六甲山の紅葉 見頃2026|今年は遅め、山上は11月19日〜12月3日・瑞宝寺公園は11月14日〜28日ごろ、ねらい目は21〜23日の3連休|標高別の判定ツール【判定は毎日自動更新】

六甲山の紅葉 見頃2026はいつ?山上は11月11日〜25日、瑞宝寺公園は11月9日〜23日ごろ 気象

こんにちは!気象予報士ののぶやんです。

神戸の街のすぐ北にそびえる六甲山(最高峰931m)。山上の紅葉、六甲有馬ロープウェーから見下ろすモミジやブナの山肌、そして山の北側の有馬温泉・瑞宝寺公園と、海の見える都会のすぐそばで紅葉を楽しめる関西の定番スポットです。今年の神戸は10月も暖かい朝が続き、10月の最低気温の平均は18.3℃。10月28〜29日にようやく12℃台・11℃台まで冷え込みました。「今年の六甲山の紅葉はいつ?」「今週末はもう色づいている?」「遅れているなら何日くらい?」と気になっている方も多いと思います。

そこでこの記事では、神戸の気象庁の観測(1991〜2026年の毎日の最低気温)を使い、山上・ロープウェー沿い・有馬温泉の朝の気温を補正して、「紅葉のスイッチ」といわれる8℃・5℃を下回った日を数えました。あわせて、紅葉情報サイトで紹介されている例年の見頃(六甲山は11月上旬〜下旬、瑞宝寺公園は11月上旬〜中旬)と計算が合うかも確かめています。結論からいうと、今年は遅め。11月5日時点で見頃へのスイッチ(5℃)はまだどこも入っておらず、山上は11/19〜12/3、有馬温泉・瑞宝寺公園は11/14〜11/28ごろが見頃の計算です。ねらい目は11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休。気象庁の観測を毎日読み込んで、行く日の状態を判定するツールも置いています。

この記事の結論(30秒で読める版・11月5日時点)
  • 2026年の六甲山の紅葉は平年より遅め。六甲山上(931m付近)は11/19〜12/3ごろ(平年の計算11/11〜11/25より8日遅い)、有馬温泉・瑞宝寺公園は11/14〜11/28ごろ(平年11/3〜11/17より11日遅い)が見頃の予想です
  • 色づき始めの目安(8℃)は、10月28日の冷え込み(神戸12.7℃)で山上と有馬が下回りました(山上は平年10/21より7日遅い)。見頃へのスイッチ(5℃)はまだどこも入っていません
  • 今週末(11月7〜8日)は色づき始め。神戸は両日とも晴れの予報ですが、朝の最低気温は12〜13℃で、スイッチは入らない見込みです
  • 週間予報では10日に神戸11℃、11日に9℃まで下がる見込み。予報どおりなら有馬は10日ごろ、山上は11日ごろに5℃のスイッチが入り、見頃は有馬11/17〜12/1、山上11/18〜12/2ごろになります(山上はツールの表示とほぼ同じ、有馬は3日ほど遅い)
  • ねらい目は11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休で、山上と瑞宝寺公園がそろって見頃の計算。28〜29日も山上は見頃です。見頃のころの山上は朝3℃前後・昼10℃前後と冬の寒さです

※見頃の状態は日ごとに進みます。下のツールは気象庁の観測を毎日読み込んで自動更新されるので、出かける日を選んで最新の判定を確認してください。

六甲山の紅葉 見頃判定ツール(4スポット・毎日自動更新)

スポットと行く日を選ぶと、その日の紅葉の状態(色づき前・色づき始め・見頃・見頃過ぎ・落葉)と、2026年の見頃の計算、今年の8℃・5℃の到達日が表示されます。グラフの橙の線は今年の推定最低気温で、気象庁の神戸の最新の観測を毎日自動で読み込んで更新されます。「補正」のボタンで、有馬温泉・瑞宝寺公園について例年の見頃に合わせた計算と標高だけで補正した計算を切り替えられます。

六甲山の紅葉 見頃判定ツール(4スポット・毎日自動更新)
スポット
補正
行く日
気象庁の観測を読み込んでいます…
推定最低気温(今年と平年)
橙の線が2026年(神戸の日最低気温を補正)、灰色が平年(1996〜2025年の平均、前後3日で平滑化)。点線は色づき始めの目安8℃と、見頃へのスイッチの目安5℃。
行く日の4スポットの状態
※見頃は「推定最低気温が初めて5℃以下になった日の7〜21日後」として計算(当サイトの大山・蔵王などの紅葉の記事と同じ目安)。まだ5℃に届いていないスポットは、1991〜2025年のうち同じ日までに5℃に届かなかった年の「5℃到達日」の中央値を今年の到達日と仮定しています(11月30日までに届かなかった年は「12月以降」として数えています)。状態は、見頃の開始10日前(または8℃到達後)から「色づき始め」、見頃の期間を「見頃」、終わりから10日間を「見頃過ぎ」、その後を「落葉」としています。観測所:4つとも神戸(兵庫県神戸市、標高約5m)。
補正について:「標高だけで補正」は標高100mにつき0.6℃(山上は神戸より約5.6℃、中腹は約4.2℃、有馬は約2.4℃低い)。「例年の見頃に合わせる」は、標高だけの補正では見頃が例年より約3週間遅く出る有馬温泉・瑞宝寺公園だけ、紹介されている例年の見頃(11月上旬〜中旬)の真ん中に平年の見頃の真ん中がくるように補正を決めています(神戸−6.7℃相当)。これは見頃の時期を合わせるための値で、実際の気温差そのものではありません。山上・中腹・神戸の街なかは、どちらのボタンでも同じ計算です。「行く日の平年の朝・昼」は、どちらのボタンでも標高だけの補正の気温です。中腹と有馬の標高は地形からのおおよその推定です。

ツールの見頃の目安(5℃到達日の7〜21日後)は、大山や蔵王の紅葉の記事と同じです。六甲山の気温は、長期の毎日のデータがそろう神戸(標高約5m)の観測を補正して使っています。標高100mにつき0.6℃で補正すると、山上(931m)は神戸より約5.6℃、ロープウェー沿いの中腹(約700m)は約4.2℃、有馬温泉(約400m)は約2.4℃低い計算です。ただし、有馬温泉・瑞宝寺公園はこのまま計算すると見頃が例年より3週間ほど遅く出てしまうため、ツールでは有馬だけ、例年の見頃に合わせた補正を最初に表示しています(理由は下のデータ①で説明します)。

図解:六甲山の紅葉は「山上と有馬の谷」が先、海側の神戸の街はずっとあと

紅葉は、朝の最低気温がおよそ8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回るころから見頃に向かうといわれます(2026年の紅葉はいつ?最低気温8℃のしくみ)。気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるので、ふつうは「山の上ほど早く、ふもとほど遅い」順番で見頃が下りてきます。六甲山も、山上と海側の神戸の街を比べるとその順番どおりです。

六甲山の紅葉は「山上と有馬の谷」が先、海側の神戸の街はずっとあと 大阪湾(南) 六甲有馬ロープウェー(12分) 六甲山上(最高峰931m) 平年の見頃 11/11〜11/25(気温は神戸より約5.6℃低い) ロープウェー沿い 見頃は山上と有馬の間の時期 有馬温泉・瑞宝寺公園(約400m) 谷あい・平年の見頃 11/3〜11/17 (時期合わせの補正:神戸−6.7℃相当) 神戸の街(約5m・観測所) 見頃の計算は12月以降 観測所は海沿いの神戸。山上は約930m高く、有馬は山の北側の谷にある
図:六甲山の南北の断面と、スポット別の平年の見頃の計算(神戸の1996〜2025年の日最低気温を補正し、5℃到達日の7〜21日後として筆者作成)。山上は標高による補正(気温差約5.6℃)。有馬は、見頃の時期を例年に合わせるための補正(神戸−6.7℃相当)で、実際の気温差そのものではありません。有馬の標高は地形からのおおよその推定です

ところが、山の北側の有馬温泉・瑞宝寺公園は、標高が山上より500m以上低いのに、例年の見頃(11月上旬〜中旬)は山上(11月上旬〜下旬)と同じか、むしろ早いくらいです。有馬は山に囲まれた谷あいにあり、晴れて風の弱い夜には冷えた空気が斜面を下ってたまりやすい地形です。一方、観測所のある神戸は海沿いの街なかで、海の水温や街の熱のおかげで朝の冷え込みが弱めです。さらに、木の種類や日当たりによっても色づく時期は変わります。こうした理由で、神戸の気温を標高だけで補正しても、有馬の見頃の時期はうまく再現できないと考えられます。

この記事では、標高だけの補正で計算したうえで、紹介されている例年の見頃と比べ、ずれが出典の精度(上旬・中旬・下旬の約10日)を大きく超えるスポットだけ、例年の見頃に合うように補正の大きさを決め直しています。そのうえで「今年は平年より何日遅いか」を、同じ補正のまま計算しました。この補正は見頃の時期を合わせるための値で、気温の差そのものではないので、服装の目安には標高による補正の気温を使っています。

データ①:平年はいつ8℃・5℃になる?例年の見頃と計算を比べる

場所標高8℃到達(平年)5℃到達(平年)見頃の計算(平年)5℃到達(1996〜2005年)5℃到達(2016〜2025年)
六甲山上(最高峰931m付近)931m10月21日11月4日11/11〜11/2510月28日11月6日
中腹・ロープウェー沿い約700m(推定)10月27日11月14日11/21〜12/511月14日11月14日
有馬温泉・瑞宝寺公園約400m(推定)11月6日11月18日11/25〜12/911月16日11月26日
神戸の街なか約5m11月18日12月以降12月以降12月以降12月以降
神戸の日最低気温(平年=1996〜2025年の中央値)を標高100mにつき0.6℃で補正して筆者が計算。11月30日までに届かなかった年は「12月以降」として数えています

標高だけで補正した平年の見頃の計算は、山上が11/11〜11/25、ロープウェー沿いの中腹が11/21〜12/5、有馬温泉が11/25〜12/9。神戸の街なかは、1996〜2025年の30年のうち22年で11月中に最低気温が5℃まで下がらず、計算上の見頃は12月以降になります。

例年の見頃と合っている?ずれを検証

場所例年の見頃(紹介)標高だけの補正の計算計算のずれ(期間の中央で比較)例年に合わせた補正
六甲山上(931m)11月上旬〜下旬11/11〜11/25約2日遅い補正しない(出典の精度の範囲)
有馬温泉・瑞宝寺公園(約400m)11月上旬〜中旬11/25〜12/9約22日遅い神戸−約6.7℃相当(標高の補正は2.4℃)→平年の見頃 11/3〜11/17
(参考)ロープウェー沿い11月上旬〜下旬(区間全体)中腹(約700m)の1点で11/21〜12/5区間全体の見頃のため、1点の標高とは比べにくい補正しない
例年の見頃は、六甲山・瑞宝寺公園はるるぶ&more、ロープウェーはウォーカープラスの紹介による。上旬=1〜10日、中旬=11〜20日、下旬=21〜30日とし、期間の真ん中どうしを比べた。有馬の補正は、平年の見頃の真ん中が例年の見頃の真ん中に合うように決めた値。出典が旬単位なので、補正値には±0.5℃ほどの幅があります(6.2〜7.2℃のどれでも今年の見頃は同じ)

山上は、標高だけの補正でも計算(11/11〜11/25)が例年の「11月上旬〜下旬」の中に収まり、ずれは期間の真ん中どうしで約2日。出典の見頃は旬単位(約10日)の情報なので、この差はその精度の範囲です。山上は、神戸の観測を標高で補正した計算と例年の見頃がよく合っているので、補正はそのまま使います。なお、山上の紅葉スポットには最高峰より少し低い場所も多く、931mの計算はいちばん寒い側の想定です。

一方、有馬温泉・瑞宝寺公園は約22日(約3週間)も計算が遅く出ました。例年の見頃に合わせるには、標高の補正(2.4℃)ではなく神戸−約6.7℃相当の補正が必要になります。これは「有馬の朝が神戸より6.7℃低い」という意味ではなく、上の図解で説明した谷あいの冷え込みや海沿いの観測所のくせ、木の種類による色づきの時期の違いなどを、まとめて見頃の時期に合わせた値です。補正値を6.2〜7.2℃の範囲で変えると平年の見頃が動くため、平年との差には数日の幅があります。

ロープウェーの例年の見頃(11月上旬〜下旬)は、六甲山町駅から有馬温泉駅までの区間全体の情報です。中腹(約700m)の1点を標高だけで補正すると平年の計算で11/21〜12/5と遅く出ますが、区間の上端の山上と下端の有馬の見頃を合わせた期間を、ロープウェーから見る紅葉の目安にするのが実際的です(今年は11/14〜12/3ごろ)。

1996〜2005年と直近10年(2016〜2025年)の5℃到達を比べると、標高だけの補正で山上は10/28→11/6、有馬温泉は11/16→11/26と、どちらも9〜10日ほど遅くなっています。色づき始めの8℃到達も、山上で10/18→10/21、有馬で10/29→11/8と遅れました。秋の冷え込みが遅くなっていることは、秋が短いのはなぜ?でも取り上げています。

データ②:2026年は?10月下旬も暖かく、色づき始めは平年より遅れる見込み

神戸の今年の9月の最低気温の平均は23.4℃で、平年(1996〜2025年の平均22.9℃)より0.5℃高め。10月1〜18日の最低気温の平均は18.7℃で、平年(18.3℃)より0.4℃高く(10月20日時点の集計)、10月下旬も21日21.2℃、25日22.0℃と暖かい朝がありました。冷え込んだのは10月28日の12.7℃と29日の11.8℃で、山上の推定は28日に7.1℃。山上は10月28日に色づき始めの8℃を下回りました(平年10/21より7日遅い)。有馬(例年合わせの補正)も同じ28日、中腹は29日に8℃を下回っています。

山上が5℃を下回るには神戸で10.5℃以下、有馬(例年合わせの補正)は11.7℃以下まで冷え込む必要があります。11月に入ってからの神戸の朝は13.9〜16.1℃(1〜4日)で、まだ届いていません。近畿の10月後半の高温は、10月21日以降の真夏日は58年で6回でも取り上げています。

年8℃到達5℃到達見頃の計算
2026年10/28まだ(11/4時点)11/19〜12/3(予想)
2025年10/2811/411/11〜11/25
2024年11/711/711/14〜11/28
2023年10/2211/1311/20〜12/4
2022年10/2011/1511/22〜12/6
2021年10/1811/1211/19〜12/3
2020年10/1711/411/11〜11/25
2019年11/211/611/13〜11/27
2018年10/2111/1611/23〜12/7
2017年10/2410/3011/6〜11/20
2016年10/1511/411/11〜11/25
2015年10/2511/2512/2〜12/16
2014年10/1810/2911/5〜11/19
六甲山上(931m付近)の推定最低気温が初めて8℃・5℃以下になった日と、そこから計算した見頃(神戸の日最低気温を標高100mにつき0.6℃で補正して推定)

直近12年の山上の5℃到達は10/29(2014年)〜11/25(2015年)と、年によって3週間以上の幅があります。2025年は11/4、2024年は11/7でした。今年はすでに平年(11/4)を過ぎていて、山上の5℃到達が11/13だった2023年や11/15だった2022年に近い、遅めの進み方です。

5℃のスイッチはいつ?週間予報から計算

気象庁の週間予報(11月4日17時発表)では、神戸の最低気温は6日15℃・7日13℃・8日12℃・9日12℃・10日11℃・11日9℃の見込みです。予報どおりなら、有馬(例年合わせの補正)は10日(推定4.3℃)、山上は11日(推定3.4℃)に5℃を下回る計算で、見頃は有馬が11/17〜12/1、山上が11/18〜12/2ごろになります。

ツールは、5℃に届くまでは1991〜2025年の「最新の観測日より後に初めて5℃以下になった日」の中央値で到達日を仮定して表示します(11月5日時点で山上11/12ごろ、有馬11/7ごろと仮定)。このため、ツールの見頃は山上11/19〜12/3、有馬11/14〜11/28と、予報から計算した日付と1〜3日ずれますが、どちらでも見頃の中心は11月下旬です。届いた日から実績にもとづく計算に切り替わります。

場所5℃到達(平年)5℃到達(今年の見込み)今年の見頃(ツールの予想)予報どおりの場合
六甲山上(標高の補正)11/411/12ごろ(中央値)11/19〜12/311/11到達→11/18〜12/2
有馬温泉・瑞宝寺公園(例年合わせの補正)10/2711/7ごろ(中央値)11/14〜11/2811/10到達→11/17〜12/1
(参考)中腹(約700m)11/1411/16ごろ(中央値)11/23〜12/7―
11月4日までの神戸の観測と、週間予報(11月4日17時発表)から筆者が計算。見頃は5℃到達日の7〜21日後

平年と比べると、山上は8日、有馬は11日遅いペースです。ただし「平年より何日遅いか」は補正のしかたで変わる数字で、有馬を標高だけで補正すると平年の5℃到達が11月中旬と遅く出るため、遅れは小さくなります。出かける日を決めるときは、見頃の日付のほうを目安にしてください。

データ③:見頃のころは何℃?神戸の街より何℃寒い?服装の目安

場所神戸の街より(標高による気温差)期間朝(最低気温)昼(最高気温)
六甲山上(931m)約5.6℃11/19〜12/3約3.3℃約10.0℃
ロープウェー沿いの中腹(約700m)約4.2℃11/14〜12/3(区間の目安:山上〜有馬の見頃を合わせた期間)約5.1℃約11.8℃
有馬温泉・瑞宝寺公園(約400m)約2.4℃11/14〜11/28約7.4℃約14.0℃
神戸の街なか(約5m)-11/19〜12/3(山上の見頃と同じ期間)約8.9℃約15.6℃
各期間の平年の気温(神戸の1996〜2025年の日最高・最低気温を標高100mにつき0.6℃で補正して平均)

見頃のころの山上は朝3.3℃前後・昼10.0℃前後で、同じ時期の神戸の街(朝8.9℃・昼15.6℃)より約5.6℃低い計算です。今年は見頃が遅いぶん、平年の見頃のころより1℃以上寒くなります。山上は風も強く、体感温度はさらに下がります。厚手のフリースや薄手のダウンに、風を通さない上着、手袋もあると安心です。有馬温泉は朝7.4℃前後・昼14.0℃前後の計算ですが、晴れて風の弱い朝は谷に冷えた空気がたまり、これより数℃低くなることもあります。

最低気温ごとの服装の目安は最低気温10度・15度の服装は?、名所と街の気温差は紅葉狩りの服装は?名所は街より何℃寒いで確かめられます。神戸の街から山上へ上がると、およそ「1か月先の神戸」の気温になると考えておくとわかりやすいです(神戸の12月中旬の平年〈1991〜2020年〉は最高11.9℃・最低5.6℃)。

過去の同じ時期の神戸の天気は、次のツールで日付を選んで確かめられます(選べる地点は神戸です。山上の気温は神戸より約5.6℃低くなります)。

読み込み中…

スポット別:見どころと見頃のサイン

  • 六甲山上(最高峰931m付近):神戸の街と大阪湾を見下ろす山の上の紅葉。紹介されている例年の見頃は11月上旬〜下旬です。今年の予想は11/19〜12/3。11月下旬が本番で、平年より8日ほど遅いペースです
  • 六甲有馬ロープウェー沿い:六甲山町駅と有馬温泉駅を約12分で結ぶロープウェーから、山肌の紅葉を見下ろせます。モミジ・ブナ・コブシ・イチョウなどが色づき、紹介されている例年の色づき始めは11月上旬、見頃は11月上旬〜下旬。区間の上の山上と下の有馬の計算から、今年は11/14〜12/3ごろが目安です
  • 有馬温泉・瑞宝寺公園(約400m):有馬温泉にある公園で、例年の見頃は11月上旬〜中旬と紹介されています。今年の予想は11/14〜11/28で、例年より遅く中旬〜下旬。温泉とあわせて楽しめます
  • 神戸の街なか(約5m):海沿いの街は冷え込みが遅く、今回の計算では5℃到達が11月中に来ない年が多数(30年のうち22年)で、見頃は12月以降の計算です。色づき始めの8℃到達の平年は11月18日で、山上の見頃の後半から街の木々が色づき始めます

この記事の見頃は気温から計算した目安です。出かける前には、ロープウェーや有馬温泉の観光案内が出している最新の色づき情報や、現地のライブカメラなどもあわせて確かめてください。ロープウェーの運行時間や道路の状況も、各施設や神戸市の案内で確認しておくと安心です。

見頃の時期の天気:雨は5日に1日、晴れやすい季節

神戸の1996〜2025年の観測で、山上の今年の見頃の予想期間にあたる11/19〜12/3に1mm以上の雨が降った日の割合は18%。およそ5〜6日に1日の計算です。有馬の見頃の11/14〜11/28も18%でした。11月は移動性高気圧に覆われて晴れる日が多い季節です。

日付(前後2日を含む)1mm以上の雨が降った日の割合
11月7日(土)21%
11月8日(日)20%
11月14日(土)18%
11月15日(日)18%
11月21日(土)16%
11月22日(日)14%
11月23日(月・祝)15%
11月28日(土)21%
11月29日(日)19%
神戸の日降水量(1996〜2025年)。各日付の前後2日を含む5日間で集計

ねらい目の11月21〜23日の3連休は、雨の割合が14〜16%と低めです。日付ごとの全国の天気の傾向は、11月14日の天気の傾向・11月15日の天気の傾向のページでも見られます。

もうひとつ気をつけたいのが朝の冷え込みです。山上の推定最低気温が初めて3℃以下になる日(霜が降りやすくなる目安)の平年は11/16ごろで、見頃の後半には霜が降りる朝も出てきます。車で山上へ向かう場合は、早朝の路面の凍結にも注意してください(スタッドレスタイヤはいつから?・初霜・初氷はいつ?2026年・初雪はいつ?2026年)。

週末カレンダー:今週末(11/7〜8)と11月の土日・祝日はどこが見頃?

日付六甲山上有馬温泉・瑞宝寺公園神戸の街なか
11月5日(木)色づき始め色づき始め色づき前
11月7日(土)色づき始め色づき始め色づき前
11月8日(日)色づき始め色づき始め色づき前
11月14日(土)色づき始め見頃色づき前
11月15日(日)色づき始め見頃色づき前
11月21日(土)見頃見頃色づき始め
11月22日(日)見頃見頃色づき始め
11月23日(月・祝)見頃見頃色づき始め
11月28日(土)見頃見頃色づき始め
11月29日(日)見頃見頃過ぎ色づき始め
11月4日までの観測をもとに、ツールと同じ方法で計算した見頃を土日・祝日に当てはめたもの(5℃到達は山上11/12ごろ・有馬11/7ごろと仮定)。週間予報どおりの場合は、有馬の見頃入りが11/17ごろになり、14〜15日は色づき始め、29日はまだ見頃。状態の区分はツールと同じ

今週末の11月7日(土)・8日(日)は、山上・有馬とも色づき始めの計算です。気象庁の週間予報(11月4日17時発表)では、神戸は7・8日とも晴れで降水確率は20%・10%、最低気温13℃・12℃、最高気温19℃・18℃の予想です(信頼度A)。紅葉狩りというより、色づき始めた山の様子を見に行く週末になりそうです。

11月14〜15日は、有馬・瑞宝寺公園が見頃に入るかどうかの境目(ツールの計算では見頃、予報どおりなら見頃の直前)。11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休は、山上と瑞宝寺公園がそろって見頃の計算で、今年のいちばんのねらい目です。28〜29日も山上は見頃が続きます。神戸の街なかは、11月下旬に色づき始めの計算です。

六甲山の紅葉を楽しむコツ

  • ロープウェーで山上と有馬を一度に:六甲有馬ロープウェーは六甲山町駅と有馬温泉駅を約12分で結んでいます。今年は11月下旬に山上と瑞宝寺公園の見頃が重なる計算なので、紅葉と温泉を1日で楽しめます
  • 日の入りは17時前:11月中旬の神戸の日の入りは16時55分前後(11月15日16時55分、筆者計算)。山の上は日が陰るのが早いので、散策は15時ごろまでに(日の入りが一番早い日はいつ?)
  • 朝晩の寒暖差が色を鮮やかにする:晴れて日中に光合成が進み、夜に冷え込むと赤い色素がつくられやすいといわれます(寒暖差が大きいのはいつ?)。毎日の寒暖差は寒暖差チェッカーで確かめられます
  • 山上は街より早く冬に:見頃のころの山上の朝は3.3℃前後で、神戸の街の真冬に近い寒さ。暖房の要る寒さです(暖房はいつから?)
  • 週間予報の信頼度もチェック:11月4日17時発表の兵庫県の予報では、7・8日の信頼度はA、9日はB。見頃の週末が近づいたら、雨の予報と信頼度を見比べて日にちを選びましょう

11月の気温の見通しは11月は暑い?寒い?2026年にまとめています。近畿のほかの紅葉は京都の紅葉 見頃2026、今週末に見頃の全国の名所は紅葉 見頃 今週末(11月7・8日)でまとめています。兵庫県とほかの県の11月の気温は、次のツールで比べられます。

よくある質問(FAQ)

Q. 六甲山の紅葉の見頃は2026年はいつですか?

当サイトの計算(11月5日時点)では、六甲山上(最高峰931m付近)が11/19〜12/3、有馬温泉・瑞宝寺公園(約400m)が11/14〜11/28ごろの予想です。ロープウェーから見る紅葉は11/14〜12/3ごろが目安で、神戸の街なかは12月以降の計算です。

Q. 今週末(11月7〜8日)は六甲山の紅葉は見頃ですか?

まだ見頃の前で、山上・有馬とも色づき始めの計算です。週間予報(11月4日17時発表)では神戸は7・8日とも晴れですが、朝の最低気温は12〜13℃で、見頃へのスイッチ(5℃)は入らない見込みです。

Q. 今年の六甲山の紅葉は遅いのですか?

遅めです。平年の計算と比べて、山上は8日、有馬温泉・瑞宝寺公園は11日遅いペースです。10月も暖かい朝が続き、色づき始めの目安の8℃を山上が下回ったのは10月28日(平年10/21)でした。遅れの日数は補正のしかたで変わりますが、見頃の日付はほとんど変わりません。

Q. 有馬温泉・瑞宝寺公園の紅葉はいつが見頃ですか?

例年は11月上旬〜中旬と紹介されていますが、今年の計算では11/14〜11/28ごろで、例年より遅い見込みです。週間予報どおり10日ごろに冷え込めば11/17〜12/1ごろになります。

Q. いつ行くのがおすすめですか?

11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休が、山上と瑞宝寺公園がそろって見頃の計算で、いちばんのねらい目です。神戸の観測では、この3日間の前後の雨の割合は14〜16%と低めです。

Q. 六甲山は神戸の街より何℃寒いですか?服装は?

標高で計算すると、山上は神戸の街より約5.6℃低く、今年の見頃のころ(11/19〜12/3)は朝3.3℃前後・昼10.0℃前後です。風も強いので、厚手のフリースや薄手のダウンに、風を通さない上着や手袋があると安心です。

Q. 神戸の街なかの紅葉はいつですか?

神戸の観測では、1996〜2025年の30年のうち22年で11月中に最低気温が5℃まで下がらず、この記事の方法では見頃は12月以降の計算です。色づき始めの目安の8℃到達は平年11月18日ごろです。

Q. なぜ最低気温で紅葉の時期がわかるの?

葉の緑の色素が分解され、赤や黄色が目立つようになるのは朝晩の冷え込みがきっかけで、最低気温が8℃を下回ると色づき始め、5℃を下回ると一気に進むといわれます。この記事では神戸の毎日の最低気温を補正して判定しています。

まとめ(11月5日時点)
  • 見頃は六甲山上が11/19〜12/3、有馬温泉・瑞宝寺公園が11/14〜11/28ごろの予想。ロープウェーからは11/14〜12/3ごろが目安
  • 平年より山上は8日、有馬は11日遅いペース。色づき始めの8℃は山上で10月28日(平年10/21)、見頃へのスイッチ(5℃)はまだ
  • 今週末(11/7〜8)は色づき始め。週間予報どおりなら10〜11日に5℃のスイッチが入る見込み
  • ねらい目は11月21日(土)〜23日(月・祝)の3連休。雨の割合は14〜16%と低め
  • 見頃のころの山上は朝3.3℃前後・昼10.0℃前後。風も強いので冬の装備で

出典:気象庁「過去の気象データ検索」(神戸の日最低・最高気温・降水量、1991〜2026年)、気象庁「平年値(1991〜2020年)」(神戸の日最高・最低気温)、気象庁「兵庫県の週間天気予報」(2026年11月4日17時発表)、るるぶ&more「六甲山・瑞宝寺公園の紅葉」(六甲山の最高峰の標高・例年の見頃、瑞宝寺公園の例年の見頃)、ウォーカープラス「六甲有馬ロープウェーの紅葉」(区間・所要時間・例年の色づき始めと見頃・主な木の種類)。中腹と有馬の標高は地形からのおおよその値で、見頃の期間は当サイトの推定です。実際の色づきは樹木の状態や天候で変わります。日の入りの時刻は筆者の天文計算による概算です。

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