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北海道
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愛知県の気候データ
猛暑日29.8日は全国5位、日照2,141時間も全国5位。大都市の炎暑と伊勢湾台風の記憶——明るさと厳しさを併せ持つ県です。10の指標について、全国順位・偏差値・月別データをまとめました。
この県の要点
すごしやすい月
4月・5月・10月・11月
晴れ48.5%は全国9位——三大都市圏でいちばん明るい空
すごしにくい月
7月・8月
猛暑日29.8日は全国5位。名古屋の夏は日本屈指の蒸し暑さ
強み
日照は全国5位
年2,141時間・降水は25位と少なめ。手堅く明るい気候
注意
名古屋の猛暑/伊勢湾台風型の高潮/南海トラフ地震
1959年の伊勢湾台風と、ゼロメートル地帯の教訓
気温
16.2℃
全国 20位
降水量
1,579mm
全国 25位
降雪量
12cm
全国 22位
日照時間
2,141時間
全国 5位
晴れの出現率
48.5%
全国 9位
湿度
66%
全国 38位
01月別データ ── いつ行くのがよいか
まずは結論から。12ヶ月を1枚にまとめました。旅行や引っ越しの時期選びなら、これだけで判断できます。
1月○ 晴れ60%・伊吹おろし
9.3 / 1.1 ℃
晴れ60%の冬晴れ。伊吹おろしが体感温度を下げる
2月○ 晴れ56%・春はまだ先
10.5 / 1.4 ℃
晴れ56%・雪の日10%。三寒四温で春へ向かう
3月○ 良好
14.5 / 4.6 ℃
日照200時間に回復。風は3.5m/sと年間最強の月
4月◎ ベスト
20.1 / 9.7 ℃
昼は20.1℃。桜と新緑の絶好の行楽期
5月◎ ベスト
24.6 / 14.9 ℃
日照206時間は年間1位。爽やかな最良の月
6月△ 梅雨入り・187mm
27.6 / 19.4 ℃
梅雨入り。晴れは29%まで減り、蒸し暑さが始まる
7月✕ 梅雨末期と猛暑の重なり
31.4 / 23.5 ℃
梅雨明けから猛暑へ。昼31.4℃・熱帯夜が始まる
8月✕ 昼33.2℃・猛暑の頂点
33.2 / 24.7 ℃
昼33.2℃・熱帯夜15日。名古屋の夏の頂点
9月△ 台風・秋の長雨
29.1 / 21.0 ℃
台風と秋雨で月232mmは年間最多。二百十日の警戒月
10月◎ ベスト
23.3 / 14.8 ℃
晴れ50%と高い空。行楽シーズンの幕開け
11月○ 秋晴れの紅葉月
17.3 / 8.6 ℃
晴れ58%と乾いた空気。紅葉と冬支度の月
12月◎ 晴れ61%は年間1位
11.7 / 3.4 ℃
晴れ61%は年間1位。乾いた明るい師走の空
気温は「最高 / 最低(℃)」の平年値。左の色は過ごしやすさ(緑=ベスト/橙=注意/赤=厳しい)。
| 月 | 過ごしやすさ | 平均気温最高 / 最低 ℃ | 晴れ率% | 降水量mm | 降雪量cm | 日照時間時間 | 湿度% | 風速m/s | 紫外線UV指数 | 台風接近数 個/年 | 地震107年分の合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | ○ 晴れ60%・伊吹おろし | 9.3 / 1.1 | 60 | 51 | 4 | 175 | 64 | 3.1 | 1.8 | - | 297 |
| 2月 | ○ 晴れ56%・春はまだ先 | 10.5 / 1.4 | 56 | 65 | 5 | 176 | 60 | 3.4 | 2.7 | - | 120 |
| 3月 | ○ 良好 | 14.5 / 4.6 | 53 | 116 | 0 | 200 | 58 | 3.5 | 3.6 | - | 173 |
| 4月 | ◎ ベスト | 20.1 / 9.7 | 48 | 128 | - | 200 | 59 | 3.3 | 4.6 | - | 159 |
| 5月 | ◎ ベスト | 24.6 / 14.9 | 44 | 150 | - | 206 | 64 | 3.1 | 5.3 | - | 124 |
| 6月 | △ 梅雨入り・187mm | 27.6 / 19.4 | 29 | 187 | - | 152 | 71 | 2.7 | 5.4 | 0.2 | 146 |
| 7月 | ✕ 梅雨末期と猛暑の重なり | 31.4 / 23.5 | 35 | 211 | - | 166 | 73 | 2.8 | 6.3 | 0.6 | 131 |
| 8月 | ✕ 昼33.2℃・猛暑の頂点 | 33.2 / 24.7 | 47 | 140 | - | 201 | 69 | 2.9 | 6.6 | 0.8 | 146 |
| 9月 | △ 台風・秋の長雨 | 29.1 / 21.0 | 39 | 232 | - | 160 | 70 | 2.8 | 4.9 | 1.2 | 168 |
| 10月 | ◎ ベスト | 23.3 / 14.8 | 50 | 165 | - | 169 | 68 | 2.7 | 3.4 | 0.7 | 133 |
| 11月 | ○ 秋晴れの紅葉月 | 17.3 / 8.6 | 58 | 79 | - | 167 | 66 | 2.6 | 2.3 | - | 120 |
| 12月 | ◎ 晴れ61%は年間1位 | 11.7 / 3.4 | 61 | 57 | 3 | 170 | 66 | 2.9 | 1.7 | - | 157 |
色の濃さ=数値の大きさ。気温だけ青=寒い/赤=暑いで塗り分けています。月の列は固定されるので、横にスクロールしても何月か分かります。地震の列に色を付けていない理由は、いちばん下の「出典・集計方法」に書きました。
この数値を引用する・CSVで保存する
愛知県の月別気候データ(平均気温・晴れ率・降水量・降雪量・日照時間・
湿度・風速・紫外線・台風接近数・地震観測回数)
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「愛知県の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)ほか
{{PAGEURL}}
2026年7月 取得
晴れ率(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
最高気温(月別・単位 ℃)。最大の月を強調しています。
降水量(月別・単位 mm)。最大の月を強調しています。
日照時間(月別・単位 時間)。最大の月を強調しています。
湿度(月別・単位 %)。最大の月を強調しています。
紫外線(月別・単位 UV)。最大の月を強調しています。
0210指標のかたち
「暑いのか寒いのか」「雨が多いのか少ないのか」は、単体の数字を見てもピンときません。全国47都道府県の平均を偏差値50として、10指標を1枚のチャートにまとめました。外側に張り出しているほど「多い・強い・高い」、内側にへこんでいるほど「少ない・弱い・低い」です。日照と晴れ率だけがすっと張り出し、残りは平均近くに収まった「明るくて手堅い」形をしています。
中央の太い十角形が偏差値50(=全国平均)、いちばん外の枠が偏差値70です。地震だけは値が一部の県に極端に偏るため、対数をとってから偏差値化しています。
正確な数値と順位、それぞれのランキングページへの入口は下の表にまとめました。「愛知県のことが知りたい」人はこのページで完結し、「他県と比べたい」人はランキングへ進めます。
| 指標 | 値 | 偏差値 | 全国順位 | 東海内順位 | 全国の中での位置 | ランキング |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 🌡️ 気温(年平均気温) | 16.2℃ | 53 | 20位/ 47位中 | 3位/ 4位中 | 平均気温ランキング → | |
| 🌧️ 降水量(年間降水量) | 1,579mm | 48 | 25位/ 47位中 | 4位/ 4位中 | 降水量ランキング → | |
| ⛄ 降雪量(年間降雪量(深さ合計)) | 12cm | 49 | 22位/ 47位中 | 2位/ 4位中 | 降雪量ランキング → | |
| 🌞 日照時間(年間日照時間) | 2,141時間 | 62 | 5位/ 47位中 | 2位/ 4位中 | 日照時間ランキング → | |
| 🌤️ 晴れの出現率(晴れの日の割合(58年集計)) | 48.5% | 59 | 9位/ 47位中 | 2位/ 4位中 | 晴れの出現率ランキング → | |
| 💧 湿度(年平均湿度) | 66% | 40 | 38位/ 47位中 | 3位/ 4位中 | 湿度ランキング → | |
| 🧴 紫外線(UV指数の年平均(推定値)) | 4.05 | 52 | 23位/ 47位中 | 3位/ 4位中 | 紫外線ランキング → | |
| 🍃 風速(年平均風速) | 3.0m/s | 51 | 19位/ 47位中 | 2位/ 4位中 | 平均風速ランキング → | |
| 🌀 台風(接近数(年平均)) | 3.5個/年 | 52 | 10位/ 47位中 | 1位/ 4位中 | 台風の接近数ランキング → | |
| 🌏 地震(震度1以上の回数(年平均)) | 17.5回/年 | 42 | 35位/ 47位中 | 4位/ 4位中 | 地震観測回数ランキング → |
この数値を引用する・CSVで保存する
愛知県の年平均気温は16.2℃(20位)、年間降水量1,579mm(25位)、
年間日照時間2,141時間(5位)、晴れの出現率48.5%(9位)。
出典:気象予報士のぶやんの学習帳「愛知県の気候データ」
気象庁 平年値(1991〜2020年)/名古屋地方気象台/
気象庁 震度データベース/防災科研 J-SHIS 2024年版/
当サイト58年独自集計(天気出現率)
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2026年7月 取得
0310の指標を、1つずつ読む
ここからは10の指標を1つずつ取り上げて、愛知県がなぜその数字になるのかを気象予報士の視点で解説します。数字そのものは上の表とチャートに出ていますので、ここでは「その数字を生んでいる仕組み」と「数字だけ見ていると誤解すること」を中心に書きます。
気温 ── 全国20位、猛暑日5位の「大都市の炎暑」
年平均気温16.2℃は全国20位、偏差値53——数字の上では「全国中位のやや暖かい県」です。ただし名古屋の体感は数字より暑い。都市化によるヒートアイランドと伊勢湾からの湿った風が、夏の名古屋を日本屈指の蒸し暑さにしています。
冬は冬日(最低0℃未満)が年23.8日・全国23位、真冬日は0日。1月の平均最高9.3℃と冬らしい寒さはあるものの、積雪はまれ。「伊吹おろし」の冷たい北西風が体感温度をさらに下げるのが名古屋の冬の特徴です。
夏は8月の平均最高33.2℃、猛暑日は年29.8日・全国5位。熱帯夜も25.6日・全国19位で、濃尾平野の熱気は夜まで残ります。海風の入る豊橋(3.3日)や渥美半島とは対照的——同じ県でも「名古屋の夏」は別格です。
| 夏と冬の「極値」 | 愛知県の値 | 全国順位 | くわしく |
|---|---|---|---|
| 猛暑日(最高35℃以上) | 29.8日 / 年 | 5位 / 47位中 | 猛暑日ランキング → |
| 熱帯夜(最低25℃以上) | 25.6日 / 年 | 19位 / 47位中 | 熱帯夜ランキング → |
| 冬日(最低0℃未満) | 23.8日 / 年・真冬日は0日 | 23位 / 47位中 | 冬日・真冬日ランキング → |
この3行が、年平均16.2℃という数字の中身です。猛暑日5位・熱帯夜19位と夏の暑さは全国上位、冬は伊吹おろしで冷える——年平均のマイルドさに隠れた「夏に厳しい」配分です。夏の冷房と熱中症対策には、全国20位という順位以上の本気度が要ります。
降水量 ── 全国25位、東海4県で最少の「ほどよい雨」
年間降水量1,579mmは全国25位、東海4県では最も少ない値です。周囲の山々が雨雲の水分を先に落とすため、濃尾平野は「雨の影」になりやすい地形。静岡(2,327mm)や三重(1,613mm)より一段少ない、ほどよい雨です。
それでも雨は、この県最大級の災害の記憶とつながっています。2000年9月の東海豪雨では名古屋周辺が記録的な大雨に見舞われ、都市機能が広範囲で麻痺しました。月別では9月の232mmが年間最多——秋雨前線と台風が重なる季節が、愛知の雨の本番です。
もうひとつ、雨の量では見えない指標が雷です。愛知県の年間雷日数は18.0日で全国25位と中位です。ただし大都市の弱点は雨水の行き場——「量より排水」が都市型豪雨の本質で、地下街・地下駐車場の浸水リスクは全国屈指です。
降雪量 ── 名古屋で12cm、伊吹おろしが運ぶ「風花の雪」
年間降雪量は12cm、全国22位。太平洋側の大都市としては意外に多い数字です。主役は冬の季節風が伊吹山地を越えて運ぶ雪雲——「伊吹おろし」に乗った雪が、濃尾平野の西寄りほどよく積もります。
雪の日の出現率は1月9%・2月10%。ちらつく日は毎冬ありますが、積もるのは年に数回です。ただし大雪の年には名古屋でも20cm前後の積雪があり、都市交通は雪に弱い——数年に一度の「本気の雪」が愛知の雪リスクです。
県内の差も大きく、岐阜県境に近い一宮・稲沢は積もりやすく、渥美半島はほぼ無雪。「関ケ原が雪なら尾張西部も警戒」——東海道新幹線の徐行区間と同じ雪雲の通り道を、愛知の西部は共有しています。
日照時間 ── 全国5位、大都市随一の「明るい空」
年間日照時間2,141時間は全国5位、偏差値62——東京・大阪を大きく引き離す、三大都市圏で最も明るい空です。冬の季節風は伊吹山地と鈴鹿山脈で雪を落とし、濃尾平野には乾いた晴れだけが届く——太平洋側気候の教科書的な配置です。
月別では5月の206時間が最長で、8月201時間・3月と4月の200時間が続きます。谷は梅雨の6月152時間と秋雨の9月160時間だけ。降水25位と日照5位の組み合わせは「雨は少なく、晴れは多い」——暮らしにも産業にも効く愛知の強みです。
旅行の計画に使うなら、ベストは晴れ50〜61%の10月〜12月と、新緑の4月・5月。梅雨(6月)と秋雨・台風期(9月)は雨の確率が高め——雨の日は美術館と味噌煮込みうどんに切り替えるのが名古屋流です。
天気出現率 ── 月別の晴れ・曇り・雨・雪
日照時間は「太陽が何時間出ていたか」の合計であって、「晴れの日が何日あったか」ではありません。旅行の日程を決めるときに知りたいのは、たいてい後者のほうです。そこで、その月にどの天気が何割の日に出たかを帯グラフにしました。帯の幅がそのまま出現率(%)です。
帯の幅がそのまま出現率(%)。 晴 くもり 雨 雪
この形にすると、愛知の空の性格が見えます。晴れの帯は12月61%・1月60%と冬に太くなる典型的な太平洋側型。梅雨の6月は29%まで細り、雪の帯は1月・2月にうっすら見える程度——「冬晴れの大都市」の形です。
特筆すべきはくもりの少なさ(23.8%・全国36位)。晴れが多いだけでなく、どっちつかずの曇天が少ないのが濃尾平野の空です。この帯グラフは気象庁の平年値(30年)ではなく、1968年から2025年までの58年分の観測を独自集計した値です。
4つの天気それぞれで全国順位を出すと、晴れは全国9位(48.5%)、くもりは36位(23.8%)、雨は25位(25.6%)、雪は26位(2.2%)。快晴日数30.5日は全国21位。「晴れは多く、雨とくもりは少なめ」——バランスで勝つ空です。
4つの天気それぞれの全国ランキング(かっこ内は愛知県の順位)
☀️ 晴れの出現率ランキング(9位)→ ☁️ くもりの日が多い県ランキング(36位)→ 🌧️ 雨の日が多い県ランキング(25位)→ ❄️ 雪の日が多い県ランキング(26位)→ 🔆 快晴日数ランキング(21位)→ 📊 天気出現率まとめ(晴/曇/雨/雪)→湿度 ── 年平均66%で全国38位、冬は乾き夏は蒸す都市の空気
年平均湿度66%は全国38位、偏差値40——全国平均より乾いた部類です。月別では3月の58%が底、梅雨末期の7月が73%の天井。名古屋の夏の「蒸し暑い」という体感は、湿度の絶対値よりも気温の高さとの掛け算で生まれています。
夏の湿りは、伊勢湾と太平洋からの南風の産物です。7月73%・8月69%に33℃前後の高温が重なると、暑さ指数(WBGT)は危険水準に達します。猛暑日5位の気温×夏の湿度——名古屋の夏の屋外活動は、WBGT基準での判断を基本にしてください。
冬から春の乾燥は、冬晴れの多さとセットです。洗濯物はよく乾き、布団も干せる快適さの一方で、空気の乾く季節は火災リスクが高まります。「冬春はカラカラ、夏はムシムシ」とメリハリで備えてください。
紫外線 ── 全国23位、晴れの多さがそのまま届く量に
UVインデックスの年平均は4.05で全国23位。ほぼ全国の中央値ですが、晴れの多さ(9位)がそのまま浴びる機会の多さにつながります。通勤・通学・部活動——大都市の紫外線は「日常の積み重ね」で効いてきます。
月別で注目してほしいのは、5月にすでに5.3(「強い」)へ達することです。日差しに体が慣れていない時期ほど油断しがち。ゴールデンウィークの行楽や運動会シーズンの校庭は、しっかり対策のしどころです。
ピークは8月の6.6。実質的な対策期間は5月から9月までです。雲があっても紫外線の6〜7割は地表に届くので、曇りの日を「大丈夫な日」と考えないでください。
「何月の何時が強いのか」は、月平均だけでは分かりません。下は晴天時のUVインデックスを月と時刻の両方で並べた表です。
晴天時UVインデックス早見表(月×時刻)
結論:7月の正午〜13時が最も強く9.2。 「非常に強い」に入るのは7月と8月の11〜14時だけですが、5月・6月の正午は7.5〜7.8で「強い」に達します。 気温がまだ過ごしやすい5月の昼にも、真夏に近い紫外線が降っていることが表から読み取れます。
| 月 | 8時 | 9時 | 10時 | 11時 | 12時 | 13時 | 14時 | 15時 | 16時 | 17時 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 0.0 | 0.4 | 1.1 | 1.9 | 2.4 | 2.4 | 1.8 | 1.1 | 0.4 | 0.0 |
| 2月 | 0.2 | 0.7 | 1.7 | 2.7 | 3.4 | 3.5 | 2.8 | 1.8 | 0.8 | 0.2 |
| 3月 | 0.4 | 1.3 | 2.7 | 4.0 | 4.8 | 4.7 | 3.8 | 2.5 | 1.2 | 0.4 |
| 4月 | 0.9 | 2.2 | 3.9 | 5.4 | 6.2 | 6.0 | 4.9 | 3.3 | 1.7 | 0.6 |
| 5月 | 1.5 | 3.1 | 5.0 | 6.7 | 7.5 | 7.2 | 5.9 | 4.0 | 2.2 | 0.9 |
| 6月 | 1.6 | 3.3 | 5.2 | 7.0 | 7.8 | 7.6 | 6.4 | 4.5 | 2.6 | 1.1 |
| 7月 | 1.8 | 3.7 | 6.0 | 8.1 | 9.2 | 9.1 | 7.7 | 5.5 | 3.2 | 1.5 |
| 8月 | 1.4 | 3.3 | 5.6 | 7.6 | 8.7 | 8.6 | 7.1 | 4.9 | 2.7 | 1.1 |
| 9月 | 0.9 | 2.4 | 4.2 | 5.9 | 6.7 | 6.4 | 5.0 | 3.2 | 1.5 | 0.4 |
| 10月 | 0.6 | 1.6 | 3.0 | 4.2 | 4.8 | 4.4 | 3.2 | 1.8 | 0.7 | 0.1 |
| 11月 | 0.2 | 0.9 | 1.9 | 2.7 | 3.1 | 2.8 | 2.0 | 1.0 | 0.3 | 0.0 |
| 12月 | 0.1 | 0.5 | 1.2 | 1.9 | 2.3 | 2.2 | 1.6 | 0.8 | 0.2 | 0.0 |
弱い0〜2中程度3〜5強い6〜7非常に強い8〜10極端に強い11以上
色は気象庁・WHOのUVインデックス区分そのものです。枠で囲んだ数字はその月のピーク。 6時台・7時台と18時以降は、一年を通してUVインデックスが1未満のため列から省いています(対策不要の水準です)。 値は雲のない晴天時の推計で、曇りの日は6〜7割程度に下がります。晴天時の値は緯度でほぼ決まるため、この表は九州北部〜中部の代表値です。愛知など東海地方では、この表より1割ほど弱めが目安です。それでも夏のピーク帯の強さは変わりません。
風 ── 全国19位、冬の「伊吹おろし」が名物の平野の風
年平均風速3.0m/sは全国19位、偏差値51——全国平均より少し強めです。遮るもののない濃尾平野と伊勢湾岸という地形が理由で、月別では春先の3月が3.5m/sと最も強く吹きます。この指標は代表地点の立地に左右されやすいので、順位だけを一人歩きさせないでください。
冬の名物が「伊吹おろし」です。伊吹山地から濃尾平野へ吹き下ろす冷たい北西風で、体感温度を実際の気温より数度低くします。渥美半島の伊良湖岬も強風で知られ、同じ県でも平野と岬で風はまるで別物です。
そして最大のリスクは台風の風と高潮です。1959年の伊勢湾台風では名古屋でも記録的な暴風が吹き荒れ、高潮が臨海部を襲いました。「平均3.0m/s」と「台風の暴風」は別物——伊勢湾に開いた県の宿命です。
台風 ── 接近は年3.5個、伊勢湾台風を語り継ぐ県
この表で台風の指標に使っているのは「上陸数」ではなく「接近数」です。先に理由を書きます。気象庁の「上陸」は台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することを指し、沖縄県は定義上どれだけ台風が通っても上陸に数えられません。上陸数で47都道府県を並べると、日本で最も台風の影響を受ける沖縄が最下位に並ぶという逆転が起きます。また上陸は中心が最初に達した1県だけを数えるため、隣県が大きな被害を受けても数字に表れません。中心から300km以内に入った回数を数える「接近数」なら、47都道府県すべてを同じものさしで、しかも毎年の値として比べられます。
「上陸」とは、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することをいいます。愛知県は紀伊半島から上陸した台風が通り抜けるコースの先にあたり、渥美半島・知多半島は暴風域の常連です。接近数は年3.5個・全国10位です。
接近で数えると、愛知を含む東海地方には年3.5個(気象庁平年値・1991〜2020年)。月別では9月の1.2個がピークで、8月0.8個・10月0.7個——夏の終わりから秋に重心があります。台風は「来やすい時期」がわかっている——つまり備えを計画できる災害です。市町村別の詳しい接近回数は台風の接近数ランキングで確認できます。
警戒すべきは高潮です。1959年の伊勢湾台風では高潮が名古屋南部の臨海部を襲い、全国で5,000人を超える犠牲者の多くがこの地域に集中しました。名古屋港周辺には海面より低いゼロメートル地帯が広がります——伊勢湾の奥に位置する愛知の台風対策は、風・雨に加えて「潮位」が第三の主役です。
地震 ── 過去の観測回数と、これからの確率
全国35位、東海4県では最も少ない回数です。107年間の合計は1,874回、年平均17.5回。1月が突出して多いのは1945年1月の三河地震(M6.8)とその余震が集計に含まれるためで、季節性ではありません。「揺れの回数が少ない」ことと「地震リスクが低い」ことは別問題——愛知はその代表例です。
東海4県の地震観測回数(震度1以上・回/年)
1919〜2026年の107年間の平均。バーの長さは静岡県を100%とした割合。出典:気象庁 震度データベース検索
「地震が少ない=安全」ではありません
この数字は過去に何回揺れたかであって、これから何回揺れるかではありません。2016年の前まで、熊本は「地震の少ない県」と見られていました——だからこそ、あの地震の教訓は重いのです。石川は2024年に、やはり「回数が多い県」ではないところで大きな被害が出ました。むしろ、回数が少ない県ほど耐震意識と備えが薄いという指摘があります。揺れ慣れていないぶん、家具の固定も備蓄も後回しになりやすいためです。過去の回数は防災の判断材料の半分でしかありません。
そこで、残り半分の「これからの確率」を並べます。地震調査研究推進本部(J-SHIS)が公表している、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率です。
過去の実績
約17.5回/年
震度1以上(1919〜2026年)・全国35位。107年間の合計は1,874回。過去にどれだけ揺れたか
これからの確率
48.0%
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率。愛知県庁位置・J-SHIS 2024年版(2026年7月取得)。これから揺れる可能性
足元の活断層
ほぼ0〜2%
恵那山−猿投山北部断層帯(M7.7程度)の30年以内の地震発生確率。地震本部 長期評価。1945年の三河地震の記憶も、この県の足元に
愛知の地震史は「内陸直下」と「海溝型」の二本立てです。1891年の濃尾地震(M8.0)では三河・尾張で2,339人、1945年の三河地震では2,306人が犠牲になりました。1944年の昭和東南海地震でも438人。そして次の主役は南海トラフ——県庁位置の30年確率48.0%は全国12位で、名古屋港周辺のゼロメートル地帯は津波と液状化の複合リスクを抱えます。回数35位に安心材料はひとつもない——それがこの県の結論です。
04県内の主要都市を比べる
同じ愛知県でも、名古屋と、東三河の豊橋、渥美半島先端の伊良湖、奥三河の稲武では顔が違います。都市の猛暑と、海風の温和、山里の冷涼——平野・海・山の三つの顔を持つ県です。
名古屋(名古屋市)県庁所在地
- 年平均気温
- 16.2℃
- 年間降水量
- 1,579mm
- 年間日照時間
- 2,141時間
- 猛暑日日数
- 29.8日
濃尾平野の大都市。猛暑日29.8日と日照2,141時間——「暑くて明るい」愛知の代表値。
豊橋(豊橋市)東三河・海風の街
- 年平均気温
- 16.3℃
- 年間降水量
- 1,651mm
- 年間日照時間
- 2,294時間
- 猛暑日日数
- 3.3日
東三河の中核都市。海風のおかげで猛暑日は3.3日——名古屋の1/9という涼しさが売り。
伊良湖(田原市)伊良湖・渥美の岬
- 年平均気温
- 16.4℃
- 年間降水量
- 1,642mm
- 年間日照時間
- 2,222時間
- 猛暑日日数
- 10.0日
渥美半島先端の岬。年16.4℃と県内最暖級で、風の強さで知られる海洋性気候。
稲武(豊田市)奥三河・高原の里
- 年平均気温
- 11.8℃
- 年間降水量
- 2,026mm
- 年間日照時間
- 1,950時間
- 猛暑日日数
- 0.5日
奥三河の高原の山里。年11.8℃と冷涼で、雨は2,026mm——「山の愛知」の代表。
05気象予報士の総括
10の指標を通して見ると、愛知県は「晴れて明るく、夏だけ日本屈指に厳しい大都市の県」だと言えます。日照5位・晴れ9位・降水25位と暮らしやすい数字が並ぶ一方で、猛暑日5位の夏と、伊勢湾台風・南海トラフという海に開いた低地のリスクを抱えています。
月別に分解すると、快適なのは春と秋——4月・5月と10月・11月です。試練は夏で、7月・8月は昼33℃前後・熱帯夜が続き、9月は秋雨と台風で月232mmの雨。「春秋に楽しみ、夏の暑さと9月の雨に備える」のが愛知の暮らしのリズムです。
そして9番目と10番目、台風と地震。台風は1959年の伊勢湾台風が残した高潮とゼロメートル地帯の教訓。地震は回数こそ35位ですが、南海トラフ30年確率48.0%(全国12位)に加えて濃尾地震・三河地震という内陸直下の記憶——「回数の少なさ」に頼れない県です。
春秋の晴れを楽しみ、名古屋の猛暑はWBGTで測り、台風は「潮位」を見て、南海トラフとゼロメートル地帯を日常の前提にする——このページの結論はこの一行です。
06近くの県・気候が似た県と比べる
「愛知と岐阜って何が違うの?」に答えるための入口です。詳細ページが未公開の県は、47都道府県データの一覧表で該当行を確認できます。
よくある質問(愛知県の気候)
Q. 愛知県の気候の特徴は?
A. 年平均気温16.2℃(全国20位)、年間降水量1,579mm(全国25位)、年間日照時間2,141時間(全国5位)です。全国と比べると「日照に恵まれる」「空気が乾いている」が際立つ気候です。
Q. 愛知県では雪は積もりますか?
A. 平地で積もるのは年に数回です。年間降雪量の平年値は12cm(全国22位)にとどまります。
Q. 愛知県に台風は多いですか?
A. 台風の接近数は年平均3.5個で全国10位です。全国ではやや多めのグループで、接近は8月〜9月に集中します。
Q. 愛知県は地震が多いですか?
A. 震度1以上の揺れは年平均17.5回(全国35位)です。県庁所在地が今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は48%(全国12位)と評価されています。
Q. 愛知県で過ごしやすい季節はいつですか?
A. 気候データの上では4月・5月・10月・11月が過ごしやすい時期です。詳しくは本文の「月別の過ごしやすさカレンダー」をご覧ください。
07関連ページ
出典・集計方法・データの限界
- 気温・降水量・日照時間・湿度・風速
- 気象庁の平年値(1991〜2020年)。県の代表値は名古屋地方気象台の観測値、県内都市は各地の気象台・観測所の値です。
- 偏差値と全国順位
- 全国47都道府県の代表観測点の値から当サイトが算出しました。
- 紫外線(UV指数)
- 日本国内の実測地点が限られているため、気象庁の紫外線解析値(推定値)をもとにした値です。実測値ではありません。
- 天気出現率
- 気象庁の日別天気概況をもとに、日ごとの天気を晴れ・曇り・雨・雪の4区分に集計(1968〜2025年の58年分・当サイト独自集計)。
- 降雪量
- 気象庁の平年値(降雪の深さ合計)。
- 地震
- 気象庁「震度データベース検索」で震度1以上を観測した回数(1919年1月〜2026年、観測点数の増加による影響を含みます)。
- 30年確率・活断層
- 地震調査研究推進本部/防災科研(J-SHIS)の公表値。
1日のうちで天気が変わった日は代表的な天気に寄せているため、天気出現率は体感と数%のずれが出ることがあります。
降雪量と地震の偏差値は、値が一部の県に極端に偏るため、対数変換したうえで算出しています。
台風の列について。月別表の台風は愛知県単独ではなく、東海地方への接近数の平年値(気象庁・1991〜2020年)です。たとえば「7月 0.6」は「毎年7月に平均0.6個接近する」という意味です。
地震の列について。月別表の地震だけ色を付けていません。1月が突出して多いのは「1945年の三河地震」とその余震の影響であって、季節性ではありません。年間にならすと約17.5回(1,874回÷107年)です。
監修:のぶやん(気象予報士)/最終更新:2026年8月2日
