「日本でいちばん猛暑日が多いのはどこ?」——暑い夏になると必ず話題になるこの疑問。熊谷?多治見?それとも意外なあの街?
今回は猛暑日(日最高気温35℃以上の日)の年間日数を、47都道府県と、全国の気温観測地点917地点(=ほぼ市町村単位)の両方でランキングにしました。
比較しやすいように偏差値つきにしています。
結果は「南の沖縄が最下位タイ」「県代表を超える伏兵の街」など、意外な発見だらけでしたよ。
どこが一番紫外線が強くて、どこが一番紫外線が弱いのかみていきましょう。

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このランキングの作り方——1970年代から2020年代まで「年代別」に独自集計
このランキングは、気象庁の「年ごとの値」の観測データから、1970〜2025年の56年分の猛暑日日数を1地点ずつ拾い、年代ごと(1970年代・80年代・90年代・2000年代・10年代・20年代)の平均を算出した独自データです。
記事中のランキング表は最新の2020年代(2020〜2025年の6年平均)を基準にしており、ツールでは各年代と平年値に自由に切り替えられます。
なぜ平年値(1991〜2020年)だけにしなかったのか?
それは、平年値では今の猛暑を表しきれないからです。たとえば東京の猛暑日は平年値で4.8日ですが、2020年代は16.8日と3.5倍。全国47地点の平均でも、1970年代2.4日→2020年代16.0日と半世紀で6.7倍に増えています。年代別に並べることで、「今どこが暑いか」だけでなく「いつから・どれだけ暑くなったか」まで見えるようにしました。
たとえば東京の猛暑日は平年値で4.8日ですが、直近6年の平均は16.8日と3.5倍。全国47地点の平均でも、平年値7.4日に対して直近6年は16.0日と2倍以上に増えています。
観測史上最も暑い夏を含む「いまの日本の暑さ」を映すため、あえて直近6年で集計しました。
集計のルールは次のとおりです。
- 気象庁「過去の気象データ」の年ごとの値から、日最高気温35℃以上の日数を1970〜2025年の56年分集計(気温を観測してきた全国969地点が対象。観測終了地点も過去の年代には含まれます)
- 都道府県ランキングは各都道府県の気象台(県庁所在地。ただし埼玉県は熊谷、山口県は下関、滋賀県は彦根)の値を使用
- 各年代とも観測が5年以上(2020年代のみ4年以上)ある地点だけを、その年代のランキング対象にしています
- 参考として真夏日(30℃以上)と、猛暑日の平年値(1991〜2020年)も併記
- 酷暑日(日最高気温40℃以上)も独自集計。気象庁の集計表には40℃の階級がないため、40℃到達の可能性がある地点の日別観測値をすべて確認して数えました(「酷暑日」は日本気象協会の呼称で、気象庁の正式な階級ではありません)
偏差値の見方
偏差値は「全国平均を50」として、平均からどれくらい離れているかを表す数値です(テストの偏差値と同じ考え方)。
- 偏差値50……全国平均レベル(都道府県の平均は年16.0日)
- 偏差値60以上……全国有数の猛暑エリア
- 偏差値70以上……別格の「猛暑の聖地」
【都道府県】猛暑日が多いランキング(偏差値つき)
まずは都道府県ランキングです。指標(猛暑日・真夏日・酷暑日)と期間(1970年代〜2020年代の年代別+平年値)をボタンで切り替えられます。バーの色と長さは、その期間内での日数の多さ(相対)を表します。
表でも確認できます。「倍率」は平年値に対する直近6年平均の倍率です。
| 順位 | 都道府県(地点) | 猛暑日 | 偏差値 | 平年値 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 京都府(京都) | 37.8日 | 71.8 | 19.4日 | 1.9倍 |
| 2位 | 埼玉県(熊谷) | 35.3日 | 69.3 | 18.1日 | 2.0倍 |
| 3位 | 山梨県(甲府) | 33.2日 | 67.2 | 16.9日 | 2.0倍 |
| 4位 | 岐阜県(岐阜) | 30.7日 | 64.7 | 16.7日 | 1.8倍 |
| 5位 | 愛知県(名古屋) | 29.8日 | 63.8 | 15.0日 | 2.0倍 |
| 6位 | 群馬県(前橋) | 29.2日 | 63.2 | 13.5日 | 2.2倍 |
| 6位 | 奈良県(奈良) | 29.2日 | 63.2 | 15.6日 | 1.9倍 |
| 6位 | 香川県(高松) | 29.2日 | 63.2 | 12.7日 | 2.3倍 |
| 9位 | 岡山県(岡山) | 28.2日 | 62.2 | 15.2日 | 1.9倍 |
| 10位 | 大阪府(大阪) | 27.3日 | 61.3 | 14.5日 | 1.9倍 |
| 11位 | 佐賀県(佐賀) | 26.2日 | 60.2 | 13.5日 | 1.9倍 |
| 12位 | 鳥取県(鳥取) | 25.8日 | 59.8 | 12.4日 | 2.1倍 |
| 12位 | 熊本県(熊本) | 25.8日 | 59.8 | 15.1日 | 1.7倍 |
| 14位 | 福井県(福井) | 21.2日 | 55.2 | 8.6日 | 2.5倍 |
| 15位 | 福岡県(福岡) | 21.0日 | 55.0 | 8.1日 | 2.6倍 |
| 16位 | 富山県(富山) | 19.7日 | 53.7 | 8.1日 | 2.4倍 |
| 17位 | 福島県(福島) | 18.5日 | 52.5 | 9.2日 | 2.0倍 |
| 18位 | 広島県(広島) | 18.2日 | 52.2 | 8.1日 | 2.2倍 |
| 19位 | 東京都(東京) | 16.8日 | 50.8 | 4.8日 | 3.5倍 |
| 20位 | 滋賀県(彦根) | 16.5日 | 50.5 | 4.6日 | 3.6倍 |
| 21位 | 栃木県(宇都宮) | 16.2日 | 50.2 | 5.9日 | 2.7倍 |
| 22位 | 長野県(長野) | 14.8日 | 48.8 | 5.1日 | 2.9倍 |
| 23位 | 山形県(山形) | 13.8日 | 47.8 | 5.8日 | 2.4倍 |
| 23位 | 愛媛県(松山) | 13.8日 | 47.8 | 5.1日 | 2.7倍 |
| 25位 | 島根県(松江) | 13.7日 | 47.7 | 6.2日 | 2.2倍 |
| 26位 | 鹿児島県(鹿児島) | 12.8日 | 46.8 | 6.1日 | 2.1倍 |
| 27位 | 和歌山県(和歌山) | 11.5日 | 45.5 | 6.2日 | 1.9倍 |
| 28位 | 徳島県(徳島) | 11.0日 | 45.0 | 4.6日 | 2.4倍 |
| 28位 | 大分県(大分) | 11.0日 | 45.0 | 5.8日 | 1.9倍 |
| 30位 | 茨城県(水戸) | 10.3日 | 44.3 | 3.1日 | 3.3倍 |
| 30位 | 石川県(金沢) | 10.3日 | 44.3 | 3.5日 | 2.9倍 |
| 30位 | 兵庫県(神戸) | 10.3日 | 44.3 | 4.7日 | 2.2倍 |
| 33位 | 三重県(津) | 9.8日 | 43.8 | 6.3日 | 1.6倍 |
| 33位 | 静岡県(静岡) | 9.8日 | 43.8 | 3.9日 | 2.5倍 |
| 35位 | 神奈川県(横浜) | 9.3日 | 43.3 | 2.0日 | 4.7倍 |
| 36位 | 新潟県(新潟) | 8.3日 | 42.3 | 3.6日 | 2.3倍 |
| 37位 | 宮崎県(宮崎) | 7.8日 | 41.8 | 5.2日 | 1.5倍 |
| 38位 | 長崎県(長崎) | 6.7日 | 40.7 | 2.8日 | 2.4倍 |
| 39位 | 高知県(高知) | 6.3日 | 40.3 | 3.0日 | 2.1倍 |
| 40位 | 宮城県(仙台) | 5.3日 | 39.3 | 0.9日 | 5.9倍 |
| 41位 | 千葉県(千葉) | 5.2日 | 39.2 | 2.2日 | 2.4倍 |
| 42位 | 秋田県(秋田) | 4.3日 | 38.3 | 1.6日 | 2.7倍 |
| 43位 | 岩手県(盛岡) | 3.7日 | 37.7 | 0.9日 | 4.1倍 |
| 44位 | 青森県(青森) | 2.2日 | 36.2 | 0.4日 | 5.5倍 |
| 45位 | 山口県(下関) | 2.0日 | 36.0 | 0.7日 | 2.9倍 |
| 46位 | 北海道(札幌) | 1.3日 | 35.3 | 0.1日 | 13.0倍 |
| 46位 | 沖縄県(那覇) | 1.3日 | 35.3 | 0.2日 | 6.5倍 |
1位は京都府! 上位は「内陸盆地」勢
都道府県1位は京都府(京都)の年37.8日(偏差値71.8)。
7月〜8月はほぼ2日に1日が35℃超えという計算です。
2位埼玉県(熊谷)35.3日、3位山梨県(甲府)33.2日、4位岐阜県30.7日、5位愛知県29.8日と続きます。
上位に共通するのは内陸の盆地・平野であること。
海風が届きにくく、山を越えた風がフェーン現象で昇温し、都市化の熱も加わって気温が振り切れます。「千年の都」京都は、いまや「猛暑の都」でもあるのです。
最下位は北海道と……まさかの沖縄!
最下位(46位タイ)は北海道(札幌)と沖縄県(那覇)の1.3日でした。
涼しい北海道はともかく、「南国の沖縄が最下位タイ」は意外ではないでしょうか。
このカラクリは実は、海にあります。
周囲を海に囲まれた沖縄は、海水温以上に気温が上がりにくく、35℃の壁をほぼ超えられません。
その代わり那覇の真夏日は年119.8日と全国トップクラス。
「一年の3分の1が30℃超えなのに、35℃にはならない」——上限つきの暑さが沖縄の特徴です。ツールの「真夏日」ボタンで、順位が激変するのを確かめてみてください。
同じ理由で、海沿いの山口県(下関)2.0日、高知県6.3日、宮崎県7.8日も意外な少なさ。「南だから暑い」のではなく「内陸だから暑い」が、猛暑日ランキングの鉄則です。
平年値と比べると「2倍」——猛暑は現在進行形
表の「平年値」列と見比べると、驚くことにほぼすべての県で直近6年が平年値の2倍前後になっています。全国平均では7.4日→16.0日(2.2倍)。
増え方が激しいのはむしろ涼しい地域で、北海道は0.1日→1.3日と13倍、宮城5.9倍、青森5.5倍。「猛暑日がなかった土地に猛暑日がやってきた」のがこの6年です。
なお平年値と直近6年は統計期間の長さが違うため、あくまで参考比較としてご覧ください。
【年代別】猛暑日は50年でどれだけ増えたか
ツールに「年代別」の切り替えを付けたので、その中身をまとめておきます。
47都道府県(気象台)の猛暑日を年代ごとに平均すると、増え方は一目瞭然です。
| 年代 | 猛暑日の全国平均 | 1970年代比 | その年代の地点別1位 |
|---|---|---|---|
| 1970年代 | 2.4日 | — | 京都 11.3日 |
| 1980年代 | 2.3日 | 1.0倍 | 多治見 8.6日 |
| 1990年代 | 5.6日 | 2.3倍 | 日田 19.0日 |
| 2000年代 | 6.4日 | 2.7倍 | 多治見 23.2日 |
| 2010年代 | 9.4日 | 3.9倍 | 館林 28.1日 |
| 2020年代(〜2025) | 16.0日 | 6.7倍 | 多治見 38.0日 |
1980年代までは「猛暑日は年に2日ほどの珍しい日」でした。
それが1990年代に倍増し、2010年代に約4倍、そして2020年代は1970年代の6.7倍・年16日に。
東京は1.5日→16.8日と11倍、京都は11.3日→37.8日です。
地点別1位の顔ぶれも、70年代の京都11.3日から2020年代の多治見38.0日へ——50年前の全国1位が、今なら全国平均以下という増え方です。
40℃以上の「酷暑日」は、さらに極端です。
| 年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | 00年代 | 10年代 | 20年代(〜2025) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| のべ日数 | 1日 | 0日 | 5日 | 11日 | 31日 | 58日 |
半世紀の酷暑日のべ106日のうち、55%が2020年以降に集中しています。
ちなみに70年代唯一の1日は、1978年8月3日に酒田(山形県)が記録した40.1℃。当時は「50年に一度の椿事」だった40℃が、いまや毎年恒例になりつつあります。
上の都道府県ツール・下の地点別ツールで、ぜひ「1970年代」と「2020年代」を切り替えて、この変化を体感してみてください。
【市町村(地点)別】猛暑日が多いランキング(全国969地点・年代別)
続いて、全国917地点のランキングです。
続いて、全国のアメダス地点別ランキングです。検索ボックスにあなたの街や近くの地点名を入れてみてください。猛暑日は1970年代〜2020年代の年代別+平年値で切り替えられます(真夏日・酷暑日は2020年代のみ)。昔と今で、あなたの街の順位はどう変わったでしょうか?
岐阜県 多治見市38.0日偏差値 85.6
京都府 京都市37.8日偏差値 85.4
大分県 日田市37.5日偏差値 85.0
埼玉県 鳩山町36.7日偏差値 84.1
愛知県 豊田市36.5日偏差値 83.9
群馬県 桐生市36.2日偏差値 83.5
埼玉県 熊谷市35.3日偏差値 82.5
栃木県 佐野市34.8日偏差値 81.9
大阪府 枚方市34.7日偏差値 81.8
岐阜県 大垣市34.5日偏差値 81.6
岐阜県 美濃市34.5日偏差値 81.6
京都府 京田辺市34.3日偏差値 81.3
福岡県 太宰府市34.2日偏差値 81.2
山梨県 甲州市33.5日偏差値 80.4
兵庫県 福崎町33.5日偏差値 80.4
京都府 福知山市33.3日偏差値 80.2
群馬県 館林市33.2日偏差値 80.1
山梨県 甲府市33.2日偏差値 80.1
群馬県 伊勢崎市33.0日偏差値 79.8
福岡県 久留米市32.8日偏差値 79.6
| 順位 | 地点(都道府県・市町村) | 猛暑日 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 多治見(岐阜県・多治見市) | 38.0日 | 85.6 |
| 2位 | 京都(京都府・京都市) | 37.8日 | 85.4 |
| 3位 | 日田(大分県・日田市) | 37.5日 | 85.0 |
| 4位 | 鳩山(埼玉県・鳩山町) | 36.7日 | 84.1 |
| 5位 | 豊田(愛知県・豊田市) | 36.5日 | 83.9 |
| 6位 | 桐生(群馬県・桐生市) | 36.2日 | 83.5 |
| 7位 | 熊谷(埼玉県・熊谷市) | 35.3日 | 82.5 |
| 8位 | 佐野(栃木県・佐野市) | 34.8日 | 81.9 |
| 9位 | 枚方(大阪府・枚方市) | 34.7日 | 81.8 |
| 10位 | 大垣(岐阜県・大垣市) | 34.5日 | 81.6 |
| 10位 | 美濃(岐阜県・美濃市) | 34.5日 | 81.6 |
| 12位 | 京田辺(京都府・京田辺市) | 34.3日 | 81.3 |
| 13位 | 太宰府(福岡県・太宰府市) | 34.2日 | 81.2 |
| 14位 | 福崎(兵庫県・福崎町) | 33.5日 | 80.4 |
| 14位 | 勝沼(山梨県・甲州市) | 33.5日 | 80.4 |
| 16位 | 福知山(京都府・福知山市) | 33.3日 | 80.2 |
| 17位 | 甲府(山梨県・甲府市) | 33.2日 | 80.1 |
| 17位 | 館林(群馬県・館林市) | 33.2日 | 80.1 |
| 19位 | 伊勢崎(群馬県・伊勢崎市) | 33.0日 | 79.8 |
| 20位 | 久留米(福岡県・久留米市) | 32.8日 | 79.6 |
| 21位 | 揖斐川(岐阜県・揖斐川町) | 32.3日 | 79.0 |
| 22位 | 高梁(岡山県・高梁市) | 30.8日 | 77.3 |
| 23位 | 岐阜(岐阜県・岐阜市) | 30.7日 | 77.2 |
| 24位 | 府中(広島県・府中市) | 30.5日 | 77.0 |
| 25位 | 美濃加茂(岐阜県・美濃加茂市) | 30.3日 | 76.7 |
| 26位 | 豊中(大阪府) | 29.8日 | 76.2 |
| 26位 | 名古屋(愛知県・名古屋市) | 29.8日 | 76.2 |
| 28位 | 久喜(埼玉県・久喜市) | 29.7日 | 76.0 |
| 29位 | 豊岡(兵庫県・豊岡市) | 29.3日 | 75.6 |
| 30位 | 奈良(奈良県・奈良市) | 29.2日 | 75.5 |
地点別1位は多治見! 「暑さの聖地」がずらり
地点別の1位は多治見(岐阜県多治見市)の年38.0日。
2025年は1年で59日という驚異的な記録でした。
2位京都37.8日、3位は日田(大分県日田市)37.5日。
大分県は県代表(大分市)だと11.0日ですから、同じ県内で3倍以上の差です。
4位に入った鳩山(埼玉県鳩山町)36.7日にも注目。
「暑さの代名詞」熊谷(35.3日)を、同じ埼玉県の小さな町が上回っています。
5位豊田(愛知)、6位桐生(群馬)と、おなじみの「暑さの名所」が続きます。
猛暑日ゼロは160地点。「真夏日だらけなのに猛暑日ゼロ」の島も
一方、917地点のうち160地点は6年平均で猛暑日ほぼゼロ。
富士山(真夏日もゼロ)、酸ケ湯、えりも岬など、高い山と北海道・沿岸部が並びます。
軽井沢・奥日光・野辺山・草津といった避暑地の名門も、しっかりゼロを守りました。
面白いのは南の島々です。
南鳥島は真夏日152.7日(全国1位)なのに猛暑日ゼロ。
波照間も真夏日145.3日で猛暑日1.7日。
沖縄・奄美の島々は「ほぼ一年の4割が30℃超えなのに、35℃には届かない」という、多治見とは正反対の暑さなのです。
酷暑日(40℃以上)ランキング——この6年で40℃を経験したのは32地点だけ
さらに今回は、最高気温40℃以上の「酷暑日」も独自に数えました。2020〜2025年の6年間で40℃以上を観測したのは、全917地点中わずか32地点・のべ58日。全リストがこちらです。
| 順位 | 地点(都道府県・市町村) | 6年間の合計 | 年平均 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 伊勢崎(群馬県・伊勢崎市) | 7日 | 1.17日 |
| 2位 | 熊谷(埼玉県・熊谷市) | 4日 | 0.67日 |
| 2位 | 鳩山(埼玉県・鳩山町) | 4日 | 0.67日 |
| 4位 | 桐生(群馬県・桐生市) | 3日 | 0.50日 |
| 4位 | 浜松(静岡県・浜松市) | 3日 | 0.50日 |
| 4位 | 桑名(三重県・桑名市) | 3日 | 0.50日 |
| 7位 | 古河(茨城県・古河市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 佐野(栃木県・佐野市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 前橋(群馬県・前橋市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 館林(群馬県・館林市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 静岡(静岡県・静岡市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 天竜(静岡県・浜松市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 多治見(岐阜県・多治見市) | 2日 | 0.33日 |
| 7位 | 小松(石川県・小松市) | 2日 | 0.33日 |
| 15位 | 梁川(福島県・伊達市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 上里見(群馬県・高崎市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 秩父(埼玉県・秩父市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 所沢(埼玉県・所沢市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 八王子(東京都・八王子市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 青梅(東京都・青梅市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 府中(東京都・府中市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 勝沼(山梨県・甲州市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 名古屋(愛知県・名古屋市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 美濃(岐阜県・美濃市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 三条(新潟県・三条市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 中条(新潟県・胎内市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 福知山(京都府・福知山市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 柏原(兵庫県・丹波市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 西脇(兵庫県・西脇市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 久世(岡山県・真庭市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 高梁(岡山県・高梁市) | 1日 | 0.17日 |
| 15位 | 加計(広島県・安芸太田町) | 1日 | 0.17日 |
1位は伊勢崎(群馬県伊勢崎市)の6年間で7日。
2025年8月5日には41.8℃という国内観測史上最高も記録しています。
熊谷・鳩山の埼玉勢、桐生(群馬)と、おなじみ北関東・埼玉の「40℃クラブ」が上位に並びました。
ツールの「酷暑日」ボタンでは、ほぼ全地点が0日のため伊勢崎の偏差値が約219という規格外の数字になるのも、ぜひ見てみてください。
ちなみに、惜しくも40℃に届かなかったのが江川崎(高知)・久喜(埼玉)・海老名(神奈川)・風屋(奈良)。
いずれもこの6年の最高は39.9℃で、あと0.1℃の壁に阻まれています。
かつて41.0℃で国内記録を持っていた江川崎も、この6年では40℃ちょうどには届きませんでした。
県の順位だけ見ていると、あなたの街の暑さは分かりません
今回のランキングでいちばん伝えたいのは、猛暑は「県単位」ではなく「市町村単位」の現象だということです。
大分県は県ランキングでは11.0日(28位タイ)の「普通の県」ですが、内陸の日田は37.5日で全国3位。
京都府も、京都市の37.8日に対して日本海側の間人(京丹後市)は5.8日と、同じ府内で約7倍の差があります。
福岡市21.0日に対して太宰府34.2日、名古屋29.8日に対して豊田36.5日——県庁所在地より暑い「伏兵」は全国にいます。
引っ越しや夏のお出かけ先を考えるときは、県の順位ではなく、上の検索ツールでいちばん近い地点を確かめるのがおすすめです。
なお、猛暑日の日数は観測地点の環境(都市部か郊外か、標高など)にも左右される点はご承知おきください。
【参考】猛暑日と真夏日で見る「暑さの個性」
最後に、「暑さの個性」がよく分かる地点を並べてみました。猛暑日と真夏日のバランスに注目です。
| 地点 | 猛暑日 | 真夏日 |
|---|---|---|
| 多治見(岐阜県多治見市) | 38.0日 | 92.0日 |
| 南鳥島(東京都小笠原村) | 0.0日 | 152.7日 |
| 波照間(沖縄県竹富町) | 1.7日 | 145.3日 |
| 石垣島(沖縄県石垣市) | 0.7日 | 141.0日 |
| 那覇(沖縄県那覇市) | 1.3日 | 119.8日 |
| 軽井沢(長野県軽井沢町) | 0.0日 | 10.0日 |
| 富士山(山梨県) | 0.0日 | 0.0日 |
多治見型(振り切れる暑さ)と南鳥島型(上限つきの暑さ)、そして富士山(暑さゼロ)。同じ「夏」でも、こんなに違うんですね。
まとめ
今回の内容についてまとめました。
- 都道府県1位は京都府(年37.8日・偏差値71.8)。2位埼玉(熊谷)、3位山梨(甲府)。上位は海風の届かない内陸盆地が独占
- 最下位は北海道と沖縄が同率(1.3日)。那覇は真夏日119.8日と全国トップ級なのに35℃には届かない「上限つきの暑さ」
- 地点別1位は多治見の38.0日(2025年は59日!)。2位京都、3位日田。鳩山(埼玉)が熊谷を上回る4位に
- 全917地点中160地点は猛暑日ゼロ。富士山は真夏日もゼロ、軽井沢・奥日光など避暑地の実力も数字で証明
- 酷暑日(40℃以上)はこの6年でのべ58日・32地点のみ。最多は伊勢崎の7日で、2025年8月5日には41.8℃の国内観測史上最高も記録
- 年代別では、猛暑日の全国平均は1970年代2.4日→2020年代16.0日と6.7倍。ツールで70年代〜20年代+平年値を切り替えて比較可能に
- 直近6年平均は平年値の約2.2倍。東京3.5倍、北海道13倍——猛暑日は「いま増え続けている」現象
- データは気象庁「年ごとの値」2020〜2025年の独自集計。検索ツールで自分の街の暑さをチェックしてみてください
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以上が、「【偏差値つき】猛暑日・酷暑日が多い都道府県・市町村ランキング|70年代〜20年代の年代別×平年値で独自集計」でした。
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