こんにちは!気象予報士ののぶやんです。
10月16日(金)のお昼、12時40分に北海道から東海・伊豆諸島にかけての広い範囲に緊急地震速報(警報)が出ました。スマホの警報音とともに「千島列島で地震発生」と表示され、テレビなどでは「M9.9」と伝えられて、驚いた方も多かったと思います。ところが実際には強い揺れはなく、気象庁は12時48分に速報を取り消しました。
- 緊急地震速報(警報)の発表:12時40分ごろ。対象は北海道、東北、関東、北陸、甲信、東海、伊豆諸島(毎日新聞)
- 速報の内容:震源は千島列島、マグニチュード(M)9.9(気象庁の発表状況ページ)
- 実際の地震:カムチャツカ半島付近、深さ約160km、M6.9。国内で震度1以上を観測したのは函館市(震度1)だけ。津波の心配なし(気象庁の震源・震度情報)
- 取り消し:12時48分(集英社オンラインなど)
- 気象庁は14時から会見し、規模を「過大に推定」したと説明。原因は調査中で、「サイバー攻撃はなかった」と明言(毎日新聞)
元気象庁職員として、今回の騒ぎは他人事ではありません。そこでこの記事では、気象庁が公開している「緊急地震速報(警報)発表状況」の一次データを使って、①今回の速報が42回の続報(第1報〜第42報)の中でどう変わっていったか、②あなたの地域は何と予測されていたか、③2008年以降の警報342件は実際どれくらい「当たって」いたかを、ツールで確かめられるようにしました。
- 地震そのものは本当に起きていました(カムチャツカ半島付近、M6.9、深さ約160km)。速報は「地震がないのに出た」のではなく、震源の場所と規模(M)を大きく見誤ったものです。
- 速報の第1報〜第14報はM6.2〜7.6でしたが、第15報(地震波をとらえてから73.5秒後)でいきなりM9.9に。第17報(112.5秒後)で警報になり、第42報(600.5秒後)まで約10分間M9.9のままでした。
- 推定した震源(北緯48.2度・東経153.4度)は、実際の震源(北緯50.0度・東経158.1度)から約400kmずれていました。
- 警報の最終的な予測では、105の地域のうち81地域で「最大震度5弱以上」の可能性が示され、根室地方北部・南部は「震度5弱から7程度」。実際の最大震度は函館市の1でした。
- 2008年4月以降の警報342件のうち、実際に震度5弱以上だったのは197件(58%)、震度4が85件、震度3以下が56件。気象庁の一覧で観測震度が「なし」になっている警報は今回を含めて4件だけです。
- 誤報があっても、緊急地震速報が鳴ったらまず頭を守るのが正解。数秒の行動で、外れたときの損はほとんどありません。
【ツール】10月16日の緊急地震速報 42報リプレイ
緊急地震速報は、1回出して終わりではありません。地震波のデータが増えるたびに計算し直して「第○報」として何度も更新されます。今回は12時38分10.1秒に地震波をとらえてから、12時48分10.6秒の第42報まで42回の続報が出ました。スライダーを動かすか「再生」を押すと、推定した震源(オレンジ)とマグニチュードがどう変わったかを、実際の震源(赤い星)と比べながら見られます。
リプレイで見ると、はじめの約30秒(第1報〜第13報)は、震源が北海道の東の沖から千島列島ぞいに北東へ動きながら、Mは6.2〜7.6のあいだを行ったり来たりしています。このころの予測は「最大震度1〜3程度以上」(第2報だけ根室地方北部で震度4程度)で、警報の基準(震度5弱以上)には届いていません。
様子が変わったのは第15報(12時39分23.6秒、地震波をとらえてから73.5秒後)です。震源の位置と深さは第13報から変わらないのに、Mだけが7.3から9.9へ一気に2.6も上がりました。M9.9という数字は、観測史上最大の1960年チリ地震(モーメントマグニチュード9.5)をも上回る規模です。そして第17報(12時40分02.6秒)で北海道の根室地方北部に「震度5弱から7程度」の予測が出て、警報になりました。
【ツール】あなたの地域は何と予測された?(105地域)
警報が出たのは第17報と、予測を広げた第19報の2回です。都道府県を選ぶと、その中の地域(緊急地震速報で使う「地域」の単位)ごとに、第17報(警報1回目)と第19報以降(最後の予測)の予測震度、長周期地震動の予測階級、実際に観測された震度を並べて表示します。
| 地域 | 第17報(警報) | 第19報〜第42報 | 長周期地震動(予測) | 実際の震度 |
|---|
最後の予測では、予測の対象になった105地域のうち81地域で「最大震度5弱以上」の可能性が示され、46地域は予測の幅の上限が「震度7」でした。東京23区も「震度1から5弱程度」、仙台のある宮城県中部は「震度2から7程度」、札幌のある石狩地方中部は「震度4から7程度」という予測です。一方で、どの地域も予測の幅がとても広い(たとえば「3から7程度」)のが特徴で、計算した側も揺れの強さを絞り込めていなかったことがわかります。
もうひとつ見落とされがちなのが長周期地震動の予測です。高層ビルの上の階をゆっくり大きく揺らす長周期地震動について、最後の予測では105地域のうち91地域で「階級4」(はわないと動けない、固定していない家具の大半が移動する)、残る14地域でも「階級3」が予測されていました。これも、M9.9という規模の推定から自動で計算されたものです。
なぜ「M9.9」になった?緊急地震速報のしくみ
今回の原因は気象庁が調査中で、まだ発表されていません。ここでは、緊急地震速報がどのように計算されるのか、そしてどんなときに大きく外れやすいのかを、しくみから整理します。
緊急地震速報は、地震を「予知」するものではありません。すでに起きた地震の最初の小さな揺れ(P波)を地震計でとらえ、震源の位置と規模(M)を自動で計算して、強い揺れ(S波)が届く前に知らせるしくみです。気象庁が一般向けの「警報」を出すのは、最大震度5弱以上が予測されたときで、震度4以上が予測される地域が対象になります(大雨などの気象の警報との違いは注意報・警報・特別警報の違い、気象予報士試験での出題は学科専門⑦「警報・注意報・気象災害と防災情報」で解説しています)。
強い揺れが届くまでの時間は数秒〜数十秒しかないため、データが少ないうちに計算せざるをえないのが宿命です。そのため、次のような場合には予測が大きくずれることがあります。
- 観測網から遠い地震:日本の地震計の多くは陸上と日本近海にあります。千島列島やカムチャツカのように遠い地震では、震源をとり囲むように観測点を配置できず、位置や規模の誤差が大きくなりやすい。
- 深い地震:今回の地震は深さ約160km。深い地震は揺れの伝わり方が浅い地震と違い、震源から遠い場所が強く揺れる「異常震域」が出ることもあり、震度の予測が難しい。
- 規模の計算に遠い観測点のデータを使った場合:2020年7月30日の誤報では、震源を実際より北に誤って推定し、800km以上離れた母島の観測点のデータを使ったため、Mを7.3と過大に計算しました(気象庁はその後、Mの計算に使うデータを震源から700km以内に限定)。
- ほぼ同時に起きた別の地震や、機器のノイズ:2013年8月8日の誤報では、和歌山県北部の小さな地震(M2.3)とほぼ同時に、三重県南東沖の海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込み、M7.8と計算しました。
今回は、震源の位置と深さが第13報以降ずっと同じ(北緯48.2度・東経153.4度・深さ140km)のまま、第15報でMだけが7.3→9.9へ跳ね上がったのが大きな特徴です。どのデータがMを押し上げたのかは、気象庁の調査結果を待つ必要があります。なお、気象庁は会見で「サイバー攻撃はなかった」と説明しています。
速報の数字と、実際の地震を比べると
| 項目 | 緊急地震速報(第19報〜第42報) | 実際の地震(震源・震度情報) |
|---|---|---|
| 震源の場所 | 千島列島(北緯48.2度・東経153.4度) | カムチャツカ半島付近(北緯50.0度・東経158.1度) |
| 位置のずれ | 約400km(南西にずれて推定) | |
| 深さ | 140km | 約160km |
| 規模 | M9.9 | M6.9 |
| エネルギーの差 | Mが3違うとエネルギーは約3万2千倍(Mが1大きいと約32倍) | |
| 予測・観測した最大の揺れ | 根室地方北部・南部で震度5弱から7程度 | 函館市で震度1(ほかは震度1未満) |
| 津波 | (緊急地震速報は津波を予測しない。海外の地震の津波はこちら) | 津波の心配なし |
M9.9はどれくらい?東日本大震災の約22倍
M9.9とM9.0(2011年の東北地方太平洋沖地震)の差は0.9で、エネルギーにすると約22倍です。マグニチュードの大きさを自分で比べたい方はM9.9はどのくらい?マグニチュード比較電卓をどうぞ。観測史上最大の1960年チリ地震(モーメントマグニチュード9.5)も上回り、日本の観測史上最大の2011年の地震をはるかに超える、地球上でまだ観測されたことのない規模ということになります。今回の実際の地震(M6.9)と比べると、速報のM9.9は約3万2千倍ものエネルギーを想定していたことになります。
【ツール】緊急地震速報(警報)342件の答え合わせ
「緊急地震速報は外れが多い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。そこで、気象庁が公開している2008年4月28日〜2026年10月16日の警報342件(同じ地震で複数回出たものも1件ずつ数えています)について、実際に観測された最大震度を集計しました。年を選ぶと、その年の内訳と一覧が出ます。
| 発生日時 | 震央地名 | M | 実際の最大震度 |
|---|
全期間で見ると、警報342件のうち実際に震度5弱以上を観測したのは197件(58%)、震度4が85件(25%)で、震度4以上を合わせると282件(82%)。震度3以下は56件(16%)、一覧で観測震度が「なし」の警報は4件(1%)でした。
震度3以下が多かったのは、2011年(97件中39件)と2016年(31件中3件)です。どちらも大きな地震のあとに余震が続いた年で、ほぼ同時に起きた複数の地震を1つの大きな地震として計算してしまうことが、予測が過大になった主な理由とされています(2011年の地震については震度7を観測した地震の一覧も参考に)。2011年を除くと、震度3以下は245件中17件(7%)まで下がります。
| 期間 | 件数 | 震度5弱以上 | 震度4 | 震度3以下 | 観測なし |
|---|---|---|---|---|---|
| 全期間(2008〜2026年) | 342 | 197(58%) | 85 | 56 | 4 |
| 2011年 | 97 | 42(43%) | 16 | 39 | 0 |
| 2011年以外 | 245 | 155(63%) | 69 | 17 | 4 |
| 2019年以降 | 136 | 84(62%) | 45 | 5 | 2 |
緊急地震速報の誤報・過大予測の一覧(2008年以降、ほとんど揺れなかった4件)
342件のうち、気象庁の一覧で観測最大震度が「---」(観測なし)になっている警報は、今回を含めて4件です。どれも、予測した強い揺れが実際にはほとんど(または、まったく)なかったケースです。
| 日付 | 速報で推定した場所・M | 実際の地震 | 何が起きた? |
|---|---|---|---|
| 2009年8月25日 6時37分 | 千葉県東方沖・最大M6.6(第4報で警報) | 千葉県東方沖 M4.1 | 千葉県北東部などに震度4〜5弱程度を予測。その後の報でMは5.8に下がった |
| 2013年8月8日 16時56分 | 奈良県付近・M7.8(第1報で警報) | 和歌山県北部 M2.3 | 三重県南東沖の海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込み、規模を過大に計算。奈良県などに震度6弱〜7程度を予測 |
| 2020年7月30日 9時35分 | 房総半島南方沖・M7.3(第5報で警報) | 鳥島近海 M5.8(一覧の値はM6.0) | 震源を実際より北に誤って推定し、800km以上離れた母島のデータでMを過大に計算。関東などに震度4〜5強程度を予測 |
| 2026年10月16日 12時36分 | 千島列島・M9.9(第17報で警報) | カムチャツカ半島付近 M6.9(函館市で震度1) | 原因は調査中。第15報でMが7.3→9.9に跳ね上がり、北海道〜伊豆諸島に警報。約8分後に取り消し |
4件に共通するのは、実際の地震が小さいか、観測網から遠い場所で起きていたことです。2020年は、原因がわかったあとに気象庁が計算方法を改善しました(Mの計算に使うデータを震源から700km以内に限定)。今回も原因が特定されれば、再発防止の改善が行われるはずです。
取り消しのとき、なぜ同じ音が鳴ったの?
今回は「取り消しのお知らせでも、同じ警報音が鳴った」という声がSNSで多く見られました(集英社オンラインなど)。緊急地震速報をスマホに届ける「緊急速報メール」「エリアメール」は携帯電話会社が配信するもので、取り消しを知らせるメッセージも同じしくみで届きます。端末や機種によって、取り消しの通知でも警報と同じ音が鳴る場合がある、ということです。音を聞いたら画面の文面を確認し、「取り消し」とあれば揺れに備える必要はありません。
日本の地震の「今」をサイト内のデータで確かめる
今回の地震は国内では震度1でしたが、「最近大きな地震が多い気がする」という方は、当ブログの地震速報リアルタイム地図で今日の地震の回数と震度を確認できます。北海道の地震の起きやすさは、次のツールで全国と比べられます。
市区町村ごとの過去の震度や30年確率は北海道の市区町村別 地震リスクデータベース、自宅の備えは防災ツールひろば(わが家の地震リスク診断)で確かめられます。札幌にお住まいなら札幌市10区の揺れやすさランキングもどうぞ。
誤報があっても、緊急地震速報が鳴ったら頭を守る
今回のような誤報が続くと「どうせまた外れる」と思いたくなりますが、342件の答え合わせのとおり、警報の8割以上は実際に震度4以上の揺れを伴っています。そして2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震、2016年の熊本地震、2024年の能登半島地震のように、本当に強い揺れが来たときに数秒でも早く身を守れるかどうかが、けがを減らす分かれ目になります。「最近地震が多い?」と感じている方は最近地震が多いのはなぜ?2026年の検証も読んでみてください。
- 家の中:頭を守り、丈夫な机の下へ。棚・窓・照明から離れる。火を使っていても、揺れている間は無理に消しに行かない。
- 外:ブロック塀・自動販売機・ガラスの多いビルから離れ、カバンなどで頭を守る。
- 車の運転中:急ブレーキはかけず、ハザードランプをつけてゆっくり減速して道路の左側に止める。
- 鳴ってから1〜2分たっても揺れない:テレビ・ラジオや気象庁の地震情報で、実際の震度や「取り消し」を確認する。
外れたときに失うのは数十秒ですが、当たったときに守れるものはずっと大きい。誤報のあった日こそ、家具の固定や枕元の備えを見直すいい機会だと思います。自宅の地盤の揺れやすさは揺れやすい地盤ランキング(全国1,756市区町村)、避難先の確認はハザードマップの見方、お子さんの登園判断は地震のとき保育園は休み?が参考になります。
よくある質問
Q. 緊急地震速報の誤報(10月16日)はなぜ起きたのですか?
気象庁は、カムチャツカ半島付近で実際に起きたM6.9の地震(深さ約160km)を、千島列島で起きたM9.9の地震と過大に推定したと説明しています。詳しい原因は調査中で、気象庁は会見でサイバー攻撃はなかったと明言しました。速報の続報を見ると、第15報(地震波をとらえてから73.5秒後)で、震源の位置は変わらないままMだけが7.3から9.9に跳ね上がっています。
Q. 10月16日の緊急地震速報は何時に出て、何時に取り消されたのですか?
緊急地震速報(警報)は12時40分ごろ(第17報、12時40分02.6秒)に出され、12時40分41.6秒の第19報で対象を広げました。続報は12時48分10.6秒の第42報まで続き、12時48分に取り消されました。
Q. 実際の地震はどこで、どれくらいの揺れでしたか?
実際の地震はカムチャツカ半島付近(北緯50.0度、東経158.1度)、深さ約160km、M6.9でした。国内で震度1以上を観測したのは北海道函館市(震度1)だけで、津波の心配はありませんでした。
Q. M9.9はどれくらいの規模ですか?
マグニチュードは1大きくなるとエネルギーが約32倍になります。M9.9は2011年の東北地方太平洋沖地震(M9.0)の約22倍、観測史上最大の1960年チリ地震(モーメントマグニチュード9.5)よりも大きな規模です。今回の実際の地震(M6.9)と比べると約3万2千倍のエネルギーになります。
Q. 緊急地震速報の誤報は過去にもありましたか?
気象庁の一覧(2008年4月〜2026年10月16日)では、警報342件のうち観測最大震度が「---」になっているのは今回を含めて4件です。2009年8月25日(千葉県東方沖)、2013年8月8日(奈良県付近にM7.8と推定、海底地震計のノイズが原因)、2020年7月30日(房総半島南方沖にM7.3と推定、遠い観測点のデータでMを過大に計算)、そして2026年10月16日です。
Q. 緊急地震速報はどれくらい当たっているのですか?
2008年4月以降の警報342件のうち、実際に震度5弱以上を観測したのは197件(58%)、震度4は85件(25%)で、震度4以上は合わせて82%です。震度3以下は56件で、その多くは余震が続いた2011年(39件)に集中しています。
Q. 取り消しのとき同じ警報音が鳴ったのはなぜですか?
スマホの緊急速報メール・エリアメールは携帯電話会社が配信するしくみで、取り消しのお知らせも同じしくみで届くため、端末によっては同じ音が鳴ることがあります。音が鳴ったら画面の文面を確認し、「取り消し」とあれば揺れに備える必要はありません。
Q. また緊急地震速報が鳴ったらどうすればいいですか?
誤報があっても、鳴ったらまず頭を守り、丈夫な机の下に入るなど身の安全を確保してください。外ではブロック塀や窓ガラスから離れ、車の運転中はハザードランプをつけてゆっくり減速します。1〜2分たっても揺れなければ、テレビ・ラジオや気象庁の地震情報で実際の震度や取り消しを確認しましょう。
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- 市区町村別 災害履歴データベース
- 注意報・警報・特別警報の違い
- 10月16日12時40分の緊急地震速報(警報)は、実際に起きたカムチャツカ半島付近の地震(M6.9、深さ約160km)を、千島列島のM9.9と過大に推定したもの。12時48分に取り消し
- 第1報〜第14報はM6.2〜7.6。第15報(73.5秒後)でMが9.9に跳ね上がり、第17報で警報。推定震源は実際より約400km南西
- 最後の予測では105地域中81地域に「最大震度5弱以上」の可能性。実際は函館市の震度1だけ
- 2008年以降の警報342件のうち58%で震度5弱以上、82%で震度4以上を観測。一覧で観測震度が「---」(観測なし)の警報は今回を含め4件
- 原因は気象庁が調査中(サイバー攻撃は否定)。誤報があっても、鳴ったらまず頭を守る
出典・データについて
- 気象庁「緊急地震速報(警報)発表状況」(一覧、および2026年10月16日12時36分 千島列島・2020年7月30日・2013年8月8日・2009年8月25日の「緊急地震速報の内容」)
- 気象庁「震源・震度情報」(2026年10月16日 カムチャツカ半島付近の地震)
- 気象庁 報道発表「7月30日の緊急地震速報(警報)の改善について」(2020年8月7日)
- 気象庁 緊急地震速報評価・改善検討会 資料(2013年8月8日の事例)
- 毎日新聞「M9.9と過大に推定 サイバー攻撃なし 地震速報取り消しで気象庁」(2026年10月16日)、NHK、集英社オンライン(2026年10月16日)
- 件数・割合・位置のずれ・エネルギーの比は当ブログで計算(エネルギーはMが1増えると約31.6倍として計算)
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