は中央値で約22時間でした。今回にあてはめると、もし近づくなら宮古・石垣は23日(金)昼過ぎ〜夕方ごろ、那覇は23日深夜〜24日(土)ごろ、影響は丸1日程度が目安になります。もちろん台風ごとの速さで大きく変わるので、ツールの最新予報で確かめてください。

データ検証②:西へ進んでいた30個の一覧

「24時間後」は、予報位置付近を通ってから24時間後の進み方(北寄り=緯度が1度より多く北へ)です。那覇の最接近は、台風の強さのうちに中心が那覇に最も近づいたときの距離(300km以内なら、予報位置付近を通ってから何時間後か)、先島は宮古島・石垣島・与那国島のうち最も近づいた距離、日付は日本時間です。

台風名前付近を通った日その時の気圧24時間後の進み方那覇の最接近先島の最接近本土
1951年 15号ルース10月12日928hPa北寄り90km(43時間後)110km接近
1954年 19号パメラ11月3日920hPaほぼ真西820km580km−
1956年 18号ジーン10月19日970hPaほぼ真西620km550km−
1960年 23号ローラ10月10日998hPaほぼ真西620km550km−
1962年 21号ダイナ10月1日970hPaほぼ真西600km380km−
1967年 37号ギルダ11月16日925hPa北寄り640km140km−
1975年 15号エルシー10月11日975hPa北寄り810km440km−
1976年 23号マージ11月8日980hPa北寄り320km40km−
1978年 24号オーラ10月11日985hPa北寄り160km(81時間後)0km接近
1979年 22号ウェイン11月11日992hPaほぼ真西840km750km−
1980年 19号ウィン10月11日905hPa北寄り190km(47時間後)70km接近
1985年 20号ブレンダ10月2日980hPa北寄り430km20km−
1987年 20号リン10月22日935hPaほぼ真西900km550km−
1989年 23号アンジェラ10月4日935hPaほぼ真西880km650km−
1991年 24号セス11月10日930hPaほぼ真西880km630km−
1999年 20号ダン10月3日998hPaほぼ真西870km500km−
2000年 19号ヤギ10月24日985hPa北寄り120km(69時間後)40km−
2001年 21号ハイエン10月14日980hPa北寄り170km(64時間後)30km接近
2004年 23号トカゲ10月18日940hPa北寄り30km(37時間後)190km接近
2004年 24号ノックテン10月24日945hPa北寄り290km(58時間後)100km接近
2007年 15号クローサ10月4日940hPa北寄り510km10km−
2009年 20号ルピート10月20日960hPaほぼ真西170km(112時間後)190km−
2010年 13号メーギー10月17日925hPaほぼ真西840km510km−
2016年 18号チャバ10月2日935hPa北寄り100km(27時間後)170km−
2017年 22号サオラー10月27日992hPa北寄り50km(27時間後)280km接近
2018年 25号コンレイ10月3日950hPa北寄り120km(34時間後)160km−
2018年 26号ユートゥ10月28日950hPaほぼ真西920km770km−
2019年 20号ノグリー10月19日998hPa北寄り220km(40時間後)310km−
2020年 20号アッサニー11月4日994hPaほぼ真西670km390km−
2023年 14号コイヌ10月2日975hPa北寄り590km250km−
1951〜2025年の10月1日〜11月20日に、台風30号の22日3時の予報位置から300km以内を西へ進んでいた台風30個(気象庁ベストトラックから筆者集計)。オレンジの行は北寄り(北西〜北)に進んだ台風、太字は300km以内(接近)。距離は10km単位に丸め

一覧を見ると、北寄りに進んだ台風はほぼすべて沖縄・奄美に近づき、2004年の台風23号(トカゲ)のように那覇の約30kmを通ってから本土に上陸した例もあります(この台風は本土に大きな被害をもたらしました)。反対に、2010年の台風13号(メーギー)や2018年の台風26号(ユートゥ)のように、非常に強い勢力のまま真西へ進んでフィリピンへ向かった台風は、那覇から800km以上離れたままでした。2009年の台風20号(ルピート)は、いったん西へ進んだあと止まって北へ向きを変え、那覇の約170kmまで近づいた珍しい例です。

過去の台風の数字の読み方

  • 確率ではなく「似た位置を通った台風の実績」です。30個は少ないサンプルなので、57%や40%は±15〜20ポイント程度の幅をもって見てください。
  • 今回の台風は「非常に強い」まま近づく予報です。過去の30個のうち予報位置付近で960hPa以下だった15個に限っても、沖縄・奄美への接近は9個(60%)で、ほぼ同じ割合でした。
  • 時期による差は、今回の30個でははっきりしません。一般に10月下旬は偏西風が南へ下りてきて台風が向きを変えやすい時期とされますが、30個のうち10月21日以降に通った11個で沖縄・奄美に接近したのは5個(45%)、それより前の19個では12個(63%)で、むしろ遅い時期のほうが少なめでした。数が少ないので、季節だけで判断しないほうが安全です(10月に台風は来る?地方別の確率)。

データ検証③:10月下旬以降に沖縄・奄美へ来た台風は75年で何個?

「もう10月も下旬なのに台風?」と感じる方もいると思います。1951〜2025年に中心が300km以内まで近づいた台風を地点ごとに数え、そのうち10月21日以降に接近したものを数えました。

地点接近した台風(全期間)うち10月21日以降頻度の目安300km以内にいた時間(中央値)
那覇288個(年3.8個)23個約3年に1回20時間
久米島283個(年3.8個)22個約3年に1回21時間
南大東島271個(年3.6個)31個約2年に1回19時間
宮古島289個(年3.9個)20個約4年に1回22時間
石垣島308個(年4.1個)20個約4年に1回21時間
沖永良部273個(年3.6個)18個約4年に1回19時間
名瀬258個(年3.4個)16個約5年に1回17時間
沖縄・奄美の各地点に中心が300km以内まで近づいた台風の数(気象庁ベストトラック1951〜2025年、台風の強さの段階のみ。筆者集計)

沖縄本島や先島諸島では、10月21日以降の接近は75年で20個前後、3〜4年に1回です。南大東島は31個とやや多めです。過去の10月台風の実例は10月に台風は来る?過去の10月台風一覧に、今年の台風の多さは今年は台風が多い?2026年の発生数と台風は何号まで発生する?にまとめています。

沖縄・先島の「いつから影響?」:うねり・風・飛行機

台風の中心が300km以内に入る前から影響は出ます。目安を3つにまとめます。

  • うねり(高波)は中心が遠いうちから届きます。非常に強い台風のうねりは、1000km近く離れた海岸にも届くことがあります(760km先の台風のうねりが届く理由)。沖縄・先島の東〜南向きの海岸では、20日ごろから波が高くなる可能性があり、海のレジャーは気象庁の波浪の情報を確かめてください。
  • 強い風(15m/s以上の強風域)は半径数百kmに広がります。935hPa級の台風では強風域が半径500kmを超えることもあり、中心が300km以内に入らなくても、離島の船は欠航しやすくなります。
  • 飛行機は「中心の距離」より「空港の横風」で決まります。那覇空港・宮古空港・新石垣空港の欠航の目安は飛行機が欠航する天気の基準、鉄道や船もあわせた基準は風速何mで止まる?にまとめています。

沖縄・先島の台風の季節ごとの特徴は、沖縄に台風が多いのはなぜ?と石垣島・宮古島の台風シーズンで、「接近」「上陸」「通過」の違いは台風の上陸・通過・接近の定義で解説しています。

サイト内のツールで「今」と「過去の同じ日」を確かめる

台風が近づいてきたら、実況で確かめるのがいちばん確実です。気圧が下がり始めた地点は今日の気圧の変化、風が強い場所は今日の日本一風が強い場所、雨の多い場所は今日の日本一雨が多い場所でリアルタイムに見られます。発表中の台風の一覧は台風情報のまとめ、次の台風の発生は台風のたまご 最新で確認できます。

下の表は、地方別に台風が接近した回数の一覧です。沖縄・奄美は全国でいちばん台風が近づく地域です。

順位地方合計(1951〜2025年)年平均平年値
1沖縄553個7.4個7.7個
2伊豆・小笠原401個5.3個5.4個
3奄美300個4.0個4.3個
4九州南部279個3.7個3.9個
5九州北部257個3.4個3.8個
6東海248個3.3個3.5個
7四国244個3.3個3.3個
8関東甲信238個3.2個3.3個
9近畿235個3.1個3.4個
10中国213個2.8個3個
11東北192個2.6個2.7個
12北陸186個2.5個2.8個
13北海道119個1.6個1.9個
地方別の台風接近数(気象庁・75年間)

「過去の10月22日前後の那覇はどんな天気だったか」も調べられます。日付と地点を変えれば、旅行の日の過去の天気もわかります。那覇・宮古島・石垣島の月ごとの気候は那覇の気候・宮古島の気候・石垣島の気候のページ、日付ごとの傾向は10月22日の天気の傾向にあります。

読み込み中…

沖縄県の月ごとの台風の接近数は、次のツールで他の県とも比べられます。

注意点とツールの使い方

  • 予報円の中心を結んだ線は「いちばんありそうな進路」ではありません。予報円は「70%の確率で中心が入る範囲」で、中心線はその円の真ん中を結んだだけです。5日先の予報円は半径280kmあり、端を通ることもふつうにあります。
  • 「予報期間の終わりでも近づきつつある」と表示される地点は要注意です。22日3時より先の進路はまだ発表されていないため、その後の動きで最接近の時刻も距離も変わります。
  • 過去の台風の数字は「似た位置を通った台風の実績」です。今回の台風の進路を予言するものではありません。防災の判断は必ず気象庁・沖縄気象台・自治体の発表で行ってください。
  • このページはブックマークしておくと便利です。ツールは開くたびに気象庁の最新の発表を読み込むので、予報の更新(5日先までの予報は6時間ごと)に合わせて確認できます。

台風が近づく前にやっておきたいこと

沖縄・奄美では、①ベランダや庭の物を片づける・固定する、②停電と断水に備えて飲み水と生活用水、モバイルバッテリーを用意する、③飛行機や船の予定を早めに確認・変更する、が基本です。保育園や学校の休みの判断は台風のときの登園判断も参考にしてください。台風が過ぎたあとの晴れや暑さは台風一過のデータにまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. 台風30号は沖縄にいつ最接近しますか?
気象庁の10月17日6時45分発表の予報では、5日先の22日3時でも中心は那覇の南約660kmで、予報期間内に「接近」(300km以内)には入りません。ただし台風はその時点でも沖縄の方向へ進んでいるため、23日以降の進路しだいです。過去に同じ位置を西へ進んでいた台風が那覇に近づいた場合、最接近は中央値で約2日後でした。
Q. 台風30号は沖縄に来ますか?
まだ決まっていません。1951〜2025年の10〜11月に同じ位置(22日3時の予報位置から300km以内)を西へ進んでいた台風30個では、沖縄・奄美に接近したのが57%、那覇は40%でした。その後24時間で北寄り(北西〜北)に進んだ台風は17個中16個が接近、ほぼ真西に進んだ台風は13個中1個だけでした。30号は22日までの予報で北西寄りに進んでおり、この進み方が続けば接近が多かった組にあたります。
Q. 台風30号の強さはどれくらいですか?
20日3時以降、中心気圧935hPa・最大風速50m/s・最大瞬間風速70m/sの「非常に強い」台風になる予報です(10月17日6時45分発表)。
Q. 宮古島・石垣島への影響は?
22日3時の予報位置から宮古島は約610km、石垣島は約650kmです。過去に西へ進んでいた30個の台風では、先島諸島(宮古島・石垣島・与那国島のいずれか)に接近したのは16個(53%)で、那覇より多めでした。予報位置付近を通ってから最接近まで中央値で宮古島約34時間・石垣島約36時間なので、近づく場合は23日昼過ぎ〜夕方ごろが目安です。
Q. 10月下旬に沖縄へ台風が来るのは珍しいですか?
那覇に中心が300km以内まで近づいた台風は1951〜2025年に288個あり、そのうち10月21日以降に接近したのは23個です。3年に1回ほどで、珍しいというほどではありません。
Q. 沖縄旅行はキャンセルしたほうがいいですか?
5日先の予報には数百kmの誤差があります。出発の2〜3日前の予報と、航空会社・船会社の案内で判断するのがおすすめです。このページのツールは最新の発表を自動で読み込みます。
Q. ツールの最接近時刻はどうやって計算していますか?
気象庁の台風情報の予報円の中心を1時間ごとに直線でつなぎ、各地点との距離が最も小さくなる時刻を求めています。予報円や暴風警戒域の広がりは考慮した近似で、実際の進路は予報円の範囲でずれます。
まとめ
  • 台風30号は22日3時に「沖縄の南」、那覇から約660kmの予報。5日先までの予報では沖縄・奄美はまだ「接近」に入らない。
  • 935hPaの非常に強い勢力で、22日もなお沖縄の方向(西北西)へ進んでいる。23日以降も北寄りに進むか、真西へ向かうかがカギ。
  • 同じ位置を西へ進んでいた秋の台風30個のうち、沖縄・奄美に接近したのは57%。北寄りに進んだ17個では94%、ほぼ真西に進んだ13個では8%。今の予報の進み方は「北寄り」に近い。
  • 近づく場合は、宮古・石垣が23日昼過ぎ〜夕方、那覇が23日深夜〜24日ごろが目安。ツールで最新の予報から地点ごとの最接近を確かめてください。

出典:気象庁「台風情報」(台風第30号、2026年10月17日6時45分発表の予報。ツールでは最新の発表をその場で読み込み)、気象庁「RSMC Tokyo ベストトラック」(1951〜2025年)、気象庁「台風の接近の定義」(中心が300km以内)。距離・時間・過去の台風の分類・地点別の接近回数の集計と計算は筆者。

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